島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

またもや新体験

2013年10月31日 | 日常
ドコドコドコ

するはずのない音が車から聞こえる。

だんだん速度も落ちて来た。

目の前に上行する橋が見え始め、うーん、どうしよう、と思っている間に橋をなんとか通過。

が、この後のロータリーは息切れ寸前。

プスん。ご臨終。



パンクだー

右前輪が見事にペシャンコ。

こういう場合、どうしたらいいのか、習った習った。
ストップしてまーす、という赤い三角点を出し、車後方15mほどのところに立てかけ

運よく歩道に乗り上げられたので、車道に出る必要なし、で、蛍光色のベストを着ることなし。

さて…

いったいどこに電話すんの?

車検のファイルにあった電話番号に電話をかけ、待つこと30min.



自分でいうのもなんだが、ワーオ!

場所が場所なので、私もトラックに同乗。近くのCarrefour(大型スーパー)の駐車場まで行き、タイヤ交換をしてもらいました。

交換してもらって、サインして、ありがとー‼で終わるはずだったのに。

筋肉隆々のにいちゃんが、サイドブレーキを思いっきり強く上まで上げたため、私の力ではサイドブレーキを下げることができない、というオチつき。

駐車場でヘルプ!を求めるアジア人。

ぐったりの朝、です。

明日から巴里。

週末

2013年10月27日 | 日常
長いトンネルからやっと抜き出た感覚を



バルセロナのカタルーニャ音楽堂で味わった今週。
弾くこと自体が難しい曲を、しっくり、納得いくように弾くまでの道程。
思えば長かったけれど、無事終わるとその工程もいい思い出。

週末はBBQに招かれていたのですが、私は辞退。来週末、さらえないため、前倒し譜読み。
ナダールと子供たちは、ワイン片手に出掛けて行きました。



いーなー

ここ一週間まともにキッチンにたっていない。

YUIが積極的にお手伝いしてくれます。

海老のアメリケンヌソースを裏ごししてくれるYUI。



明日はナダールの誕生日。ケーキも作ったよ。
家族みんなで有効に使える時間は宝です。

お楽しみ

2013年10月21日 | 日常
なんだかんだであっという間に10月も終盤。ま、シーズンなので毎年こんなものなんですが。

今週から島脱出開始。
12月まで計5回のフライト。
今年の四月から、外国人である私にも島住人対象国内フライト50%OFF特権が与えられ、主催者サイドに『長い道程だったねえ』と喜ばれる。
外国人ですが、ちゃんと税金払ってるんだから、扱いは一緒だろ!と、なんど吠えたことか。

この5回のフライトのうち、一回は完全なるお楽しみ。
11/1からの連休を使ってNadalとパリに行って来ます。むふっ。
パリの玲子とは二年ぶりの再会。
これを目標に、今週の本番in Barcelonaを乗り切るぞ。

とはいえ、先週、とある本番のあと、プチ無礼講飲み会があり



全然プチではなかった、という…

ずっと真面目に練習してると、その反動で、おとなしく飲めない傾向にあり、要注意です。
若くないし…

自己防衛

2013年10月06日 | 日常
学校内で出来る習い事があります。
結は新体操を選び、兄ちゃんは....




Defensa personal 自己防衛を選びました。

は?

自己防衛?
聞いてみると、合気道部の先生が教えるらしく、ま、武道です。

自分からやりたいといってきたので、やらせることにしましたが、学年では彼一人、3年生が一人、他はみな上級生らしい。

ナルがやるから僕も!と仲良しグループの男の子が家でママたちにねだったらしいのですが、どのママも本気にしなかった…
後で、ほんとにナルがやってる、しかも学年一人でもやってると知りママ友仰天。

始まる前に正座するんだよーと得意気に話してくれる息子。
やはり日本の血が騒ぐのか?

摩訶不思議な兄ちゃんでした。



ちなみに武道派兄ちゃん、チェロも毎日練習しております。

仕事放棄が正しい島

2013年10月06日 | 日常
スペイン全土に流れたニュース。

マヨルカ島、100.000人のデモ行進!





簡単にいうと、カステリャーノ、カタラン、英語の三カ国語教育を提示する政府に対して、公立学校の先生が反対を唱えている。

ま、これだけだったら、あーそうですか、で私は新聞も詳しく読まないだろうが

9月16日からこの金曜日まで授業をボイコット。
つまり、公立学校の生徒は今まで授業なし。学校に行ってもいいが授業は受けられない。
実際学校に来ていたのは1/4くらいだったらしく、他の子は自宅待機。

親のストレスもマックス。

で、金曜日に、来週から授業再開、しかしデモは続行、ということに決まったらしい。

政府も政府で、英語英語、といってるわりには、英語教師教育という概念はないので、それが英語なのか!というひどい英語教師でも、それは英語を教えているとカウントする。
あまり意識したことはないが、子供が公立学校に通っていなくてよかった、と先月は思いました。私立は学校方針を自由に選べるので、デモもないし、三カ国語教育はもう何年も前から実施され、この先も変わることはないという。

政策がころころ変わるのは大迷惑だが、一番の被害者はその教育下にいる子供たちです。

スペインの衰退の一部、でした。