近所で「ツルボ」の花が咲いていたのを見つけたが、
ツルボの花が満開の頃は「祖光院の彼岸花」も開花時期であり、
場所的にも近いことから確認がてら行ってみた。
丁度見ごろだったが、季節が夏に逆戻りしたような日差しのため、
林の中に咲いている彼岸花を撮るにはコントラストが強すぎて、
木漏れ日の当たっている彼岸花に露出を合わせると、他は暗く沈み、
日陰の花に露出を合わせると、日の当たっている花は白飛びしてしまう。

逆光のなかでは、花よりも光に透ける茎に面白みがあった。

白花彼岸花。後景に彼岸花の赤を入れ込んだ結果、白花のデティールが無くなった(白トビ)。

祖光院に着いたのは10時30分頃だったが、
光線状態が好みでなく、更に暑かったこともあり10分ほどで引き上げ、
「21世紀の森と広場」へ・・。
21世紀の森に付いた頃には、暑さのためか久し振りの脱力感に襲われ、
水分と共にスタミナドリンクを補給して、そよ風の吹く陸橋下で30分ほど休憩。
休憩後、昨年のこの時期に確認した「黄ツリフネ」群生地へ。
今年は天候不順が影響しているのか、やっと見つけたのが下の写真の一輪のみだった。

傷の無い「ツマグロヒョウモン♀」が目の前に現れて止まった。
傷一つ無い固体であることから、最近羽化したものと推察される。

9月4日に確認したトウモロコシのような「マムシグサの果実」の熟れ具合を確認。
前回確認時よりも赤みが増してきたが、腐敗も進んでいた(下の写真)

9月4日に確認したときの「マムシグサの果実」、色や形が小振りのトウモロコシの様である。

13時過ぎ、別件の所用があったため、久し振りに園内の「カフェテラス」にて遅めの昼食。
暑かったので「冷やし中華」を注文したが、離れた席のご夫婦も「冷やし中華」で、
あとから入ってきた5人連れの昔のお嬢様方はカキ氷を楽しんでいたから、
今日の暑さを厳しいと感じたのは、私だけではなかったようである。