ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2007年5月号目次

2007-05-31 | 目次


A table of contents:

スタジアム新装間近 2007-05-01
同時期に楽しむビーチとスキー 2007-05-01
屋上でトップレス 2007-05-02
さらに大会予定追加 2007-05-02
ルーマニアのアンチ・ドーピングセンター 2007-05-02
賞金レース追加 2007-05-03
チタン公園で初泳ぎ 2007-05-03
ルーマニアは猛暑予想 2007-05-03
ブカレストマラソン開催決定 2007-05-04
トランシルバニアへの 旅 2007-05-04
初戦は賞金レース 2007-05-05
ガブリエラ・サボー選手と再会 2007-05-05
帰りはヒッチハイク 2007-05-05
のどかなフルガ村 2007-05-06
クロス・フルガ 2007-05-06
パパより稼いだ!~クレオパトラ「恋のギツァ」 2007-05-07
ルーマニア大統領バセスクはこんな人 2007-05-08
ウイーン・シティ・マラソン 2007-05-08
スイス・マッターホルン 2007-05-08
フランス行き航空券、高騰! 2007-05-09
クロス・ヨーロッパ 2007-05-09
値上げの嵐 2007-05-10
5月9日は「ヨーロッパの日」 2007-05-10
スポンサーはブカレスト警察本部 2007-05-11
暑くなってきた5月 2007-05-11
ブカレスト33℃ 2007-05-12
ルーマニア版クレオパトラ「恋のギツァ」 2007-05-12
クレープでアフタヌーン・ティー 2007-05-13
クロス・アロエ年代別2連覇 2007-05-13
世界は三人種 2007-05-14
フランス遠征~パリから移動編 2007-05-14
フランス遠征~エトルタ観光 2007-05-14
フランス遠征~選手村での様子 2007-05-14
フランス遠征~観光ツアー編 2007-05-15
フランス遠征~開会式 2007-05-15
フランス遠征~子供達との再会 2007-05-15
フランス遠征~早くもリラックスムード 2007-05-15
フランスで4度目の表彰台<速報版> 2007-05-22
睡魔、睡魔、睡魔 2007-05-23
10kgのミネラルウォーターで腰痛! 2007-05-24
ヒットチャート1位「恋のギツァ」 2007-05-25
優勝商品はマウンテンバイク 2007-05-26
修道院でON-ONラン 2007-05-27
チェルニカ修道院 2007-05-27
ドイツ人がビールをついでくれるとき 2007-05-27
美容院でヘアカット 2007-05-28
ルーマニア映画カンヌ最高賞受賞 2007-05-28
日本の大臣の自殺 2007-05-29
職務免除でトレーニング中 2007-05-29
掲載写真を撮影 2007-05-29
いつも色とりどり 2007-05-30
腰痛がうそのように・・・ 2007-05-31


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腰痛がうそのように・・・

2007-05-31 | ルーマニア・わたしの日常


週明けから陸上競技場での合同練習に顔を出していますが、先週からの腰痛でこの1週間、走ることはおろか、腰をかがめてズボンをはくこともままならず、靴紐を結ぶのも腰を下ろさなくてはできないくらいの症状。ストレッチも出来ません。
 
ところが、昨日から使い始めたルーマニアの薬が劇的に効いて、今朝は足取りも軽く1時間あまりも走ることができました。腰痛に悩んでいる私を見て、今回の合同練習の総監督タリチャーノ氏とチームリーダーのステファンが薦めてくれたもの。「Diclofenac」という名の塗り薬(ジェル)と内服薬です。
 
火曜日にステファンに薦めてもらった時には、「デモ、内服薬ハ、内臓ニ負担ガ、カカルンジャナイカシラ・・・」~「出来ルダケ早クニ、トレーニングヲ、再開シタインダロウ。」~「ソレハ、ソウダケド・・・」と二の足を踏んでいました。
 
そして翌日には、見かねたタリチャーノ氏もこの薬を推薦。「走ッタ後ニ、身体ヲ冷ヤサナカッタカイ?」「重タイ物ヲ、片一方ノ腕ダケデ、持ッタリシタカ?」~「トテモ重タイモノヲ、両手ニ持ッテ運ビマシタ。」と、カウンセリングつき。「痛ミノアル間ハ、アスファルトノ上ヲ走ラズ、土道カ芝ノ上ヲ走ルコト。」「決シテ、スピードトレーニングヲシナイコト。」~これは承知、走ると腰に衝撃が来て、走りたくても走れないのですから。
 
「ディクロフェナック」という名前をうまく薬局で伝えられないと困るので、マイダーリンに紙に書いてもらって買いにいきました。「Dati-mi Diclofenac.=ディクロフェナックを下さい。」、薬局のお姉さん、「1回1粒、一日3回ヨ。」と説明もしてくれました。
 
「今日ハホトンド、気ニスルコトナク、走レマシタ。」と練習の後タリチャーノ氏に報告すると、「今ノ季節ハ暑イ気候ダケレドモ、少シ風ガ吹クダケデ、身体ハ冷ヤサレテシマウ。汗ヲカイタ後ハ、出来ルダケ早ク、全部、着替エルコト。」「家ニ帰ッタラ、ホットバス(=お風呂)デ腰ヲ温メルコト。」と、またまたアドバイスをいただきました。
 
タリチャーノ氏は大学で体育を専攻、ハンドボールの元国家養成選手。今ではブカレスト警察の体育部門長、アドバイスもまったく的確です。
 
私自身、ここまでひどい腰痛は初めて。大阪に居るころは社会体育指導員として腰痛体操や肩こり体操を指導していたのに、職から離れるとすっかり自分の身体のケアを忘れてしまっていました。指導中にはえらそうに、「腰痛の約80%は、腹筋不足、筋力不足ですよ~、皆さん、軽いトレーニングを忘れずに~。」なんて言っていたのに、自分もそんな年齢になって、筋力の衰えを思い知りました。
 
痛み発覚して次の日だけは安静にしていたけれども、2日目からは「ベッドに横になっているだけでは、さらに筋力が低下してしまう。」と自己判断して、ウォーキングだけでも続けていたのは正解だったようです。そういえば痛み止めを服用してクロス(=短い距離のマラソン大会)も走ったりしたなあ・・・~これはちょっと無茶でした。
 
ウォーキングを続けていたおかげで、フランスでのレースの脚の疲れはうまく取れてくれたみたいです。筋肉的に疲れている時には、完全休養ではなく、積極的休養を。これで次のトレーニングをより早くに開始出来るようです。次なるレースは約3週間後、DHLマラソン(=山岳フルマラソン)。
 
それにしてもルーマニアの薬は劇的に良く効きます。昨秋にフルマラソンを走ったときに足裏に大きなマメを作ってしまったときにも、こちらのお姑さんが塗ってくださったヨーチンのような色の液体が効いて、つぶさずに済んだどころか3日目から普通に走れるようになりました。

筋力不足からくる腰痛に悩んでおられる方にお勧めしたいルーマニアの「ディクロフェナック」、処方は未確認ですが筋肉に作用する薬だそうです。
 

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腰痛の方、ぜひこのお薬をお試し下さい~ブログ応援もよろしくお願いいたします。

いつも色とりどり

2007-05-30 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストの街区のあちこちで実にたくさんのお花屋さんを見かけます。露天商であったり、常店を構えていたり。いつも鮮やかな季節の花が並んでいます。そして今は、グラジオラスやリリー系の夏の花が並ぶようになりました。
 


いつも誰かが誰かに贈るのでしょう、お花束を抱えて街を行く人にはきっと、小さなストーリーが生まれているのでしょう。いつのときにもお花を見ると心和むものです。
  

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日本のお花屋さんには何が並んでいるでしょう~応援のクリックよろしくお願いいたします。

掲載写真を撮影

2007-05-29 | ルーマニア・わたしの日常


先週土曜日のクロスの戦勝報告に、マイダーリン・ステファン・ステファンのロディカ奥様と、IPA(=インターナショナル・ポリス・アソシエーション)inルーマニアのザゴネン氏を訪問。ザゴネン氏はIPAの広報部門、機関誌の編集局長です。今日は機関紙に載せるカップ(=先週のポリス・クロスでゲット)を携えた写真を撮ってもらいました。
 
先のTPCの記事も早速仕上げてくださっていて、チーム・ルーマニアの中に私の名前も載せてくださっています。初めてルーマニアに旅行したときから何度もお訪ねしているので広報部のスタッフの人たちも覚えてくださっていて、ランニング戦績の取材だけではなく、「日本デハ、ドンナフウナノ?」といろいろお尋ね→(警察だから)尋問(ともいう?)があります!
 
今日の話題は、失業者・平均給料・ホームレス、日本のお葬式の様子、日本のビジネスマンの有給休暇などなど。話の中では先ず数字を聞かれるので、最新の情報を仕入れておかなければなりません。こちらからもストリート・チルドレンやルーマニアン・ジプシーなど、聞きたいことを質問です。

「ルーマニア、ト言ウト、貧シサノタメニ親ガ子供ヲ捨テタ挙句ノ、ストリート・チルドレン、ト思ワレテイルケレドモ、ジャーナリズムガ、カナリ誇張シテ伝エテイル処モアルンダヨ。」、との弁、でも実際のところ、ごく最近までストリート・チルドレンの保護のために日本からボランティア(JICA)が派遣されていたほど。でも、EU加盟でJICAの活動もこの夏で終わり。ストリート・チルドレンたちはいずこへ・・。
 

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職務免除でトレーニング中

2007-05-29 | ルーマニア・ランニング事情


先週の木曜日から3週間の職務免除を受け、6月13-15日開催の「All Policeman Championship Of Romania」(=全ルーマニア警察官対抗選手権大会)に向けてトレーニングを開始したマイダーリン。所属のcapital police(=ブカレスト警察)から選出の有力選手なのです。
 
職務免除、は読んでその如く、本来の職務を免除されお給料をもらいながらトレーニングをする事。長距離パートのみならず、跳躍や短距離の選手も合同。凱旋門広場北側の「ヨアンダ・バラシュ陸上競技場」に午前9時集合、2時間ほどのトレーニングです。私は昨年もこの合同練習にダーリンに連れられて一緒に参加、サン・ギョルゲで行われた選手権大会にも応援でついていきました。
 
ブカレスト警察チームの監督はタリチャーノ氏。ルーマニア在住の方ならば「あれ?」と思われる耳にしたことのある名前、そうなのです、現在の総理大臣もタリチャーノ、この総理大臣のいとこにあたる警察のVIPです。(今のルーマニアでは、バセスク大統領に対抗する議会勢力としてタリチャーノ総理大臣を位置づけています)
 
先週は腰痛で起き上がれなかった私、今週月曜日からダーリンについて一緒に合同練習にやってきています。メニューは自分達で決め、チームリーダーはステファン、午前(=合同練習)と夕方(=自主トレ)、1日2回練習を組んでいます。

私はまだまだ背中をまっすぐに伸ばして歩くのもままならない状態なので、陸上競技場向かいにあるブカレスト最大の公園、ヘラストロウ公園で歩いたりゆっくりジョグしたり。

かなり大きな湖を携えた公園で、湖の真ん中をコンスタンツァに向かう鉄道(=現在リニューアル工事中)が走っています。その鉄橋を渡るコース(=湖の片半周)を走ると、1周6キロ。

この公園では2日続けてノルディック・ウォーキング・ポールで歩いている人たちを見かけました。このボールはルーマニア店頭には存在しないもの、持ち歩いている人がいれば国外で購入してきたものです。

さあ、私も明日のメニューはノルディック・ウォーキング。
(先のフランス遠征のときに念願かなってポールを買ってきました!)
 

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日本の大臣の自殺

2007-05-29 | ルーマニアの新聞記事より

 
日本の農林大臣の自殺はこちらにも伝わってきました。顔写真入りの新聞記事です。マイダーリン曰く、「ルーマニアデモ、公金ヤ他人ノオ金ヲ、着服スルコトハ、ヨクアルコトサ。デモ、自殺ナンカシナイ。」&「ソノコトデ自殺ナンテ、考エモシナイダロウ。」と言っています。
 
ルーマニア正教では自殺は禁止されています、してはいけないことです。そんな宗教的背景のある彼らから見ると、日本では年間3万人以上の人が自ら命を絶っているという事実は、ものすごく不思議に思われるようです。
 
「何故、自分カラ死ヌノ?」、よく質問を受けます。「中年世代は仕事のストレス、子供達はいじめに悩んでいるの。」などと大雑把に答えていますが、今回の農林大臣の自殺報道も、ルーマニアではショッキングな日本からのニュースだったようです。
 

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ルーマニア映画カンヌ最高賞受賞

2007-05-28 | ルーマニア・ブカレストの日常
今朝の新聞で大きく取り上げられていたカンヌ最高賞受賞、テレビでも話題持ち切り、映画好きのマイダーリンも大喜びで、一生懸命、英語でいかに素晴らしいことであるか、とか、映画の内容を説明してくれます。
 
でも、ダーリンの英語解説を聞いているよりも、ルーマニア在住の日本人通訳の方のブログを見るほうがずっとわかりやすいです~そのルーマニア語通訳へーどーさんの記事はこちら



「ルーマニア映画モ、アキラ・クロサワノ作品ノヨウニ、世界ニ認メラレタ。」とダーリン、自分の持っている「影武者」を見せてくれます。黒澤明監督のこの作品、英語字幕はもちろんのこと、この近辺諸国の字幕(ルーマニア語、スロベニア語、クロアチア語など)が付いて今でもお店の店頭に並んでいるのです。もちろんオリジナルは日本語、我が家のDVDプレイヤーで再生するとスピーカーからは日本語のせりふが聞こえてきて、私にはとても見やすい映画です。
 
ルーマニアのテレビでは、外国放送や外国映画はすべてルーマニア語の字幕つきで見ることができます。時として日本のアニメがルーマニア語の字幕つきで放映されていたりして、耳に入ってくる日本語が懐かしいです。

「サクラ大戦」など放映されていますが、もともとアニメは見ないので「サクラ大戦、ッテ、日本デモ人気アルノ?」と聞かれても「サア??」~日本語を聞きたいためだけにテレビの前に陣取るほどでもないので、チラッとチャンネルがあったときだけ横目でみて、またすぐ次の番組にスイッチしてしまいます。

それにしても日本のテレビ映画は吹き替えになっているので、オリジナルの役者さんの声が聞けないことがちょっと残念、役者さんの声を聞きたければ映画館で映画を見るか、DVDで見るしかないです。

カンヌ最高賞を受賞した「4ヶ月、3週間と2日」(="4 luni, 3 saptamani si 2 zile")、日本での公開はいつでしょう?日本語字幕付きのDVDはいつ発売かしら?
 

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美容院でヘアカット

2007-05-28 | ルーマニア・わたしの日常
連日30℃を越える夏日となってきたブカレスト。午前中、スタジアムに出かけていて帰りのバスの中で「暑イヨ~、髪ノ毛、切リタイヨ~。」「今?」「ウン、今スグ。」と答えていると、マイダーリン、バスを降りたその足でヘアサロンに連れて行ってくれました。
 
フランスに行く前から「髪ノ毛、切リタイヨ~。」と言い続けていて、「マイ・マザー(=私にとってはお姑さんですね)ニ、連レテイッテモラッタラ。」と言われていたのですが、「ソレデハ、私ノ希望ノ髪型ヲ、美容師サンニ伝エルコトガデキナイワ。」と二の足を踏んでいたのです。
 
家の最寄りのヘアサロンはごく一般的な庶民の理&美容院。入ってすぐのところが理髪室、奥のサロンが美容院になっています。髪の毛のはねているところを3センチほど切りたいこと、髪の毛の量が多いので夏場に軽く見えるように段を入れて欲しいことなど、英語でダーリンに伝え、ダーリンはルーマニア語で美容師さんに伝えてくれます。後が段の入ったショートボブ風で、横の髪の毛は少し長く、この希望がうまく伝えられなければ、髪の毛の長さが揃ったいわゆるおかっぱスタイルになってしまいます。



ダーリンも美容院に潜入は初めての経験でしょう、めずらしげに美容師さんの手元を見ています。おまけに写真まで撮ってくれました。シャンプーサービスは無く、霧吹きで水を吹きかけてカット開始。後ろの長さを決め、軽い目に段を入れ、横の髪をそろえ、ドライヤーでブローして出来上がり。希望通りに仕上がりました。これでお値段8レイ。店のキャッシャーに支払うのが8レイで、切ってくれた美容師さんにチップとして2レイを置きました。
 
ルーマニアではタクシーやレストランのウエイトレス、美容院など、サービスを受けたときにチップを置く習慣があります。もちろん強制ではないし、満足いかなければ表示通りの金額だけを支払えばいいのです。今日は、おそらく初めてであろう日本人客の黒髪を一生懸命切ってくれた若い美容師さんに大満足。キリの良いところのチップ2レイではちょっと申し訳なかったくらいです。
 

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ドイツ人がビールをついでくれるとき

2007-05-27 | ルーマニアのご馳走


ビールと言えばドイツ!今日のON-ONランの仲間にはドイツ人もいました。
(上の写真はラビニアとこだわりマナーのドイツ人)

レストランで、彼お勧めのルーマニアのナチュラル・ミネラルウォーターを使ったStellaビールをいただきました。隣に座っている彼が注いでくれるときに「キミ、ビールノ泡ハ好キ?好キジャナイ?」と聞いてくれるのです。ビールを注いでもらうときにこのように尋ねてもらうのは初めて。こだわりのドイツ人ならではのマナーなのです。

「泡ハ、少ナイホウガ、好キ。全ク無イノモ駄目。」と注文をつけるとその通りに。
「僕ハ、コレクライノ泡ガ好キ。」~美味しそうなバランスです。
 



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チェルニカ修道院

2007-05-27 | お出かけ先のナイススポット


せっかくチェルニカ修道院まで出かけて行きましたが、走り終えたラン仲間達はビール片手に輪になっておしゃべりの花盛り。私はここにくるのは初めてだったので、輪を抜けてちょっとだけ見学に。日本の観光ガイドブックには載っていませんが、地元ではちょっとしたお出かけスポット。以前こちらのブログにコメントでお知らせいただいていたので、ぜひちらりとでも見ておきたかったのです。
 


ブカレスト2区から東へ、パンテリモンを通り過ぎるとしばらくしてチェルニカ修道院(修道僧)とパセレ修道院(女僧)の二つの修道院があります。

チェルニカ修道院内の墓地にはなんと、日本人名の刻まれた墓石があるそうです。日本人男性と結婚されたルーマニア女性で享年28歳とのこと。若くして亡くなってしまったこの女性、どんな人生だったのでしょう。

また教えていただいたところによると、こちらの墓地では埋葬に階級があるそうです。一般の人の墓石は少なく、著名人や学者の方が多いとのこと。日本人名の刻まれた墓石の下に眠るルーマニア人女性(こちらでは火葬はなく土葬のみ)、きっと聡明で将来を期待された方だったのでは?

 

短い時間で見て廻ったので墓地まではたどり着きませんでしたが、綺麗に手入れされた庭の白壁に映える赤いバラ、修道僧の黒装束、壁に書かれたイコン、少しあらたまった気持ちになりました。




  
 
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