MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紫陽花と紋黄蝶

2011年06月19日 | あらかると
午後から日が差してきたので、久しぶりに近隣を散歩。
あちこちの紫陽花と「結いの花公園」のラベンダーの写真を撮るのが主目的となった。

散歩コースには民家も多くあちこちの庭先には色とりどりの紫陽花が、
梅雨のうっとうしさを晴らすかのように咲いていた。
しかし、
家の前に咲いている紫陽花は自主規制で「撮影禁止」としているので、
歩く速度で鑑賞するのみ。ちょっと惜しい気もするが・・・・

畑の中で、色とりどりに咲いていたのが巻頭の紫陽花。
蕾、開花、色の変化期、隆盛期などに分類できる花が面白い。
畑の中なので民家よりも手入れはなされていないと思われるが、
庭先で咲いているものよりも元気があって綺麗だった。

下の写真は同じ場所から蕾に焦点を合わせて撮ってみたが、
巻頭の写真とは趣が変わったと思う。


期待していた結いの花公園のラベンダーはまだ開花しておらず、
香りもなく虫たちの姿もなかった・・・


紋黄蝶が百日草の花から花へ吸蜜していた。
吸蜜している紋黄蝶を撮ろうとしたが、近寄ろうとすると逃げる。
やはり午後の蝶は元気である。
5分ほど待って4m先で吸蜜している姿をやっと撮れた。

この待っている5分間に蝶の不思議な行動があった。
この赤い百日草の隣には黄色の百日草が並んでいたのだが、
5~6回黄色の百日草の上に飛んで行ったにもかかわらずそこには止まらず、
戻ってきて赤い百日草だけに止まった。

黄色い百日草に止まられたのでは写真にならないと思っていただけに、
紋黄蝶の思わぬ行動は演出されているかのようだった。
まさかとは思うが「こちらの心を」読んでくれたのだろうか?????


結いの花の公園の道一つ隔てて松戸市立松戸高校がある。
その方向から「5回の裏、東京高校の攻撃は・・・」のアナウンスが聞こえてきた。
どうやら練習試合をしているようである。
野球グラウンドが道路に面してやや窪地にある為、
道路脇で観戦でき都合がいいのである。
若さ漲る試合に引き込まれ、高校時代を思い出しつつ最終回まで見てしまった。

ちなみに、このグラウンドの真下を「新スカイライナー(北総線)」が突っ走っていて、
写真右上のコンクリート面がトンネルの出口となっている。


高校のグラウンドは贅沢なほどに広く、向こう側はサッカーのコート、
サッカーコートの奥には、テニスコートやプールや校庭があり、
更に野球場の左隣には弓道場などがある。
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