ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

今年のお願い

2017-10-25 | ルーマニア・わたしの日常


「バルカンチャレンジで、ヒロコのの支援するチャイティー先に、今年も寄附をしよう!」とたくさん貯金していてくださった皆さま、ありがとうございます。サイトの参加者プロフィールページに、ボランティアとして私が紹介されています。

私の協力先は今年も、ファボリサ協会(小児結核病棟を、人&物の両面で支援するNGO団体)。今年の私は走らないけれど、ファンドライジングも大事なボランティア。



これまでの皆様方の支援のおかげで、雨漏りがしていた病棟も少しずつ改修が進んでいます。カビが生えていた病室も、カビの温床となるタイル張りの部分を取り除き、壁をきれいに塗り替えました。



閉まりの悪かったドアも交換し、ベッドもマットレスも新しいものに取り換え、カーテンも取り付けました。が、まだまだプロジェクト半ば過ぎ、というところ。



定期訪問に行くたびに、少しずつ、本当に少しずつ進んでいく改修を確認するのが楽しみです。



子供たちとのレクリエーション活動も、夏の間はペーパークラフトをしたり、絵をかいたり、歌を歌ったりしていましたが、10月の声を聞いてまたグリーティングカード作りが始まりました。



バルカンチャリティー・チャレンジを通じてファボリサ協会に寄付していただくには、こちらから。寄付金を集めるサイトGalantom.roから、いずれもファボリサ協会に寄付されます。

https://1000balkan.com/hiroko-ogawa.html



子供たちと一緒に、カードづくり。材料は、スポンサーから提供されています、ありがとうございます。



個性もいろいろ、世界で一つのカードです。



丁寧に、一つずつ、貼り付けて作ってくれたカード。


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忙殺、本末転倒

2017-10-24 | ルーマニア・わたしの日常


「そろそろバルカン・チャレンジの季節ですね。」と、日本の友達からメッセージが届くほど、私の年中行事に定着した『1000㎞バルカン・チャリティーチャレンジ』、今週末、自転車部門がスタート、その5日後からラン部門がソフィアからブカレスト目指して走ってくるけれど。

今年は、参加を断念しました。詰め込み過ぎた時間割に忙殺され、ウィークディは走る時間すらありません==。ましてや、8日間連続で休暇を取ることなどできません。



先月までは、「今年も参加するぞ!」と、やる気満々で調整していました。が、いざ新学年、10月が始まってみると(=ルーマニアの大学制度は10月始まりの6月終業)、時間割の多さと、イベントの多さに、いっぱい&いっぱい。

まず、今年の日本語コースの登録者が、77名と過去最高。私が教鞭をとるASE経済大学の外国語センター、日本語コースはオプショナル。卒業の単位に関係のない、自由選択科目。日本語を習いたい、と志願してくる学生も、国際関係学部の学生がいたり、会計学部の子がいたり、コンピューター学部の子がいたり、と、学生の所属もまちまち。初心者を2クラスに分け、初級・中級は前年度からの継続受講に加え、新規参入でも今までにどこかで日本語を勉強していた学生なら受講可能。

おまけに、家庭教師の生徒が合計6名。1週でも休むと、「先生、どうして来てくれないの==?ほかの日もダメなの?」と、熱心な子たち。

さらに自分のための、ルーマニア語クラス。ASE大学の厚意で、留学生のためのルーマニア語クラスを聴講させてもらっています。次年度から本格的に大学に進もうという留学生のために、1年間ルーマニア語を勉強するクラスが設けられているのです。前期はルーマニア語の文法と会話を中心に、後期になればさらに、各自の専攻のための専門用語を学ぶクラスが設けられます。

正式に受講するならば、入学願書に加え最終学歴の卒業証書(英文)・2500ユーロという費用が必要ですが、すべて免除してもらっての聴講です。1週間に13クラス(1クラス=1時間半)、担当してくださる先生は全部で4名。どの先生方も、「ヒロコさんはASE大学で日本語を教えている、僕たちの同僚です。」と、私のことをクラスで紹介してくださり、頑張る以上に頑張らなくては。

そして例年の年中行事、11月は日本大使館主催の『日本文化月間』。ASE大学でも我々の主催行事『ダルマ・ワークショップ』開催。また別に、ASE大学の主催で国際文化学会があり、2日間の学会発表のためにヨーロッパや日本から教授方がお越しになります。私は直接関係ないけれど、一緒に日本語を教えている同僚のルーマニア人の先生が、学会オーガナイザーで、ご自身も発表されます。同僚が学会にかかわっている間、私が一人で授業を担当しなければなりません=。

新たに今入ってきたイベント、今月末のASE大学のアメリカン・センターで、折り紙を使ってハロウィンの飾り作り。かぼちゃを使った飾りなら、どこでもやっているので、素材を変えてみよう、と提案されてきたもの。『ダルマ・ワークショップ』の会場に、アメリカンセンターの教室をお借りするので、この依頼も断れません。

どれもすべて、欠かすことのできないイベントや授業ばかり。8日間の不在は、ありえない、と判断しました。

走るが先か、授業が先か、勉強が先か!?自分の意識の中では、本末転倒、こんな年もあるか、と。




今年のお願い:
「バルカンチャレンジで、ヒロコのの支援するチャイティー先に、今年も寄附をしよう!」とたくさん貯金していてくださった皆さま、ありがとうございます。

オフィシャルサイトの参加者プロフィールページに、ボランティアとして私が紹介されています。私の協力先は今年も、ファボリサ協会(小児結核病棟を、人&物の両面で支援する団体)。今年の私は走らないけれど、ファンドライジングも大事なボランティア。

これまでの皆様方の支援のおかげで、雨漏りがしていた病棟も少しずつ改修が進んでいます。カビが生えていた病室も、カビの温床となるタイル張りの部分を取り除き、壁をきれいに塗り替えました。閉まりの悪かったドアも交換し、ベッドもマットレスも新しいものに取り換え、カーテンも取り付けました。が、まだまだプロジェクト半ば、というところ。

定期訪問に行くたびに、少しずつ、本当に少しずつ進んでいく改修を確認するのが楽しみです。

子供たちとのレクリエーション活動も、夏の間はペーパークラフトをしたり、絵をかいたり、歌を歌ったりしていましたが、10月の声を聞いてまたグリーティングカード作りが始まりました。

バルカンチャリティー・チャレンジを通じてファボリサ協会に寄付していただくには、こちらから。寄付金を集めるサイトGalantom.roから、いずれもファボリサ協会に寄付されます。

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日本語ガイドツアーに出発する彼女へ

2017-09-28 | ルーマニア・わたしの日常

(一番の名所の一つ、シナイアのペレシュ城、秋の始めに訪れた時の一枚)

日本語堪能で、日本語通訳もされているルーマニア女性の友人が、観光会社に就職し、日本人団体観光客を引率して初めてのガイドツアーに出ることになりました。各地の観光名所で、説明するべき事柄がいっぱい~会社から資料を渡され、これ、全部間違いなく言えるかしら、と不安な彼女。

私も人と接する似たような仕事をしていたことがあるので、初めてのガイドツアーに向かうときのちょっと不安な気持ち、判ります!

ルーマニアの歴史や地理や観光案内など、たくさんの資料があると思いますが、それらを正確にお客様に伝えることよりも、もっと大事なことは、お客様に楽しく旅をしてもらうこと。ルーマニアに行って、楽しかったな、と思ってもらえること。


(観光名所、ブラン城、ドラキュラ城としていつも賑わっています)

そして、楽しいという雰囲気を作るのは、通訳ガイドのお仕事です。観光案内を正確に全部話そうと思うと、緊張して笑顔が無くなることもあります。これは、本末転倒。それに、お客様が「聞く」だけになってしまっては、楽しい雰囲気は作れません。

お客様と、できるだけたくさん、会話をしてあげてほしいです。ヨーロッパ方面でも、フランスやイタリアではなく、ルーマニアやブルガリアまで足を延ばそうというお客様は、たいへん、旅行がお好きな方々ばかり。いろんな所へ既に言っておられると思われます。旅自慢の方々が多いので、つまり、お客様自身が、お話し好きな方が多いと思われます。

「会話」はすなわち、通訳ガイドとお客様をつなぐ一番の手段。「観光案内」だけでは一方通行になりがちなので、お客様からもいろんな話を聞き出してあげてほしいです。

「あのガイドさん、日本語でいろいろ説明してくれた。」よりも、「あのガイドさん、説明もしてくれたし、私たちといろんな会話もしてくれて、すごく日本語が上手だった。」が、一番印象に残ると思います。


(雪のブラショフ、トゥンパ山からの眺め、今年4月22日の予想外の市街地積雪)

初めてのガイドツアーが終わったら、ぜひ、彼女から、話を聞いてみたいものです、どんな苦労話が飛び出すやら~♪


追記:
「ヨーロッパからのお客様は、ヨーロッパの歴史を良く知っている人も多いので、ルーマニアの歴史を説明するとき、間違ったことを言っては大変。おまけに細かく質問が来るかも。でも、日本人のお客様は、ヨーロッパの歴史にそこまで詳しくない人が多いので、一通りを説明すればいいから、ちょっと気が楽。」とも、言っていました、彼女。楽しいガイド旅行となりますよう。


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日本・日本語への情熱

2017-09-08 | ルーマニア・わたしの日常





Ce minunata!!
Din eleva mea de limba japoneza.

13歳のアディナちゃんは、日本に興味を持ち始め、自分で日本語を勉強し始めました。彼女が始めたのは、まず平仮名を覚えること。5週間でほぼ、平仮名をマスター。ノートにぎっしり書き込まれた平仮名、そして関連する単語や会話文など、ネットから拾ってメモ。



それを見たご両親が、「これは先生を探さなくてはならない。」と、リサーチ。お父さんが、ラン仲間の仕事の同僚だったことから~「ヒロコという日本人がいるよ。ASE大学で日本語を教えている。」と紹介してもらい、早速レッスンスタート。



彼女の学習欲は尽きず、文法本の始まりのほうのレッスン「これは赤い花です。」などでは満足しそうになかったので、いきなり動詞から入りました。

学校で使う身近な会話例として、「トイレに行って、いいですか。」、ここから、「~に行って、いいですか。」

ルーマニア語では、この会話の場合、「~に」に当てはまるのは、「la」と「in」がありますが、日本語では「~に」。「~へ」を使う場合もあるけれど、なるべくシンプルに、「~に」だけを使って。

「フランスに行って、いいですか。」~「はい、どうぞ、どうぞ。」
フランスは一番行ってみたい国だそうです。やっぱり花の都、パリ!

そして、ここから「動詞+て」形のヴァリエーションです。つまり、「~て、いいですか。」
「水を飲んで、いいですか。」~「はい、どうぞ。」
「ウォッカを飲んで、いいですか。」~「いいえ、いけません。」 

彼女の表現してみたい動詞をルーマニア語で言ってもらい、一つずつ日本語に直して、辞書形(=辞書に載っている形)と「~て」形を教えました。

「先生、『泣く』は何と言いますか?」~「泣く、泣いて。」~「先生、泣いていいですか。」~「はい、どうぞ。」
「先生、『殺す』は何と言いますか?」~「殺す、殺して。」~「先生、殺していいですか。」~「いいえ、いけません。」

いろいろな動詞を思いついて、表現はどんどん広がり、次々とローマ字でノートに書いていきます。これらを平仮名表記にするのが、宿題。毎回10ページ以上に渡るレッスンです。



彼女の夢は、「いつか日本へ行ってみたい」。お父さんも、革命直後の数年間、ナショナル(松下電器)・ルーマニアに勤めていたこともあり、家族で日本ファン。(パナソニックと名前を変えてから、2000年代の初めのころに、残念ながら、パナソニックはルーマニアを撤退しています。)



一番上のイラストは、アディナちゃんが宿題のついでに1時間ほどで書き上げたもの。小さなフィギュアは、日本からの取り寄せ~アニメ「ヘタリア The Beautiful World」より。



「ヘタリア」って何?、私も初めて知りました、こちらから。


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ハンドメイド・平仮名

2017-09-07 | ルーマニア・わたしの日常

 
可愛らしい発案、「先生、これで平仮名を作りましょう!」、日本語個人レッスンの9歳のサラちゃん。持ってきたのは、モールの付いた針金。色鮮やかでカラフル、手芸用なので簡単に形作れます。



「形を作るだけでは、バラバラになってしまうので、大きな段ボール(=carton)に貼りましょう!」と、私も提案。次の日本語レッスンまでに、段ボールを用意してもらうことを依頼しての翌週。私もこんな手作りが大好きなので、レッスン時間外にさらに1時間、居残りして一緒に作ることに。



ハンドメイド得意な叔母さんの影響で、サラちゃんも手作りが大好き。最初に私が適当な大きさの一文字を作って見せると、同じくらいの大きさの文字を次々と作っていきます。妹の7歳のアナちゃんも、絵を描くのが得意で、平仮名も上手に書きます(~見本を見て書くのは出来るけれど、頭の中にまだ覚えていない様子)。



二人に日本語を教え始めて丸一年。アナちゃんは当初、ルーマニア語のアルファベットや数字も全部完全に書けなかったので、最初から平仮名を教えず、会話と単語を重視。学校で使う会話や、身近なものの名前をたくさん覚えました。表記はローマ字で。時には歌を歌ったり。



そしてこの夏休みの課題は、「平仮名を書けるようにする」。机の上に置けるミニ・ホワイトボードを一人一枚プレゼントし、頑張ってもらいました。さあ、秋から平仮名を使ってレッスンできるかな?


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ルーマニアとカナダの合作

2017-09-01 | ルーマニア・わたしの日常


正しくは、在ルーマニア日本人と在カナダ日本人の合作。トロントから、折り紙作品をたくさん封筒に詰めてエアメールでブカレスト届いたものを、グリーティングカードにアレンジしてみました。

カナダからは大西洋を越えてくるのでしょうか。ルーマニアの国旗のトリコロール(青・黄・赤)で、小さなドレスやTシャツの数々。そのままでは散らばってしまうので、三色をひとまとめに。



トリコロール以外でお気に入りは、ペンギンと朝顔。朝顔は季節ものなので、すでに通信文を添えてベルファストに飛んでいきました。



トロントの彼とは出会ったことはないけれど、こうやって何度も封書が届くと(実は4度発送してもらって、2度、遭難事故に合っている=未着・紛失)、旧知のペンフレンドのようです。

このブログがきっかけですが、ご縁とはこのような出会いを言うのでしょう、ありがたいことです。彼の住むトロントってどんなところかなあ、と思いをはせてみたり。


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続けています、小児結核病棟訪問ボランティア

2017-08-30 | ルーマニア・わたしの日常


夏の暑い時には、風の通る屋外のピクニック・テーブルでレクリエーション・ボランティア。結核を患っている子供たちの病院訪問ですが、一日中病室に居なければならないほどの重症の子たちはいません。毎回の訪問で見る限り、みんな動き回っていて元気そう。



この日はギターコンサートと、ペーパーフラワー作り。即興でハイビスカスなど。私はたくさんギャザーを寄せて、胸に安全ピンでとめコサージュに。

自己紹介などしているうち、私が日本人であることを知った子供からは、「僕の名前を日本語で書いて!」~こういう場合、カタカナで書くのではなく、漢字の当て字で、多い画数で、いかめしく書くのが受けます。



最初は白い紙に書道風に書いていたけれど、ついにタトゥー風に、腕にマーカーで。腕に書いてあげたのは男の子たちばかりだけれど、とっても受けが良かったです♪

でもね、ここは結核病棟、長く居てはいけません、一日も早く良くなって、退院して行ってね。入れ墨風のマーカーが、消えるよりも早くにね。


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これはお手上げ、声優あて&イントロあてクイズ

2017-08-25 | ルーマニア・わたしの日常

 
日本語サマースクール最終日は、リラックスしてクイズ大会&映画鑑賞。日本文化に関するクイズは、学生のクリスティアン君担当。日本文化の一つ、アニメに関することにします、との申し出を事前に了承済み。彼は海外通販で日本の漫画本を取り寄せるほどの、アニメファン。
 


ハナから難題、アニメのセリフを聞いて、何のアニメのどのキャラクターで、声優は誰かを当てるもの。学生たちからは、積極的に手が上がり、次々と回答が。全10問。
 


この日のクイズ大会も、二人一組のペア対抗戦。この日だけに参加してきた、日本語クラスではない男子学生もいて、相当な日本アニメファン、次々と正解を繰り出していました(~ワークショッププログラムは事前に公開されているので、日本語クラスの学生が、友人のアニメファンの学生を連れてきたものと思われる)。
 


J-POPのイントロあてクイズは、全25問。まったく答えが出なかったのが2~3曲で、みんなよく知っているものです。インターネットサイトで探して聞いているのかなあ。
 


私は、と言えば全くお手上げ。な~~~んにもわかりませんでした(ルーマニア語で、「De loc!」。同僚のルーマニア人の先生も同じ。

「世代が違うから。」といつも逃げ腰ですが、少しは学生たちの興味のあるものに近づいたほうがいいかな。話題にもできるし。

 

日本映画は、新海 誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』(ことのはのにわ、The Garden of Words、2013年5月31日公開。上映時間46分)を鑑賞。ルーマニア語では、『ploaie, parc si transparente』(単語を直訳すると、雨、公園、透明)。

英語字幕と日本語音声で、風景描写の緻密さ・美しさだけでなく、ルーマニア語訳にある言葉通りの透明感のある「新海ワールド」に引き込まれました。 
 
私にとっては2本目の新海作品鑑賞。今年になってから『君の名は。』(2016年公開)を見たばかり。実在の風景をアニメで描いているので、描かれているスポットを訪ねる「聖地巡礼」現象が起こっているらしい~『君の名は。』では東京・国立競技場横の横断歩道、『言の葉の庭』では新宿御苑の屋根のある休憩所。映画の中で何度も現れ、非常に印象に残るので、私も実際に行って、この目で見て、写真に収めてみたくなってきています。



そしてこの日で、6日間のASE大学日本語サマースクールは全日程を終え、みんな大満足で無事終了。



毎日欠かさず来てくれたロックス(Roxanaさん)からは手作りカード、そして学生みんなからとのことで2冊の本をもらいました。



「これならヒロコさんも、読めそうかな。」と選んでくれたに違いない、『30の本当の話』・『エベレスト山頂でゆで卵ができる?~695の本当の話』、これって私の夏休みの読書研究?~皆もがんばったし、わたしもね。


Scoala de vara japoneza in ASE:
Day 6 - anime si quiz de melodii din anime
O zi relaxata, cu activitati antrenante gandite de Cristi si Laura, si cu o proiectie de anime de Makoto Shinkai (ploaie, parc si transparente).
Fiind ziua de final as vrea sa multumesc (sper sa nu omit pe nimeni): asociatiei ARC, restaurantului Wasabi, dojo Arashi, prof. Mariana Nicolae, Denisa Neacsu, Maria Raducanu, Irina-Mihaela Raducanu, Hiroko Ogawa, Laura Iatan, Cristian-Cosmin Puiu, Novac Alexis, tuturor studentilor participanti si ... ASE-ului pentru gazduire (intr-o sala cu aer conditionat)!

Saturday, the last day of Japanese Summer School in ASE. Today we have fun with many types of games, ex, game from anime songs, game from voice of anime characters. Students know about anime much better than me, I am far from them because I am in different generation. (just an excuse..)
Thank you for all participants, you will receive doploma next week, and thank you our professor, Nihongo Yoroshiku.


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ルーマニア人にとってのオデッサ

2017-08-23 | ルーマニア・わたしの日常


外国からの友人を案内してブカレストの観光名所をぶらぶら歩いていると、何時もになく賑わっている革命広場付近。旧式の軍服を着た人たちや、時代映画から抜け出たような装束の女性たち。それもそのはず、映画のロケに出会いました。



「こいつはドイツ兵役だよ。僕がルーマニア軍人役。」とお茶目にスナップ写真に納まってくれた俳優さんたち。(長身の方がルーマニア軍人役)
「どんな映画ですか?」~「1941年のオデッサの戦いで、ルーマニア軍はソ連と勇敢に戦ったんだ。その時の映画さ。」


  
オデッサ!
ウクライナ南部の黒海に面した港湾都市。私はこの地を今年6月に訪ねています、マイダーリンの勧めで。ちょうど隣国のモルドヴァ共和国に用事があり、「その首都キシナウまで行くのなら、ぜひ足を延ばしてオデッサを見ておいで。」と、熱烈推薦を受けたのです。


 
オデッサ・・・
映画『戦艦ポチョムキン』で有名なオデッサ階段がある~ざっと調べて、そんな知識で出向いていったところ。が、ルーマニア人にとってオデッサは、歴史上で大変な戦いがあったところなのでした。



それは第2次世界大戦勃発まもなくのこと。旧ソ連が、ルーマニア領だったヴァサラビアと北ブコビナを割譲したことに反発し、ドイツと枢軸国を組みソ連領であったオデッサを攻撃したのです。侵攻開始は1941年8月5日、ちょうど夏の盛りのころ。



二ヶ月余りの激戦のち、辛勝したもののルーマニア・ドイツの枢軸側の被害は兵士だけで9万人を超え、そのうちルーマニア兵は7万人以上。ドイツ軍と比較して装備が劣っており、兵器も旧式だったから。



革命広場北側のアテネ音楽堂前広場には、その当時の本物の戦車が何台も。



一緒にロケ現場を通りかかった友人は戦車に詳しく、興味深そうに写真に収めていました。



オデッサ占領の後、壮絶なユダヤ人狩りが行われたというのが史実ですが、この映画はどんなストーリーなのか。題名を聞かなかったのが残念。



私の見てきた現在のオデッサの様子は、追ってご紹介。



ゲームファンにとっては:
機動戦士ガンダムに登場する都市名。ウクライナにオデッサという都市があると知って、「実在の都市の名称だった。」とのことで、「ガンダムの聖地巡礼」という訪ね方があるくらい、カンダムを愛する人にとっては重要な都市のよう。


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いよいよ出番だ!~3D折り紙スワン制作

2017-08-19 | ルーマニア・わたしの日常


5月のASE大学国際週間の日本文化紹介に出展した3D折り紙作品のスワン made by マドモワゼル。これを見た女子大生が「私も作ってみたい。」と言い出したのがきっかけで、夏のワークショップに採用。

これ、小さなピースが600個近く必要で、色紙をピースサイズに切るところから始めると朝から夕方まで丸一日がかりの作品。午後だけのワークショップで、どうやって完成させる?
 
ピースを折ることは全く難しくなく、すぐに覚えられます。手順は単純ながら600個も作り続けるのは、かなり肩の凝る作業。私はいつも、電車やバスに乗っている時間を利用してピースを折りため、組み立てだけを家で行っています。

公共の交通機関の車内で折り紙をしていると、「何を作っているの?」「それ、日本の折り紙だね。」といろいろ話しかけてくる人も多く、短い会話を楽しんだりできるものです。
 


かくなるうえは、私が事前にピースを必要数以上作っておき、教室では折り方手順は紹介だけして、組み立て作業を中心に行うことに。



器用な子もいるし不器用な子もいるだろうから、参加者全員が一人一つずつ作り上げるのではなく、ペアで一つのスワンを作ってもらうことになりました。
 


確かに、「やってみたい。」と積極参加してくる子たちでも、手の早い子とゆっくりの子がいます。ペアでの制作にして正解。最初の20分でピースを折り続け、続いて組み立て作業に。ペア同士で、「その色、違う。」「その色、こっち向き。」などと、協力し合って真剣そのもの。
 


完成作品をモデルに見ながら組み立てた男女ペアが一番早く出来上がりました、おめでとう=!
そして、次々作品が出来上がっていきました。最大所要時間2時間半!素晴らしいチームプレー。
 
日本語クラスに集まってくる学生たちは、学部も専攻もバラバラ。というのも、日本語コースは、卒業の単位に関係のないオプショナル。学部の勉強にプラスして、「日本語も学びたい。」という熱意のある学生たちが集まってくるので、同じ熱意のある者同士すぐに仲良くなっていきます。いつもクラスが和気あいあいとしているのはそのため。
 
さらにサマースクールでは、初級・中級・上級の枠を取っ払って一クラス編成、初心者は中・上級者に学び、いろんなきっかけをつかんでくれたことと思います。私も君たちから学ぶこと・発見することはいっぱい=、いつも楽しい授業をありがとう!

この日の午前中のなぞなぞ漢字はこれ。



Scoala de vara japoneza in ASE
Day 5 - Origami
Ca de obicei, dimineata am invatat cateva expresii japoneze si ne-am amuzat cu conexiunea dintre limbajul corpului si ... kanji, terminand pe acordurile lui Utada Hikaru, iar dupa-amiaza am facut origami 3D - o lebada - sub indrumarea atenta si entuziasta a lui Hiroko. Pentru curiosi, o lebada 3D =peste 600 de piese!

In the morning, learning Japanese expressions, riddle, and so on.
Every afternoon, we have different workshop. Every pair made one 3D swan within 2hours and 30min! Excellent team power!


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