MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

種から柿を育てる

2011年06月11日 | あらかると

昨年の秋に食べた柿の中で、最も大きかった富有柿と、
富有柿と同じ位の大きさの新種の柿の種を、
「発芽させてみよう」と思い立ち約半年間ビンに入れ冷蔵庫で保管した。

冷蔵庫で保管した理由は「休眠打破」のためで、
桜の花がそうであるように、ある程度の低温にならないと(休眠打破)、
花芽が出なかったり花が咲かないという。

最近の温暖化によって、松戸や市川の梨の名産地では不作が続いているというが、
梨は桜と同じバラ科に属する植物なので、
真冬が温暖で気温が下がらないと花が咲かないのだそうだ。
花が咲かないので当然実もつけず不作になる。


半年保管しておいた「柿の種」をこの春先にプランターに撒いた。
撒いてから約1ヵ月後に発芽してきたのが下の写真(5月14日撮影)で、
右側に幹だけが見えているのが柿の芽。


撒いた種の数は6個で、発芽したのが3個。
で、
区分していなかったのでどっちの柿が発芽したのかは不明。
下の写真は発芽してから半月後の5月30日に撮った写真。
なかなか成長するのが遅かったが、
夏日を記録する頃から成長が早くなり、巻頭の写真が6月8日撮影。


「桃栗3年柿8年」という言葉があるように、
種から育てると柿の実がなるまでには8年かかるという。
しかし、
そんなには待てないので、いずれ接木して実りを早くする予定。
ということは、そろそろ柿の苗木も買ってこなくてはならないかも・・・

下の写真のようにたわわに実るのはいつのことやら・・・というか実るのだろうか?????
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