ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2010年8月号目次

2010-08-31 | 目次


A table of content:
2010-08-02 ワンコも泳ぐ湖
2010-08-04 メタボ養成ファーストフードいろいろ
2010-08-05 酒蔵にウゾ1ダースまとめ買い
2010-08-06 日本帰省中にしたこと~御在所岳山登り
2010-08-07 ロシアビザ、申請まで・その(1)
2010-08-08 ロシアビザ、申請まで・その(2)
2010-08-09 ラジオ生出演のお知らせ!
2010-08-10 ロシアビザ申請、大使館の応答
2010-08-11 ロシアビザ、申請まで・その(3)
2010-08-12 ロシアビザ申請、領事館に出向く
2010-08-13 ロシアビザ取得
2010-08-15 ルーマニアには無い夏風邪対策
2010-08-16 いよいよ今週!ラジオ生出演します
2010-08-17 気になるロマ人のニュース
2010-08-18 台本に無い生放送
2010-08-19 ルーマニアとロシアって、仲が悪いの?
2010-08-20 いつのまにか日本が世界の中心にいない
2010-08-21 ブルガリアのロマの子供
2010-08-22 ルーマニア人も知っている日本語、「hikikomori」
2010-08-23 「どこでもシャワー」ができる国
2010-08-24 日本帰省中にしたこと~日本のトレイルラン・トップレベルの女性ランナーと走る! 
2010-08-25 日本帰省中のグルメ~吹田『松竹堂』フルーツ餅
2010-08-26 ロムンカたちの盆踊り
2010-08-27 旅の買物上手♪
2010-08-29 熱中症でDNF、北海道マラソン伴走記
2010-08-30 伴走者の熱中症対策
2010-08-31 いろいろ見てみた熱中症

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いろいろ見てみた熱中症

2010-08-31 | 日本でランニング
北海道マラソンで熱中症を目の当たりに見てから、あちこちのサイトを見て熱中症のことを読んでいるけれど、予防しているつもりでも、防ぎきれないこともあるのだと実感。
 
わたしがいっしょに走ったSモットさんの症状は熱けいれんに近いもの。めまいや頭痛は無く、手足の痙攣。主にふくらはぎの痙攣、そして腹部の痙攣がおこるけれど、Sモットさんの場合は、手指の引きつりという形だったようです。
 
熱けいれんはそんなに気温が高くなくても、湿度が多い時に起こりやすい、という記述も。つまり、汗を大量にかくと起こりやすいということ。この日、札幌は32℃まで気温が上がり、湿度もなんと70%(救護スタッフからの情報)、これは北海道では珍しい高温多湿。

わたしが10月下旬のマラソンで経験した熱けいれんは、まさにこれ~もう秋のマラソンだから、と油断して水分補給がそこそこしかなかったところに、予想外に汗を大量にかいたのです。わたしの場合はゴールに飛び込むまで身体は動いたけれど、その後急速に身体の力が抜けていき、倒れこみました。救護所へ運んでもらい処置を受けている間に、両脚(ふくらはぎが主)と腹部のけいれん、かなり強く出て、1時間以上動けませんでした。
 
熱けいれんは塩分と水分の不足が第一要因。Sモットさんは走りながら梅干しで塩分を補給していたはず(2個食べていました)だけれど、塩分にも吸収しやすい濃度、というのがあるのです。梅干の塩分は口には確かに塩辛さを感じるけれど、それが走りながらどの程度身体に吸収されるものかどうかは個人差もあり疑問。
 
水分補給も、炎天下のマラソンの場合1時間に500~1000ml必要。これだけ飲むと、おなかぽちゃぽちゃ言うくらい?それくらい飲んでいるつもりでも、それは走りながらの給水で、十分吸収できていないこともあるかも。塩分と同様に、「走りながらでも身体に吸収しやすい」と言うことが第一。
 
あとは当日の体調。ほんのちょっとの狂いが、炎天下では大きな異変になるのかな、と。わたしたちは猛暑日の続く大阪から北海道に移動してきて、「北海道は涼しいはず」などと思い込んで走っていました。これも調子を狂わせる一因だったのかも。確かに前日、札幌に到着したときには風が渡る日陰がとてもさわやかに感じたのです。日差しはまだ強かったけれど。
 
何が起こるかわからないマラソン、2度として同じレースのない42キロ、同じ準備(=トレーニング)を出来るときもないし、同じ体調でスタートラインに立てるときもない~やっぱりマラソンは奥が深いです。


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伴走者の熱中症対策

2010-08-30 | 日本でランニング
なにが良かったのかわからない、熱中症対策。とにかく、伴走者が先に熱中症でやられたのではおハナシにならない、とこれだけはココロしました。

①前日から意識して水分を補給。喉が渇いた状態を作らない。ビタミン&ミネラル系のサプリメントも多いめに。

②当日の朝、おにぎりに醤油をかけていただく。冬場のマラソンだとそのままかぶりつくところだけれど、塩分&カリウム等の補給を醤油から。

③会場到着後も、少しずつ水分補給。スタートまでにペットボトル500ML、1本半を飲みました。当然ながらトイレも完了。スタート直前に空になったペットボトルを道端に置き捨てスタート。(会場内、ゴミ箱は非常に少ないです、本来はお持ち帰りすべきところ。)

④走り始めたら、水よりも身体に吸収しやすいとされているスポーツドリンクを補給。その間、給水所から水もいただく。

⑤伴走終了直後に尿意を催す→救護所のトイレに駆け込む。トイレに行きたくなるほど、ということは水分が足りていたのかな、と自己評価。

わたしの場合、今回はこの方策でしのげた熱中症。が、油断は大敵。マラソンに臨むのに2度と同じ体調はないし、2度と同じ気象条件も無いから。

注:
今回は伴走者として走りましたが、マラソンに出走するときにはいつでもランナー。自分自身がナンバーカードをつけて走るときと同じ気持ちです。北海道マラソンも、自分のレースとして走るときにも、同じ対策で臨むと思います。


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熱中症でDNF、北海道マラソン伴走記

2010-08-29 | 日本でランニング
数年に一度の猛暑となった今年の夏inニッポン。梅雨末期の豪雨を経て、梅雨があければ猛暑日&熱帯夜の連続。とたんに熱中症で倒れる人が相次ぎ、救急搬送もフル稼働。「熱中症に注意」「水分補給を」、これだけ言われていて、気をつけていたつもりでも熱中症に。
 
高温多湿ならほかの都市に引けをとることの無い大阪、ここでトレーニングをしてきて、暑さ対策もいろいろ講じたつもりで臨んだ北海道マラソン。が、その当日はこの時期にすればこれまた記録に残る猛暑日となった札幌。
 


今回の私は、ブラインドランナー・Sモットさんの伴走。彼女とフルマラソンを走るのはこれで4度目。過去の3度はすべてサブ伴走がいて、メイン伴走者に不調があれば交代も可能と言う、幅を持たせた伴走。が、今回は伴走者は私一人だけ。30℃を越える日中(北海道マラソンは12時10分スタート)のフルマラソン、伴走者といえど、いや、伴走者だからこそ何があっても走り続けなければならない~最高気温予想は30℃。
 
午前中から薄曇り空、12時過ぎ、スタート直前のアナウンスでは気温27℃。太陽が雲から顔を覗かせれば気温上昇は必至、「頼むから、薄曇のままでいて」、何度もお天道さまを見上げて祈るような気持ち。
 
Sモットさんの北海道マラソン挑戦は2度目、前回(ゴールの制限時間4時間のとき)はタイムオーバーでリタイア、暑さでやられてペースダウンしながら20キロで終わってしまったと言います。その後ゴールの制限時間が5時間になり、冬場のマラソンの彼女の走力からすれば、十分に完走できるはず。
 
が、スタート直後からわたし達はむっとした暑さを感じました。幅広い道路をいっせいに進んでいくランナー達の熱気なのか、上から落ちてきている紫外線(紫外線は曇り空でも地上に達しています)なのか。1キロ6分超のペースでも息が上がり、汗がへばりついた感じ。
 
8000人のランナーが出走するので、エイドステーションでの混雑は避けられない~混乱を回避するため、5キロのエイドはとらずに、ウエストポーチに入れたボトルから補給する作戦。道幅いっぱいに広がっているランナー、給水テーブルが15台以上あるとはいえ、路上に散らばった紙コップを踏みながら二人でテーブルに近づいていくことは接触等かなりの危険が予想できるのです。
 
10キロを過ぎてややランナーがばらけて、ようやくわたしたちも給水テーブルから水を取ることが出来るように。でも、相前後した給水ポイントで、見知らぬ一般ランナーが「はい、どうぞ」と水をとってきてわたし達の前に差し出してくれたり、また、Sモットさんの北海道のラン仲間が同じように水やスポンジを取ってくれたり、と、のべ10人以上のランナーのご厚意をありがたく頂戴しました。
 
時おり太陽も差すようになって、影がはっきりと出来るようになってきて、なるべく道路の端を走り、少しでも街路樹の陰を進むことが出来るようコースを取りながら、Sモットさんの足取りはしっかりしています。1キロ当たり6分10秒以内くらいのペース。2.5キロごとの給水を取りに行くときは、歩いたりするのでペースダウンは致し方ないです、7分を超えるラップに。
 
それでも中間点に近づくあたりから、わたしたちは少しずつ周りのランナーを追い越しながら走るようになってきました。暑さでばてている人なのか、すでに歩いている人が何人も。急に立ち止まったりする人をやり過ごしながら、Sモットさんはしっかり走っています。
 
衰えない足取りに、この調子で行けば、後半少しペースが落ちても完走は出来そうだ、と予想したのだけれど・・・。
 
「ちょっと右手の指がしびれてきました、ロープを持つ手を反対にしてください。」~左の聴覚が無いSモットさんと走るとき、伴走者は常に彼女の右側に付きます、つまり彼女が右手で持ったロープを伴走者が左手で持つと言うこと。位置を入れ替えると、伴走者の言葉の声が格段に聞き取りにくくなるのです。
 
しばらくそんなふうにして走ったけれど、左手で持つロープが慣れないのか、次のエイドで止まったあと、また定位置に戻りました。が、「左手もしびれてきました。」
 
25.7キロの折り返し地点も、走りながら折り返し。が、その直後、「ちょっと歩いていいですか?足の指もしびれてきて・・・」、数歩歩いただけで「あ・・・」、わたしの左肩に寄りかかってきました。緊急事態発生。
 
コース上で立ち止まったわたし達を、ちょうど巡回中の救護班のメンバーが見つけてくれ、道路わきへ誘導されました。めまいは無い、というSモットさんでしたが、両脚がしびれてきて、ついに座り込むことに。
 
給水ボトルを差し出されたけれど、Sモットさんは余り受け付けられないようす、そのうちにどんどん両手指&両足のしびれが強くなってきたみたい。この間に救護スタッフは救護車を要請、しびれと戦いながらもSモットさんは、「いま、何キロ地点ですか?いま、何時間たっていますか?」、ちょうどスタートから3時間経過、残りの距離は14キロ。「1時間に7キロで行けば・・・。」~完走に意欲を見せたけれど、手足指はしびれから引きつりになってきて、救護車の到着で途中棄権を余儀なくされることに。
 
手指のしびれを訴え始めてから、わたしの肩に寄りかかってくるまでものの10分、多くみても15分以内の出来事でした。最寄りの救護所まで搬送され、ストレッチャーに載ったままテント内へ。このときすでにSモットさんの手指はかなりの引きつり具合。血圧や体温測定などを受けているうち、みるみるうちに手指は開かなくなり、かたくグーを握り締めた状態に。わたしが手指を開こうとするとかなりの力でグーを握りしめているのがわかります。氷を身体の各所にあてられ、マッサージと点滴開始。
 
救護所のスタッフによると、この日気温は32℃まで上がり、湿度も70%。かんかん照りではなかったけれど、実に高温多湿のマラソンに。「北海道は気温が30℃以上になっても湿度が少なくてさわやかなはず。」と思い込んで走っていたわたしたち、気付かぬうちに蝕まれていたのです。
 
Sモットさんの状態は、おそらく熱けいれん、これ、わたしも経験したことのある熱中症の一症状。水分と塩分の不足が主原因。しばらく休んで足りていなかったものを補給すると回復するもの。
 
中間地点近くにある救護所から救護車でゴール地点まで送ってもらったら、ちょうど5時間で最終ランナーがゴールするところでした。「ただいまの○○君の完走を持って北海道マラソンを終了します」のようなアナウンスが聞こえてきました~最終ランナーは名前を呼んでもらえるんだ、とこんなところで認識。
 
胸のナンバーカードをはずしてゴール会場に入るように言われたわたしたち、ゴール地点近くを通りかかるとき、完走者にすぐにかけてあげられるようスタッフがたくさんの完走メダルを腕に下げています、メダルがカチャカチャ音を立てているのを、私はSモットさんに言葉で説明しました~「あの音は、完走メダルの音。」
 
わかっているつもりでも防ぎきれなかった熱中症、Sモットさんの三度めのチャレンジはあるのかな?~「そのうちに、と言っていると、日本はどんどん温暖化が進み、北海道ももっと暑いのが当たり前になってしまいますよね~。」
 
暑いさなかにトレーニングをし、暑い中でのマラソンだけれど、せっかく取り組んだことだから完走はして欲しい、北海道マラソン伴走記でした。


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旅の買物上手♪

2010-08-27 | ルーマニア・わたしの日常


安くて快適そうな宿を探すのが得意になったマドモワゼル、北海道マラソン遠征の航空券と宿をルーマニアからネット手配し、一般的なツアー料金もはるかにお安く上げて「さすがのお買物上手♪」と同行仲間からお褒めの言葉をいただきました。
 
なにせマイダーリンは遠征大好き。そのたび宿と航空券を手配するのがわたしの役目。まるで専属ツアーエージェント。そのわたしが探すのは、花の都パリで2~3名1室45ユーロとか、ギリシャのリゾートだともっと安くて、一人10ユーロ(一室30ユーロ)。

リゾート地のアパートメント形式のホテルはキッチン付なので、食事を自分達で作ったりして味自慢♪~ギリシャでのご馳走作りはこちらから。ドイツ・ベルリンのホステルでは共同キッチンでたくさんの外国人と盛り上がりました、こちらから。

ルーマニア国内だともっと安くて可愛いペンションがいっぱい。6月のピアトラ・ニャムツ遠征はラン仲間のステファンが探してくれたけれど三つ星のペンション、一部屋に3人泊まって60レイ(=約1800円、一部屋の料金です、3人で頭割りすると一人20レイ)。ちゃんとしたベッドで、ちゃんとしたお部屋、広々していたし。トイレとバスルームは共同だけれど、きれいに掃除されているので、自分達もきれいに使います。
 
ヨーロッパの人たちは休みもたくさんあるので遊び上手、長い休みをリゾート滞在で楽しみます。

ここらあたり、日本人の一点豪華主義と違うところかな?日本企業はなんと言ってもお休みがとりにくい、取れても短い休みなので、旅行に出かけるとすれば、「高給ホテルに泊まってリッチな気分を味わおう。」と、けっこう贅沢したりします。
 
今回の北海道行きは2泊3日のツアーが2名1室で週末料金あらかた5万円近く(5月発売時点)だったので、これは財布に優しくない、と個人手配で安く上げるように探しました。早い目から手配したのも良かったし。6月の日程なら2泊3日週末でも3万円以下で売り出されていたので、総額4万円以内に収めるのが目標。高ければいいってものでもないし。
 
飛行機はJALの先得運賃で片道12800円(ヨーロッパ圏内格安航空会社の運賃からすると、これでも高く感じるけれど)、都合のいいフライト時刻がありました。ホテルも札幌駅から徒歩圏内で2泊(2人一部屋)して一人7700円(2人一部屋で2泊の料金)、朝食付き。ちょっとお部屋が狭い目かもしれません、15平米と書いてあります。

でもちゃんとシングルベッドふたつだし、バス・トイレ付(日本では当たり前、でもヨーロッパのホステルなど、バス・トイレ共用というところも多いです)。おまけにパンとコーヒーの朝食付き。パンが食べ放題だとありがたいけど、まさかそれはないかなぁ・・・。
 
北海道マラソンは8月29日、一度は走ってみたいと思っていた夏のレース、楽しみに行ってきます~♪

追記(8/31):
私たちのホテルは「ビジネスイン・ノルテⅡ」、朝食のパンは4種類が食べ放題でした~♪
ドリンクはコーヒーと紅茶、オレンジジュースがお代わり自由。


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ロムンカたちの盆踊り

2010-08-26 | ルーマニア・ブカレストの日常


日本語を学ぶ女子大生たち、盆踊りを披露。日本のことに興味を持ったきっかけは様々だけれど、「私たち、日本のことが大好きなんです。」と、語学としての日本語だけではなく日本文化にも関心が高いです。本来、語学とはその背景となる文化や歴史も一緒に知っていくと、とても理解が進むもの。
 
浴衣の着付けももちろん自分たちで。作り帯もあるけれど、帯を結んだりすることもちゃんと学んでいます。残念ながら下駄まではそろっていないみたいで、足元は自分たちのパンプスなど。 



「みなさんもどうぞご一緒に。」と輪に誘ってくれたけれど、手さばき・足さばき、そして音楽に合わせること、これけっこう難しいもの。日本人だからといって、だれしもが盆踊りの名手ではないのです。大きな輪の中では適当に合わせて踊ったりするけれどね。
 


この日はほかに、書道・生け花・折り紙・和紙人形・巻き寿司、サブカルチャーのアニメ・漫画コーナーも。カラオケコーナーもにぎわっていました。
 


風呂敷のコーナーでは、一枚のちりめんの風呂敷で2本のワインボトルを包んだり、2冊の本をはこびやすくバッグ型に包んだり、と、私が講習を受けました。風呂敷から縫い目なしで肩掛けバッグもできます。

 

日本のことを理解し、もっと知りたいという彼女たちの熱意にはいつも頭が下がります。そんな私にできること、このような日本文化関連のイベントに出来るだけ顔を出し、彼女らと会話することかな~、なんといっても私はナマ日本人。

以前の記事より:
文教都市として名高いヤシでの日本七夕祭りの様子はこちらから。
ここでは浴衣姿のロムンカたちが日本舞踊を披露。


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日本帰省中のグルメ~吹田『松竹堂』フルーツ餅

2010-08-25 | 日本のいろいろ


これは絶品です、近場にいながら初めて紹介してもらったフルーツ餅。大阪・吹田の『松竹堂』、創業明治22年の老舗。お店と同じ町内に住むラン仲間が、「これ、帰国中にぜひ食べてください。」といただきました。暑い季節なので保冷バッグに保冷剤を詰めて、ランの練習会に持ってきて下さったもの。
 
手にとって驚き!なんと柔らかいお餅。口に含んだら、中身は生の果実。それに白あん・吉野葛・ぎゅうひなどを添え、一口サイズの芸術品になります。甘すぎず、酸っぱすぎず。
 


サクランボ餅ならば、白あんとぎゅうひの組み合わせ。ちゃんと種を取り除いた一粒が中から顔をのぞかせます。軸がアクセントになっているので、サクランボ餅はすぐに見分けがつきます。メロン餅にも、小さく切ったメロンの皮が飾られていて、「これ、好物~」といち早くゲットしたり。
 
パイナップル餅には吉野葛。パイナップル餅には白あん。それぞれ絶妙のバランスで組みあわされ、相性の良さは群を抜いています。一つずつ手作り、果物は旬のものを使うので、季節により店頭に並ぶものが変わります。それぞれの種類を季節をめぐりながら味わいたい逸品ぞろい。
 
たくさんいただいたので、とても一度に食べてしまうのはもったいないです。冷蔵庫のチルド室に入れ保管。味も変わらず、より冷たさが増し、美味しく頂けました。ラン仲間のUさん、ありがとうございました!
 
『松竹堂』フルーツ餅、パンフレットより、その種類をご紹介。
 さくらんぼ餅(6月頃)
 桃餅(夏~秋)
 桃太郎ぶとう餅(夏~秋)
 ぶどう餅(夏~秋)
 メロン餅(通年)
 パイナップル餅(通年)
 ラフランス餅(秋~冬)
 デコポン餅(冬~春)
 栗しぼり(秋限定)
 柿餅(秋限定)
 スウィーティ餅(冬~秋)
 バナナ餅(冬~春)
 桃いちご餅(冬~春)
 マンゴー餅(冬~春)
 いちご餅(冬~春)
 お雛様餅(2月20日ごろ~3月3日)
 お内裏様餅(2月20日ごろ~3月3日)

ほかに、創業明治22年の老舗として登録商標の和菓子があります。地元ならではのふた品。解説はパンフレットより。
 萬里丘
(昔、山田村がタケノコの産地であったことから生まれた、当店の最中「萬里丘」は、タケノコの形をした最中種が特徴で、もち米を粉にしてから作っており、餡と最中種の相性が絶妙な、お味に仕上がっております。)
 追手橋
(どら焼。栗入り粒あんのどら焼きと味わい深い黒糖生地のどら焼き・風味豊かな抹茶生地のどら焼きの三種の味がございます。また、山田にあるお店のすぐそばに流れる川にかかっております小さな橋、追手橋より名づけました。)
 
『松竹堂』さんは、こちらです。
大阪府吹田市山田東2丁目36-2
電話06(6877)1125
最寄駅は大阪モノレール「万博公園」駅、または阪急千里線「山田」駅


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日本帰省中にしたこと~日本のトレイルラン・トップレベルの女性ランナーと走る!

2010-08-24 | 日本でランニング


たいそうなタイトルをつけてしまいました♪~昨年のハセツネ、初参加で女子3位に入賞しているN村さんに声をかけてもらい、彼女の実家におじゃまして、地元で一緒に走る機会を得ました。「プチ合宿」と称した一泊2日の行程、でもおしゃべりが中心だったかな~。
 
春のダイトレ大会で出会ったとき、危なげなく女子2連覇した彼女に「ぜひ、ギリシャのオリンプス山、走りませんか?」とお誘いしたのがきっかけ。登りを確実に上がり、下りは飛ぶように速い彼女にぴったりだと思ったから。その後ヨーロッパに戻り、6月にオリンプスマラソンを完走して、ただいま日本に帰省中の私と合流。彼女もオリンプスに興味を持ってくれたのです。
 
もちろん、N村さんとの出会いはその時が初めてではありません。数年以上も前、私がベストパフォーマンスで走っていたころからの顔見知り。あちこちの大会で出会ったり、同じ時期に2度「各地の市民マラソン優勝者」として泉州マラソンに招待されていたりして、顔を合わせています。彼女は兵庫出身ながら日本全国走りまわっているな、という印象。私も大会参加が好きで、各地へ出かけていたころ。
 
その後私は走力を落とし、今では「参加することに意義あり」の大会出走。彼女はフルマラソンの走力も維持しながら、トレイルランに新天地を見出し、日本のトップレベルに躍進。海外でも有数のトレイル、キナバル・クライマソン(in マレーシア、21kmを一気に登って一気に駆け下るパワーとスピード勝負のトレイルラン)で有力選手に交じって9位入賞(2009年)。オリンプスで女子2連覇するようなCORINNE選手(フランス)とも渡り合っているのです。
 
これはもう、N村さんの手で(正しくは「脚」で)、オリンプスマラソンにて日の丸を挙げてもらいたいところ。彼女の実力なら女子総合3位入賞圏内。先述のCORINNEのようなプロ選手が参加していなければ、優勝さえ狙えます。
 


そんな彼女の道案内で、彼女のホームコースを走った2日間。平らなところは無い彼女の居処、家を一歩出ればすぐに起伏地、そして周りは山ばかり。7キロほど走れば平坦な野球場あり、その外周を使ってトラック練習することもできます。練習環境は整いすぎるほど整っているけれど、同じ町内に走る人はいなくて練習はいつも単独で。アスファルトの坂道を、そして山道を駆け上がっていく彼女、いつも一人で走っているというのです。その意志力の強さに脱帽。
 
彼女のフルマラソンベストは2時間53分台、私は54分2秒。ハーフのベストは私が少し先着。ほぼ同時期にベストをたたき出しています。走力をそれなりに維持していれば、一緒に走るととても刺激になる相手。が、今の私はまったくついていけません。自分がかくまで走力を落としてしまっていることを再認識するばかり。彼女の道案内で、彼女を見失いながら、なんどもUターンして振り返ってもらいながら、同じコースを走ってきました。
 
トレイルの下りなど、あっという間もなく谷底に飛んで降りるふうの彼女の足取り。速いのなんのって~。私は恐怖感が先にたち、下に一歩一歩足を出すのが精いっぱい。彼女は前へ前へと飛んでいきます。



何度も立ち止まって、私のへっぴり腰の写真を撮ってくれました。
 


彼女は、下りは最初からけっこう得意だったと言います。むしろ登りに苦手意識があったけれど、今ではそれも克服し、走れるようになった、と。そうなるまでにどれくらい、この山道を走ったのだろうな~と。
 


私の苦手、下り克服は遠い道のり。1週間ほど前にも、平易な下りのハイキング道で足を踏み外し転倒、ドサッという転がった音にハイキング客が振り返ってくれたほど。しばらく動けなかったけれど、なんとか最寄り駅までよちよち歩き。この春から山道で3度目の捻挫、同じ足首。下りを飛ばしていたわけではなく、脚に来ていて踏ん張りが利かなかったのです。やっとこさ軽いジョギングは出来るようになってきたけれどちょっとピンチ・・・。

山の縦走記もたくさん、N村さんのブログはこちらから。
ハンドルネームは「rosenbergs」さん。


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「どこでもシャワー」ができる国

2010-08-23 | 日本でランニング

 
日本帰国中の楽しみは、ルーマニアでできないことをすること。公園での水シャワーもその一つ。

ジョギングするときにはたいてい、家からランの服装で出てそのまま走り帰ってくるけれど、友達と待ち合わせして遠くの公園で走る時などは、電車で移動して着替えて走り始めることも多し。走り終われば当然、汗を拭き、着替えて電車に乗って帰ってくることになります。
 
が、この猛暑、汗を拭こうにも、拭いた先からまた噴き出してくるのが通常。よく利用するのは水でしぼったタオルで体をふくこと。これでもさっぱりしなければ、水道の蛇口から水をかぶります~。水を最大限に利用するため、ホース管を忘れずに。
 
1mほどのホース管ですが、これを公園の水道の蛇口に差し込み、簡易シャワーに。真夏だし、走った後なので流水が気持ち良い~。足元の履きかえ、シャワーサンダルをお忘れなく。ゴム草履でも可。これがなければ身体全体、水をかぶることできません、ランニングシューズがびしょぬれに。
 


私がこの水シャワーを始めたのは、かれこれ8年も前のこと。Q緑地公園での夜のランニング練習会に通っていたころ、走った後暗闇にまぎれて、ホース管持参でシャワーを始めたのでした。どっちみちそのあとも、走って家に帰る、または自転車で帰っていたので、汗びしょになるのですが、さっぱり気持ちよさには代えられない!
 
それから、O阪城公園でもホース管持参で水シャワーを利用させてもらうようになりました。さすがに人が多いので目立つ水場は遠慮して、公園内の多目的トイレを一人で借り切り。多少トイレ内が水浸しになる代わりに、床を水で流したりして清掃奉仕をして、お礼の気持ちを表していました。
 
毎年7月のS南公園での6時間リレーマラソン、これは時間も長いので、水シャワーはとても気持ちいいです~。主催者側がちゃんとホースを用意してくれています。シャワー愛用者は圧倒的に男性ランナーが多いけれど。
 


最近出入りを始めたH緑地公園でも、ランナーの人、水浴びされています。たいてい蛇口から直接。あんまり大っぴらにやると、公園の管理員さんに注意を受けるとか。私はホース持参なので確信犯、近頃はリンスインシャンプーまで持参し、頭から水浴びするようになりました~。
 


だって、H緑地公園からは家が遠いし、電車に乗って帰らないといけないし~。水浴びはデオスプレーよりもよっぽど効果的、きれいさっぱりして着替えたら、そのまま大阪の繁華街キタに出かけても大丈夫♪
 
この水シャワー、男性ランナー諸氏は当然のことながらランパン一丁にて。ワタクシ、マドモワゼルはさすがに世間の迷惑を鑑みて、ランの服装のまま、その上から水シャワー。こうすると、ランニングウェアーも水で下洗いできた状態になるので、家に帰ったらすぐに洗濯機に放り込んでも大丈夫。一石二鳥♪
 
こんなフリーシャワー、これ、「どこでもシャワー」と言います(命名 by マドモワゼル since 2002)。1mほどのホース管一本で実現。ルーマニアで夏を過ごしているときには、このシャワー、しばらく忘れていました。

なぜなら、ルーマニアの公園には、自由に使える水道の蛇口がないから。トイレは設置されているけれど、仮設トイレで汲み取り式。残念ながら手を洗うところがないタイプ。ルーマニアでは「どこでもシャワー」は出来ません。その代わり、たまに湖に飛び込んでいる子供や若者が居るけれど、上がってきたら泥だらけ・・・。
 
「どこでもシャワー」が出来る国、日本はすごぶる良い国~♪真夏だけの楽しみ♪♪
(・・・「いつでもホームレスになれるね」と、仲間からはお褒め(?)の言葉をいただいております)
 


念のため:
私一人が公園でシャワーをしているわけではありません、このかたもすっかり気に入ったご様子。マラニックに出かけるランナーの必携品になるかも?ホース管?

日本はすごぶる良い国、関連記事あります:
人を信用できる国、「放置自転車編」はこちらから
人を信用できる国、「マラソン大会編」はこちら


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ルーマニア人も知っている日本語、「hikikomori」

2010-08-22 | 日本のいろいろ
「僕が日本語を覚えるなんて、100年かかるよ。」と言っているマイダーリン、彼の知っている日本語はほんの数単語。挨拶の言葉、「こんにちは!」はよくブカレストの地下鉄構内で使っているみたい(日本人を見かけたとき)。あとは「イヌ・ネコ・シカ」くらい?
 
そんなダーリンでも知っている日本語、「ひきこもり」。どういう状態をあらわすのかも、ニュース番組などで話題になっていたりするので理解しています。ルーマニアでは日本の社会問題も頻繁に報道されているのです。

以前、「草食系男子」も、「日本男児に何が起こった?」とのタイトルで、テレビの特集に。私はルーマニアのテレビで知った新単語&日本の社会ニュース、これはびっくり。
 
そんな社会現象を表す日本語のひとつ「hikikomori」(ひきこもり)が、イギリスのオックスフォード辞書に登場。今回、20億もの候補の中から選ばれた約2千の単語・句が英語辞書「オックスフォード・ディクショナリー・オブ・イングリッシュ」の改訂版にお目見え。
 
アルファベットで書かれると、発音は決してやさしそうではないこの「hikikomori」、ダーリンもいつも口をモゴモゴさせながら発音していますが、しっかり一字一字を覚えています。こんな日本語がオックスフォードで市民権を得るなんて、あまり喜べないニュースかな?

参考にしたニュースはこちら。

「ひきこもり」英オックスフォード辞書に登場
8月20日19時22分配信 産経新聞
 【ロンドン=木村正人】日本で社会問題になっている「hikikomori」(ひきこもり)や、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で話題を呼んだ民族楽器「ブブゼラ」が、19日に出版された英オックスフォード大出版局の英語辞書「オックスフォード・ディクショナリー・オブ・イングリッシュ」の改訂版にお目見えした。
 1998年に出版された同辞書は時代の変化を読み取って新しい言葉を収録しているのが特徴で、今回が3版目。20億もの候補の中から選ばれた約2千の単語・句はインターネットの普及や金融危機、地球温暖化に関連したものが多い。
 「hikikomori」は、若い男性が社会との関係を断つ現象として紹介されている。英国ではこれまで、コンピューターゲームに熱中し引きこもる日本人青年による凶悪事件が、取り上げられることが多かった。


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