島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

誕生日旅行、息抜き

2021年10月31日 | 旅行
延びに延びたNadalの誕生日旅行。二年越しの実現。

行き先はガリシア。




飛行機で2時間。
私は6年前までは毎年、多い時は年に4回くらい仕事で行っていました。サンティアゴは地図なしで歩けるくらい詳しい。

が、やはり仕事で行くのと遊びで行くのは大違い。



まずはサンティアゴの心臓部、大聖堂へ。Nadalお初ガリシアです。



巡礼者の最終地。ここでスタンプを押してもらってゴール。




翌日は車を西へ走らせます。ヨーロッパ大陸の一番左側。




大西洋が見えてきます。




Hórreoという食品貯蔵蔵。ガリシア地方で一番長いのがこのCarnotaという村にあります。今でも使っている家庭がいくつもあり、とうもろこしや穀物、ジャガイモを湿気や鼠から守るために作られました。古いものは13世紀に建てられています。






大西洋。見慣れた地中海とは何もかもが違う。地中海にはない潮の満ち引きがあるため、満潮時はこの砂浜が全て海水で覆われます。

腹ごしらえは勘で決めたレストランで。地元風のおじさん、おばさんが次々入っていくのを見て即決。












ガリシアといえば海の幸。たまりません。このチーズケーキも絶品。



食後の散歩。目指すは海に流れる滝。




Ézaroの滝。オフシーズンなので誰もいない。

そして大陸の最西端、Finisterraへ。




最西端に位置するホテル。



向こう側はアメリカ大陸。世界は続いていますby沢木耕太郎。



10月のガリシアでここまで天気がいいのは珍しい。

サンティアゴに戻り、予約してあったレストランへ。宿泊先から偶然にも徒歩2分でした。




一応誕生日ディナーということで。



大好きなワインを愛でる。




このタコ、柔らかくて美味しかった。マヨルカに入ってくるタコとは格が違う感じ。



お目当てのチュレトン。ガリシアの教え子ファミリーから膨大なレストランリストを送ってもらって決めました。感謝!



大満足なあと一週間で47になる男。



ガリシアの食後酒、リコールカフェを久々に堪能する女。

翌日土曜日は少し南に車を走らせます。白ワインの産地Rías Baixasへ。
ここで元教え子大集合。この日は夜まで彼らが全部計画してくれました。






まずは久々の再会を喜び、ワインセラー見学。




お昼ご飯は魚料理。食べて喋って3時間。懐かしい話やら近況やら。





地元人なので美味しくて安い所をよく知っています。

食後の散歩








一人は二歳になる娘ちゃんと奥さんを連れてきてくれました。教え子の子供。可愛すぎます。頼もしいお父さんぶりにも感激。
この間婚約したんだ。式には来てよ、とかそんな子もいて終始目尻は下がりっぱなしな私。

中身の濃い三泊四日でした。
誕生日旅行ではあったけれど、オーバーワークだったわたしにも良いリフレッシュになりました。
島を出ると元気になる私、なのでした。
























秋、ショパンコンクール

2021年10月15日 | 日常
ひとつ仕事の山を越え、さて次の準備…このタイミングでショパンコンクール始まる…ライブで見たいじゃないですかやはり。全く練習にならない!

先週末は教え子が彼女を連れて泊まりに来てました。レンタカーしてあちこち行っていたようなので夕食時しか会ってないけれど、いやいや大人になったねーと感慨深し。
日曜日にはサックス仲間10人が我が家に集合。昔懐かし賑やかなパーティー。唯一変わったこと。

事前連絡。
わたくし、翌日8:00出勤なので23:00にはお開きです!

10年前はなかったよね。3時くらいまで飲んで翌日ちゃんと仕事してた昔…

そしてショパンコンクールのライブ。




もちろん何かをしながら聴いたり見たりしてるんですが




たまに手が止まってしまう演奏があり困る…

もうここに来てるだけでハイレベルだし、何せ全曲ショパンだし、だんだん基準が分からなくなってきていますが、今回は日本人の健闘が素晴らしい。
ちなみに、なんと一名スペイン人もいます。

ただいまセミファイナルですがユイがため息混じりで一番食いついて見ていたのは一次。
ショパンのエチュードをみなさん何弾いているのかに興味があるのね。
そして、超絶技巧曲の選曲のたびにため息をつく…彼女はやっと先月から24曲あるエチュードをスタートしたところなので、みんなすごいねーの連発です。

このショパンコンクールは5年に一度の開催なので本来は昨年にやっていたはずなのでずがCOVIDの影響で一年遅れての開催。
画面を見ていると観客も審査員もマスクはしていますが超満員の会場。やはり演奏会、コンクールはこうじゃないとね。

芸術の秋、堪能中。