MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春逍遥、雉と椿と李花と赤葉桜など

2013年03月22日 | あらかると

国分川の上流をポタリングしていると、
約15m先の畑の一角で雄の雉がこちらを見ていた。
カメラを構えるとこちらの動きを察知したのか、
じんわりと歩き椿の樹の下に隠れてしまった。


飛んだ気配がなく、椿の樹の周辺から出て行った様子もなかったので、
反対側に出ると、頭部だけを樹の茂みに隠し、
尾が丸出しの雉がいた。
で、
忍び足で雉から4mほどの距離まで近付いてみたが(下の写真)、
逃げる気配がなかったので更に近付いてみた。
しかし、20~30m離れていても逃げるほど警戒心の強い雉である、
あと2mほどのところで飛び出してきて、椿の木の反対側に逃げてしまった。


雉までは数メートルの近さなので、
写真を撮るには絶好のチャンスだったのだが、
椿の樹が衝立のようになり、私が右に歩くと左に移動し、
左に移動すると右に移動するため、
雉の姿はなかなか確認できなかった。
そんなことを繰り返しているうちに飛立った。

近くの畦には、密集している為に大きく成長出来ない菜花が、
盆栽風の景色を形成していた。


野弁当の後、国分川から「21世紀の森と広場」へ移動。
21世紀の森と広場は菜の花を中心に様々な花が満開を迎えていたが、
染井吉野は3分咲き程度で、満開はもう少し先のようであった。

「緑の里」の梅林の梅の花は終わっていたが、
梅林と同じ場所にある「赤葉桜(ベニバスモモ・紅葉李)」と、


李の花が満開だった。


辛夷も椿も雪柳も満開で園内はまさに春爛漫の様相を呈していた。


巻頭の写真は、里の茶屋(当分の間休業らしい)と赤葉桜。

本日、都心の桜に「満開宣言」が出されている。
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