MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「夕景の彩雲」と「脱皮して変身した揚羽の子」

2016年09月29日 | あらかると


明日は大陸性の高気圧が張り出してきて、
秋らしく湿度の低いからっとした晴れになると予報されている。
更に気象庁発表のアジア太平洋域の天気図に寄れば、
後方にある3つの高気圧も東へと進んでいる。

9月11日から続いた天候不順により、
当地の昨日までの18日間の合計日照時間は僅か21.5時間しかなかったが、
今後は秋らしい晴れの日が期待できそうである。

夕方の17時前、久し振りの夕日が街中を照らし出した。
晴れた日なら当たり前の光景だが、そこには忘れられた輝きがあった。


当地上空は全天雲が掛っていたが、西の空には雲の切れ目があり、
その切れ目から太陽が覗いていたのである。
しかも・・・・
周囲の雲が焼け、吉兆の兆しがあると言う「彩雲」も生まれていた。


上の写真中央やや左には、飛行機雲が輝いていたが、
その飛行機雲までが僅かに彩を帯びていた。


閑話休題。

観察してきた「揚羽の子」が、本日劇的な変身をしていた。
3頭のうちの1頭が鳥の糞のような色合いから、全身緑色になっていたのである。
尻部には、脱皮したものと思われる黒い皮が残っていた。
この脱皮後の体長は15mm程度だった。
下の写真は本日16時53分に撮影。


朝の10時20分頃に撮ったのが下の写真で、やや緑がかっていたので
そのまま緑色に変化していくのだろうと思っていたが、
まさか脱皮して変身するとは・・・知らなかった。
この体の色の変化が脱皮の前触れだったのである。


ちなみに、昨日午前5時50分に撮影したのが下の写真で、
やはり大きさは15mm程度・・・この体長が変身の目安なのかもしれない。


巻頭の写真は17時03分撮影で、
この時間帯が彩雲出現のピークだった。
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