小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

釣納め

2008-12-30 16:09:45 | Weblog
年末年始のお休み、小笠原にやって来た観光客の皆さんを祝福するように、28日のオガマル着発便以来小笠原は好天に恵まれている。観光ツアー業者の人にとっても、小笠原の太陽の下気持ちよく海や山のツアーが行えると言う物だ。

さて僕は、先日桟橋での久し振りのボウズのリベンジとばかり、良く御一緒する小学校の先生と、洲崎での釣。いつものように6時、先生の車に拾ってもらい僕の大好きな洲崎へ。暮れのお休みと言う事で、先客がいるのではとチョッピリ心配していたのだが、嬉しい事に取り越し苦労。見慣れた洲崎の海岸には他に車の姿は無く、我々が一番乗り。

6時半、洲崎のNO1ポイントの岩の上に陣取りさあゴング、期待を込めて第1投。僕も先生も、まずはサビキでムロ狙い。明るくなって来た空にはポツリポツリと雲が浮かんでいるが、その雲も空全体を占める割合は少なく、今日も晴天が期待できそう。そして風もほとんど無く本年ラストの釣は、絶好のコンディションに恵まれそうである。

始めて3投目くらいだっただろうか、東の山並みから丁度太陽が顔を出し、一気に明るさが増したとき、僕の浮きがストンと気持ちよく入った。手応え充分、グッドサイズのムロをゲット。前回ボウズの悪夢を忘れさせてくれる幸先の良いスタートに、一気にテンションも上がる。

しかし期待とは裏腹に、ムロの連荘と言うわけには行かず、これはと思わせる引きのヨツバリやササヨに混じって、午前中どうにかムロ3本をゲット。周りを見ると、顔見知りの釣りのガイドさんが、一目で観光客と分かるカップルを連れて隣の岩の上で磯釣りツアー。時折釣果もあり、特に女性の方は一喜一憂、本当に楽しそうで、ガイドさんもガイドのし甲斐があるというものである。

午後になると、お天気は良いのだが南から南西寄りの風が吹き出し、右からのサイドオンとなる洲崎は、風によるウネリが出始めややラフなコンディションに。そしてポツリポツリ上がっていた外道も、全く食わなくなり、やや沈滞ムード。

そんな時、隣の先生の竿がグーンとしなった。横で見ていてもかなりの手応え、そして岸近くに来ても浮いてこず、竿先がブルブル震えている。これはもしかして、大本命シマアジ?固唾を呑んで見守るなか、上がってきたのはグッドサイズのホシカイワリ。

先生も「大本命じゃないけど、十分!」と大満足。その後先生はもう1枚ホシカイワリを上げ、本年ラストの釣は、まずは十分と言える釣果。僕の方は、結局午前中のムロ3本以外は外道ばかりだったが、それでも大好きな洲崎で、無事本年の釣納めをすることが出来た。

先生今日はどうも有り難うございました。来年も是非宜しくお願いします。

写真は、今日のNO1ホシカイワリと先生。