ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2012年12月号目次

2012-12-31 | 目次

A table of content:
2012-12-01
2012-12-02
2012-12-03 冬の果物といえば・・・
2012-12-04 赤に黄色のラッパマーク
2012-12-05 今日から始まるクリスマスマーケット
2012-12-06 冬はこれで温まる、ホットツイカ
2012-12-07 年の瀬、小さな郵便局にて
2012-12-08 水不足、水枯れ
2012-12-09 「豚、売ります」の選挙戦
2012-12-10 雪、降りました~prima zapada in Bucuresti
2012-12-11
2012-12-12
2012-12-13
2012-12-14 日本への郵便料金、3種類
2012-12-15
2012-12-16
2012-12-17
2012-12-18 地表から湯気が・・・
2012-12-19
2012-12-20 ルーマニアの冬の風物詩
2012-12-21
2012-12-22
2012-12-23 ルーマニアの祝祭日 in 2013
2012-12-24
2012-12-25
2012-12-26
2012-12-27
2012-12-28
2012-12-29
2012-12-30
2012-12-31 2012年12月号目次


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ルーマニアの祝祭日 in 2013

2012-12-23 | ルーマニア・ブカレストの日常


新年のカレンダーを入手したとき、気になるのはカレンダー上の赤プリントされた数字の日。日曜日に加えて祝祭日はいつかな?来年は12日間に祝祭日の名称がついていました。これらの日が、公共機関や銀行・学校などがお休みになる日♪

1月1~2日 New Year(新年、Anul nou)
5月1日 Labor Day(メーデー、Ziua muncii)
5月5日 Orthodox Easter(復活祭、Paştele)
5月6日 Orthodox Easter(復活祭の翌月曜)
6月23~24日 Rusalii(聖霊降臨祭とその翌月曜)
8月15日 Assomption, Dormition of Virgin Mary(聖母マリアの日) 
11月30日 St. Andrei(聖アンドレイの日)
12月1日 National Day(統一記念日、Ziua Unirii)
12月25~26日 Christmas(クリスマス、Crăciunul)
(注:日本で言うところのクリスマス・イブは祝日ではありません)



このうち、復活祭とルサリの祝日はかならず日曜日に重なるので、実質日曜日以外の祝日となると10日間。多いかな?少ないかな?日本の制度だと、祝日と日曜日が重なると月曜日は代休になるけれど、そのようなシステムは無し。たとえば、12月1日の統一記念日が日曜日と重なっても、次の月曜日は皆さん、お仕事復帰。
 
ただし、長期休暇は勤労者の権利として当然と考えられているので、有給をフルに使ってバカンスを楽しみます。

たとえば今年のクリスマス休暇、21日の金曜日で年内の仕事は終わり、翌年7日から職場復帰、という会社も(オーストリア系建築会社)。小中学校・高校も同じ期間で、22日(土)から1月6日(日)までお休み。大学は2~3日前倒しして冬休み突入、明けて7日からはテスト期間(~2月中旬ころまで)。
 
24時間3交代制で勤務しているマイダーリンの場合はちょっと別。年間を通じてまとまったお休みは有給休暇を使って計画します。春~秋のマラソンシーズン、しばしば週末にマラソン大会に参加しているので、マラソン遠征のない12月はクリスマスも大晦日も出勤。

とはいえ、毎月の休日8日間(一般人が土曜・日曜を休むと考えてひと月8日間の非番の日があり)に加えて、カレンダー上の祝祭日の日数と大晦日の分を足して、師走月は12日間のお休み。連続してとることは難しいけれど、1ヶ月間に12日間休みがあれば、2日出勤+1日非番、また2日出勤して2日連休、という具合の飛び休み。「え?また休み?」と言ってしまうほど、しょっちゅう休んでいる感じ。

でも、外は雪が積もっているし天気も悪ければ走りに行く気にもならず、ごろごろしているうちに今年が終わってしまいそう。
 


上の写真、地下鉄駅構内にあるサンドイッチスタンドの休業予定は12月24日~1月4日、さっさと張り紙をして12日間連続お休み。Happy Holidays!


2013年の復活祭:
復活祭は年によって移動する祝日。2013年の場合、キリスト教西方教会(カトリックなど)は3月31日、東方教会は5月5日。

「聖霊降臨祭」(ルサリ)の祝日:
もともとはイースターの50日後に祝う宗教的な祝日。2009年から、この日は国の祝日になっています。つまり、学校やお役所、一般の会社はお休み。ウィキペディア(Wikipedia)によるとラテン語ではPentecostes、ペンテコステ~イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事のこと、およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。


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ルーマニアの冬の風物詩

2012-12-20 | ルーマニア・ブカレストの日常


クリスマス前後のこの時期、賑やかな鳴り物やカラフルな装束で街区を廻り、おひねりを集める人たち。ルーマニアの冬の風物詩。

たいていは雪深い田舎からの出稼ぎ。この人たちもモルドヴァ地方バケウから。雪が降り積もって畑作業も終了。こうやって年末27日まで首都ブカレストのあちこちを廻るそうです。



じつはこのとき、クマを初めとして皆さん、休憩中。最初はこのクマさん、雪の上に寝転がっていたので、大迫力。



パンとソーセージのかんたんな昼食。粗食だけれど力強いのが田舎の人たち。



「クマもパンを食べるのさ!」の、サービスショット。



この杖を持った人が大将のようで、「さあ、みんなカメラに向かって笑って==。」の号令をかけてくれたり。



私も一緒にカメラに収まりました。太鼓やトランペットの音、街区に響いてくるとその方向へ一目散。出会うと楽しいので、大好き!


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地表から湯気が・・・

2012-12-18 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストは温泉の沸く町??と勘違いしてしまいそうな、地表から沸き立つ湯気。
 


近づいて確認、穴が開いているわけでも無し、掘り返された地中のどこかから、湯気。じつはこれら、地面の中を通るお湯のパイプから誤って噴出してきているもの。ブカレストでは、ブロックハウスを中心に一般的にお湯は工場で作られたものが、太いパイプを流れて供給されているのです。



本来はこのような形で、蒸気抜きをします。温かい湯気が噴出すので、ポツリポツリと水滴が落ちるため、水をためているところも。



これはもっとわかりやすいです、この地下をお湯のパイプが通っていることが。



この猫ちゃんはよく知っています、湯気のおかげでここはほんのり温かいのです。ブロックハウスの暖房も、お湯を循環させて温めるカロリフェール。
 


この鉄板の下も、お湯のパイプが通っています。湯気がこんなに漏れてきて、大丈夫かなあ?
 


野良ワンコたちも、賢い。ここが温かくなっていることを知っています。後ろのワンコは、鉄板が熱すぎると見えて「頭寒足熱」で温まっているではありませんか==。ちなみに「頭寒足熱」は、日本の発想。ルーマニア人は寒いとき、まず頭部を温めます。
 


広い歩道の真ん中、ブロックが割れていてそこから湯気。特に珍しい光景ではない、ブカレストの歩道の段差、でもここまでくると危なっかしくて仕方がないです。誤って足を突っ込んだりすると、ブロックがさらに壊れるか、突っかかって転ぶかのどちらか。痛い目にあいたくない人は街歩きのときには、きょろきょろせずしっかり前方を見据えて行きましょう~。



記事中の写真はわかりやすいように雪が無いときのものを使いましたが、大雪警戒警報発令中のルーマニア、いまや雪がどっさり。雪景色に地表から湯気が上がっていると、余計に温泉からの湯気のように見えてしまいます・・・。寒いときには温まりた~い。


関連記事:
ルーマニア人は寒いとき、まず頭部を温めるため、「かつら」をかぶります。「かつら」と聞こえたのは私の空耳、「カチュウラ(căciulă)」と呼ばれるニット帽子のこと。このいきさつの記事はこちらから。



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日本への郵便料金、3種類

2012-12-14 | ルーマニア・わたしの日常


日本へのクリスマスカード、一度目に投函に行ったとき~「3レイです」、あれ??日本までなら、普通郵便3.1レイのはず??値下がるわけはないし、不思議に思いながら、1通だけ投函。
 
2度目に投函に行ったとき~「えっと、3.8レイです」、急に値上がったのかな?おととい投函したときは3レイと言われたけれど。

「日本まで、3.8レイですか?」(値段を安く言われたときは、黙ってその金額を払っていたワタクシ、マドモワゼルですが、高く言われると確認したくなります)
「今、ちょうど3.1レイ分の切手が無いから、3レイと0.8レイの切手をあわせて貼って、3.8レイ。」

「3.1レイ」という切手も、国際郵便用に存在します。でも、余り需要がないため、きっちりの額面の切手を置いている郵便局は少ないです。



「3.1レイ」にするために、「2.1レイ」(=ヨーロッパ向け通常普通郵便料金)に「1レウ」(=ルーマニア国内向け通常普通郵便料金)を貼り足すのがいつものパターン。そのとき、その郵便局では「2.1レイ」切手の在庫が無くて、2.1レイ+1レウも出来ず、3レイ+0.8レイになったというわけ。 
 
正規料金との差額は70バニ。日本円にして15円位。1通だけならこれで投函してもいいけれど、私の手元にはまだ15通以上、日本への郵便物があります。

「ちょっと待って、日本宛ての料金は3.1レイですね。家に2.1レイ切手の買い置きがあるから、1レウ切手を買います。家で貼ってきます。」と、引き返すことに。



でも、おかげでこんなに綺麗な切手を入手しました。今年のクリスマスの記念切手。1レウといえば24円くらい。これはルーマニア国内郵便料金でもあるのです。記念切手が発行されるくらいだから、やっぱり手書きのクリスマスカードを送る人も、多いんだろうな~。

もう一度まとめます。日本への葉書・封書(定型で最小グラム)はともに3.1レイ。最初に投函に行ったときの3レイ、と言うのは、ちょうど3.1レイ分の切手が無かったための“オマケ”のようです。郵便料金をオマケしてもらって、郵便物がちゃんと届くんだろうか??しかも日本まで。



雪をかぶっても、赤い車は走っています==。


お礼とお願い:
バルカン・チャリティーチャレンジ参加にあたり、ルーマニアとブルガリアの難病と戦う子供達のためにドネーションいただき、ありがとうございました。ドネーションいただいた方(うち、ご住所をお知らせいただいた方)へ、お礼の気持ちをこめてカードを発送しています。みんな無事に届きますように。

(上の記事にあるように、お一人様あて3レイの切手、別のお一人様あて3.8レイの切手、そしてそれ以外は通常料金の3.1レイを貼っています。残念ながら、“郵便事情”と言うのがあって、ときどきちゃんと切手を貼っていても、届かないことがあるのです。)

匿名で「ブログのファンです!」というかたからもいただき、とても嬉しかったです。どうぞ左欄の「first page ★ 初めにお読みください」の中に、コンタクト・アドレスを記載しております。住所は個人情報になりますが、お知らせいただくのにためらいがなければ、どうぞお手数ですがよろしくお願いいたします。


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雪、降りました~prima zapada in Bucuresti

2012-12-10 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
週明け月曜日、午前7時の出勤時。昨夜から降り積もった雪がふかふかの道を作っています。冬至も近いので、朝7時でやっとこれくらいの薄明かり。
 


地下鉄を乗り継いで、大学への通勤路、やっと明るくなってきて午前8時前。この雪は、みんなが「Sa vina zapada.(=雪が来るよ)」と予想していたもの。前週からずっとみんなが言っていて、日曜日の降水確率が一番高かったことから、「日曜は雪になるよ。」

でもその日は朝から冷たい雨。霙でもなく雨。夕方にいったん上がったものが、夜9時過ぎから静かに降り始めました。静かさで気が付かなかったけれど、友達からの電話~「雪が降っているよ。外を見て。」、私も遅番で夜10時半を廻らないと帰ってこないマイダーリンに電話、「雪よ、雪。」~ダーリンは地下鉄構内勤務なので、外の様子はわからないのです。
 


けれど、今日は最高気温予想3℃で、降り始めの雪はやわらかく、道路沿いからすぐに解けていきます。こんなときはバスに乗ればいいものを、雪が降るのを楽しみにしていたので雪道を歩いていくと、当然ながら足元はびしょぬれ。


 
やっとの思いでたどり着いた大学構内、いつもの高い木が雪をたっぷり頂いて、やっぱり綺麗です。



雪は午前中いっぱい、降りやまず。



スコップを持って、手作業の除雪。ブカレスト市が雇った人たちがたくさん出ていました。でも、除雪してくれるのは幹線道路とその舗道だけ。除雪してもらっても、水はけがよくないので、車道と接するところはシャーベット状の雪水だまり。



今日は靴下の履き替えを2足分もって外出。ビニールの簡易靴カバーも使いました。本来の用途と違うところで使っているけれど、これ、かなりのすぐれもの。使い捨てに出来るし、いくらでも手に入ります。写真が無いのは少し不細工だから。次に雪道に出るとき、勇気を出して写真に撮ります==。


天気予報:

(久々に大衆紙『click!』のお天気お姉さんにご登場いただきました。この冷え込みでもお姉さんはスカーフを首に巻くだけ♪)

明日からはさらに冷え込み、最高気温が0℃。最低気温は氷点下になるわけで、日中に解けた雪が夜のうちに凍りつく、という、街歩きに危険なパターン。雪道歩き用の「ボカンチ(=bocanci)」と呼ばれるブーツも持っていないし、トレッキングシューズはいつぞやの冬、日本に履いて帰ったまま。

雪に慣れているルーマニア人たちは、普通の革靴やブーツでも、スタスタと歩いていくけれど、私は雪と氷に阻まれると急に歩く速度が遅くなります。



屋外に忘れ去られた洗濯物、いつ、乾くのかなあ??今夜はきっと凍ります。


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「豚、売ります」の選挙戦

2012-12-09 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
この日曜は、ルーマニア議会選挙。国会議員の選挙ですが、注目は政権争いを続けている首相派3党が連合した社会自由連合(USL)と大統領派・民主自由党(PD-L)の戦い。
 


日本の選挙戦と違って、街宣車が無いので街なかはとても静か。横断幕やポスターを見かけるか、街区のあちらこちらにこのような政党のテントが設けてあって、そこへ人々を招いて、候補者のことを説明したりしています。
 


ルーマニアは、大統領と首相が居る国。大統領の2期目を勤めているバセスク氏が支持を受けているのが民主自由党(PDL)。何度も大統領弾劾を受けているけれどそのたびに僅差で勝ち残り、やっぱりコトロチェニの大統領官邸に居続けているバセスク。いまや90%の人がアンチ・バセスクといわれていて(この秋の世論調査による)、さすがに最近、人々の前に余り姿を見せない大統領。
 
この大統領、ウィスキーがお好き。先日もジャック・ダニエルのロック、氷を4つ入れるのが彼の注文、おいしそうに飲んでいる録画映像を見たテレビ番組のコメンテーターが、「ルーマニアの大統領が、なぜ輸入もののウィスキーを飲むんだ。国を愛しているなら、ツイカを飲むべきだ。」と、嗜好品まで批判を受けているほど。
 


今年5月から首相を務めるポンタ氏は、それまでのバセスク派の内閣が不信任決議を受けて倒れたあとの首相。当然ながら、野党連合の代表。チャウシエスク政権下の若かりしころのバセスク氏が、海軍所属でオランダで秘密警察の仕事をしていたことを暴き、「ヨーロッパ最後の共産主義者・秘密警察」と激しく批判。街中の街宣カーがない分、テレビ番組の中の論戦は盛り上がりを見せています。
 
バセスク政権下でカットされ続けてきた公務員給料ですが、ポンタ首相の努力により8月には8%の上乗せ、この11月には7%の上乗せを実施。インフレ率が6%なので、それでもやっとこさの庶民生活。上乗せと言っても、その月だけ。これが人気取りだけに終わらないよう、国民は声を挙げてほしい==。
 
でもこの作戦が功を奏して、60%の人が社会自由連合(社会民主党PSD+国民自由党PNL+保守党)が次の選挙で勝利するだろう、と答えています(同じくこの秋の世論調査による)。街中で見かけるポスターなども、社会自由連合のものが圧倒的に多いです。
 


それにしても、どこに貼ってもいいのか=、候補者ポスター。選挙が終わって、後片付けは誰がする??
 


車に一枚ずつ、選挙候補者シール。



私に言わせれば、人の車に勝手に貼らないで==、貼ってくれたあなたには投票したくないよ==。(と言っても私には選挙権はありません。記事内の写真も街中の風景を適当に収めているだけで、候補者とは一切関係ありません。)
 


当然ながらアルバイト員が貼っていくわけで、シールの裏の剥離紙をはがしたあと、そこらあたりにポイ捨て。いっぱい小さな紙切れがちらばっていました。アルバイト員くらい、教育して==。
 


これはケッサク、選挙ポスターの掲示板に「豚、売ります」の告知。ポスターの候補者が豚に見えてくる?というか、こんなところに勝手に貼ってもいいのか==、しかも貼った人の電話番号も書いてある。
 
とにもかくにも、この日曜日は国を挙げての国政選挙、カットし続けた公務員給与を元に戻すという公約の人もいるけれど、実現されるかな?


ルーマニアの三大政党:
☆民主自由党(ルーマニア語: Partidul Democrat-Liberal、略称PD-Lペデレ)は、ルーマニアの中道右派政党。大統領バセスクを支持。
☆社会民主党(ルーマニア語: Partidul Social Democrat、略称PSDペセデ)は、ルーマニアの中道左派、社会民主主義政党。
☆国民自由党(Partidul Naţional Liberal、略称PNLペネレ)は、ルーマニアの自由主義政党。
PSDペセデとPNLペネレが組んで、社会自由連合(略称USLウセレ)。首相ポンタ氏が率います。


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水不足、水枯れ

2012-12-08 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
そういえば、長い間まとまった雨は降っていません。それなりにぱらぱらと雨は落ちてくるのだけれど、長続きせず、小雨で終わっています。ここはブカレストで一番大きな公園、ヘラストロウ。



湖の水際に、浮遊物が付着しているのかと思えば、干上がった湖底。犬が歩いているので、気づきました。



同じヘラストロウ湖で、ここから遊覧船に乗ることが出来るはずですが、浅すぎて桟橋がものすごく高く見えます。



市の中心部を流れるディンボビッツァ川。ここにこんな中瀬(コンクリートだけれど)など、普段は見られません。



この階段のところで、よく釣り人を見かけるのだけれど、ここまで干上がったのでは・・・・。



季節的に白い鳥が飛来するようになっているけれど、水の上に浮かんでいる鳥と、そのすぐ横には足で水底に立っている鳥。



さらにディンボビッツァ川から東を眺めると、今春新しくオープンした国立図書館。手前の橋のたもと、ここも堰はあるけれど、さらに手前のコンクリートなど、普段は水の中に沈んでいるもの。



統一大通りにある噴水も、水が枯れたまま。いつもは気持ちよく水しぶきを上げる噴水が見られるのに。



チシュミジウ公園の池、夏場はボート遊びが出来るところ。まったく水が無くなりました。



でも、ここだけはご安心を。池の水を抜いて、普段は湖底であるところにアイススケートリンクを作っているのです。氷を作る機材なども運び込まれ、まもなくオープン。今年も滑ってみようかな、ここの屋外リンク。


関連記事:
決して大きなリンクではないけれど、ロケーションがいいので賑わいます、チシュミジウ公園のアイススケートリンク。以前の冬の様子はこちらから。雪が降るととっても綺麗。

追記:
金曜日のニュースでベルギー・ブリュッセルの空港、雪のためブロックアウトと言っていたけれど、ブカレストはまだ積もるほどは降っていません。ルーマニアで例年最低気温を記録するハリギタ地方ミエクラチュックでは、今週、気温がマイナス22℃まで下がり、雪も降り積もり全面凍結。このあたりや山間部へ出かける方はご注意を。ブカレストでも昨夜から未明にかけて少しだけ雪が舞いました。


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年の瀬、小さな郵便局にて

2012-12-07 | ルーマニア・わたしの日常


表札も何も上がっていないけれど、古くからの住宅街にある郵便局。壁沿いに赤いポストが立っていなければ、郵便局と気づかないほど。おかげでこの郵便局、いつも空いていて、すぐに用事を済ますことが出来ます。
 
この日も日本への郵便物をまとめて投函に。局員さんから話しかけられた言葉は「こんにちは!」、日本びいきの人が多いので、街角でもときどき「こんにちは」と話しかけられます。ルーマニア人って、おしゃべり好き。
 
でも、この局員さんが続けてくれた話は、
「私の姉が日本に居るの。だんなの名前は、ヒロ。」
(~ここからルーマニア語と英語のミックス会話に)、日本人男性と結婚して、日本に住んで4年になるそうです。
「わたしはヒロコ。子がつくと、女性の名前になります。ルーマニア女性に a で終わる人が多いように。」

そして子供も二人、男の子と女の子。
「男の子の名前は、ハルト。」
「ハル、は日本語で春の意味、その男の子、春に生まれたのではありませんか?」
「わからないけど、聞いてみるわ。家族、とても元気にしているのよ。」
 
ご主人が日本人で、ヒロさん。息子さんがハルトくん。そして奥さまはルーマニア人。言葉も習慣も違う日本のどこかで頑張っておられるのです。
 
こんな話を聞くとなんだか嬉しくなって、ニコニコしながら郵便局を後にしました。そしてまた、この郵便局に投函に来よう~っと。


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冬はこれで温まる、ホットツイカ

2012-12-06 | ルーマニアのご馳走


ルーマニア特産のお酒、ツイカ。プラムや桃、梅、りんご、コルコドゥーシュから作られ、アルコール度数は25~40度。かなり強めですが、食前酒として飲まれるのが通常。自家醸造が認められているので、農家ではよく手作りしているし、それを分けてもらうのが一番味わい豊か。スーパーなどの棚にも、たくさんの種類が並んでいます。
 


そして冬の寒いときに、ぐっと一息、温まるのがホットツイカ。鍋にツイカを注ぎ、砂糖(お好みの量)・粒胡椒(黒)を加え、沸騰直後に火を消すのがかんたんなレシピ。いったん沸騰しているので少しアルコールは飛んでいて、甘くて飲みやすくなります。胡椒はかならず粒のものを。パウダー胡椒を加えてしまうと、コショウ味が強く出すぎます。オールスパイスを足す人もいます。
 


ホットツイカは、私のカタカナルーマニア語、地元では通じません。オーダーするときは、「Ţuică fiarta(ツイカ・フィアルタ)」と。

 

ホットツイカと並んで寒い日によく飲まれるのが、ホットワイン。ルーマニア語では「vin fiert(ヴィン・フィエルト)」。ホットワインは和製英語、これもまったく通じませんのでご注意を。こちらはワインを沸騰させず人肌以上くらいに温めて、シナモンや柑橘系のスパイス、砂糖を加えて作ります。



ホットワイン用のスパイスミックスも市販されているので、お手軽に作りたい方へ。このパッケージで1.5リットル用。ドライフルーツや香辛料がほど良くミックスされたもの。これに好みで砂糖を加えれば簡単ホットワイン。普通は赤ワインで作ります。
 


どちらも、冬の寒い屋外で、ほどよく湯気が立っているグラスを両手のひらで包みながらいただくのが最高♪ 日没後の冷え込みでも、これがあればクリスマスのイルミネーションを眺めながら、たたずんでいられます。いよいよ、一年中で一番華やかなシーズンの到来。


ホットワインは和製英語:
ドイツ語(Glühwein)からグリューワイン(グリューヴァイン)、英語圏ではmulled wine(マルド ワイン)と言う呼び方も。日本では、ホットワインという言い方が一般的。


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