島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

お土産

2014年02月25日 | 日常
お昼過ぎまで意識朦朧に近い時差ボケ。
一日フリーにしてよかった…

昨日は寝顔だけ見た子供達。
朝起きてママがいることに大喜びしてくれ、ナダールいわくサンタを超えたか?レベル。
今回は長かったからね。

でお土産を披露。これは長期であろうが短期であろうが、必ず何か買ってくる約束になっています。空港でチョコレート、とかでも許してくれます。

今回は。



ペルーのナショナルチームのユニフォーム。


世界三大コットンの一つのアルパカ人形。ハンドメイドで手触り最高。

リマは標高は低いのですが、世界遺産で有名なマチュピチュのある都市、クスコは標高3500m。頭がクラクラしてくると、南米の有名な処方箋としてコカ茶というのがあります。いわゆる高山病ね。
コカは麻薬のコカインの元になっている植物。
これを飲むと意識がハッキリするそうです。もちろん合法ですが、葉っぱは国外には持ち出し禁止です。税関で逮捕です。

が、フレーバーティーは持ち出し可。空港で売ってるくらいなので。
それでも念には念を入れました。
スペインに帰るんだけれど大丈夫?

乗り換えはありますか?という不思議な質問をされたのが謎でしたが、マドリー乗り換えでマヨルカです、というと、それは大丈夫です、といわれました。国によっては駄目なのでしょうか?

いつ使うかはよくわかりませんが話のネタに。



ナダールが、これは二日酔いとかにいいはず、というのですがほんとか?
二日酔いは置いといて、味を試してみたい。

帰宅

2014年02月25日 | 旅行
昨日の夜、マヨルカに到着。
寒い!そうだ、北半球は冬…

土曜日の午前中に最後のコンサートを無事終えました。



仕事終了!
カール•エマニュエルとマリーは今週も引き続きマスタークラスをやるため、終了ではないのですが、スペインチームは一日半のヴァカンス。

滞在ホテルをリゾートホテルにチェンジです。
ホテルのランクアップしようよ、とか、美味しいもの食べようよ、とか、そういう感覚が一緒だと旅行は楽しい、というか一緒じゃないと旅は出来ないと思うのですが、仕事の場合は相方のテイストが必ずしも一緒とは限らずストレスになることもあるのに、今回は見事にテイストが一緒の女友達感覚で実に楽しいフリータイムを過ごせました。



ホテルの屋上でアペリティフ中。
ミラフローレス区といって海辺の高級住宅街。

夜はフランスチームと合流、ホテル近くにあるMIKADOという人気レストランへ。ここは要予約です。







やはりペルーの食のクオリティは高い。
ここは和食とペルー料理のコラボ店で、ウニのセビチェは味付けはポン酢。またもやロドリーゴ唸る。

この後、このメンバーの打ち上げ、ということでレストランに紹介してもらったBARにうつり2時過ぎまで爆笑打ち上げ。



翌朝のホテルの朝ごはんがこれまたすごかった。バイキングのほかに、厨房に注文できるシステムになっていたので、フレンチトーストをオーダー。自家製マーマレードがかかっていて、41年の断トツ1位朝食。
海をみながら満足していると、二日酔いらしき同僚が降りてきて、二日酔いなのにメニューに惹かれ卵料理(しかも半熟)をオーダー。激ウマ~と嬉しそうなのも束の間、トイレへ消えていくやはりおバカな同僚。
私は今回の旅ではアルコールは控え目にしていたので色々健康面であったけれど胃は最後まで元気でした。よかった!

フライトは夜の9時なので、お昼にチェックアウトした後、ミラフローレスから車で10分くらいのバランコ区を散策。



大使館の集まるリマでも古い高級住宅街。

海辺でランチをし、黄昏中のロドリーゴと、完全リラックスの私。




私が絶対行きたい!といっていたリマの(というかペルーの)唯一のデザイナーズホテルでお茶をし、プチヴァカンス終了。




夜の便なので、機内でワインをもらって爆睡。
マドリー乗り換えでトランジットが4時間あったため、メトロで市内まで行き、スペインタパスで乾杯。

喧嘩しなかったよねー

マヨルカではしょっちゅう喧嘩するんですが、まあ、実に平和にツアーが終えられてなによりです。

次の南米ツアーは、11月です。
今度はまたまた新しい国、チリらしい。

今日はオフにしたのでゆっくり休みます。



ペルー終盤

2014年02月21日 | 旅行
残すところあと僅か。

この一週間、まず私の腰痛。フランス人のカール•エマヌエルは2日間嘔吐。同じくフランス人のマリーは1日腹痛。
ロドリーゴは「いやー今朝方5時ごろお腹がゴロゴロしだしてさあ。4キロは痩せたんじゃないか?」と腹痛阿呆宣言。
みんな大変だなあと思っていたら今日の昼ごろからお腹が大反乱を起こしだし、マリーに薬をわけてもらい、夜は大人しくホテル待機。
何が原因かさっぱりわからず。

ペルーの治安は思ったより悪くなく少しホッとしましたが、空港から市内に向かう間見たスラム街には驚きました。勿論写真をとる雰囲気でもないので、なんとも表現しにくいのですが、暑いので窓を開けていたら、運転手さんが「窓閉めてください。セキュリティロックもかけてください」と。
そういう国は生まれて初めてです。

ホテルはわりといいホテルなのですが、朝ごはんがしょぼいので30mほど離れたカフェで毎朝美味しく頂きました。



なんと経営者はマヨルカの人。
世界狭し。

で、各椅子に防犯防止のチェーンがついています。



すごいでしょ?

ペルーの食事は美味しいと書きましたが、口に合わないものも勿論あります。
トウモロコシジュースとか、こちらの



インカコーラとか。ペルーではコカコーラよりもインカコーラの方が人気があります。鼻を近づけるとチューインガムの匂いがします。ゲゲゲ。

半端なく美味しいのはフルーツジュース。
どこのものより濃厚。



腰痛の間、レストランリサーチをしていた私。すべて大ヒットでフランス人から拍手をもらいました。ピアノはいつ弾くんだ?ですが。

で、昨晩は、和食をチョイス。
これが大ヒット!





何故かオーナーも一緒に食卓を囲み、デザートを奢っていただき、奥様ともお話し、と、楽しい夜でした。
小西紀郎さんというオーナーシェフでヨーロッパの美食コンテストで数々の賞を受賞されている方。



昨日からピアノを弾いても腰に負担がかからなくなってきているので、今晩はリベンジコンサート。



やっと弾けて一安心。
明日もう一回あって終了です。

カンファレンス in Peru

2014年02月20日 | 旅行
痛み激減。
ありがたや、ペルーの点滴&お薬。

でも今日は弾くなよ。
ピアノに近づいたら許さん。

完全に介護人になってしまったロドリーゴの忠告は、迷惑をかけた手前、素直に聞くしかない。

で、またまた美味しい昼食にありついた後。ちなみにこれはセビーチェという魚のマリネ(生魚をライムでしめて、赤玉ねぎ、シラントロ、パセリなどで和えている。日本人なら毎日食べられる絶品ペルー料理)と、名前が分からないがサツマイモとカボチャの中間のような甘いお芋の組み合わせで唸るほど美味しかったです。



ま、それはいいとして。
一人足りなくない?と聞くと、フランスから来ているカール•エマヌエルが昨晩から激しい嘔吐でホテルで寝ているという。なにかにあたったのでしょうか。

だから、カンファレンス、Yukoがやってくれない?

カ、カンファレンス?

今日はボケーっとするんじゃなかったのか?

ロドリーゴも、もう一人のフランス人のマリーも行くから、と、タクシーに乗せられ、郊外のなんだかリッチな大学に到着。



で、何について話したらよいのでしょうか?

小学校の音楽教育の在り方について。
受講生は全員学校の音楽の先生。
参加者80人。

専門外じゃないかー!



が、もう来ちゃったんだよね。
マリーにあなたは何やるの?と聞くと、彼女はチェリストなのだが、リズムをいかに上手にとるか、とか、結構専門的なことを語るつもりらしく、シナリオもバッチリ作ってある。
でも、小学校の先生にそれって興味あるテーマなのか?

ロドリーゴに、きみはフリートークでいい、といわれ、準備してないんだからフリートークに決まってるだろ!と思いながら会場に。
オーガナイズ側に事情を説明して、私が一方的に話すのではなく、ディスカッション形式にしたいので、40人づつ2グループでやっていいかと聞くと、実にフレクシブルで円形に椅子を並び変えてくれました。

さて。
まず、ペルーの音楽教育をかいつまんで説明してもらい、今度は私が長年疑問に思っていることを彼らに投げかけました。

なぜ、小学校一年生で初めて手にとる楽器がリコーダーなのか。
なぜ、ドレミをリコーダーで覚えるのか。

不思議じゃない?私はずーっと不思議で仕方なかったのよね。

そこから熱い熱いディスカッションが始まりました。ペルーの先生も同じことを思っていたので。
専門家を育てるのではなく、音楽を楽しむことを教えるべきなのに、なにかが違う。そして、音楽の授業が嫌いという子供が多数いる現実。

みんな色々なアイディアがあって私も楽しい時間を過ごしました。
日本語では音を楽しむと書いてミュージックなんだよ、といったら、いっせいにみんながそれをメモりだしてビックリしましたが。

またなる初体験。行き当たりばったりだったけれど、勉強になりました。

ペルー3日目

2014年02月19日 | 旅行
腰痛は酷くなる一方。
とうとうペルーで救急デビュー。
私の持っている保険はインターナショナルもカバーしてくれるので、まず保険会社に電話。
どこへ行ったらいいのか、という連絡を待ち、ロドリーゴと救急へ。
タクシーがこれまた悪質らしく、乗る前にオーガナイズのペルー人が値段交渉。
ビックリするのが、「◯◯病院まで行ってくれる?」と聞くと多くのタクシーが「だめだめ、遠いよ」と首をふるのです。
遠いと喜ばない⁇
17台目のタクシーに20ヌエボ•ソルで交渉成立。約700円。

行った病院はペルーで一番いい病院とかで、ヨーロッパ系の人が多かったです。



痛み止めの点滴を一時間。
処方箋も出してもらい、病院を出たとたんお腹がグーグー。
マヨルカで親しくしている友人の友人(私もロドリーゴも初対面)が去年からペルーで働いているから連絡とりなよ、といわれていたので、連絡をとり、病院で「初めまして」。

「何がしたい?」
すかさず「お腹がすいているので、あなたのオススメの魚の美味しいレストランへ連れて行ってください」これが二言目。
大概のスペイン人は食べることに貪欲なので、「よし、任せろ」の心使い返答。

多分、ペルーでは高いレストランなんだろなあ、と思わせる内装。





ガリシア出身のロドリーゴさえも唸る絶品蛸。
魚の味付けは塩とクミン。
さらに二皿、そしてデザート。私はお酒は飲まないし、ビセント(友人)は運転があるので飲まない。ロドリーゴのみがビール。
これで、3人で3000円!
ペルー万歳!
ちなみにビールはクスケーニァという美味しいのがあり一本30円。

今日はお休みをもらったので、朝食後軽い散歩。ホテルから50mにアルマス広場があります。





1500年代に征服者ピサロがこの広場を中心に街を作ったそうです。



カテドラル。これもピサロが自分で製作に携わりペルーで一番古い大聖堂。中にピサロの遺体が安置されています。



大統領府。
今年選挙があるらしく、フジモリ氏も立候補だとか。

のんびりの三日目でした。

すったもんだ

2014年02月16日 | 日常
かれこれ2週間前からそれはあったのです。

腰痛。

病院で診てもらって痛め止め、筋肉緩和剤なども服用し、あ、少しよくなったかな、と思っていると翌日またぶり返し…そんなのを繰り返していたら突然(でもないか)先週の土曜日、腰が立たなくなり歩けなくなりました。

二日後にコンサートを控えていたため、異常な焦り。
そんな状態なのにピアノの前に座ろうとした私。

何度かトライして日曜日に無理だと判断。キャンセルをしたあと、鍼の予約を入れました。

月曜日。
鍼に行き、とにかく別人のように身体が楽になり、運転も長時間でなければしていいといわれたので火曜日は仕事を休み、水曜日は仕事に車で行ってみたのです。歌科の試験があったのでね(なにを隠そう、今期は歌科もたんとうしてるのだよ)。で、そのあと再び鍼へ。
鍼から出た後は痛みなし!と爽快なのに、運転した後は再び鈍痛。
それでも先週よりはずっと楽なので、木曜日、サックス科の試験を午前中やり、4時の便でガリシアへ向かいました。

地獄は翌日の昼過ぎ。
鍵盤に触るだけで腰から足にかけての激痛。
生徒が薬局でコルセットを買って来てくれたのですが、弾くことはできない。
同僚ロドリーゴがマスタークラス、生徒の発表会を即時キャンセルし、救急病院へ駆け込み。
脚を高く上げさせられ、カーテン越しに待っていたロドリーゴが、出産か!というくらいビックリした悲鳴をあげた私。目の前に星がでたよ。

腰痛です。

そんなことわたってるがな。

待っている間、フランスにいる腰痛のスペシャリストにロドリーゴが電話してくれ、日曜日にロングフライトがあるのだが、行かせていいか、と聞いてくれました。

今までどんな治療をしてきたのか聞かれたのでロドリーゴの通訳でSkype診察。

2週間前に処方された痛み止め、炎症止め、筋肉緩和剤をたった三日しか服用せず、ほぼ初めての症状にも関わらず鍼に行った。
お前は馬鹿か。

というお怒りの言葉をいただき、処方された薬を忠実に飲むこと。マヨルカに帰ったら専門医にかかること。
フライトは、機内でよく歩くこと。
鍼は完治したあと、また腰痛の兆候があったときに行くのがいい。

土曜日は一日寝ていようかと思ったのですが、激痛がない限りなるべく歩け、といわれたので、軽く散歩、と思ったのに、嵐。外気0度。
食事に行くために車に乗ると激痛。

真剣にロングフライトのキャンセルを考えました。

が、炎症止めがじわじわ効いているようで歩くのは苦でなくなり、とりあえずマドリードまで行ってみるか、と、ここまで到着。
こりゃダメだと思ったらそこからマヨルカへ飛べばいいのです。

決断。



ロングフライトの目的地はペルーのリマです。フライト時間10時間。

今のところ、コルセットは外せないけれど悪化はしていない。
着いたらスケジュール調整です。
リマであるフェスティバルの参加なのですが、マスタークラス&コンサート二つ。
お前はなにも考えず休め、といわれているので、すべて相方にお任せ。

昨日は事情を知った仲間から心配を通り越しお怒りの電話を多数受け取りました。
とにかく帰ったら専門医へ。
君が行っていれジムは体力、体型キープにはいいが、腰痛対策には全く役に立たない。ピラティスをやりなさい!などなど。

今回は、忠告に忠実に従います。

やっと収穫

2014年02月02日 | 日常
我が家のオレンジ、今年は大幅に収穫が遅れています。実の稔りも遅いし甘くなるまで一ヶ月以上の遅れ。

週末のオレンジジュース、今週が第一回目。



でかっ!

卵も何故か姿を消しました。
産んでないのか、卵泥棒か。
養鶏仲間(というのがいるんだな、ここには)に聞くと、鶏はカルシウムが足りなくなると、卵の殻でカルシウム補給する、と聞き、大慌て。
そんな矢先、雄鶏が一羽死にまして、その翌日から



またもや卵地獄。

食べていたのは雄鶏だった、と判明。

気温はどんどん低くなってきていますが、我が家では収穫の春到来です。

4歳児のエネルギー

2014年02月01日 | 日常
男の子だからエネルギーがあるんだ、と今まで思っていましたが

4歳児に男も女もないらしい。



友達が来たらピザ作り、と、もう馬鹿の一つ覚えです。



だって全部食べてくれるんだもん。



体力温存してさらうつもりだったのですが、無理そう。
今の倍の体力がほしい!