島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

アーティスト

2008年08月26日 | Music
こちらが昨日の演奏者とナレーションの女優さん。

ARA MALIKIAN(左から二人目)が中心になって活動しています。

写真の左前に写っている頭が息子です・・こんな最前列に座らせたのは初めて。

チャリティーコンサート

2008年08月26日 | Music
マヨルカでは8月、Castell de Bellverというお城で週一コンサートが行われる。
今年は8月の頭にヴァイオリンのMIDORIが、先週にはピアニストのNIKOLAI DEMIDENKOが、と、有名どころが訪れている。
一連のコンサートのうち1回は必ずチャリティーコンサートがあり、その利益はアスパノップという小児癌を助ける団体に寄付される。
そのチャリティーコンサートが昨日あった。
今年のチャリティーは、子供向けのコンサートだということで、夜の9時からのコンサート、ナルを連れていってきたわけです。

子供向けのコンサートというのにも色々あって、「子供だましのコンサート」なのか、本当に子供が分かるように企画されたコンサートなのか、ちゃんと判断しないと恐ろしくつまらないコンサートにあたってしまうことも。
今回はさすが企画がしっかりしていることもあり、大人も大笑いのコンサートでした。
ヴィヴァルディの「四季」を演奏してくれたのだけれど、ナレーションの人はマドリーから来た女優さん。いやープロだな、というトークで子供も大人も話に引き込まれ、演奏のほうも、まるでテアターを見ているかのよう。
1時間、休憩なしのコンサートというのも時間的に子供に無理がないし、また来年もやってほしいなぁという内容でした。
私たちの席は前から2列目だったのだけれど、ナルのあまりの集中力に最前列に座っていたフェスティヴァル関係者が「一番前で見たい?」と声をかけてくれ、親は後ろではらはらしていたけれど、最後まで微動だにせず、コンサートを楽しんでいました。
これだけでも行った価値あり。

ウォーミングアップ

2008年08月20日 | ひとりごと
紫蘇をたーーっぷり入れて作った今日のお昼の鶏のつくね。さっぱりしてうまいよ。


さて、とことんヴァカンスしてる私ですが、この週末に来シーズンの仕事始めの日にちを確認したわけです。
私が使っている「予定表」というのは、9月から始まって8月で終わる手帳。これ、ヨーロッパにいる場合はとっても便利。
たいてい、6月の終わりに次のシーズンの予定表を購入するんだけれど、今年はそのことすら頭から抜けていて、すべて手書きで台所にあるカレンダーに殴り書きしていた。
というわけで、あんまり予定が頭に入ってないわけですな。

確認した結果、人前で音を出すのは9月18日が最初。
曲目、場所も問題なし、なんだけれど、その前に体や指をほぐしておかないと使い物にならないし、なにより「頭」がぼけぼけなので、頭の訓練と称し今日から少しずつ練習開始です。

仕事がひと段落したのが7月26日。かれこれ20日間くらいまともに弾いてないんだけれど(学生時代はこういうことなかったよなぁ・・・)とりあえず指は動く。でも体の変なところが痛い。これはなんちゃって柔道のせいでしょうか。
頭は・・・・全然ついていけません。

息子はピアノのそばで塗り絵。
昔は不可能だった、息子と練習の共存。
もうちょっとで4歳だもんね。
月日の経つのは早いものです。


アリエール様

2008年08月19日 | 日常
こちら、スペインの賢い賢い「染み抜き」

スーパーで売っている数ある「染み抜き」を買ってきた私だけれど、携帯できてささっと落とせるものとなると、あまり数もなく効き目もいまいち。
日本だとそれこそ色んな種類があって、効き目も抜群なんだろうけれどね。

フランス旅行の際、団員に付き添ってきた奥様方のうち3名がこの「アリエール」の染み抜きをハンドバッグの中に潜ませていました。
いろんな飲み会があったけれど、そのたびに、ささっと出てくる魔法の染み抜き。

そう、スペイン人のだんな連中(うちも例外ではない)は、よくシャツに染みをつけるのだ。
確率からいくとワインがダントツ。
白いシャツなんか来てワインの染みをつけ、しかも染みをつけたことに気がつかないとえらいことになる。
おばあちゃん世代になると「塩をつけておけば大丈夫」っていうんだけれど、私も試したが完全には落ちなかった。

が、しかし。
このアリエールはすごいよ。
ささっと塗ってつまみこすりすれば、その場で染みは消え去ります。
何回もこの目で確認したので、今日買ってきました。

もちろん、だんなに携帯させるため!

採りたて

2008年08月17日 | Food
たとえマヨルカの食料事情が最悪になろうと。


畑の野菜でなんとかやっていける。
・・・くらい収穫できた今日の午後。

写真左から時計回りで
にら
トマト
おくら
ズッキーニ
きゅうり
マヨルカピーマン
かぼちゃ

とりあえず、今日のアペリティフはにらを使って「ちぢみ」です。
家族の大好物。

即席Party

2008年08月16日 | 日常
野菜をさばくのに最適な方法を夫婦で話し合った結果。

BBQで焼いちまえば即効さばける!

という結果に。

暇そうな友人に朝電話をかけ
「友達の友達はみな友達だ」方法にのっとり、誰でもいいから連れてきていいよ、と一言そえて夜にBBQをやることにした。

スペイン人の「友達の友達はみな友達だ」換算方は、日本人とは、ちと違う。
電話をかけた友人は4名。
集まった人数、18名。

君の名は・・・
覚えるのも面倒なほどの初対面の集まりだったけれど
野菜も片付き(足りなくなって、畑に急遽取りにいってもらった!)楽しいひとときでありました。

あともう一息で満月か!という月が綺麗だったよ。

トマト地獄の解決法

2008年08月15日 | Food
調理法の相談役はふうちゃん。

「トマトソースにして冷凍しておけばいいじゃない。便利よ~」

トマトソースで6瓶。
写真のように、ただすりおろした状態のものが8瓶。


1ヶ月前のトマトソースを昨日解凍して海老を合え、パスタにしたのだけれど、まったく風味は損なわれず美味。

いいこと知った!

持ってけ泥棒 トマト編

2008年08月15日 | Food
ほぼ3日おきの割合でこれだけのトマトが収穫できる。

トマトは好きだ。
応用もきく。

でもね。これはもう蟻地獄、いや、トマト地獄。

とりたてをバジルやモッツァレッラ、オリーブオイルで合えて食べるのが私は一番好きだけれど
それも連日は疲れる。

大量にさばける料理法はガスパッチョ。
アペリティフになるので2日おきに食卓に登場。
食べる直前まで冷蔵庫でぎゅっと冷やして、クイーっと飲む。
うまい。

でもその横に今日とれたトマトが・・・・
ホラー映画のようだ。

汗だくオリンピック観戦

2008年08月15日 | 日常
前日の強風で、ブーゲンビリアの枯れた部分がすべて庭に落ちた。
かなりの量で落ちるのだけれど、放置しておくと幽霊屋敷のようになってしまうので、できれば翌日掃除するのが好ましい。

この仕事が好きだ!という人はあんまりいないと思うのだけれど、うちのなるきちくんは大好きなんです。素晴らしい!
というわけで、やってもらってます。結構上手に掃除するんだよね、これが。

先週から始まっている北京オリンピック。
開会式はToulouseのホテルで見たけれど、マヨルカへ帰ってくる前に水泳の北島選手が100メートル平泳ぎで金を獲得。
しかも世界新!
こういう大きな大会で記録を伸ばせるその精神力に感動します。

実は私はオリンピックおたくです。
オリンピックに限らず、ワールドカップと名のつくもの(サッカーだったり、バスケットだったり)は、必ず観戦したい人なのだ。できればオンタイムで見られるのが好ましい。

前回のアテネオリンピックのときは、ちょうどなるきちくんがおなかに入っていて、しかも臨月。
やることないし、暑いし、おなかはでかいし、テレビにかじりついて「きたじまーーー!」と声援をおくっていた。

今回の北京オリンピック。
ナルきちくんにとっては初めてのオリンピック。
おたくな私は是非是非テレビ観戦したいところなのだが、時差の関係、朝からテレビをつけなくてはいけない。
ヴァカンス中なので7時には起きないし、まして子供がいる状況で7時からテレビをつけっぱなし、というのはどうかと、ネットで結果だけ見て、あとは夜にオリンピック総まとめ、という番組をだんなと見る、なんだかしらけたオリンピックだった。

これじゃーオリンピックじゃないでしょう。

なんでも、アメリカは巨額の放映権を払って、アメリカのオンタイムで決勝などが見られるように手配したそうで、そのために、普通は決勝などは午後に行われるのに、競技によってはアメリカのオンタイムにあわせ、北京の午前中に競技が行われているとか。
いかにも、アメリカがやりそうなことだよね。

が、しかし。
誘惑に私は負けました。
音声は消して、朝9時にテレビをつけたわけです。

いやーオンタイムはよいです。燃えます。
マイケル・フェルプスが世界新を出してます。

ところが問題発生。
水泳は見ている人が多いせいか、ちゃんとオンタイムでやってくれるのだけれど、どこの国もそうだろうけれど、やはり自国の選手が出る競技をオンタイムで映すわけです。
それが予選であろうが、有力選手でなかろうが。

スペイン大好き人間ですが、オリンピックになるとパトリオット精神がむくむくと起き上がり、日本の応援に徹する私なので、こういう予選&私にとっては魅力ゼロ競技、しかもスペイン人には興味の「きょ」の字もない。

ここで恐るべし息子。
スペイン人の柔道選手(音声なし)を少し眺め

「ママ、これやろう!」

スペイン人のボクサーを見て

「ママ、これ教えて」

暑すぎて外に出られないので、室内で、なんちゃって柔道、なんちゃってボクシングを息子とやっております。
母ちゃん汗だくです。

なにかが違う今年のオリンピック・・・