島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

連休序盤

2019年02月28日 | 日常
五連休!

前日は子供達はまだ学校。
Nadalとランチに行ってきました。ミシュランガイド掲載店。



ランチで20€. お得感満載。



Nadalチョイスのスモークセビーチェ。



私はポテトサラダの小鰯乗せ。



メインは二人とも一緒に子豚のロースト、クスクス添え。



デザート。レアチーズケーキ。バジルシャーベットといちごプューレ。
この組み合わせ、ナイス。

今日は四人でトレッキング。

夏によく行くCala DeiàからSóller に向かうトレッキング。常に海が見える絶景コース。














2時間歩いて折り返し地点を決め、そこでお弁当を食べ、同じコースで帰るのですが、太陽の反射で景色が違く見える利点あり。





行きには気がつかなかったボートパーキングが見えたり



海の近くまで降りてみたり





ゆっくりゆっくりの往路。



泳ぎたい!を連発しながら



到着。



水はまだまだ冷たい。
でもいつものビーチから数分歩けば秘境、ということが分かったので、クラゲが出る前に、ツーリストが増える前に、また来て今度は泳ごう、と約束したのでした。

明日は一日(交代で…)練習したあと、夜は我が家で持ち寄り飲み会、です。

食事会

2019年02月25日 | 日常
アンドレウとの本番が終わり…
しばしの休憩。毎週毎週、テンションを保ち続けたご褒美。

4月に日本へ行くので遠出は控え、近場遠足や食事会で気分転換です。



ハイメとカレー制作。スパイスからスタート。





時間をかけカレーペーストを作り、その間チキンを焼いてもらい





いつもの図…



スパイスたっぷりに、コリアンダー、玉ねぎの酢漬け、こんな組み合わせでも子供達大喜び。

翌日のカレーはまたまた別格。



そういえば、ハイメのキッチンが昨年末出来上がりました。





ハイメの城、です。やはりコンセプトは一緒。一緒に食事作りができるキッチン。

フルートの相方くんファミリーと異常に意気投合してしまった私は、この週末、食事会に誘われNadalと参加してきました。なんと、ファミリーの一人が我が家から徒歩2分の所に家を持っているのです。






相方くんはドイツなので不在。なのに明け方3時まで飲み会。
車がいらないのでエンドレス…

今朝方、仕事の話で相方くんと話したのですが、ため息混じりで「こうなることは予想できていた…」といわれ、何やら複雑。



朝7時にすでにこの明るさ。春はもうすぐそこです。

少し息抜き

2019年02月14日 | 日常
先週は久々に剣道ママ友達と息抜きディナー。レストランを決めるのは常に私なので、今回は一押しお気に入りレストランに行ってきました。



タルタルステーキを海苔で巻いてキムチソースがちょこっと乗ってる。これ、家でやってみよう、と密かに考える。



シェフはオーストリア人。以前はサンフランシスコ教会の目の前の五つ星ホテルの中のレストランで働いていたのですが、独立して今のレストランにいます。私は完全に追っかけ。
アジア(主に日本)とマヨルカ料理のフュージョンです。
この握りも普通のサーモンロールに見えるけれど、中はフルーツ。フルーツ巻きって私は大の苦手なんだけれどこれは絶品でした。そしてここがポイントなんだけれど、彼はご飯の炊き方が上手!最近どこでもお寿司を食べられるようになったけれど、大きな差はご飯なのよね。



キノコと鶏肉の巻物。普通に見えて食感がやはりプロだった。



メインは郷土料理の子豚の丸焼き、を、こんな風にアレンジ。
ソースはりんごソースとカボチャの二つ。



このシェフは絶対デザートを外さない。チョコレート扱いの達人。



最後の最後にこんなものも出てきて、もう入らない状態だったけれど、食べてしまったマカロン…

みんなそれぞれ仕事や家族やらのストレスを抱えていて話が尽きることはなく、そんな中で
「ユウコってなんでそんなにストレスレスなの?」
と言われると、能天気を通り越して阿保に思えてくる…ないかといわれればきっとあるんだろうけれど、あんまり覚えてないのが実情なんですが。

手元に12月に通訳した雑誌が届きました。



なんだか立派に見える…



どさくさ紛れ。



訳した内容が活字になるって感慨深いです。

ちょうど届いた日の夜にペップとコンサート。



そして…
ペップに新しい彼女ができました。晴れてフリ男卒業!
まぁ、よく2年間遊んでたけれど、やっと好感度抜群の彼女とゴール。
しかも...幼馴染。4歳の時から知っているそうで、高校まで机を並べて一緒に勉強していたらしい。
実は昨年の大晦日の日にペップから電話をもらい彼の恋話を延々と聞かされたのですが、ちょうど実家で紅白を見ていた時で、「ちょっと音声悪いからあと15分くらいで掛け直す」と言って切ったのでした。
音声は全く悪くなく…ユーミンと桑田さんのコラボが見たかっただけという非情な私。
もちろん、除夜の鐘のあとかけ直しました。
39歳の恋話。悪くないです。


週末記

2019年02月05日 | 日常
色んな仕事をやっていると(もちろんピアノを弾いて、という意味)仕事終了の余韻にかなりの差があることに気づきます。

はい、終わり!とさっぱり終わって次のプロジェクトへの切り替わりが早い場合。

やっと終わった…と疲労感たっぷりの場合。

終わっちゃった…と余韻を楽しむ場合。

この最後のケースは幸せそのもので、が、なかなか次のプロジェクトへ頭が切り替わらないというおまけもついてきます。

今回のマドリッドでのコンサートはまさにこのケース。
パートナーがドイツに住んでいるため、準備は昨年の11月にスタートしました。なかなか会えない、という理由からだったのですが、2月に本番で11月に合わせスタートというのは正直スイッチを入れるのがしんどかった…でも仕方ない。この11月の合わせ、そして1月にマヨルカで合わせて本番に向かったのですが、ある意味、お互いに充電期間というのを持て、毎回録音しながらの合わせだったので、チャットであーだこーだいいながらの打ち合わせ。
パートナーによりますが、完成度が上がる気がします。



ちょうど同じ便で兄ちゃんがナショナルチームの合宿。同じ便だけど、兄ちゃんの引率は師匠。完全別行動。宿泊ももちろん別。

二回公演だったので初日はナダールも聴きに来てくれ、じゃあ、二人で前泊して観光しよう、と若干余裕ありの私。相方くんはフランクフルトオペラ座のトップ奏者なのですがギリギリまでオペラが入っていて本番前日の夜にマドリッド到着。僕は余裕はないよ…と聞いてるだけでお気の毒。





久々にThyssen美術館に行ったり
ユイさんへのお土産購入瞬間をなぜか撮るナダール…



和食を食べに行ったり



私がマドリッドに来るときは必ず寄るイタリアンに一緒に行ったり

とリラックス前日観光。

兄ちゃんの稽古も見学してきました。





15歳から正式にリーグ戦参加できます。あと7ヶ月。それまで最年少の特別参加、という形で師匠が連れて行ってくれています。兄ちゃんの師匠Davidがナショナルチームのコーチ代表なので。



初日。
私には珍しく直前まで合わせ。生放送が入っていたのでマイクチェックも念入り。



無事1回目を終え、普段は絶対やらない自分達の録音をすぐにチェックし、やはりあーだこーだいいながら翌日はこうしよう、それではまた、とお別れし、私はこの日帰るナダールとショッピング(靴と鞄を買ってご機嫌でマヨルカに帰って行った…)

翌日も弾くので夜更かしはできない。けど、友達に会うのはできる。
…と教え子と夕食。私が初めて受け持ったサックスクラスの卒業生ですでに32歳!いまや大所帯のサックスクラスを率いる教授です。当時から優秀だった。



二日目公演も無事終わり、かなり長いフォトセッションがあり(弾き終わっているので、まったく顔が締まらない)相方くん、相方くんファミリーと食事をし、島へ。

濃い週末でした。もぬけの殻になっていますが、今日から次のプロジェクトへ。一応準備は前以てしてあるので大丈夫なのですが気合いが入らない…

…とその前にマタイ受難曲です!これは楽しみ!