島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

イタリア土産、作り置き

2022年04月27日 | Weblog
マスクなし出勤。
まずは…

あなたは誰?

があちこちで発生。
生徒たちです。
とくに一年生管楽器以外の生徒は今週初めてあなたの顔全部見た!というのが多くて新鮮。入学時からマスクだったのでね。
目鼻から下を覆われているとここまで顔が変わるのか、と驚きです。
人の顔は目で判断するものと思っていたけれど口元、顎のラインって結構大きなポイントなのかも。

すでにコロナにかかっても体調が悪くなければ自宅待機の義務はないので、逆にマスクをしていると「あなたコロナ?」ということになります。あくまで職場での話ですが。
実際事務室で二重マスクしている職員がいて聞いたらやはり陽性でした。なので今事務室に行く人はマスク持参です。なんなんだこの状況。

日曜日に帰ってきた男二人。
どっさり私にお土産を買ってきました。もちろん全て食料品。




この熟成月数が違うパルメザンチーズ、もちろんすりおろししないでカットしてそのまま食べますが、これもイタリアで買うと通常スペインで買う半額くらいの値段です。だいたい40ヶ月熟成なんてイタリアでしか見たことない。

明日から兄ちゃんは一人でマヨルカに残ります。そして週末はナショナルチームの合同稽古、前回はオビエドでありましたが、今回はマヨルカで。で、本土から来るチームメイトが泊まりにきます。

だから何か冷凍庫にあると嬉しいなぁ。

最近、自分で食事を作ってくれるのであまりやっていなかった作り置き。



ミートボールとピーマンのオイスター炒めとか



鶏肉の照り焼きとか

その他ミートソースとかを冷凍庫に詰め込んでいます。



あー疲れた、ワイン一杯ちょうだい、とお願いするとすぐに注いでくれる現金な息子。夜20:30でもキッチンから見る外はこの明るさ。嬉しいですね、





春休み終盤、さらばマスク

2022年04月23日 | 日常
4月20日からスペインはマスクの義務化がなくなりました。公共交通機関や指定された場所はマスク着用ですが基本的には屋内もノーマスク。
長かった2年間のマスク生活。

とはいえ、高齢者の殆どがマスクをしています。おそらくこれから暑くなるので徐々に外していくのでしょうが。
今日市場で久々にマスクなしの顔をお互いに見合い

あなた、綺麗ねー

だの

あなた、そんなにハンサムだった?

だの言い合うご機嫌スペイン人。お肉屋さんのお姉ちゃん、といっても私と同じ歳ですが

もうーあなた整形した?とかいう客がいるのよー

と、でもなぜかご機嫌。
こんなハッピーオーラ全開のスペイン人、私は嫌いじゃない。
おそらく、また少し感染者が増えるでしょう。実際北スペインは再び感染者増加でマスク着用を推奨します、といっているらしい。義務ではないが推奨。
私は月曜日から大学ですが、レッスンはどうしようかな。密室なのでする可能性大ですが。

で、春休み後半はNadalと兄ちゃんがミラノへ出かけていきました。兄ちゃんはショッピング、Nadalは息抜き、らしい。私とユイはお留守番です。来週からユイのコンクールが始まるので遊んではいられない。そのかわり、夏にはお疲れ様旅行しようね、と言っています。






ミラノではドナ宅に滞在しています。なんだか寒そうですね。

二人仲良く行動…なわけない。さきほどNadalから

一人で美術館でのんびりしています

とメッセージ。17歳の弾丸ショッピングにはドナが付き添ってる模様。
二人で行った意味はどこへ…

月曜日から三学期。三日間学校へ行った後、私達はセビリアへ向かいます。暑いらしいセビリア。



一足お先に春休み

2022年04月11日 | 日常
予報、ホントでした。連日20度超え。

木曜日に大学の仕事がひと段落。家族で春休み一番乗りです。
そのまま美容院へ。




待ちに待った青空!
市場のおっちゃん達もご機嫌で例外なくみんな天気の話。




Nadalからお疲れさん、とコーヒー豆をもらう。ナイス。

兄ちゃんはナショナルチームの合同稽古のため、週末オビエドへ。試合は旅費が出るのですが稽古は自費。
マヨルカからは兄ちゃんと国内三位の兄弟子、そして師匠が行ったのですが、師匠はもちろん旅費がカバーされているので直行便。ナルと兄弟子はマドリッドまで飛んでそこからマドリッド道場と合流して車でオビエドへ向かう、オビエド直行便は高いらしい…
マドリッドからオビエド、しかも全員財布が寂しいので高速道路を使わず行くらしい。計5時間の旅。

なにせ島横断でも1時間くらいしかかからないので、兄ちゃんにとって5時間ドライブは未知の世界。

常にヘッドフォンで音楽を聴いている兄ちゃん、車の中でそれはやめなさいよ、と念のため注意。
音楽は運転してる人(先輩)がかけたものを聴いてなさい。
あとはみんなで話してなさい。

え?5時間も話すの?

君一人が話すわけじゃないですから…

日曜日の深夜、疲れ果てた兄ちゃん帰宅。1時過ぎだったのですが迎えに行ったNadalと明日は学校に行くか否かを揉めながら家に入ってきました。
もうヘトヘトだよ、絶対起きれないよ。

私が起こしてあげるから行きましょう。

揉め事終了。
今朝眠そうに7時過ぎのバスに乗って登校して行きました。世の中そんなに甘くないのだ。



セージの花が満開です。



間引いた紫蘇を入れてサラダにしたり、つくねに入れたりして楽しんでいます。今年も大量生産の紫蘇。
太陽万歳!





寒い4月、息抜き

2022年04月03日 | 日常
3月のマヨルカの日照時間は通常3月の60%に満たなかった、と新聞で読みました。3月、普通はお庭に出て手入れしたりお茶飲んだりしてるはずなのに暗ーい空と毎日ご対面。当たり前だが気が滅入る。絶対北国には住めないです。




たっぷり雨水を吸い、重く垂れ下がるミモザ。


家に黄色があると気持ちが元気になります。そういえば私は小物は黄色が多いかも。

ナルは連日の稽古、ユイさんはコンクールの予備審査のための収録、と毎日忙しく過ごしているうちに4月になり…

寒い!先月より寒い!
フライブルクのあきこさんからは雪化粧したテラスの写真が送られてきました。4月だよ4月!



フルートのマスタークラスがあり、私は全く関係ないのですが食事だけは一緒にする、という不思議な関係。こんなに食べてこの後レッスンができたのか謎です。

土曜日の午前中、家にいると仕事してしまう気がしたので半ば強引に市場へ行き前から寄ってみたかった立ち飲みバーに行ってきました。お昼時だと整理券をとらないといけないほど混むので11時を目指します。



もともとパルマ市内にあるレストラン、Clandestiのシェフが魚市場内に立ち飲みカウンターを最近OPEN.これは絶対美味しいに決まってるはず。



こちらcabotiという稚魚。シラスです。ちょうど前日このcabotiのフリット(マヨルカの郷土料理)を家で作って食べたところだったのですが
ここでは生!初めてcabotiの生を食べました。
あまりに美味しくて作り方を聞いたらライムとオリーブオイルのみの味付けと言われたので来週家飲み用に作ってみます。



ウニがあったら食べるしかない、でしょう。





もっと食べたいというユイさん。
このあたりで稽古を終えたナルがやって来ました。いやいや…あなたがここで食べ始めたら破産です。
ここはお腹いっぱいにならないけどどうする?とまず牽制….

めちゃくちゃお腹空いてるからパン屋行ってくる

でかした兄ちゃん。とニンマリする非情なナダールと私。





混む前に四品、白ワイン一杯を堪能しました。ここはリピート決定



お肉、野菜売り場の立ち飲みバーは生ハムやチーズがメインでたいていはビールや赤ワインをみんな飲んでいます。土曜日なので大混雑。

今週は気温が20度まで回復するそうですがホントかな。