小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

シマアジ&時化&オガマル

2008-12-07 15:54:47 | Weblog
冬型の気圧配置が姿を現すと同時に、海は時化、そしてオガマルの運行にも少なからず影響する事が多くなってくる。

元々オガマルの入港日は天気が悪いという、荷役仲間の間での定説が有ったらしいが、ここ数ヶ月は割りと穏やかな入港日が多かったように思う。ところが冬の訪れと共に、計ったように先便から入港日は悪天候。先便など結局入港中はズ~ッと雨、散々なお天気だった。

今日の入港日、昨日の予報では午後は降水確率30㌫→20㌫と上向きと言う事で、やや安心していた。ところが今朝になると、なんと予報はころっと変わって一日中雨の予報。しかも北東の風が強く、所謂時化模様である。

妻との早朝ジョグの頃は、小雨程度でそれ程気にならなかったのだが、時の経過と共に雨風とも強まり、正に嵐。防災小笠原の島内放送も、定刻40分遅れ、12時10分のオガマル入港と、300名弱の乗船客数を告げていた。

今日は我家を出る時からカッパを着込んでの出勤。我家を出た途端横殴りの強い風と雨、ただ北東の風向きは桟橋へ向かう間追い風となり、こがなくても愛車アルプスは軽快に走ってくれる程(ちょっと大袈裟かな)

そして桟橋に着くと、いきなり今日のハハマル(母島丸)は欠航との事。オガマルの入港日はハハマルが接続、母島へ向かう観光客と母島の生活物資等荷物を積み込み、オガマル入港1時間半後くらいに、父島を出港している。そのハハマルが欠航と言う事は、観光客は足止め、そして母島の人達が首を長~くして待っているであろう生活物資も、本日は届かないという事になる。なんとも罪作りな入港日の時化だ。

荷役作業も雨と風の影響で、雨濡れの心配ないコンテナを下ろした程度、ほとんど翌日の作業となってしまった。先便に引き続き翌日荷役、時化を連れて来るオガマルの面目躍如、いい加減にして欲しいね全く。

所で名人マーカスは、昨日僕が引き上げた後の桟橋でシマアジ数匹上げたらしい。「今日はこれからシマアジ来るよ」と言っていたマーカス、流石名人、年季と勘が違う。

その名人曰く「何故か、シマアジは時化の時釣れるんだよ。」シマアジと時化とオガマル、微妙な関係がありそうだ。流石に今日はこの嵐、名人も竿は出さないとの事。

写真は、先週ランチ&スイムした時の前浜。こんな天気が本当に懐かしい今日この頃。