サックス科の生徒で最年少で入学したアンダルシアから来ている子がいる。
ただいま2年生。19歳。
よく吹けるがいまいちガッツにかける。
なので強制的にコンクールを受けさせることになりました。
といっても頭の中がまだお子ちゃま。
いきなり大きなコンクールというのも酷なのでマヨルカの中のローカルコンクール、が、人気コンクールに出場。
というのが昨日。
ローカルコンクールの開催地はSoller。
うちから車で25分ほど。
が、有料トンネル(ほんの数分)がなんと往復10.10€!
一旦村に入ったら用事が住むまで村に居残るのが経済的。
集合、朝の8:45....土曜日なのに....
しかもそこで分かった一次審査の順番は40名中最後の最後40番!
こんなことなら今さらってる楽譜を持ってくれば良かった...と後悔するも時すでに遅し。
というわけで散歩です。
土曜日はどこの村にも市が立ちます。
朝8:30の広場が
10:00には
この人出。
Sollerの人が絶賛する島一美味しいアイスクリーム屋。
Sollerに来ると他のアイスクリーム屋に行っていたのですが確かにここの方がナチュラルで美味しい。ヨーグルト味を試しましたが絶品。
(というわけでDiersteinファミリー、ここ行こうね)
なんだかしらないけれど買い物なんかもしちゃって気分は完全にツーリスト。
こんなことしてる場合じゃないのは重々承知だが仕方ないのです。
そうそう、コンクールの方は第一次、第二次と第一位で通過。
今日日曜日は彼一人で吹く曲なので私は家にて応援していますが、半端ない現代曲を吹くので審査員一同がポカンとして終わり...という予感がしています。
こういうローカルな(楽器もごちゃまぜ、審査員もばらばら)コンクールにああいう現代曲を本選に持ってくるのは如何なものかと常々思うのですが、サックスという楽器のレパートリーはピアノやヴァイオリン、クラリネットのように幅広いレパートリーがあるわけではない、というか現代曲の方が数はあるのでプログラムに入れてしまうのよね。これがサックスのみのコンクールだったら問題ないのですが。
ま、検討を祈りましょう。
家に帰ってきてから大急ぎで練習。
意に反して集中力が持続。先行き真っ暗だった曲に微かな希望が見えてきた。
というわけで久々に白ワインを開け乾杯(だんなさんは毎晩飲んでますが)
本日のつまみは
あさりバター。
夜に炭水化物を取らないようにしているのでパンも抜いていたのですがこのバターにパンを浸さないなどありえん!!
と、久々にカロリー大の夕食。
ま、たまにはいいのだ。