毎年、この時期はこちらの年度末、なので、ばたばたするのですが
今年はさらにカタランの試験という余計なものも加わっているため、もうかなり精神的にもやられた5月・・・だったのですが
予想に反して5月後半、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
というのは、
ドイツの岡部ディアシュタインファミリーが2週間のマヨルカヴァカンスにやってきたため。
相当気心しれないと、この時期人をよぶことは不可能なのですが、なにせ、「洗濯しておいて」「サラダ作っておいて」とかいえる仲だし、夜までほとんど顔を見ることなく過ごしたけれど、夜は夕食のあと、とりとめない話をしてストレス解消できるし、こちらにとっても日々の嫌なことをリセットできる期間になって、有難い到来でした。
なんと彼らが来ている間、1泊でケルンの音大の入試のお手伝いに飛ぶことになり、夜11時ごろ帰宅したのですが、帰った私の格好を見て
「なんと寒そうな・・・」
寒かったですとも。寒すぎました。雨は降るし、日中も15度くらいしかないし、マヨルカでヴァカンス中の「ドイツ人」たちにも気の毒に思われる出張・・でした。
でも、やはりドイツ。スペインではありえない「各部屋」にスタインウェイ。状態もよくて、練習に使わせてもらっただけなのに感激。ケルンの音大はヨーロッパで規模的には一番大きな音大で、室内楽のレッスンにはアルバンベルクカルテットが来る・・という、泡を吹きそうなスケール。アジア人が本当に多くて、しかも聞こえるのは中国語。17年前私がいたドイツでは、アジア人というと日本人、そして韓国人が主だったのですが、やはり中国の勢いというのをここでも感じました。
マヨルカの市内にあるCasa Gallega「ガリシア料理の店」にて、魚の盛り合わせに驚くドイツ人夫婦。まずドイツでは食べられません。
この時期はいつも娘ちゃんたちの誕生日があるので、またまた我が家で合同誕生日会。
優子おばちゃんからタトゥセットをもらった子供たち。うちの結さんは「結もほしーーー!」
来週ある結の誕生日プレゼント決定。
クリスチャンパパに手伝ってもらって、全員タトゥ完成。岡部ディアシュタインファミリー、楽しい時間をありがとう!
さて、カタランですが。
これまで4回試験を受けまして、全滅です。5科目(筆記4科目、口頭1)を全部クリアーして初めて合格になるシステムになったので、私にはかなりきついのですが、案の定、口頭はパスするのに筆記の「ヒアリング試験」「文章問題」「慣用句試験」など、必ずどこかで不合格がでる。
で、7月4日が最後の試験なのですが、わたくし、もう「カタランを絶対絶対とってやるー!」という意気込みがなくなり、というか、ほとほと疲れ果て、たかが語学、もう少し肩の力を抜いて取り組むことにしました。もちろん、大学の職がどうなるか、ということが問題なのですが、ま、なるようになれ、解雇するならしてみろ、くらいの強気が復帰いたしました。なので、このあとどうなるかは10月にはっきりするのでまた報告します。それまではのんびりさせて・・・
6月13日に卒業試験も終了し、3週間の休みに入っています!
最初にしたことは
子供たちを美容院へ連れて行くこと。結さんの9月からの入園も決まりました。ナルと同じところへ通います。彼女の制服姿もお楽しみに。
ちなみに私もばっさり。ベリベリショートです。夏はこれに限る!
さて、これからですが、来週は結の3歳の誕生日、そして終業式、その翌週には日本から両親が来て、7月4日まで滞在。(同じ日にカタランの試験があるけれど・・・・)5日から私はガリシアで仕事です。まだプールでも泳いでないし、海にも行ってない。家族で私だけが水に入っていない。これから夏を満喫します。