ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2016年12月号目次

2016-12-31 | 目次
A table of content:

2016-12-01 ルーマニア統一記念日マラソン大会で女子総合優勝
2016-12-02
2016-12-03
2016-12-04
2016-12-05
2016-12-06
2016-12-07
2016-12-08
2016-12-09
2016-12-10
2016-12-11
2016-12-12
2016-12-13 お寿司づくりで大失敗
2016-12-14
2016-12-15 鳴り物が聞こえてくると・・・
2016-12-16
2016-12-17
2016-12-18
2016-12-19
2016-12-20
2016-12-21
2016-12-22
2016-12-23
2016-12-24
2016-12-25
2016-12-26
2016-12-27
2016-12-28
2016-12-29
2016-12-30
2016-12-31 2016年12月号目次


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鳴り物が聞こえてくると・・・

2016-12-15 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
早くもやってきたルーマニアの師走の風物詩、クマダンス。太鼓の音が聞こえてくると、いち早くブロックの階段を駆け下り(アパートの5階から)、クマたちとスリーショット。もちろんおひねりも忘れずに。
 


どう見てもクマの顔は本物、毛皮も本物で、重量感あり。クマの顔を間近で見ると迫力あるので、小さな子供は泣き出してしまう子もいるくらい。



この季節のこの出し物が大好きで、鳴り物が聞こえてきたら、つられてそちらのほうへ歩いていきます~。(小さな子がチンドン屋の音につられていくような~?)
 


でも、ブカレストのどこでもで、クマダンスが見られるわけではありません。うちはブロックが立ち並ぶ社会主義の時代からのからの居住区で、毎年数グループやってきます。このグループは中でも大きい!Bacauからです。



おひねりをブロックの窓から下へ落すのが慣習。おひねり集めの係がいて、窓を開けている家がないかどうか、しっかり上を見てチェック。私のように飛び出していく輩はごく少数。
 


昨日の初雪が氷点下で凍り付き、今日も気温が上がりそうにない・・・。雪が凍り付いてほとんど解けず、特に歩道がつるつる==。夜道を歩くのは滑りそうで危なすぎ。車が来ないのを見計らって、車道の端を歩いています(車道は凍り付いていないから)。寒くなりました、ブカレスト。

Împrospătare în dansul ursului. Sarbatori fericite!


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お寿司づくりで大失敗

2016-12-13 | ルーマニア・わたしの日常


”美味しそう”に見えるお寿司パック、チキン唐揚げとセット。IWA(International Women's Association)のクリスマスチャリティーバザーに出品すべく前日仕込みしたお寿司。しかしながら・・・!


 
確かに作りたてを試食した時は、何とかお客様に買っていただけるレベルだったのですが、翌日になるとすっかり澱粉がベータ化し、ご飯粒が固くなり、パサつきばかりが目立ち、日本人の私からすればとても食べられる代物ではありませんでした。とはいえ、腐っているのではないから、食べても腹痛を起こすものではなし。


 
これはひとえに、ここで買うことのできるヨーロッパ米に問題あり。チャリティー目的であっても、人さまからお金をいただいて販売するのであれば、日本の寿司米を使うべきだと痛感しました(=かなりお高いですがブカレストでも入手できます)。
 
当日、バザーの日本ブースでこのお寿司パックを購入して食べた人は、二度とお寿司を食べたいと思わないでしょう。日本人としてこのお寿司を食べた人は、これを美味しいとは決して感じなかったはず。
 
私自身は、バザー当日は全く参加できなかったのですが、事前の試食(作った当日だけではなく、翌日販売をすることを鑑みての、翌日の試食)もせずに、バザーを仕切っている人に言われるがままに、ヨーロッパ米でお寿司を作り続けたことを残念に思います。

そのヨーロッパ米が、1キロ4レイ台の格安品であることを台所に置かれたレシートから知っていましたが、「このお米で十分美味しいのよ。」との一言を信じ込み、(注・買い出しをしたのは私ではないし、レシピを決めたのも私ではありません。)ロボットのようにお寿司を巻いていただけ。結果、かかわった日本人として、まったくもって恥ずかしいものを出品してしまいました。
 


巻き寿司に巻いた具材も、キュウリとにんじん・赤パプリカを甘辛く煮たもの・韓国製の沢庵(韓国のキムパブ用と明記されたもので、かなり味が強い)というのが今年のレシピ。すし飯を使っているとはいえ、日本本来のお寿司のイメージからは程遠いもの。でも、これをチャリティーバザーの日本コーナーで販売していたら、だれもが日本の巻き寿司と思うでしょう。
 


「チャリティーだから、みんな、買ってくれるのよ。」と、長年仕切っている人の一言に押されてレシピが決まり、だれも何も言えなかったのです。


 
私はしょっちゅうルーマニアのラン友たちと一緒に寿司パーティをしています。炊き上げたすし飯と具材を携え、友人宅を訪問、集まった友達を巻き込んで、一緒に巻き簾を使って巻き寿司を作るのです。出されたものを食べるだけではなく、調理に参加型のパーティになるので、かなり好評。年中行事のように、この日には寿司パーティ、と決めている友達もいるくらい。
 
というわけで、ルーマニア人に好まれる巻き寿司のレシピは熟知。炊飯器が無くても、お姑さんの嫁入り道具というチャウン(=ルーマニアの深い鉄鍋)をつかうと、炊飯器以上にご飯がおいしく炊けることも発見。あっぱれ、お米とチャウンの出会い。


 
ジャパンコーナーでお寿司を出すのであれば、それは日本の代表選手。「日本人が作ったお寿司を食べてみたい。」という人々の期待を裏切らないためにも、もっと積極的にお寿司本来の味を追求するべく、仕切っている人に意見を言えたらよかったのですが、小出しに意見を言ってみたのもの、それが全く受け入れられず、完全に押し切られた雰囲気のまま、「今年は200パック、作るのよ!」の掛け声に従い、「とにかく作らなきゃ」の一心で作り続けたのです。・・・そして翌朝、自分一人で味見してみた時の、失望感と言ったら・・・。


 
バザー当日、お寿司を買ってくれた人、すし飯が完全に劣化して別物となってしまったお寿司で、ごめんなさい。
フェイスブックに前日仕込みの様子をアップしていたので、「ヒロコが作ったお寿司」と思って食べてくれた人もいます、ごめんなさい。
確かに巻いたのは私だけれど、材料やレシピの吟味に一切かかわることができませんでした、買ってくれた人、ごめんなさい。

顔を見て話すことのできるお友達であれば、個人的に参上して、ヒロコ・レシピのお寿司をご馳走いたします==!

注:
記事中の写真は、FBにアップしていた前日仕込みの様子。バザーに出品するお寿司作りが楽しくて、ボランティアで10時半から夕方の6時半まで大ハッスルしている様子。まさかこんなに味が落ちるとは、この時には気づいていませんでした。FBを見て、「ヒロコがジャパン・コーナーにいるのなら、行こうと思っているけれど。」と電話くれた友人もいるけれど、実は当日はマラソン大会優先。

お訊ね:
上の寿司パック、やや細めの野菜巻き寿司の半分(4切れ)とから揚げのセット。これで10レイ(=約260円)。チャリティーバザーで販売されていたら、買いますか?
販売価格がそのままドネーションされるわけではありません。収益の一部がチャリティーになるのですが、もっと買いやすい価格もあると私は思っています。


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ルーマニア統一記念日マラソン大会で女子総合優勝

2016-12-01 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
Maratonul Reintregirii Neamului Romanesc 2016, local 1 la open feminin.
Am participat toate editiile din 2011 si eu sunt cel mai batrana castigatoare.:)

2011年から毎年参加していて、初期のころに総合優勝が何度かあったけれど、最近は3位以内入賞どまり。が、今年は最年長優勝記録を更新。
 
でも、その日のマラソン大会で、だれも私が勝つとは思っていなかったはず。私自身も総合3位に入れたらそれが最高順位だろう、と思っていたのです。 
 
マラソン女子に参戦してきたのは、2016年国内ベスト・トレイルランナー第1位に選ばれたジェタことギョルゲータ(Gheorgeta Manolache)、トレイルランの大会では全く背中を追いかけることのできない相手。

数年前の大会では私が先着していたらしく、「ヒロコが憧れ。」と言ってくれるけれど、その後急成長。昨年6月に一緒に走ったウルトラブッグ(Ultrabug)100㎞の大会で、彼女は堂々優勝(この時彼女は優勝賞品で、フランス往復航空券をゲットしていました!)、私は20分近く遅れて2位に潜り込み。
 
1日のマラソン大会では、ハーフ近くまで彼女が先行していたけれど、うまく抜き去りました。ギョルゲータはフネドアラ在住で、マラソン大会のためにブカレストに出てくる旅程で疲れが出て、さらに風邪もひいていたと。
 
さらにもう一人、勝てそうにない相手がトゥルチャから。この1年、トレイルでもフルでも、しっかり離される相手。
 
しかし今回は私のホームグラウンドであるイオレ公園周回コースでの開催。距離感もあるしカーブも登り階段も知り尽くしています。先手必勝で、寄せ付けませんでした。
 
公園内4.2キロの特設周回路を10周するフルマラソン、ぐるぐる回るのに気持ちを切らさない集中力がものを言います。今年は一部コース変更があり、石畳と階段の上り下りに最後は脚が上がらず、最後の2周回で階段部分を歩いてしまったけれど、その時すでに女子1位だったのでこのままゴールしたいという気持ちが強く、走り切れたのです。
 
気持ちを強く持って走り続けること、すると『運』も付いてくる、こういったこともあります♪ HAPPY!!


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