春休み=復活祭
10日間の春休みですが、前半4日間は街、村中、復活の行列が行われ、街に行く場合は交通規制をチェックしていかないとえらい目にあいます。
行列は常にロウソクを伴うので、行列のある通りには滑り防止のため砂が敷かれます。
これを見ると、ああ、ご復活…と思うスペインライフ。
ナルが生まれる前は街のど真ん中に住んでいたので、何回かこの行列を見に行きました。家のテラスからも見えたし。
この春休みの結の幼稚園の宿題は
「復活祭の絵を書きましょう」
さすが、カトリック学校。
イースターの卵を描く、という手もあったのですが、彼女は実際の行列を見たことがないので、これは見に行くか、と思い立った木曜日。
家族に提案すると、まずナルが「あれ、長いんだよなあ~」と拒否。
おそらく内心ラッキーと思ったであろうナダールが「じゃ、女二人で行ってきたら?」
というわけで、パルマ市内の一番大きな木曜日行列を夜8時にユイさんと見に行くことに。
半端ない人の中、運良くユイの目の高さからも見られる場所を見つけました。なにせ、私、抱っこできないのでね。
見ながら私を質問攻めにする娘。
学校の礼拝堂にあるイエスキリストは血を流しているのに、今日は立っている。なぜだ!
それは、今日木曜日は最後の晩餐の日で、生きているからです。
磔は金曜日。復活は日曜日。
なのです。
と、数年前ナルに教えてもらってよかった…
仕事上、マタイ、ヨハネス受難曲がレパートリーなのでそれで覚えたことも多いです。
が、なぜイエスが出てきたときは後ろのブラス隊が短調(ヘ短調だった)で、マリア様の後ろは長調なのか、には
「え?偶然じゃないの?」としか言えず。
意味があるのか否か。
娘ー!困らせるなー!
実は昨日のお昼は、これまた復活祭の名物のお菓子を作っていたのです。
ロビオールという伝統菓子。
4種類作りました。
初めてにしては上出来かと。
…と、意識したわけではないのですが、こてっこての復活祭をおくっております。