小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

童心に帰る

2008-12-12 19:13:10 | Weblog
朝いつものように小学校で廊下の掃除をしていると、2年生の男の子が「橋本さん、これ!」と言って、輪ゴムの付いた緑色の紙を恥ずかしそうに渡してくれた。

10時半から2年生が総合学習の一環として体育館で開く‘あそびランド’の招待状である。「今日は忙しいんだ2年生は」と登校の時から2年生の児童達やたらとテンションが高いと思っていたのだが、このせいだったんだ。

用務のオジサン勿論参加させていただきました。たいせんしゃてき・たのしいさかなつりランド・ほんとうにこわいおばけやしき・たのしいトロッコ以上四つのアトラクション、童心に帰って楽しくチャレンジ。「2年生の皆さん御招待有難うございまいした、どれも皆素敵なあそびランドでした」

昼休みは前浜へ。相変わらずの曇り空だったが、今日は頑張って前浜スイム。サーフパンツ1枚でいざ入水と思っていたら、タコ釣名人で有名?なおじさんが「お~い、夜イカバケ根掛かりさせちゃって、そこに見えてる、取ってくれよ!」ホンマかいな?と思ったが、ここも童心に帰って人助け、珊瑚に掛かったバケを発見、おじさんへ。

今日はと言うか、今日もお日様出てないのに、前浜スイム楽しむ人が総勢7名。「今日は水冷たいね、冬だからネ」「12月ですから」そんな会話しながら、皆何故か気持ち良さそう。まだまだ行けそうな前浜スイムだ。

午後はひょんな事から、中学校の某先生方と小中学校の敷地内にあるオレンジの捕獲作戦。かなり高い所に程よく色づいたオレンジが幾つも生っている。4~5mはあろうかと言う角材の先に、まずは針金を鈎型に曲げて取り付け、これでチャレンジ。しかしオレンジの枝は思いのほか手強く、針金が曲がってしまい失敗。

ああでもない、こうでもないと試行錯誤。こんな時の先生方の目は本当に輝いている。(いつも輝いていらっしゃるのだが、特に、念の為)きっと僕も何時にも増して生き生きとしていた事だろう。正に童心に帰ってオレンジ取りに熱中。

結局中学の教務庫に、何故かあった‘タコ鈎’(タコを捕獲する時に使う道具で、金属の鈎が50㌢ほどの棒の先についている)の鈎を取り付け大成功。

その‘オレンジ鈎?’をお借りし、小学校の先生から依頼されていた、校舎裏にたわわに実ったオレンジの収穫も無事終了。なんだか今日一日、あっと言う間に過ぎてしまったように感じたのは気のせいかな?

写真は、見事捕獲に成功したオレンジ、大変美味!