ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2010年10月号目次

2010-10-31 | 目次


A table of content:
2010-10-01
2010-10-02
2010-10-03
2010-10-04
2010-10-05 初冬を感じさせる冷え込み
2010-10-06 今夜からお湯が流れてきます
2010-10-07 衝動買いのマラソン遠征
2010-10-08
2010-10-09
2010-10-10 ブリュッセル・ハーフマラソン、1時間30分00秒
2010-10-11
2010-10-12
2010-10-13
2010-10-14
2010-10-15 混沌の一途をたどるルーマニア
2010-10-16
2010-10-17 ブカレスト・シティ・マラソン(開催編)
2010-10-18 後押ししてくれるもの~チャリティーTシャツと沿道からの声援
2010-10-19 ブカレストシティマラソン2010(レース編)
2010-10-20 ボランティアさん、ありがとう!
2010-10-21 雨続きの今年の秋
2010-10-22 ルーマニアの静かな道路工事
2010-10-23 ルーマニア人の温かさ
2010-10-24 2度あることは3度ある~最終バスの親切サービス
2010-10-25 秋晴れの土曜日のレース
2010-10-26 週末2 連戦で「Wii」ゲット!
2010-10-27 でかカボチャのシーズン♪
2010-10-28 キャベツが山積み
2010-10-29
2010-10-30
2010-10-31 夜が早く明ける冬時間

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夜が早く明ける冬時間

2010-10-31 | ルーマニア・ブカレストの日常

(上の写真、10月29日午前8時過ぎのルーマニアの大地。やっと太陽が昇り始めています。)
 
日本に無くてルーマニアにある習慣、サマータイム。例年3月最終日曜深夜~10月最終日曜深夜(注1:参照)まで、サマータイムが実施されていて、時計を1時間、早めているのです。サマータイムが終わる前の土曜日、いつも寝る前に「時計を1時間、遅らせる」、むつかしいことは考えず、これでオッケー。
 
ところが今回は、夜行列車での移動中にサマータイムが終わることに。私の持っているCFR(=ルーマニア国鉄)の切符には、「10月30日オラデア発18:43、10月31日ブカレスト着07:06」。これをもらったときには何も気付かず、そのままオラデアで電車に乗り込み、今回の遠征仲間といっしょに車中で宴会、レースの疲れもあってくたびれて寝入っていまいました(注2:参照)。
 

(この写真、10月31日午前6時半過ぎの写真。私は7時半過ぎと勘違いしていたとき。)

すこ~し、外が明るくなってきて自分の時計を見ると「もう7時過ぎ。」~7時過ぎにブカレストに着くはずなのに、電車はまだクンピナ(=ブカレストから1時間くらい北上したところの駅)に止まっています。「やっぱりまた、遅れているよ、ルーマニア国鉄。」
 


・・・ごめんなさい、これ、間違いでした。寝ている間にサマータイムが終わり、時計を1時間遅らせなければならなかったのです。その後も列車は順調に走り(注3:参照)、オラデアからの列車は13時間半をかけて定刻にブカレスト到着。
 


私のはめていた腕時計はまだ、サマータイムのまま。駅の時計はちゃんと、冬時間に切り替わっています。7時過ぎに到着したブカレスト駅、向かいには2日前にオラデアに向かうべく私たちが乗り込んだ7時30分発のブラショフ行きが止まっています。
 
2日前にこの駅から出発したときにはまだ、あたりは薄暗くて、途中8時過ぎにやっと太陽が昇り始めるのを見ています。冬時間になって到着した同じ時刻、もうすでに明るくなっているのです。冬時間になったら、その前の日に比べて夜がうんと早く明けるのです。もちろんこれから冬至に向かうあいだ、夜はどんどん長くなっていって、朝はどんどん遅く明けるのだけれど。
 
やっぱりうまく慣れないので、不思議な習慣です、サマータイム。これで日本との時差は7時間遅れになりました。


サマータイムとの切り替わり、過去の記事もごいっしょにどうぞ。
2007年10月「1時間、得?した日」、こちらから。
2010年3月、サマータイムに切り替わるときの天体観測日記、こちらから。
2010年3月、サマータイムに切り替わるのは、1時間損する気分、こちらから。
パソコンでは設定すると、自動的に切り替わります、こちらから。
ルーマニアでのサマータイム導入はこのかたでした、こちらから。

注1:サマータイムと冬時間、いつ切り替わるの?
協定世界時(きょうていせかいじ、UTC - Universal Time, Coordinated)によると、深夜1時。これまた難しいことは考えずに、夜、寝ているあいだに切り替わる、と覚えています。

注2:くたびれて寝入っていました
今回のマラソン遠征は、ティーンエイジャーも含めて総勢16名。帰りは夜行列車利用でしたが、寝台車ではなく普通の客席。空いていたのをいいことに3席を陣取り横になったワタクシ、マドモワゼル。どこでも寝れる、とはいえ、寝返りも打ちづらく、さすがに何度も目が覚めました。 

注3:列車は順調に走り・・・
ブカレスト~オラデア間は、クルージュ・ナポカを経由して走行距離649キロ。これを直通で走って13時間半。「日本の新幹線なら、3時間くらいだろう。ヒロコ、新幹線を持ってきてよ。」と言われたけれど、どうしてこんなに時間がかかるの?~単線部分が多くて、すれ違いで駅に止まっている時間、長し。線路の状態によって、スピードを出せない部分も多し。それでも以前に比べれば、時間に正確になってきているかな、という印象。

この週末の遠征:Baile Felix


オラデア近郊、温泉の保養地Baile Felix(バイレ・フェリックス)で行われた全ルーマニア・クロスカントリー選手権に、ラン仲間とともに参加。日本人のオープン参加が認められたのは、史上初!仲間の尽力が実り、ルーマニア選手権を走ることが出来ました!!とても良い経験でした、詳しくは後日。

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キャベツが山積み

2010-10-28 | ルーマニアのご馳走


最近のルーマニアの市場、冬に向けて保存野菜を備蓄するべく、その素材で賑わっています。9月の中旬から、キュウリのピクルスを漬けたり、トマト&アルディ(=肉厚のパプリカ)を刻んで漬けたり(→主に酸味のきいたスープ=チョルバに使います)、ゴゴネリ(=見かけは青トマト、漬け込んだものの食感はシャキシャキ)、ゴゴーシャ(=アルディよりもさらに肉厚で、アルディを上から押しつぶしたような形をしている)を漬けたり(→そのままサラダとしていただくもの)と、普段の食事の準備の合間に、冬を迎えるべく台所は大忙しなのです。
 
 

保存食作りの最後の時期に漬け込むのが、丸ごとキャベツ。市場では夏場よりも一番キャベツが多く出回り、山積み。ルーマニア人がみんな、お好み焼き屋さんを開店するの?と思ったほど。
 


庶民の台所、ピアッツァ(=市場)へは、徒歩で買物に来る人が多いです。同じ産地から採れた同じ品質のキャベツを漬けるのが一番具合良いので、気に入ったキャベツが見つかると、数キロの単位でまとめて買って行きます。両手に下げた買物袋はキャベツ満載。お姑さんも、キャベツの買出しのみの日がありました。
 


我が家のキャベツ。買いだめする間、バルコニーに保管。そして一気に漬け込みます。ドラム缶の半分くらいの容量のプラ容器があって、そのなかに各種のスパイス&香味野菜とともにキャベツを漬けます。これはすべて冬場のサルマーレ用。サルマーレはルーマニアの代表的家庭料理、一口サイズのロールキャベツ。ミンチ肉と玉ねぎをいためたもの、そしてお米を加えるのが特徴。半日以上、コトコトと時間をかけてとろ火で煮込んだサルマーレは絶品。



こちらのお宅でも、キャベツを買いだめする間、出窓に保管。どこ家もみんなこんな風にして、保存食作りに精を出します。
 
生鮮野菜も一昔前と違って、今ではいつでもどこからでも流通してくるようになりました。大型量販店(=スーパーマーケット)など無かった時代、冬場はまったくの野菜不足だったけれど。雪に埋まることの多いルーマニアの国土で、近郊農家と言っても冬場は産物がないのが当たり前。秋の初めころから漬け込む野菜類、つまり、冬場の保存食としての野菜確保は、生活の知恵だったのです。
 
今では、キュウリのピクルスやゴゴシャリの漬けものなど、大型瓶詰めがスーパーに並ぶ時代。若い世代のママさんたちは、仕事や子育ての忙しさもあって、出来合いのものを買う人も多くなって来ています。
 


我が家ではいつも手作り。市場に買いだしに行くことから始まって、その労力は大きいけれど、やっぱりうちで漬けたものが一番美味しいし&安心。今年は夏の日照りでキュウリの出来具合が良くなく、いつもの半分以下しか漬けること出来なかったのが残念だけど。足りない部分は、スーパーで売っている出来合いのもので補うとして、当分は我が家の手作りピクルスを楽しめます♪

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でかカボチャのシーズン♪ 

2010-10-27 | ルーマニアのご馳走

 
ルーマニアのピアッツァ(=市場)は、季節がはっきりしています。と言うのも、地元で採れた野菜や果物を並べているから。大規模スーパーでは、年中同じように同じ規格の生鮮野菜を供給すべく、最近ではトルコ産・スペイン産・イタリア産など、ヨーロッパ各地からの輸入品が並んでいるけれど、お味はルーマニア産に勝るものなし。
 


ルーマニアの農業は化学肥料を使わない有機栽培が基本。夏場に降り注ぐ太陽の恵みを受けて、完熟になるまで畑で実らせ、市場に運ばれてくる野菜&果物は、味がぎゅっと濃縮していてとても美味しいです。



時として形や大きさが不揃い、でも市場ではキロ単位の量り売りが基本なので、多少大きさがまちまちでも問題になりません。



表情が多少へんばくちゃ(←これはたぶん、大阪弁、どなたか通訳してください~)でも、だからそれなりのお値段で量り売りしてくれます。
 


いま、美味しいのはかぼちゃ。これ、日本のカボチャと違ってかなり大きいです。上の写真、スプーンを置いてあるけれど、これはリングリッツァ(=小さなティースプーン)ではなく、リングラ(=大きなスプーン、シチューやカレーなどを食べるときに使うサイズ)。友人が田舎から持って帰ってきたもの。余りにも大きいので、半分こして、私に持ち帰らせてくれました。
 


普通に売っているのは、こんな感じ。いずれもルーマニアのカボチャは水気が多くてべちゃっとしているので、煮物やシチューに不向き。そのままオーブンで素焼きにするか、または焼き菓子に使います。いつでも活躍するのがオーブン。
 


ルーマニアの普通の家庭に常備されている大きなオーブン。ガスレンジ台の下が必ずオーブンになっていて、その大きさたるや、40センチ四方のスポンジ台が軽々焼けるほど。このオーブンを料理に&お菓子作りにフル活用しているのがルーマニアのママたち。日本では余りオーブンを使いこなしているお母さんたち、少ないと思うけれど、ルーマニア式で、料理でもお菓子作りでも、材料を用意してあとはオーブンで焼くだけ、という料理は、意外に簡単♪
 


はい、これがカボチャの焼き菓子。バター成分が多くないのでパイ生地ほど層にはなっていないけれど、小麦粉を練りあげピザ生地(またはナン生地)に近いものを準備し、カボチャをおろし器で摩り下ろし、甘み(=砂糖)を足したものを、巻き上げていきます。
 
作り慣れない私から見れば面倒そうな作業でも、お姑さんはほんの朝飯前。小麦粉をこねてナン生地を作ることは、なんでもない作業なのです。というのも、お姑さんの田舎では、ちょっとした災害でしばしば食料品の供給が止まったそうです、パンを買うことが出来ないそんな時、買い置きの小麦粉でパンのかわりにナン(=ピタ、とも言うかも)を作るのは、日常のなんでもない作業。
 
いつも、旬のものを使って美味しいルーマニアの家庭料理、ありがたや、お姑さんとの同居生活♪

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週末2 連戦で「Wii」ゲット!

2010-10-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
翌日は「クロス・コーラ」、フランス系スーパーマーケット「コーラ」の主催でブカレスト6区にて。年代区分は21歳未満の部&21歳以上の部。ほかに、コーラ従業員の部。先月のクロス・ペトロムも、ペトロム従業員の部がありました、表彰内容は同じ、つまり職員の福利厚生も兼ねたマラソン大会。スポルティヴ(sportiv)な従業員を育成&確保するという健全な企業体制は評価できるところ。
 


それぞれの部門ごとに、1位=32インチLCDテレビ、2位=ラップトップ、3位=Wii、と豪華賞品。が、ワタクシ、マドモワゼルも含めて、ベテランの部のラン仲間たちは「僕たちにチャンスはないよ。21歳なんて、僕達の子供くらいの年齢なのに。それで3位までの表彰かい?これは若手のためのマラソン大会さ。」と、クラス分けでベテランの部が無いことに不満。でも、これが主催者の意図によるマラソン大会なのだから、仕方ないです。
 
私もまさかチャンスがあるとは思っていませんでした、私にチャンスがあると予想したのはマイダーリンだけ~「ヒロコ、行っておいで。僕にはチャンスは無いけれど、ヒロコにはあるよ。」、マラソン大会続きでお疲れ気味のマイダーリン、日曜日とはいえ昼から仕事もあるので、午前中は休養にあてることに。
 


そんなに多くの人が集まっているとはいえなかったスタート地点、サッカーチーム・ステアの本拠地スタジアム前。が、入念にウォーミングアップするランナーの中に特に優れたランナーたちを見つけるのは容易なこと。



少数精鋭の参加者であるらしい・・、賞品が大きいので狙う人は狙ってきている!~この秋、私がブカレストで参加した短い距離のマラソン大会、クロス・ペトロム(女子総合20位)、クロス・ロッテリー(女子総合19位)、この順位からして、私にはチャンスはなさそう。
 
スタート前はいつものことながら雑踏のなか、スタート位置は決まっているはずなのに、みんなじりじりと前に出て行きます。10分もスタート地点に並んでいると、5mは前進しているに違いない・・・それほどみんな、前に前に出て行きます。
 
この雰囲気にのまれてはだめ、スタートダッシュで焦りすぎると転倒のリスクあり。落ち着いてスタートするのが一番。コースはステアスタジアム前から、ルジェルルイのコーラ前まで約3キロ(GPSで測定した仲間によると約2.7キロ)、一般道を車を止めてのマラソン大会。
 
スタート直後はダッシュも効かず鈍足だけれど、落ち着いてペースを守ることが出来るのが最近の特徴。中盤で同年代のライバル、イオアナを抜き、さらに先行していたおちびちゃん(中学生くらい?)を抜き、ゴールでもらった番号札は「6」。女子総合6位、ということ。
 


これを年代別クラス分けの着順係に持って行って、年代別順位確定。わたしの前には、女子総合1位と2位の番号札のみ。女子総合6位の私が、21歳以上の部3位に!ラッキーでした、あとで確認すると、女子総合1位は1987年生まれ、続いて2位は1988年生まれの、旬のランナー達。
 


そして、いただいた賞品は「Wii」、あの~、「Wii」って何?室内で出来るテレビゲーム?「洞窟人間」のワタクシ、マドモワゼル、これをまったく必要としません。ベテランのラン仲間同士、「取らぬ狸の皮算用」をしていたときにも、「LCDテレビはいらないよ~(=先のクロスロッテリーで、ステファンもビクターも私も貰っているから)。ラップトップが一番いいかな。」「わたし、Wiiって何かわからないし、要らないわ。」「僕のところは高校生の息子達がいるからWii、有り難いな。」~そう言っていたステファンは男子総合7位、21歳以上の部5位に終わりました。
 


もらっても宝の持ち腐れの賞品は、必要としている人のところへ~Wiiをステファンにプレゼント。「これ、上げる。」と言ったら、「え!?!いくらなの??」と言ってくれたけれど、買ってもらうつもりなどありません~「息子さんたちへプレゼント。」
 
ちょうど、マラソン大会の翌日が次男さんの誕生日と言うではありませんか~「ヒロコ、ぜひこのあと、我が家に来て、貴女が直接、プレゼントを手渡して!」~およばれに預かってしまいました。こんな機会だけでなく、つねに上がりこんでご馳走になっているけれど。
 
14歳になる次男はRADU、お兄さんはVLAD、二人ともフィールドホッケーの選手。仲の良いこの兄弟、「これ、同級生で持っている奴がいるんだよな~。」と喜んでくれて、「パーツがいっぱいあるぞ、どうやって繋ぐかな?」、そんなのもティーンエイジャーの彼らにかかったらお手のもの、ものの数分後に「バシッ!」「ボカッ!」と言う音が聞こえてきて、「Wii SPORTS」の野球をプレイ中。
 


「一生懸命投げているけれど、野球のルール、知っているの?」~「知らないけど、ストライクって、良いんだよね。」、ルーマニアでは野球はまったく一般的ではありません。「オイナ」と言う野球に似た球技はあるけれど、これもマイナー。見るのもするのもサッカー、一点張り。
 


私も巻き込まれ、次にプレイするのはボーリング。これ、確かに迫力あります、投げ方によってボールはカーブするし、速度も変幻自在。もちろんスコアは自動計算してくれるし。ボーリングを実際に球を投げてプレイするとじきに指やら腕が痛くなってくるけれど、Wiiではそんな心配なし。



わたしも「124」と言う上出来のスコア(たいてい本物でプレイするときには100前後をうろうろしている)で、4プレイヤー中の2位!けっこう真剣になり、楽しかったです!!
 

(いっしょにプレイした4人。向かって右端は、先週に引き続き散歩を兼ねて応援に来てくださったタカさん。お酒が苦手というのに、夜が更けるまでお付き合いいただきました、引っぱり回してごめんね。)

そんなかんなの秋晴れの週末、マラソン大会があれば洩れなく参加し、無ければ公園をジョギングするくらい。のんびり過ごしているようで、一日や一週間はあっという間、季節の移り変わりもいつに無く早く感じるこの秋です。

「洞窟人間」って?:
自分のポリシーにより携帯電話を持たないワタクシ、マドモワゼル、「それは君、洞窟人間(cave woman)だよ。」と、i-phoneを使いこなすアメリカ人の友人から。洞窟には電話回線もケーブルも電波も届いていません、そこでの生活は現代の通信文明からかけ離れたもの。そんな生活を享受しているのが「洞窟人間」。ワタクシ、マドモワゼル、一応ネット社会には席を置いているので、洞窟は抜け出していると思うけど。

ルーマニアでの「Wii」の価格:


私はほとんど知らなかったので、タカさんに尋ねてみました、「これって、いくら位するの?」~昨年3月に撮影した写真を送ってくださいました。当時1レウ=35円くらいのとき。価格がいくらでも宝の持ち腐れは持ち腐れ。親しい友人に「売る」というのも好きじゃないし、喜んで貰ってくれたので、私も嬉しいです。いっしょに遊べたしね~。


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秋晴れの土曜日のレース

2010-10-25 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
気持ちよい秋晴れの先週末、行楽に出かけることも無く、ワタクシ、マドモワゼルはブカレスト市内でマラソン大会2連走。土曜日は、すっかり木々が色づいたチタン公園で、マスターズ連盟主催のクロス。これはルーマニア人対象のブカレスト選手権にもなっているので、日本人の私はオープン参加(順位表彰対象外)。
 


余りにも天気が良くて、気持ちよすぎます~先にスタートした一般男子の10キロレースを、応援しながらチタン湖の周りをジョギング。のんびりしすぎて、女子&ジュニア男子の5キロのスタートに遅れそうになりました。
 
順位対象外だけれど、いっしょにレースをスタートするのはこれまた気持ちいいです。こんなときでも手を抜かないのがワタクシ、マドモワゼル。5キロを自分の納得のいくように走るのが目標。42キロのフルマラソンから中5日、スピード不足を感じつつも、最後までイーブンペースだった20分31秒(距離はほぼ正確、昨年自分達で500mごとにマーキングしてあるので、自分で手元の時計で確認できます)。
 


「ヒロコが表彰対象外なのは、残念だよ。」と集まっているみんなは言ってくれたけれど、ルーマニア人の選手権、ルールはルール、良い練習が出来て満足。
 


私は女子2着でゴール、途中まで競り合い、3着でゴールしたイリナ。私は順位対象外なので、イリナがルーマニア選手権2位。
 


3年ほど前から競ってきたミハエラ。いま、まだ20歳。故障があって満足に練習できず、大会にも参加したり、しなかったり。スポーツウェアーではなく髪を下ろした普段の服装で応援に来てくれたクロス・ロッテリーで、ティーンエイジャーから美しくなったミハエラを見違えていました。「え?ミハエラなの??綺麗になってわからなかったわ。」、この年代って、いちばん美しく変身する時期。
 


親しくしている仲間が集まって記念撮影。私もナンバーカードを着けているけれど、この大会のナンバーではなく持参したもの(オープン参加のため)。
 


気温は低いはずだけれど、久しぶりに顔を見せた太陽のおかげで寒さも感じません。もう10月も終わりかけ、11月にはいると本格的な冬の訪れ。



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2度あることは3度ある~最終バスの親切サービス

2010-10-24 | ルーマニア・わたしの日常


引き続き、ルーマニア人の温かさの話題です。以前も記事にしていた「最終バスの親切サービス」~終着駅に到着した最終バス、これがバスの車庫に戻っていくルートでお客さんを乗せてくれるという話。ここでは運賃も支払わないので、正確にはお客さんではないけれど。(以前の記事を先にご覧下さるとわかりやすいです、こちらから。)
 
この親切サービスにすっかり味を占めたワタクシ、マドモワゼル。このサービスをけっして忘れません。~その後の大雪のクリスマスに、マイダーリンといっしょに友人宅におよばれしてから帰り、最終バスで帰着したのが同じ駅。

ここから我が家に向かうにはバス路線も無く、30分ほど歩くしかないです。凍りついた雪道を歩き始めたマイダーリンに、「このバスが私たちを乗せてくれるって言うから。」と、手招き。バスの運転手さんと交渉し、バスの車庫に戻るルートで乗せてもらうことにしたのです。

「バスは、私達の家の近所で眠るの。バスはそこまで空で行くけど、その途中、乗せてもらえるの。」~ダーリン、このサービスを知らなかったようです。
 
このような厚かましい(?)お客は、大阪のおばちゃん出身のマドモワゼルだけではありません、バスの戻るルート上に帰る2~3人が、同じようにバスの運転手さんに申し出て、いとも簡単に乗せてもらっています。
 
そして、「2度あることは3度ある」~日本のことわざは、東欧の国ルーマニアでもまた、真実を言い当てています。
 
先週、友人の誕生日パーティにおよばれ。気のあう仲間ばかりですっかり話し込み(このときはルーマニア流パーティで見られるダンスは無し)、最終地下鉄もほぼ終わり&バスも終わりかけの時間帯。集まっていたのはラン仲間、日ごろ鍛えている脚にモノを言わせて歩いて帰ろうという人たちばかり。三々五々、めいめいの方向へ。
 
たまたまパーティ会場のレストランが私の見知ったバス終着駅の近く。そのバス停まで出てみると、一日の任務を終えたところのバスがいっぱい。最終報告をして、これからバス車庫へ戻ろうというところ。

「この先の大通りまで、乗せてもらえますか。」
「どこの通り?」
「○○通り。」
「そこ、通るから、乗せてあげるよ。でも、ちょっと待って、バスを掃除するから。」
交渉成立。このバスの運転手さん、ほうきを取り出し、簡単にバス車内のホコリを外に掃き出しています。

「わたし、掃除しますから。」
「いいよ、待っていて。」
やります、と言ったものの、まさか見知らぬアジア人に箒を譲ってもらえるわけもなし。掃除はものの5分もしないうちに終わり、「じゃあ、帰るよ。」、運転手さんと二人旅。
 
じきに大通りに入り、運転手さん、最初のバス停で止めてくれました。ここはすでにこのバスのルートではないので、止まる義務もなし。「もうちょっと先です。」~運転手さん、もうひとつ先のバス停で止めてくれました。まさに私の家の最寄り駅。乗客は私のほかになし、バス停で待っている人も乗ってくる人もなし、これはバス車庫に帰るバスだから。
 
何度もありがとうを言って、日本式の最敬礼のお辞儀をして、バスの運転手さんに感謝の気持ちをあらわします。とくにチップを渡すこともありません、ほかに乗り合わせたルーマニア人も誰も何も払っていません、これは無償のサービス。
 
時として、携帯電話で話し込みながら運転している運転手さん、サンドイッチなど食べながら運転している運転手さん、さらに運転席に知人を乗せて話しながら運転している運転手さん(注:参照)。以前には、早く家へ帰りたいからといって、最終バスの運行を取りやめて勝手に帰ってしまう運転手さんもいたとか。
 
いろんな運転手さんがいてちょっとびっくりするけれど、臨機応変のサービスはルーマニアならでは。いい加減なところもあって、それを補って余りあるのが「最終バスの親切サービス」。きっとこれからもまたお世話になると思うけれど、よろしくお願いしま~す♪♪

一番上の写真、行き先番号表示の電光掲示板に「PA」と出している最終バス。「PA」はルーマニア語で「バイバイ!」、このバスの運転手さん、茶目っ気ありますね~。(もちろん普通は、番号表示で走ります)

注:
ブカレストのバスは、運転手に改札の仕事は無く、運賃や切符のやり取りもなくて、運転席と客席が全面ガラスで仕切られています。そのため、通常は運転手と乗客が話をすることはありません。バスに乗り込む前に行き先を聞くときは、運転席側のドアから運転手さんに話しかけます。乗るときはその横の乗車口から。

//@Bucureşţi


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ルーマニア人の温かさ

2010-10-23 | ルーマニア・ブカレストの日常
 

知らない人同士でも、よく声を掛け合うのがルーマニア人。何か困ったふうの人がいたら、助けようと誰かが名乗り出てくるし、それは一人ではなく複数であることが常。時として、「こうすれば良いよ。」、「いや、ああするほうが良いに違いない。」、助っ人同士で議論が起こるほど。
 
ときどき、貧血性のめまいを起こし道路で立ちすくむことのあるワタクシ、マドモワゼル。この週もふらつきを感じ、舗道でしゃがみこんでしまっていたら。
 
「あなた、そこのベンチで休んで行きなさい。」
「ふらつくときには、しゃがみこんではだめ。立ち上がったときにまた、貧血を起こしてふらつくから。」
 「そこの壁にもたりかかるのが良いのよ。」
 
庶民の台所、ピアッツア(=市場)が近かったその場所で、買出しに来ている奥さんからおばあさんまで、心配をかけてしまいました。
 
「大丈夫、しばらくすると元に戻りますから。」~声かけをしてもらえるだけで、とても有り難いです、元気が出ます。東欧の国、ルーマニアにいて私はあくまでも異邦人、そんな私のことまで心配してもらって。言葉が通じているかどうか不明な外国人にまで、声を掛けてくれるのがルーマニア人なのです(もちろん、すべてルーマニア語)。
 
人と人とのつながりをとても感じることのできるルーマニアです。これがやはり、ルーマニア人の温かさ、優しさ。さてさて昨今の日本、誰かがめまいを起こして道端でしゃがみこんでいたら、声を掛ける人がいるのかどうか・・・?

一番上の写真、このおばちゃんが声をかけてくれたわけではないけれど、こんなふうに人懐こい笑顔の人が多いです、ルーマニア。

最高の秋晴れ@Bucureşţi


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ルーマニアの静かな道路工事

2010-10-22 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアの道路工事でよく見られるのが、ツルハシ&シャベルを用いての手作業。人力だけが頼りの力仕事。上の写真はごく近所の街区にて。
 
穴掘りの外枠だけは動力を使ってアスファルト道路を切り開いたようですが、そこから掘り進んでいくのはツルハシを携えての作業。しばらくツルハシを振るっては、小休止。また振るっては、小休止。以前にも紹介したこんな光景も無理もないこと。
 


通行人に話しかけられては、また一休み。無理もないです、大変な労力なので、休みながらでないと進んでいくはずもなし。
 


でも、ワタクシ、マドモワゼル、ここでふと気付きました。これをすべて電動機具に頼って穴掘りをしていたら、街区中に騒音が響いてきます。ブロックハウスの外壁に音響反射して、ものすごい騒音に違いない。ここで見かけるような手作業だと、ごくごく静かに作業が行われていきます。
 
「どうしてもっと機械化しないのかしら?」
「機械化すれば作業が早くはかどるけど、その分たくさんの労働者が職を失うんだよ。」、ルーマニア人の友人が答えてくれました。

住民にとっては静かな環境を守ってくれる手作業ですが、実は電動機具は高価だし、電力を食うから、という事情によるもの。電動機具よりも安価な土木作業労働者の人件費。

ブカレストでは税金を投入してあちこちで道路がひっくり返されているけれど、労働者の身体への負担を案じてしまいます。何もかもがすべて悪循環なのか、ルーマニア。

久しぶりにスカッと秋晴れ!@Bucureşţi


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雨続きの今年の秋

2010-10-21 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
もともとルーマニアの秋は雨が多いというけれど、今年の秋はよく降ります。9月の終わりごろから雨が多くて、10月に入りばなにすでに寒波到来。最高気温が10℃にしか上がらない日々が続きました。

 

それが少し落ち着いたかと思ったら、また先週末から雨続き。日曜日のブカレストマラソンの日だけ、雨が落ちてこなかったのは奇跡的。それからまた週明け、雨、雨、雨。夜半に窓に打ち付ける雨音で、何度も目が覚めるほど。
 


紅葉(~ルーマニアでは黄葉がメイン)がすすんだ街路樹、葉っぱを落とす前に小さな枝ごと、風に落とされてしまっています。
 


黄葉のみならずまだ緑色の部分も、吹き付ける雨風にたたき落とされてしまいました。これから黄色に色づくだろう葉っぱたち。早くも落ちてしまい、黄葉に染まるはずの街路樹のボリューム感がなくなってしまうこと、必至。
 


濡れ落ち葉ならぬ、濡れ青葉を掃き清める清掃作業員も余分な労力を必要とする雨上がりの街区。緑の葉っぱを掃き集める作業員さん。
 


黄色の葉っぱを掃き集める作業員さん。
 


ルーマニアで赤く色づく紅葉を見かけるのはまれですが、ここだけ赤い葉っぱを見つけること出来ます。ツタの葉っぱは赤く。日本の紅葉はまだかな?「もみじ」と入力して、変換させると「紅葉」と出てきます。日本の紅葉はやっぱり真っ赤に染まるもみじ。日本のもみじの葉っぱが見たいな~。

/@Bucureşţi


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