MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「東松戸ゆいの花公園」の河津桜開花

2013年03月05日 | あらかると

春らしい一日となった今日、
ゆいの花公園(東松戸)の「河津桜」が開花していた(巻頭の写真)。

ゆいの花公園はその名の通り花の公園で、
いつ訪問しても(月曜休園)、それこそ真冬でも何らかの花が咲いていて、
花の写真を撮りたい人にはお勧めの公園である。

毎日、優しさあふれる作業員が花の手入れをしていて、
萎んだ花などを摘花しているので、いつも最高の状態の花を見ることが出来る。
しかも
質問やわからない事があると丁寧に対応していただけ、
今日の私もこの丁寧な対応で、
今年初の「河津桜」の開花に出会うことが出来た。

今日も様々な花が咲いており、
晩冬から早春には定番の水仙や、


三椏(ミツマタ)の花、


クリスマスローズ、


菜の花や満開の紅梅が園内を彩っていた。
菜の花にはミツバチ(西洋ミツバチ)が集まっていて、
厳冬を生き抜いた小さな命として、「春らしい」被写体となった。

ところが・・・・
パンジーやビオラ、ヒヤシンスなども他の花も満開だったのに、
何故かミツバチは菜の花に集中していて、
「花蜜」の性質なのかとの疑問が湧いたが、
帰宅後、写真を見ると
「蜜」では無く「花粉」を集めている様子が写っていた。


撮りたい花は一通り撮ったので一度園外に出たが、
この時季に咲き始める「寒桜」が何処かにあったことを思い出し、
引き返して花の手入れをしている女性に問うと、
「寒桜はまだ咲く様子は無いが河津桜がまもなく咲きそうです」と、
丁寧に場所まで教えていただいた。

園内の一番奥の芝生の中に河津桜はあった。
河津桜は、まさに開き始めそうな蕾が数輪あり、
さらに桜の木を一周して見回すと、
巻頭の写真の一輪が開花していた。
午前中の出来事だったので、夕方までにはさらに数輪咲いていたことと思われる。


花の手入れをしていた女性の優しさがなければ、
「河津桜」の開花には出会うことは無かったのである。

今週は日曜日まで暖かな日が続くとの予報が出ているので、
「河津桜」は、土、日ごろには満開となるであろうと思われる。
そしてその頃には、「寒桜」や「修善寺寒桜」も開花することだろう。
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