MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「ゆりかごのうた」と「枇杷(びわ)の実」

2011年06月25日 | あらかると

昨日、NHKTVから夏川りみが唄う「ゆりかごのうた」が流れていた。
子供の出産に伴い「ゆりかごのうた」をシングルリリースしたのだそうである。
その情感溢れる歌声は、母ならではの癒しがあった。

歌を聴いていると「びわの実がゆれるよ」とあり、
丁度この時期を詠ったものである事がわかった。
というのは、
つい最近熟れてきた枇杷の写真を撮ったばかりだったのである(巻頭の写真)。




ゆりかごのうた 作詞・北原白秋

 ゆりかごのうたをカナリヤが歌うよ
 ねんねこねんねこねんねこよ

 ゆりかごのうえにびわの実がゆれるよ
 ねんねこねんねこねんねこよ

 ゆりかごのつなを木ねずみがゆするよ
 ねんねこねんねこねんねこよ

 ゆりかごの夢に黄色い月がかかるよ
 ねんねこねんねこねんねこよ

「2月9日発売、ママになって初めてリリースするシングル「ゆりかごのうた」。
子守唄の 定番曲を夏川りみの優しさ溢れる癒しの歌声でお聞かせします」
の触れ込みで、ビクターミュージックがYoutubeで配信しているので聞くことが出来ます。
夏川りみの「ゆりかごのうた」


下はやっと咲き始めたラベンダーの花。(記事には関係有りません)
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胡瓜とモヤシの胡麻だれ冷麦

2011年06月24日 | たべもの・料理

6月21日に食べた「火山」の胡麻だれ冷やしをヒントに、
「ぶっかけ胡麻だれ冷麦」を作ってみた(巻頭写真)。

冷麦といえば、冷水に氷を浮かべ「サクランボ」が乗っているというのが、
蕎麦屋さんの定番だが、
家庭で食べる分については、食べる直前に冷水に通しざる形式で食べることが多い。
が、
一人で作って食べる場合は、ブッカケ麺にすることで後かたずけも簡単に済む。

今日のように暑い日は暖かいご飯よりも冷たい麺類が食欲が出る。
ということでMAICO流「胡瓜とモヤシの胡麻だれ冷麦」の作り方。
麺類なら、パスタ以外なんでも合うのが胡麻だれのいいところ。

胡麻だれ(麺をゆでている間に出来る程に簡単)
市販の「練り胡麻」と「酢」「砂糖・又は砂糖シロップ」「麺つゆ」「蜂蜜(省略可)」を
適宜器に入れて攪拌する(私はジャムなどの空き瓶に入れて攪拌します)。
途中で味を見て適宜上記の材料を加減する。
この適宜で自分の好きな味が作れるのがこの「胡麻だれ」のいいところで、
失敗なんてありえないのも良い。

胡瓜は千切りにして、少し塩を振りかき混ぜて置くとしんなりしますが、
しゃきしゃきが好きなら、千切りにしたまま茹でモヤシと和える。
モヤシは一袋、熱湯で1,2分火を通し手からざるに開け水道水で冷やす。
モヤシと胡瓜を和え、手で水分を搾り、器に盛った冷やした麺の上に載せ、
上記の胡麻だれをかけて食べます。

美味しい胡麻だれを絡めた胡瓜とモヤシのシャキシャキを楽しみ、
冷えた麺を口にすれば、暑さもどこへやら・・・・
真夏には、麺に氷を載せると更に涼しい食べ物になります。

で、
デザートは皮を剥いて凍らした完熟のバナナ、甘みが増して絶品です。
冷房の効いた部屋で食べると、さむすぎるかも・・・・・・
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朝焼けと6月猛暑

2011年06月24日 | あらかると
関東周辺で、6月としての最高気温が記録され、
20年ぶりに6月の最高気温の記録が書き換えられたという。

埼玉県熊谷市で39.8度、東京でも32.7度を記録した。
強めの風か吹いていたにも拘らず気温が上昇したのは、
南西からの山越えの風がフィーン現象を起こしたことにあった。

埼玉県では夕方18時を過ぎても35~37度もあったという。

今朝はカラスの鳴声に起こされ4時前に目が覚めた。
カーテンを開けると綺麗に染まった朝焼けが目に飛び込んできた。
その朝焼けの中に、白い雲のようなところが見られた(巻頭の写真・4時15分撮影)。

珍しい現象なので望遠でも撮ってみたが、雲なのか、雲の隙間なのかは判然としなかった。


暫くすると低空の雲が茜色に輝き始めた(下の写真、4時18分撮影)。
しかし、白い部分は染まらなかったので雲ではないのだろう。


やがて低空の雲が全体に輝き始めた。(下の写真、4時18分撮影)
その数分後には日の出(東京の今日の日の出は4時26分)となり輝きを失った。
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虫の「たましひ」と梅雨茸(ツユタケ)

2011年06月23日 | あらかると

梅雨茸とは「梅雨の時期に生えるきのこの総称」で、
俳句界では夏の季語の一つになっている。

で、ツユタケのほとんどは「毒」があって食べられないようたが、
散歩中に発見したキノコは、なんとも美味しそうな密度と、
美味しそうなキノコ本来の香りがあった。

一見ブナシメジのようにも見えるが、
やはり自然界に生えているキノコは、素人が採取するには危険である。
また、切り株に生えてはいたが、道路のすぐ近くということもあって、
食べられるものであったとしても、排ガスやタイヤの塵で汚れていて食用には向かない。

でも、丸く密集しているキノコの珍しさと美しさにシャッターを切った。
下の写真でほぼ生えていたキノコの原寸大位でした。


キノコだけでは物足りないので、紫陽花の蜜を吸っているウマオイの子を・・・


尻尾の先に産卵管が付いているのでメスの子供かも・・・ということは鳴かない???
背中にある小さな羽根はまだ子供で飛ぶことは出来ない。


ウマオイは肉食性で、ハヤシノウマオイとハタケノウマオイなどに分類され、
鳴き声は前者が「スィーーーッチョン」と長くのばして鳴くのにたいし、
後者は「シッチョン、シッチョン……」と短く鳴くようである。
両方とも聞き覚えがあるが、鳴き方で分けられていることは初めて知った。

写真を撮ることによって出会う虫たちはやはり名前が知りたい、で、
調べれば調べるほど不思議な未知の世界が展開していきます。

虫といえばこんな話があります。
ある古典文学教授が授業中に飛び込んできた一匹の虫で講義を止めた。
学生も黙って飛んでいる虫を見ていて教室内にはしばし沈黙が流れた。
その時教授は
「こんな小さな虫でもこの部屋をコントロールするほどの魂を持っているんですねーー」
と・・・・
その時の授業内容は覚えていないが、今でもこの言葉を思い出す。


「めぐりめぐりめぐりめぐって、ただそれだけですが、それがすべてです」
うーーーんこの言葉すごい!!、奥が深く哲学的です。
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ネジバナとスジグロシロチョウ

2011年06月22日 | あらかると

まるで梅雨が明けたようなピーカンな空と(巻頭の写真)、
熱く射すような直射日光が降り注ぐ暑い一日となった。

行動するなら午前中と出かけたが、途中でネジバナを発見。
花を撮っているとそこに、羽の黒い筋が特徴のスジグロキチョウが飛んできた。

蝶の名前や種類の判別は出来ないので、普通の紋白蝶と思っていたが、
PCで確認すると、やや黄色がかっていて羽の表には黒い筋が目立ったので調べると、
紋白蝶ではなく、スジグロシロチョウだった。

で同じような写真を何で3枚も並べたかというと、
花がネジのような螺旋状についているため、
蝶は一つ一つの花を丁寧に吸蜜したため、
いつの間にか360度の姿態を見せていたのである。


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