昨日、今日と雨が降り日照も殆どなかったが、
当地の週間ピンポイント天気予報では、
「曇り一時雨」の日が6日まで続き、7月7日も曇りである。
一週間も降り続くとなると、予報とはいえやや憂鬱である。
今日の雨は昼前には上がり、
予報でも夕方までは雨の心配がないと言うことで、
午後から、21世紀の森と広場へ・・・。
雨上がりの午後とあって、散歩する人も少なく、
遊歩道は所々泥濘み、芝生にはまだ雨露が残っていた。
野草園でトウネズミモチの花を撮って居ると、
ファインダー越しに青筋揚羽が現れた。

青筋揚羽の吸蜜行動はせわしなく、
あっちにいったりこっちに来たりで、やっと下の写真を撮る事が出来た。

「みどりの里」に植栽されている枳殻(からたち)では、
一頭の並揚羽が飛び回っていて、
葉に止まったときはお腹をせせり出して産卵行動をしていた(含・巻頭の写真)。

近くの草叢では紋白蝶が交尾中だった。

ベニシジミはヒメジョオンの花で吸蜜中だったが、
これまでに何度も撮っているため、撮るか迷っていたところ、
バックに赤詰草が咲いていたので、構図を決めてシャッターを切った。

蒲公英の花ではヤマトシジミが吸蜜していたが、
そこにキタヒメヒラタアブがやってきて、
暫く花弁近くでホバリング(空中停止)した後、花に止まって吸蜜を始めた。

稲田では、イチモンジセセリの産卵行動を撮ったが、
写真整理中に、尻の先端付近に2個の小さな卵が写っているのを発見した。

雨後と言うことで蝶達の飛翔は少ないであろうと予想していたが、
僅か1.5時間の散歩にも拘らず、意外にも多くの蝶を発見することが出来た。
ただ、初見の種類を見つけることが出来なかったのは、
そろそろ昆虫の写真も限界なのかもしれない。
今日の写真は新規購入のシグマレンズのAFで撮ったが、ピントが良く合っており、
これまで使っていたレンズの「後ピン」ようなストレスはなくなり、
快適な撮影を楽しむことが出来た。