カタバミの実の写真を撮っていたら、その実が弾けた。
マクロ撮影をしていた時なのでレンズ先端が触れたのかもしれない。
普段の生活では余り気にとめることがないカタバミであっても、
実が天を突くように付くこと位は知っていた。が、弾けるとは知らなかった。
赤い種であることも私の新たな発見だった。(巻頭の写真)
葉や茎が赤みを帯びているがアカカタバミほどの赤さではないので、
ウスアカカタバミかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f0/82e79fd38db10d1808aba8425afbf0a6.jpg)
葉は綺麗なハート型が3つ並んだ形をしていて、何気に抒情的である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/28/37772d72f8cffa4d5fc525d862c387f8.jpg)
写真を撮ったついでに「カタバミ」について調べてみると、
別名や方言として、「かがみぐさ」「すいば」「しょっぱぐさ」、
「すずめぐさ」「ねこあし」「もんかたばみ」など180種以上あるとのこと。
私の田舎でも「カタバミ」とは言ってなかったが、
何と呼んでいたかは記憶になく、子供のころに葉を咬んで酸っぱかった記憶だけが残っている。
また、カタバミは繁殖力が強く、一度根付くとなかなか絶やすことが困難なことから、
「家が絶えない」に通じるため、
家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられたようである。
なお、カタバミを図案化した家紋は五大紋(藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰)の一つに数えられ、
イースト株式会社の家紋倶楽部4000によると120種以上が存在している。