MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

真南から扇状に広がった巻雲が茜色に染まった

2016年09月27日 | 写真


早朝からの濃霧がなかなか晴れず・・・写真的にはアウトな状況。
ということで、
午前中の予定を午後に延ばし、午後から晴れてきたのでベランダで観天望気していると、
黒いTシャツに直射日光が当たり、吸収された熱で真夏のような暑さになった為、
午後からの予定もキャンセル。

涼しさの残る午前中から晴れておれば出かけてしまっただろうが、
やはり、涼しさに慣れてしまったためか30度近い暑さは身にこたえ、
昨日の公園散歩でも高温(当地は30度を記録)多湿で、
不快感が纏わりつき2時間ほどで引き上げている。

明日の当地は午前中から晴れるとの予報なので、
夕焼けも出現するのではと17時過ぎにベランダにカメラを設置。

「17時22分撮影」
飛行機雲から生まれたと思われる鱗雲状の巻雲が輝いていた。


「17時33分撮影」
当地の日没予定時刻は17時31分なので、日没直後の西南西の空。
ちなみに今日の日の出は東で、日没が西となっていた。


「17時34分撮影」
地平の日没は17時31分だが上空の雲はまだ太陽光を受けており、
徐々に茜色を濃くしていった。


「17時39分撮影」
上空は南風が吹いていたようで、
真南を起点とて扇状のすじ雲が広がり茜色に染まった、


「17時41分撮影」
時間と共に地平の明るさは失われて行った。


「17時43分撮影」
明るさは急速に失われ、輝いていた巻雲にも影ができ、
やがて夕焼けは終わった。


「観天望気」では翌日の天気を知るための諺として「夕焼けは晴れ」というのがある。

巻頭の写真は「17時40分撮影」の南南西から上空にかけての「筋状茜雲」
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