二学期も残すところわずか。
子供たちはテスト週間です。
合唱団に学校関係者が多く、なるたちの学校の教員も多数。音楽の先生が多い中、今年からなるのクラスを教える英語教師もいます。
練習時間前に練習場で添削する先生がこの時期増えます。
この英語教師、私は彼女がまだ10台の時から知っているため、彼女もなるを非常に可愛がってくれているのですが。
「テストを早く終える=校庭で遊べる、ことが最優先で、見直しをしない。だからうっかりミスの連続!」とよく注意されます。
本人も自覚症状があるらしく、頷くものの、遊びが勝ってしまう
すでに11歳…
で、ある日。
「なるの採点、これからするんだよねえ…」と英語教師。
点数悪くても私には言わないで、と逃げる母。
…と。
部屋から
「よし、行け!」
「やった、行け行け!」
うちの子は競走馬か!
そして
「yuuuuukooooooo!!!!!!」
どうやら、初めて90点をマークしたらしく、感激教師。
基本的に点数をあまり重視しない母なので、兄ちゃんはいままで私に点数で怒られたことはありません。分かっていて間違ったら次気をつければいいし、分からないのだったら分かるまで勉強すればよい。兄ちゃんの場合はとにかく注意散漫が弱点なので、自覚してもらわないことには話が前に進まない。
でもよい点数の時はもちろん褒めます。しかもべた褒めです。
ようやった!
やりゃできるんじゃ。
みたいな感じで。
対して妹さんは全て高得点です。
ところが、一回、名前の書き忘れで減点がありました。うっかりミスです。
「ママが子供のころは名前書き忘れは0点だったよ」といったことをよく覚えている妹さん。
ある日、車のなかで、兄ちゃんが、かなりがっかりした顔で
「ママ…国語の書き取りで0点とっちゃったよ…」
「0点!なかなかとれませんが、いったいなにをやらかしたの?」
実際はスペルは合ってるもののアクセント記号を全て省略し0点。
だから見直せよ、という話なのですが、すかさず妹さん。
「名前、書かなかったんじゃないの?」
兄ちゃん
「名前は書いたよ」
ではなぜ0点…
6歳児には理解出来ない難問なのでありました。