ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

11月は日本文化月間

2017-10-30 | ルーマニア・ブカレストの日常


11月は日本文化月間。在ルーマニア日本国大使館の統括で、着物、日本映画、書道、茶道、日本庭園、古地図等のデモンストレーション・紹介・ワークシオープニングを飾るのは、着物ショー。



わがASE大学でも、「だるまワークショップ」を主催。ダルマの由来、目の入れかた、胴体の色によっても祈願するものが異なってくることなどを紹介、そしてルーマニア人の人気造形作家を招いて、ダルマづくり(粘土による成形と色付け)をします。既に10月中に30席の予約があり。皆様と一緒に達磨を作るのを楽しみにしています♪

・11月2日 18:00 冨田伸明着物ショー
冨田伸明氏は、京都の有名呉服店「京香織」社長。着物スタイリストとして、2000本以上の日本のテレビドラマや映画で俳優の着付けを行うかたわら、日本や世界各地の風物や、チョコレート、いちご、お茶など地元の特産物を生かした着物を製作し、様々な地域の観光PRに貢献してきました。また、日本の着物文化を世界に発信すべく、米国、中国、イタリア、ドイツなどで着物のイベントを行ってきました。この着物ショーでは、武田薬品のご協力により、本格的なランウェイの上でルーマニア・アメリカ大学の学生たちがモデルになり様々な着物が紹介されます。
場所:ルーマニア・アメリカ大学
Romanian-American University(1B、 Expozitiei Boulevard)
入場無料

・11月2-12日 明治時代の版画展
場所:ルーマニアアカデミー図書館
Romanian Academy Libarary (125, Calea Victoriei)
11月6日14:00よりオープニングセレモニー。入場無料

・11月6-8日 日本映画上映会


6日19.00 「スウィング・ガール」(ルーマニア語字幕つき。他は英語字幕)
7日18.00 「俺物語」  20:00 「ロマンス」
8日18.00 「幕が上がる」20.00  「セトウツミ」
場所:国立農民博物館
National Peasant Museum (3, Sos. Kiseleff, Bucharest)
11月6日の「スウィング・ガール」上映前には、日本人学校の児童たちによる器楽演奏があります。入場無料

・11月6-12日 ブカレスト大学日本文化ウィーク
場所: ブカレスト大学日本語学科
Faculty of Foreign Languages and Literatures, University of Bucharest (Str. Pitar Mos 7-13)  入場無料

・11月13日 12:30-14:30 山田拓広日本庭園講演会
場所:「イオン・ミンク」建築大学
Ion Mincu National University of Architecture(18-20, Academiei str.,Bucharest) 入場無料 ルーマニア語通訳つき。

・11月16日 書道ワークショップ
場所:ルーマニア・アメリカ大学
Romanian-American University (1B, Expozitiei Boulevard, Bucharest)
予約制、入場無料

・11月22日 「日本の古地図―江戸から明治」展
場所:国立古地図古文書博物館
National Museum of Old Maps and Books (38, Londra str. Bucharest)
22日18:00よりオープニング

・11月23日 だるまワークショップ


場所:国立ASE経済大学
Academy of Economic Studies in Bucharest (6, Piata Romana, Bucharest)
予約制、入場無料

・11月25-26日 全国剣道大会
場所:アポロ体育館
Centrul Sportiv Apollo (Bul. Energeticienilor 5) 

・11月28日 のぼり日本文化センターオープニング
内容:合気道、剣術、寿司、折り紙等のワークショップ
場所:のぼり日本文化センター(str Morilor nr 51) 

・11月29日 「茶の湯と禅」講演会(ルーマニア語)
場所:ハッピーホール
Str. Fabrica de Chibrituri Nr.16, Sector 4 Sala Happy


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明日から冬時間

2017-10-28 | ルーマニア・ブカレストの日常

(上の写真は、四季折々に美しいイオレ公園、マイ・パーク♪)

今日でサマータイムは終わり。明日から冬時間になります。「今日の朝8時は、明日の朝7時になるんだっけ??」などと難しいことは考えず、今夜寝る前に時計を1時間遅らせておけばオッケー。つまり、今夜は1時間余分に眠ることができるというわけ。

そんな単純な理由で冬時間到来を喜んでいたけれど、よく考えると仕事が終わって終わるときにはさらに真っ暗になっているわけで・・・。早く夜が明けるようになるけれど、日が暮れるのも早くなるということ。いずれにしても冬至に向かっていくので、日はどんどん短くなります。

1時間余分に眠ることができる今晩、しっかり寝て、睡眠不足は解消だ==と、これは単純に行きません。詰め込み過ぎた時間割のおかげで、今は、ウィークデイに走る時間もなく、睡眠不足も続いていて、10月の3週目にはルーマニア語クラスのクラスメートから、「ヒロコ、疲れているの?」。今週は家庭教師先の子供にも、「先生、目が赤いよ。」と言われてしまいました==。

10月の声を聞くころにはぐっと冷え込んだけれど、その後は気温25度を超える夏日が再来し、幸いにして、気候的には穏やかに終わっていきそうな10月。3年前の10月最終週にはブカレストにも積雪、1週間ほど路上に雪が残るほど冷え込んだこともありました。

いろんな気候変化を経験して、ルーマニアの急変する気候にもすっかり慣れました。でも、疲れがたまってきたこの頃、風邪には気を付けなければ==。

(ルーマニアでは、風邪の予防にうがいをする、という習慣は全くありません。でも私はペットボトルの水を持ち歩き、雑踏・人込みを歩いたら必ず適時にうがいをするようにしています。効果はあるかな。)


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ファボリサ協会の目指すところ

2017-10-26 | ルーマニア・ブカレストの日常


"Faborisa Association"(ルーマニア語表記では、Asociatia Faborisa、日本語訳はファボリサ協会)は2011年11月16日に登録された、ルーマニアのNGO(非営利団体)。

"Faborisa Association"の使命とは。



1.社会的に恵まれない人々、社会的に恵まれていない社会のすべての人々の生活の質を向上させること。私たちは、ルーマニアの病院で、必要に応じて改装を行い、ヨーロッパ連合の病院設置基準に達するように支援します。



また、日常的に、笑うことによってもたらされる療法、音楽、舞踊、演技、その他の芸術的なプログラムを通じて人々の生活の質を向上させたいと考えています。



2.生活水準をはるかに下回る社会的に恵まれない結核病の児童のニーズについて、社会的意識改革をもたらすために、教育・芸術と音楽を通じて、道徳的、教育的、精神的な価値を啓蒙します。

3.主に若者のボランティア活動を促進するために、これらのボランティア活動の成果と満足度をさらに高めていきます。



ブカレストのStr. Lacul Bucura nr. 40に所在する小児結核病院Pneumotizilogy Marius Nastaは、ルーマニア全土から結核に苦しんでいる子供たちがやってきます。

ここは、ルーマニアで唯一の小児結核病棟です。病状に応じて数ヶ月間~2年以上病院に滞在している子供のために、適切な衛生状態を作り出さなければなりません。



今年の私たちの目標は、「物」と「人」、引き続き二つの側面があります。

1.6〜18歳の子供用全6床のベッドルーム4室を改装し、3か所のバスルームを整備。これには、衛生設備の改装も含まれており、欧州規格に適合するために必要な基準を一段引き上げることが第一目標です。

2.病院に入院している子供たちのために、非正式ながら、教育活動を提供しています。

これまでの1000kmのバルカンチャリティチャレンジの活動で、一昨年は屋根の全面改修、引き続き昨年は12室の改装を行いました。バルカンチャリティーチャレンジは、一番のスポンサーです。一年ごとに、病院は改修が進んでいきます。この病院は、あらゆる形態の小児結核が治療されるルーマニアの唯一の小児結核病院です。




English is following:
Faborisa Association is an NGO which was registered in the Register of Association and Foundation nr 11/16.03.2011, is non profit, apolitical, nongovernamental.

The Mission of “Faborisa Association”is:

1. To improve the quality of life of all members of society in need, suffering or who are socially disadvantaged. We want to bring the European standard in Romanian hospitals through projects that involve renovations where needed, and to improve life quality through the use
of laughter therapy, music, dance, acting, as well as other artistic programs;

2. To bring public awareness in school institutions, about the needs of children affected by TB disease, socially disadvantaged far below the subsistence level using art and music, instilling values that are moral, educational and spiritual;

3. To promote volunteer activities mainly among young people, that can promote further the benefits and contentment of these volunteer acts;

The project Romanien children with TB is dedicated to helping the children from Romania suffering TB, wich are hospitalized in the Institute of Pneumoftizilogy Marius Nasta from Bukarest, Str. Lacul Bucura nr. 40.

The project is raising funds nececery to create proper , hygiene condition for the suffering children which are staying in the hospital few months depending on the gravity of the case.

Our goal for this year involves two aspects renovation and education:

1. The renovation of 4 large children’s rooms with 6 beds each for 6-18 years old children hospitalized with TB and three bathroms. This includes as well the renovation of sanitary installation, a step upwards for what is necessary to make into European Standards.
2. Education for hospitalized children with TB is supplying activities of nonformal education for the children that are staying in the hospital for treatment.

We want to thank 1000km Balkan Charity Challenge that has been a major sponsor and help so last year we had renovated 12 rooms and for the improvents made the hospital was able to get the acreditation to function one more year. This hospital is the only place in Romania where all forms of TB are treated.




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「使わなければ、損をする」

2017-10-19 | ルーマニア・ブカレストの日常


(前回のポストからの続きです)

なぜ、「暖かすぎるカロリフェール」なの?なぜ、各戸・各室で、温度調整しないの?

いわゆるブロックハウスに備え付けられているカロリフェールには、二タイプ。温度調節機能がついているものと、いないもの。

調節機能がついていないものは、どうしようもありません。熱いお湯がどんどん流れて来るので、室温はぽかぽか陽気に保たれます。

調節機能がついているもの、例えば我が家のものは5段階に調節可能。メモリ3くらいがちょうどいいです。メモリ5にしていると、暖かすぎてしばしば窓を開けなければなりません。



そして、ここに注目、調節可能のカロリフェールなのに、なぜ全開にしておくの?それは、使用した暖房用のお湯の量を測るメーターがついていないから。

つまり、使っても使わなくても、集合住宅(=ブロックハウス)全体で使用した暖房用のお湯の量を、住民皆で頭割りして、共益費に加算されるのです。このシステムは、温度調節機能がついていないものと同様。そして、旧社会主義時代からのシステム。

実際のところ、我が家の事情で言えば、私が初めてやってきた10年以上前は、使用した暖房用のお湯の量を測るメーターがついていませんでした。しばらくして、メーターが各戸に取り付けられ、使用した量に見合うだけの暖房費を支払うようになり、冬でも節約して、家の中でも厚着をしていたものです。

ところが、去年の冬から、このメーターシステムが撤廃され、また、旧システムに逆戻り。つまり、みんなで頭割りのシステムになり、カロリフェールの温度調節メモリも全開になっています。



「エコ」という意識が、あまりないのかな=。使っても使わなくても、皆で頭割りだから、節約した家庭が、節約しなかった家庭の分も上乗せされて払うことになるから、「使わなければ、損をする」という感覚です。

地球全体で見たときの、「使いすぎたら、人類が損をする」という意識はありません。ましてや、「節約は美徳」という意識もありません。節約するのは貧乏人?

(気持ちの良い晴天が続いています@ブカレスト、写真はマイダーリンが自転車で走って撮ってきたもの。私の日中は建物に缶詰め)


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ブカレスト、26℃!

2017-10-17 | ルーマニア・ブカレストの日常


やっぱり異常気象です、10月の半ばを超えて26℃にまで気温が上がったブカレスト。先の日曜日のブカレスト国際マラソンも、天候に恵まれ22℃超えの気温、暑いほうが得意な私も全身を覆う黒装束のゆえ、たくさん汗をかき、たくさん水を飲みました。
 
22℃とはいえ、夏ではありません、コース上の日陰を選んで走れば、夏を経験したあとの秋の大会とすれば、快適。ペースメーカーだったので、グループをまとめながら、日陰のある幅の広い道路を走るときには、「皆さん、日陰に入って走りましょう=、体力を温存しましょう==」と声をかけながら。言い出しっぺのリーダーが一番日陰を走っていては申し訳ないので、自分は一番、日陰から遠いところを走っていたかな。



ルーマニア全土で、10月の第一週にかなり冷え込み、山のほうではかなりの積雪。第一土曜に開催されたトレイルラン大会(~ルーマニアで一番の老舗のピアトラ・クライウルイ)でも、かつてない寒さと氷雨に見舞われたそうです。もちろん足もとは雪、森の木々にも雪が積もり、冬の到来を思わせる気候だったのです。
 
ブカレストでは、その週にすでにカロリフェール(=工場で作られたお湯を各戸に巡回させ、集中的にに温める暖房システム)にお湯が流れ始めました。

とはいえ、カロリフェールにお湯を取り込むのは、各集合住宅(=ブロックハウス)の管理責任者の判断によります。管理者は、独断で決められないので、各戸を廻って、「カロリフェール循環開始同意書」に、住民の合意をもらいに回ります。住民が一致団結すれば、お湯が各戸に流れて来る、というわけ。
 
ブカレストのブロックに住む友達が、「僕のところはもう、カロリフェールが暖かくなっているよ。」というのに対して、別のブロックだと「私のところはまだ。」ということもあり得るのです。
 
しかしながら、こんなに暑さが戻った10月の中旬、暖かすぎるカロリフェールのおかげで、窓を全開したりするので、「エコ」という観点からすれば、マイナス評価です。
 
氷点下の真冬であっても、暖かすぎるカロリフェールでポカポカの室内、Tシャツ一枚で過ごすのも、「エコ」じゃないな==。


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ブロックハウスの防寒対策

2017-09-27 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストの80%の市民が住んでいると言われている『ブロック』と呼ばれる集合住宅。とくに共産主義の時代に建てられたものが、通称『ブロック』で、最近のものは、『アパートメントハウス』。



築30年以上のものも多いことから、順次、外壁の改修工事が進んでいます。我が家では、10年近く前(2008年夏)に済ませているこのリフォームは、外壁の上に、厚みのある発泡スチロールの断熱材を貼り付け、その上から塗装するというもの。

・・・お手軽で簡便だなあ、と思っていたら、我が家の外壁はすでに、塗装の上から小さな亀裂が入っているところもあります。

それでも、今でも、改修工事はこの工法。外壁に周りに足場を組み、その足場と言えば安全柵も防護幕も無し。作業員たちが身軽に歩き回っているけれど、何の保護もないので、時々突風などで落ちる人もいるそうです。



この発泡スチロールの断熱材の威力は大したもので、これと二重窓のおかげで外気温が遮断され、保温性が高まっているのが実感できます。(蓄熱性が高い、というわけで、夏は夜になってもいつまでも熱気がこもっている=)真冬にはマイナス20℃を下回ることもあるブカレスト、住宅は防寒を中心に設計されているのです。



先週水曜日のブカレストへの大嵐襲来予報は完全に空振りで、次の日(木曜日)はまだ日中暑くて、ノースリーブの人もちらほら居たけれど、夕刻から急に気候が入れ替わり、週末になると最低気温は10℃まで低下。

そして今週末は、最低気温が3~4℃まで下がると予想されています。週明けにはすでにカロリフェールの試運転~カロリフェールは工場で作られたお湯がパイプを通って各戸を循環して、集合住宅全体をを温めるルーマニアの暖房システム。ごく短時間ですが、このカロリフェールの配管パイプに水が流れてきて循環のテスト。

たいてい10月の半ばには、カロリフェールの運転開始。「今夜からカロリフェールが供用されます。」とテレビニュースなどで流れ、おしゃべり好きなルーマニア人が「今日からお湯が流れて来るよ。」と話題にするので、すぐにそのニュースは伝わります。



このカロリフェールの屋内配管も大したもので、壁にむき出し。こちらのお宅のキッチンのカロリフェール配管、ご丁寧に湾曲までしています。というのも、お湯が流れて来るので、パイプ自体もかなり温かくなるので、これで少しでも室内を温めよう、という作戦。

日本の設計だと、配管類はすべて壁の内側に収め、壁面をすっきりさせるのが普通ですが、暖房配管となると話は別。無駄なく利用するのが得策。

さあ、今年はいつからカロリフェールが温かくなるかな=?


関連記事:
外壁工事、足場も組まず宙づりで行われることも~2010年の記事はこちらから。


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大嵐を待っていた宵

2017-09-21 | ルーマニア・ブカレストの日常
夕方から気象が大荒れ予想、昨日のブカレスト、午後5時には学校はすべての子供たちを帰宅させ(高学年は午後6時まで授業がある)、午後8時以降は、不要不急の外出は控えるように、テレビニュースで流れていました。

午後9時に国立競技場(Arena National)でキックオフ予定だったダイナモ ブカレスト 対 CSコンコルディア・キアジナも中止(マイダーリンは、試合があれば残業予定だった)。

この日ちょうど私は午後から日本語個人レッスンの仕事。家庭教師先で子供たちが、「先生、今日もこの後、ランニング練習会に行くの?今日は早く帰ったほうがいいよ、大嵐が来るから。」と用心して促してくれるくらい、『大嵐襲来予報』は周知されていました。

というのも、先の週末にルーマニア西部で激しい暴風雨のため、少なくとも8名が死亡、67名が重軽傷。街路樹はなぎ倒され倒木が道路をふさぎ、家屋の屋根は吹き飛ばされ、壁もはがされ、電気や水道も止まり、甚大な被害が出ているので、ここブカレストでは事前に広く警戒を呼び掛けていたのです。

「でもね、ティミショアラのときは、cod portoaliu(オレンジ警報)だった。今回のブカレストは、cod galben(黄色注意報)。」

子供の指摘する通り、午後4時を廻っても空はまだ青空だし、少し風が強まってきた程度。でも、テレビで警戒しろと言っているので、家庭教師も30分短縮して早上がり(お母様のご希望による)。

ランニング練習会も中止だけれど、用事を済ませて帰宅を急ぐ午後7時半過ぎ。確かに遠くのほうで強い雷が光っていて、空全体が何度も何度も明るくなります。まだ雷鳴が聞こえるほどではないから、かなり遠くのほうで天気が荒れているらしい。風もさらに強まって、家にたどり着いたら、家中の窓という窓を閉めて、いくつかには目張りして、暴風雨に備えています。

午後8時過ぎ、バラバラと雨の音。「来た!」と思い身構えたものの、本格的な降りにならず、1分も降り続かず。何度も窓の外を見やるけれど、逆に風は収まり、穏やかになっている様子。

結局この夜は、雨も降らず。窓を開けて涼しい風を入れながら寝ました。いまだ、南からの暖気団が強く居座り、北からの寒気団を押しやっています。気候が入れ替わるのは、いつかなあ。まだまだTシャツ一枚で過ごしています、この時期にこの服装、ありえなかった=。


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ブカレスト、残暑の33℃!

2017-09-17 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニアには『残暑』という言葉は無いはずなのに、夏の暑さが続いています。例年9月の半ば過ぎともなれば、最高気温20~25℃くらいまでに落ち着くはずなのに、この日曜日は何と33℃。前日の土曜日も31℃。(上の写真は、西日が照り付けるイオレ公園、隣接のスポーツクラブ・テラスより)
 
テレビニュースでもこの残暑が取り上げられ、例えば夏の観光地ブラショフからの話題~例年ならこの時期、日中15℃くらいの気温に下がってくるのに、25℃超の暑さのおかげで、屋外テラスは大繁盛。観光客もこの気候を楽しみ、そぞろ歩きするので、アイスクリームもどんどん売れ、お土産物店も例年比25%増の売上げ。
 
毎日お天気アプリでブカレストと大阪の天気を見比べているけれど、9月になってからはブカレストのほうが確実に暑いです。湿度もブカレストのほうが若干高く、ちょっと走るだけで汗だく。
 


ワタクシ、マドモワゼルの週末は、土曜日に国境橋を渡るフレンドシップラン(上の写真はルーマニア側にゴール後)。15キロのうち給水所が7キロ手前の一か所しかなく、31℃の暑さの中、水不足と照り付ける太陽にやられました=。(ふらふらになりながらも年代別2位に食い込む~詳細レポートは追って)
 


日曜日は、ブカレスト郊外のバネッサの森で開催されるトレイルレースのボランティア(上の写真は、チームで団体参加したボランティアのメンバー)。ブカレストで33℃まで気温が上がった日です。

森の中は日影だから快適、と思いきや、湿度が高く、ランナーたちは衣類をびしょぬれにして走っていきました。森を出たところの南側のフィニッシュは太陽が照り付けるばかり、ここでメダル係をしていた女の子、本当に暑かったと。(こちらも、詳細レポートは追って)
 
今年の4月は、例年にない寒さが続き、いったん供給が終わったカロリフェール(=ブカレスト市によって管理されている集中暖房システム)が、再び復活されたほど。そして半年後のこの9月の暑さ。みんな、「夏が1カ月、長くなった」と。
 
雪が早い年には、10月第1週にブラショフ郊外の山で膝が埋まるほどの積雪があったことも。その週末に予定されていたトレイル大会は1カ月延期。11月になって天候に恵まれ無事に開催されていました。
 
山で根雪になるほどの雪が降るのは、やはり12月になってからですが、ルーマニアの天候、変わりやすく、読めません==。


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『職場仲間が一番の家族だ』~日本人の働き方

2017-09-12 | ルーマニア・ブカレストの日常
ルーマニア革命直後の数年間、ナショナル(松下電器産業)・ルーマニアに勤務していたルーマニア人男性が、驚愕した日本人上司の激励がこれ~『職場仲間が一番の家族だ』。(今ではこういう表現をする会社上司はいなくなったかも。)
 
信念のある松下電器産業ゆえにこの意識が強かったのかもしれません、当時、ルーマニアに駐在していた日本人上司は二人、そのビッグボスの「シラカワ」さんに教わったそうです。
 
ルーマニア人にとって一番大事なのは家族、職場は二の次・三の次、なのに日本人上司は、職場仲間が家族だと言う。自分の家族以上に職場を大事にできるのか?

徐々にその働き方を学び、日本人上司から良いところを教わり、家族も職場も大事に思うようになったというダン・ブザツさん~「あの頃は、とても一生懸命働いた。そして、皆でやり遂げたという達成感があった。」と振り返ってくれます。

きっと日本らしいチームワークの中で、働いておられたのでしょう。「シラカワ」さんに教わった信念が、その名前とともに胸に刻まれています。

2000年代の初めのころに、残念ながら、松下電器産業はルーマニアを撤退しています(その後2008年10月に会社名変更)。でも、今でもダンさんの家の中には、パナソニックやテクニクスの家電製品がいっぱい。「こんなに品質が良くて長持ちする電器製品は、やっぱり日本の技術とその職人技」と大の日本ファン。

お父さんの影響を受けてか、娘さんも日本ファン、一生懸命日本語を勉強して、いつか日本へ行ってみたい、と夢は大きく。


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熱波去り、また熱波

2017-08-10 | ルーマニア・ブカレストの日常


週末ごとに熱波がやってきているようで、ブカレストも暑い日が続いています。



ここルーマニアでもこの2~3年、夏場の湿度が高くなってきて(と言っても日本ほどではないですが)、しのぎにくくなってきているよう。



木陰にいて気持ちよく過ごせるのも、32℃くらいまで。
 


こちらはの特徴は大陸性気候。熱しやすく冷めやすい~寒暖の差が大きいのが特徴。つまり、一日の中でも最高気温と最低気温の差が、大。



日中は37~38℃ぐらいになっても、明け方は25℃以下、寝入るころにはまだ日中の熱気が残っていても、夜が更け明け方に近づくにつれ何かを被らないと、ず~んと身体が冷えて脚も重たくなってしまいます。
 


写真は、8月第一週末の熱波、統一広場あたりの日中。噴水も、“枯れ噴水”。底のモザイク模様がよく見えていいかな。



暑すぎて車もあまり走っていないようす、というのも、夏のバカンスシーズン真っ最中なので、週末ともなればブカレストっ子たちは、地元になんかいません。みんな、海へ、山へ。都心はがら~んとしているのが特徴。

反対に、旧市街(ダウンタウン)をにぎわしているのは、観光客たち。昼間は汗だくになりながら、観光スポット巡り。

一休みして、夕方8時はまだ早いです、10時を過ぎればテラス・レストランは、人、人、人で埋まります。バー・カウンターで冷えた生ビールを頼んでも、一杯300円程度、これは進みますね==。

Canicula la ora aceasta in centrul Bucurestiulu、4 august.


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