島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

クックパッド様々

2012年11月18日 | Food
ずいぶん前からクックパッドにはお世話になっているのだが、iPadを使うようになってから使う頻度が増えた気がする。

私の使い方は「今日はこんなものが食べたい」という感じで適当に材料をインプットして出てくるリストの中からピンときたものを作る。
ヒットしたもの、評判のいいものをリピートする時は自分で適当にアレンジしてアレンジしたレシピを自分のレシピ帳に記入して保存する。

つくれぽとかはまだ未経験。



こちら鶏のお酢風味アーモンド添え。
ご飯軽くニ膳はいく危険おかず。Nadalには大好評。子供には「まあまあかな」といわれる。



これまた鶏料理。
手羽どりとプルーンの煮込み。
これは今日のお昼に登場したのだが、台所にいた時間は約20分。あとはルクルーゼにお任せして練習。
練習後ご飯ができている、という優秀レシピ。
隠し味に醤油を入れました。
Nadal,子供達にも大好評。

この週末はお祝いと称し久々にシャンペンを開けました。



つまみは海老とフェンネルサラダ。



そして今日の夜はバジルソース入りオムレツ。



夜が有意義なのだ!!

さらばカタラン、あばよカタラン(長文)

2012年11月17日 | ひとりごと
今年の5月。怒涛のように受けていたカタラン語の試験期間。

知人から「この人に会いに行っておいで」とある人を紹介された。

ある人との面会は6月に行われ、今までの経緯、就職試験前の契約書、その後の契約書もすべて渡した。

彼女(ある人とは女性)は面会後私にこういった。

「私にすべてを一任してくれる?ただし結論が出るまでの期間、カタランは念のため続けておいて」

とても上の立場にいて多忙なはずの彼女、しかもスペイン人(正確にいうとマヨルカ人!)なのに夏休みあけから今どういう段階まで来ているかを丁寧に説明してくれる。

契約書に書かれている「3年以内にカタランCを取得すること」という3年が過ぎたのに学校側からは音沙汰なし。
同じ状況にいる同僚は6名。

10月末、ある人がとうとうこういった。
「近々学校側から報告があるはず」

そして驚愕の内容もその時点で聞くことになる。

これは法律で決まっているらしいのだが、公用語の取得の義務というのがあり、公的機関で働くものはその地域の公用語を取得することを強要されることがある。

ただし外国人に関しては、公用語を複数強要することはできない。
ようするに一つ取得できていればOK.

ここの公用語は

カステリャーノ(いわゆる標準語)とカタラン。

どう政権が変わろうとどうカタラニスタ(カタルーニャ独立支持者)が騒ごうと、この島からカステリャーノがなくなることはない。

そして私は列記とした日本人。
カステリャーノ取得の証明書は就職時にすでに提出済み。

つまり

最初から私には該当しない雇用条件だったのです!!!!

もちろん報告書には全員に該当する「音楽大学勤務の語学取得の条件」というのが書かれているらしいのだがあえてここでは省略。
私にとって大事なのは「該当すらしない」という事実なので。

そしてとうとう一昨日。
学校長から連絡が入りました。

すでに分かっていた内容を、さも初めて聞いたような顔をして聞きました。

「よかったわね~長い道のりだったけれど戦ってきた甲斐があった」

と、学校側が表立って戦ってきたようなことを言われ、それに関しても感謝感謝雨あられ的御礼を言ったが、本当はそうではない。
学校側は全くなにもしていません!!!!

目の前で膨大な報告書を読まれ、私たちの契約書に添付されることを聞いたので、その報告書のコピーがほしいというと、12月にあるpatronato(経営者団体)で可決したら渡す、といわれ

え?本決まりじゃないのー????

というと、本決まり確実だからこうやって正式通達してるんだ、
といわれ
さらに
急に経営者の半分が反対意見を唱えて可決しなかったら即効裁判になるから可決しないことはないです。

と断言した学校長。

報告書の最後にキラリンと光る政府の判子、その脇には

6月から親身になってくれた彼女のサイン。

勝利です!!!!

報告を受けるために呼び出しを受けた時は私は学校でレッスン中。

レッスンを中断して行ったためサックス科にあっという間に「ゆうこが呼び出された」と話が伝わり、校長室を出ると生徒たちが勢ぞろい。

で???

と聞かれ「ずっといるよーカタランなくなったよー」というと廊下中響き渡る声で

Siiiiiiiiiiiiii!!!!!!!!!!!!!

いやぁ嬉しかったです。

毎晩のカタラン地獄、土曜日の朝9時から行っていたカタランの授業からとうとう解放されるのだい。

正直まだ信じられないです。
無駄な時間とお金を使ってしまった、
とも言えるのだが、
ま、新しい語学、しかも地元の言葉をある程度分かるようになったといういい面もあるのでよしとしよう。




ここはアルゼンチン

2012年11月11日 | 日常
今週のお楽しみ行事は

義父主催のバーベキュー。

しかもアルゼンチン式BBQ!

過去に二回ほどアルゼンチン式BBQを試したことがあるのだが、共通点は去勢された雄牛のあらゆる部位を食べること。
日本でいうと鶏のあらゆる部分を食べる焼鳥に似てます。

なので図的にはかなりグロい。



こちら朝8時からスモークされてるそうな。



焼いているのはアルゼンチン人。
こんな部位を売っている肉屋、というのもパルマに数件しかないそうです。

私だけ途中参加でしたが、着いたときもまだ食事は始まっていなくテーブルセッティング中。





そわそわしてる人が一名....

内臓系が大好きなわたくしは、とにかくノンストップで雄牛くんを堪能しました。

義父が敷地内で飼う羊たちも興味津々。



そして先日生まれた仔羊。



食われるなよ...

一日早い義弟の誕生日のお祝いもついでなのでやってしまいました。
ケーキを持って行ってよかった!



7時過ぎにお開きになりましたが、今日の朝までお腹いっぱい。

アルゼンチンではこのBBQ毎週末やるそうです。焼く係りはお父さん。
スペインの週末パエリアに似てるのかな。

今週は肉はいらない...

おまけ。
おこぼれはいずこに...の村田さん。


×2

2012年11月09日 | 日常
明日は私だけ途中参加になるけれど楽しい集まりがあるのだ!

というわけで、持参するケーキ作成中。

定番の



生チョコケーキと



病みつきキャロットケーキ

宿題をやりながらやってますが、もはやどちらがメインか分からない状態。
悪天候らしいけれど楽しみ🎶

留守番ケーキ

2012年11月06日 | 日常
もう何年も前になるけれど、オーケストラで働いているJ子さんが

嫌いな指揮者が来ると週末はケーキを焼いておくの。
家に帰ったらケーキが待ってると思うと頑張れるのよ。

といっていた。その時の指揮者はカタラン人で、私も大嫌いな人だったなぁ。

当時はたいして忙しくなかったので、私もやってみよう、という風にはならなかったのだけれど

今週は地獄だ、と感じるとケーキを週末に焼くようになってかれこれ5年くらい経ち

考えてみたらこれはJ子さんテクニックなのでありました。

週末、いずみさん宅で出していただいたキャロットケーキに影響され

今週はキャロットケーキがお留守番してくれています。




脱・隙間風!

2012年11月04日 | 日常
先々週、4枚の窓を新調。
キッチン以外の窓がこれですべて新しくなりました。





冬の隙間風よ、さらば!



昨日からチップ暖炉を始動。昨年取り付けたこの暖炉に加え、一昨日この方も到着



玄関ホールに取り付けるチップストーブ。
工事は来週の予定。

懐は寒いが家は暖かい🍁

秋晴れ

2012年11月02日 | 日常
練習中、あまりにも空が綺麗だったので思わず一枚。



絵日記にでてくる雲みたい。

練習後はしぶしぶカタラン語の宿題を。
ちなみにカタランをやる人がめっきり減っております。
私もやめたいのだがここまできたからやはりカタランCがほしい。
でも面倒でモチベーション、ゼロなんだけれどね。

主に長文問題を中心に今年はやっているのだが、その内容が気に入らない。
これは数年前の実際の試験問題だが



カタラン語のWikipedia , その名もVikipedia(なぜこんなにインターナショナルなものの固有名詞の頭文字を変えなければいけないのかが謎)、これが大成功をおさめて学校教育にもおおいに役立っている、あーカタランって素晴らしい

という馬鹿馬鹿しい自己陶酔内容。
ほんと、こういうのばっかなのよ。
今月末にはカタルーニャの選挙もあるのだが、独立したいといっているわりにはスペイン国からの金銭的援助も要求している、という矛盾地区。

秋晴れなのに心は晴れない、のでありました。

もしも地震が....

2012年11月02日 | 日常
日本からお客さんが来るとよくいわれること。

ここで地震があったら大変だろうね。

大変ですとも。

家から見える建築中の大邸宅。まず骨組みからガラガラ崩れること間違いなし。

我が家の台所の





鍋たち。



瓶たち。

とある薬局の薬たち。



無防備だなぁとは思うのだが何年たってもこのまま。

きっとこの先もこのまま。


休憩日

2012年11月01日 | 日常
とうとう11月が来てしまった.....

今月は1週のぞいて週末なしの休みなし労働。
目標がないと頑張れないので、掲げたゴールは「日本で美味しいものを食べるために頑張りましょう!」
頑張れる気が....する。

ナルのほうも学校の宿題、チェロの課題に加速が付いてきてアップアップ状態。
夕方5時下校、帰宅5時半。ここから猛スピードで宿題とチェロをやるのですが、7時前にすべてが終わるのは稀。
8時には夕御飯なのでその前に遊びたいだろうに、要領が悪すぎて御飯直前まで課題が終わらないこともしばしば。
急いでやっても字が汚なすぎて読めない、やり直し!とかね。

過酷な8歳児。
大人も子供も息抜きしないと長距離レースの途中でダウンします。

今日11月1日から4日まで私以外はみな連休。
なので昨日は学校のお迎えの後、勉強禁止令を出し、街をブラブラ、子供達とお茶をしてきました。

行き先は



老舗C'an Juan de s'aigo
( ここで豆知識。このマヨルカの老舗の店名⬅マヨルカ語、は文法的に大きく間違っています。正解はCan Joan de s'aigua. カタラン語の片隅にいるマヨルカ語、もしかして1700年代は発音通りに書いても学校の試験は合格だったのかも。ちなみに今は完全にアウトな文法です)

1700年創業のお店。もともとは氷を山から運んでくるお店で、そこからアイスクリームを作る店になり、今日は老若男女が集う人気カフェ。時間帯によっては長蛇の列ができます。



ああ、嬉しい、のお兄ちゃんと



酔ってんのか??の妹ちゃん。

家に帰ると注文していた紅茶が届いていました。
幸せ宅急便。



コーヒーを家では飲まなくなり、週末以外はお酒も飲まなくなり、もともと好きだった紅茶を飲む頻度があがっています。夜も飲めるルイボスティはこのマリアージュ・フレールのものが香りがよくてお勧め。



ティータイムが嬉しい。

さて、今日もひと頑張り💪