ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2017年10月号目次

2017-10-31 | 目次
A table of content:

2017-10-01 ナマケモノ・パスタ
2017-10-02 レースのはしご、年間50レース
2017-10-03 二連戦でワイン3本+シャンパン1本!
2017-10-04 冬の保存食、ザルザバ作り
2017-10-05 ハーフ一本、賞状5枚
2017-10-06 プラム・ジャム作り
2017-10-07 貼り出された、トラムの運行時刻表
2017-10-08
2017-10-09
2017-10-10 黒猫ペーサー、再び
2017-10-11
2017-10-12
2017-10-13
2017-10-14
2017-10-15 黒猫に兄弟ができたよ!
2017-10-16
2017-10-17 ブカレスト、26℃!
2017-10-18
2017-10-19 使わなければ、損をする
2017-10-20
2017-10-21
2017-10-22
2017-10-23
2017-10-24 忙殺、本末転倒
2017-10-25 今年のお願い
2017-10-26 ファボリサ協会の使命
2017-10-27 ルーマニアのハロウィン
2017-10-28 明日から冬時間
2017-10-29
2017-10-30 11月は日本文化月間
2017-10-31 2017年10月号目次


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11月は日本文化月間

2017-10-30 | ルーマニア・ブカレストの日常


11月は日本文化月間。在ルーマニア日本国大使館の統括で、着物、日本映画、書道、茶道、日本庭園、古地図等のデモンストレーション・紹介・ワークシオープニングを飾るのは、着物ショー。



わがASE大学でも、「だるまワークショップ」を主催。ダルマの由来、目の入れかた、胴体の色によっても祈願するものが異なってくることなどを紹介、そしてルーマニア人の人気造形作家を招いて、ダルマづくり(粘土による成形と色付け)をします。既に10月中に30席の予約があり。皆様と一緒に達磨を作るのを楽しみにしています♪

・11月2日 18:00 冨田伸明着物ショー
冨田伸明氏は、京都の有名呉服店「京香織」社長。着物スタイリストとして、2000本以上の日本のテレビドラマや映画で俳優の着付けを行うかたわら、日本や世界各地の風物や、チョコレート、いちご、お茶など地元の特産物を生かした着物を製作し、様々な地域の観光PRに貢献してきました。また、日本の着物文化を世界に発信すべく、米国、中国、イタリア、ドイツなどで着物のイベントを行ってきました。この着物ショーでは、武田薬品のご協力により、本格的なランウェイの上でルーマニア・アメリカ大学の学生たちがモデルになり様々な着物が紹介されます。
場所:ルーマニア・アメリカ大学
Romanian-American University(1B、 Expozitiei Boulevard)
入場無料

・11月2-12日 明治時代の版画展
場所:ルーマニアアカデミー図書館
Romanian Academy Libarary (125, Calea Victoriei)
11月6日14:00よりオープニングセレモニー。入場無料

・11月6-8日 日本映画上映会


6日19.00 「スウィング・ガール」(ルーマニア語字幕つき。他は英語字幕)
7日18.00 「俺物語」  20:00 「ロマンス」
8日18.00 「幕が上がる」20.00  「セトウツミ」
場所:国立農民博物館
National Peasant Museum (3, Sos. Kiseleff, Bucharest)
11月6日の「スウィング・ガール」上映前には、日本人学校の児童たちによる器楽演奏があります。入場無料

・11月6-12日 ブカレスト大学日本文化ウィーク
場所: ブカレスト大学日本語学科
Faculty of Foreign Languages and Literatures, University of Bucharest (Str. Pitar Mos 7-13)  入場無料

・11月13日 12:30-14:30 山田拓広日本庭園講演会
場所:「イオン・ミンク」建築大学
Ion Mincu National University of Architecture(18-20, Academiei str.,Bucharest) 入場無料 ルーマニア語通訳つき。

・11月16日 書道ワークショップ
場所:ルーマニア・アメリカ大学
Romanian-American University (1B, Expozitiei Boulevard, Bucharest)
予約制、入場無料

・11月22日 「日本の古地図―江戸から明治」展
場所:国立古地図古文書博物館
National Museum of Old Maps and Books (38, Londra str. Bucharest)
22日18:00よりオープニング

・11月23日 だるまワークショップ


場所:国立ASE経済大学
Academy of Economic Studies in Bucharest (6, Piata Romana, Bucharest)
予約制、入場無料

・11月25-26日 全国剣道大会
場所:アポロ体育館
Centrul Sportiv Apollo (Bul. Energeticienilor 5) 

・11月28日 のぼり日本文化センターオープニング
内容:合気道、剣術、寿司、折り紙等のワークショップ
場所:のぼり日本文化センター(str Morilor nr 51) 

・11月29日 「茶の湯と禅」講演会(ルーマニア語)
場所:ハッピーホール
Str. Fabrica de Chibrituri Nr.16, Sector 4 Sala Happy


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明日から冬時間

2017-10-28 | ルーマニア・ブカレストの日常

(上の写真は、四季折々に美しいイオレ公園、マイ・パーク♪)

今日でサマータイムは終わり。明日から冬時間になります。「今日の朝8時は、明日の朝7時になるんだっけ??」などと難しいことは考えず、今夜寝る前に時計を1時間遅らせておけばオッケー。つまり、今夜は1時間余分に眠ることができるというわけ。

そんな単純な理由で冬時間到来を喜んでいたけれど、よく考えると仕事が終わって終わるときにはさらに真っ暗になっているわけで・・・。早く夜が明けるようになるけれど、日が暮れるのも早くなるということ。いずれにしても冬至に向かっていくので、日はどんどん短くなります。

1時間余分に眠ることができる今晩、しっかり寝て、睡眠不足は解消だ==と、これは単純に行きません。詰め込み過ぎた時間割のおかげで、今は、ウィークデイに走る時間もなく、睡眠不足も続いていて、10月の3週目にはルーマニア語クラスのクラスメートから、「ヒロコ、疲れているの?」。今週は家庭教師先の子供にも、「先生、目が赤いよ。」と言われてしまいました==。

10月の声を聞くころにはぐっと冷え込んだけれど、その後は気温25度を超える夏日が再来し、幸いにして、気候的には穏やかに終わっていきそうな10月。3年前の10月最終週にはブカレストにも積雪、1週間ほど路上に雪が残るほど冷え込んだこともありました。

いろんな気候変化を経験して、ルーマニアの急変する気候にもすっかり慣れました。でも、疲れがたまってきたこの頃、風邪には気を付けなければ==。

(ルーマニアでは、風邪の予防にうがいをする、という習慣は全くありません。でも私はペットボトルの水を持ち歩き、雑踏・人込みを歩いたら必ず適時にうがいをするようにしています。効果はあるかな。)


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ルーマニアのハロウィン

2017-10-27 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


私がルーマニアにやってきた当初からしばらくは、ハロウィン(Hallowe'en)は、ルーマニアにありませんでした。ここ5~6年で、急速にルーマニアに輸入されたアメリカの年中行事です。


 
それにまつわるバックグラウンドはさておき、楽しい部分だけをいただき!~かぼちゃ飾りを作ったり、お化けの仮装を考えたり、そしてパーティで盛り上がります。



しかしながら!!
このおかげで、今年の秋の私の仕事が一つ増えました!!

教鞭をとる大学の、アメリカンセンター主催のHallowe'enワークショップが開催される予定で、普通のかぼちゃ飾りでは飽き足らないと、折り紙のHallowe'en飾りを依頼されたのです。11月下旬開催予定の『ダルマ・ワークショップ』の会場に、アメリカンセンターの教室をお借りするので、この依頼も断れません。

これ以上仕事を増やしたくないのに、増えてしまいました。今年の私にとっては、まったくもってありがたくないHallowe'enです。



でも、おかげで思い出しました、2012年秋に、初めてナイキ・ランニングクラブ主催のHallowe'en Run(カロル公園)が開催されたことを。



このころから徐々に街にハロウィンの仮装集団が現れるようになったのです。



2014年には、ブカレストのダウンタウンを走る本格的なHallowe'en Run、土曜日の夜に人が繰り出す時間帯に、旧市街の石畳のうえをぐるぐる周回しての5キロマラソン大会でした。



さすがに、サタデーナイトに旧市街に繰り出す一般市民や観光客に甚だ迷惑、とあって、1回限りの開催。でも、道行く人を驚かせながら走るのって、楽しかったです==。・・・旧市街を舞台にナンバーカードをつけて競走しているだけで、人々は驚いていると思いますが・・。



盾もかぼちゃ型、ルーマニアのハロウィン・ラン。

記事中の写真は、ナイキ主催のハロウィン・ランの様子と、旧市街でのハロウィンマラソン大会の様子。


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ファボリサ協会の目指すところ

2017-10-26 | ルーマニア・ブカレストの日常


"Faborisa Association"(ルーマニア語表記では、Asociatia Faborisa、日本語訳はファボリサ協会)は2011年11月16日に登録された、ルーマニアのNGO(非営利団体)。

"Faborisa Association"の使命とは。



1.社会的に恵まれない人々、社会的に恵まれていない社会のすべての人々の生活の質を向上させること。私たちは、ルーマニアの病院で、必要に応じて改装を行い、ヨーロッパ連合の病院設置基準に達するように支援します。



また、日常的に、笑うことによってもたらされる療法、音楽、舞踊、演技、その他の芸術的なプログラムを通じて人々の生活の質を向上させたいと考えています。



2.生活水準をはるかに下回る社会的に恵まれない結核病の児童のニーズについて、社会的意識改革をもたらすために、教育・芸術と音楽を通じて、道徳的、教育的、精神的な価値を啓蒙します。

3.主に若者のボランティア活動を促進するために、これらのボランティア活動の成果と満足度をさらに高めていきます。



ブカレストのStr. Lacul Bucura nr. 40に所在する小児結核病院Pneumotizilogy Marius Nastaは、ルーマニア全土から結核に苦しんでいる子供たちがやってきます。

ここは、ルーマニアで唯一の小児結核病棟です。病状に応じて数ヶ月間~2年以上病院に滞在している子供のために、適切な衛生状態を作り出さなければなりません。



今年の私たちの目標は、「物」と「人」、引き続き二つの側面があります。

1.6〜18歳の子供用全6床のベッドルーム4室を改装し、3か所のバスルームを整備。これには、衛生設備の改装も含まれており、欧州規格に適合するために必要な基準を一段引き上げることが第一目標です。

2.病院に入院している子供たちのために、非正式ながら、教育活動を提供しています。

これまでの1000kmのバルカンチャリティチャレンジの活動で、一昨年は屋根の全面改修、引き続き昨年は12室の改装を行いました。バルカンチャリティーチャレンジは、一番のスポンサーです。一年ごとに、病院は改修が進んでいきます。この病院は、あらゆる形態の小児結核が治療されるルーマニアの唯一の小児結核病院です。




English is following:
Faborisa Association is an NGO which was registered in the Register of Association and Foundation nr 11/16.03.2011, is non profit, apolitical, nongovernamental.

The Mission of “Faborisa Association”is:

1. To improve the quality of life of all members of society in need, suffering or who are socially disadvantaged. We want to bring the European standard in Romanian hospitals through projects that involve renovations where needed, and to improve life quality through the use
of laughter therapy, music, dance, acting, as well as other artistic programs;

2. To bring public awareness in school institutions, about the needs of children affected by TB disease, socially disadvantaged far below the subsistence level using art and music, instilling values that are moral, educational and spiritual;

3. To promote volunteer activities mainly among young people, that can promote further the benefits and contentment of these volunteer acts;

The project Romanien children with TB is dedicated to helping the children from Romania suffering TB, wich are hospitalized in the Institute of Pneumoftizilogy Marius Nasta from Bukarest, Str. Lacul Bucura nr. 40.

The project is raising funds nececery to create proper , hygiene condition for the suffering children which are staying in the hospital few months depending on the gravity of the case.

Our goal for this year involves two aspects renovation and education:

1. The renovation of 4 large children’s rooms with 6 beds each for 6-18 years old children hospitalized with TB and three bathroms. This includes as well the renovation of sanitary installation, a step upwards for what is necessary to make into European Standards.
2. Education for hospitalized children with TB is supplying activities of nonformal education for the children that are staying in the hospital for treatment.

We want to thank 1000km Balkan Charity Challenge that has been a major sponsor and help so last year we had renovated 12 rooms and for the improvents made the hospital was able to get the acreditation to function one more year. This hospital is the only place in Romania where all forms of TB are treated.




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今年のお願い

2017-10-25 | ルーマニア・わたしの日常


「バルカンチャレンジで、ヒロコのの支援するチャイティー先に、今年も寄附をしよう!」とたくさん貯金していてくださった皆さま、ありがとうございます。サイトの参加者プロフィールページに、ボランティアとして私が紹介されています。

私の協力先は今年も、ファボリサ協会(小児結核病棟を、人&物の両面で支援するNGO団体)。今年の私は走らないけれど、ファンドライジングも大事なボランティア。



これまでの皆様方の支援のおかげで、雨漏りがしていた病棟も少しずつ改修が進んでいます。カビが生えていた病室も、カビの温床となるタイル張りの部分を取り除き、壁をきれいに塗り替えました。



閉まりの悪かったドアも交換し、ベッドもマットレスも新しいものに取り換え、カーテンも取り付けました。が、まだまだプロジェクト半ば過ぎ、というところ。



定期訪問に行くたびに、少しずつ、本当に少しずつ進んでいく改修を確認するのが楽しみです。



子供たちとのレクリエーション活動も、夏の間はペーパークラフトをしたり、絵をかいたり、歌を歌ったりしていましたが、10月の声を聞いてまたグリーティングカード作りが始まりました。



バルカンチャリティー・チャレンジを通じてファボリサ協会に寄付していただくには、こちらから。寄付金を集めるサイトGalantom.roから、いずれもファボリサ協会に寄付されます。

https://1000balkan.com/hiroko-ogawa.html



子供たちと一緒に、カードづくり。材料は、スポンサーから提供されています、ありがとうございます。



個性もいろいろ、世界で一つのカードです。



丁寧に、一つずつ、貼り付けて作ってくれたカード。


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忙殺、本末転倒

2017-10-24 | ルーマニア・わたしの日常


「そろそろバルカン・チャレンジの季節ですね。」と、日本の友達からメッセージが届くほど、私の年中行事に定着した『1000㎞バルカン・チャリティーチャレンジ』、今週末、自転車部門がスタート、その5日後からラン部門がソフィアからブカレスト目指して走ってくるけれど。

今年は、参加を断念しました。詰め込み過ぎた時間割に忙殺され、ウィークディは走る時間すらありません==。ましてや、8日間連続で休暇を取ることなどできません。



先月までは、「今年も参加するぞ!」と、やる気満々で調整していました。が、いざ新学年、10月が始まってみると(=ルーマニアの大学制度は10月始まりの6月終業)、時間割の多さと、イベントの多さに、いっぱい&いっぱい。

まず、今年の日本語コースの登録者が、77名と過去最高。私が教鞭をとるASE経済大学の外国語センター、日本語コースはオプショナル。卒業の単位に関係のない、自由選択科目。日本語を習いたい、と志願してくる学生も、国際関係学部の学生がいたり、会計学部の子がいたり、コンピューター学部の子がいたり、と、学生の所属もまちまち。初心者を2クラスに分け、初級・中級は前年度からの継続受講に加え、新規参入でも今までにどこかで日本語を勉強していた学生なら受講可能。

おまけに、家庭教師の生徒が合計6名。1週でも休むと、「先生、どうして来てくれないの==?ほかの日もダメなの?」と、熱心な子たち。

さらに自分のための、ルーマニア語クラス。ASE大学の厚意で、留学生のためのルーマニア語クラスを聴講させてもらっています。次年度から本格的に大学に進もうという留学生のために、1年間ルーマニア語を勉強するクラスが設けられているのです。前期はルーマニア語の文法と会話を中心に、後期になればさらに、各自の専攻のための専門用語を学ぶクラスが設けられます。

正式に受講するならば、入学願書に加え最終学歴の卒業証書(英文)・2500ユーロという費用が必要ですが、すべて免除してもらっての聴講です。1週間に13クラス(1クラス=1時間半)、担当してくださる先生は全部で4名。どの先生方も、「ヒロコさんはASE大学で日本語を教えている、僕たちの同僚です。」と、私のことをクラスで紹介してくださり、頑張る以上に頑張らなくては。

そして例年の年中行事、11月は日本大使館主催の『日本文化月間』。ASE大学でも我々の主催行事『ダルマ・ワークショップ』開催。また別に、ASE大学の主催で国際文化学会があり、2日間の学会発表のためにヨーロッパや日本から教授方がお越しになります。私は直接関係ないけれど、一緒に日本語を教えている同僚のルーマニア人の先生が、学会オーガナイザーで、ご自身も発表されます。同僚が学会にかかわっている間、私が一人で授業を担当しなければなりません=。

新たに今入ってきたイベント、今月末のASE大学のアメリカン・センターで、折り紙を使ってハロウィンの飾り作り。かぼちゃを使った飾りなら、どこでもやっているので、素材を変えてみよう、と提案されてきたもの。『ダルマ・ワークショップ』の会場に、アメリカンセンターの教室をお借りするので、この依頼も断れません。

どれもすべて、欠かすことのできないイベントや授業ばかり。8日間の不在は、ありえない、と判断しました。

走るが先か、授業が先か、勉強が先か!?自分の意識の中では、本末転倒、こんな年もあるか、と。




今年のお願い:
「バルカンチャレンジで、ヒロコのの支援するチャイティー先に、今年も寄附をしよう!」とたくさん貯金していてくださった皆さま、ありがとうございます。

オフィシャルサイトの参加者プロフィールページに、ボランティアとして私が紹介されています。私の協力先は今年も、ファボリサ協会(小児結核病棟を、人&物の両面で支援する団体)。今年の私は走らないけれど、ファンドライジングも大事なボランティア。

これまでの皆様方の支援のおかげで、雨漏りがしていた病棟も少しずつ改修が進んでいます。カビが生えていた病室も、カビの温床となるタイル張りの部分を取り除き、壁をきれいに塗り替えました。閉まりの悪かったドアも交換し、ベッドもマットレスも新しいものに取り換え、カーテンも取り付けました。が、まだまだプロジェクト半ば、というところ。

定期訪問に行くたびに、少しずつ、本当に少しずつ進んでいく改修を確認するのが楽しみです。

子供たちとのレクリエーション活動も、夏の間はペーパークラフトをしたり、絵をかいたり、歌を歌ったりしていましたが、10月の声を聞いてまたグリーティングカード作りが始まりました。

バルカンチャリティー・チャレンジを通じてファボリサ協会に寄付していただくには、こちらから。寄付金を集めるサイトGalantom.roから、いずれもファボリサ協会に寄付されます。

https://1000balkan.com/hiroko-ogawa.html


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「使わなければ、損をする」

2017-10-19 | ルーマニア・ブカレストの日常


(前回のポストからの続きです)

なぜ、「暖かすぎるカロリフェール」なの?なぜ、各戸・各室で、温度調整しないの?

いわゆるブロックハウスに備え付けられているカロリフェールには、二タイプ。温度調節機能がついているものと、いないもの。

調節機能がついていないものは、どうしようもありません。熱いお湯がどんどん流れて来るので、室温はぽかぽか陽気に保たれます。

調節機能がついているもの、例えば我が家のものは5段階に調節可能。メモリ3くらいがちょうどいいです。メモリ5にしていると、暖かすぎてしばしば窓を開けなければなりません。



そして、ここに注目、調節可能のカロリフェールなのに、なぜ全開にしておくの?それは、使用した暖房用のお湯の量を測るメーターがついていないから。

つまり、使っても使わなくても、集合住宅(=ブロックハウス)全体で使用した暖房用のお湯の量を、住民皆で頭割りして、共益費に加算されるのです。このシステムは、温度調節機能がついていないものと同様。そして、旧社会主義時代からのシステム。

実際のところ、我が家の事情で言えば、私が初めてやってきた10年以上前は、使用した暖房用のお湯の量を測るメーターがついていませんでした。しばらくして、メーターが各戸に取り付けられ、使用した量に見合うだけの暖房費を支払うようになり、冬でも節約して、家の中でも厚着をしていたものです。

ところが、去年の冬から、このメーターシステムが撤廃され、また、旧システムに逆戻り。つまり、みんなで頭割りのシステムになり、カロリフェールの温度調節メモリも全開になっています。



「エコ」という意識が、あまりないのかな=。使っても使わなくても、皆で頭割りだから、節約した家庭が、節約しなかった家庭の分も上乗せされて払うことになるから、「使わなければ、損をする」という感覚です。

地球全体で見たときの、「使いすぎたら、人類が損をする」という意識はありません。ましてや、「節約は美徳」という意識もありません。節約するのは貧乏人?

(気持ちの良い晴天が続いています@ブカレスト、写真はマイダーリンが自転車で走って撮ってきたもの。私の日中は建物に缶詰め)


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ブカレスト、26℃!

2017-10-17 | ルーマニア・ブカレストの日常


やっぱり異常気象です、10月の半ばを超えて26℃にまで気温が上がったブカレスト。先の日曜日のブカレスト国際マラソンも、天候に恵まれ22℃超えの気温、暑いほうが得意な私も全身を覆う黒装束のゆえ、たくさん汗をかき、たくさん水を飲みました。
 
22℃とはいえ、夏ではありません、コース上の日陰を選んで走れば、夏を経験したあとの秋の大会とすれば、快適。ペースメーカーだったので、グループをまとめながら、日陰のある幅の広い道路を走るときには、「皆さん、日陰に入って走りましょう=、体力を温存しましょう==」と声をかけながら。言い出しっぺのリーダーが一番日陰を走っていては申し訳ないので、自分は一番、日陰から遠いところを走っていたかな。



ルーマニア全土で、10月の第一週にかなり冷え込み、山のほうではかなりの積雪。第一土曜に開催されたトレイルラン大会(~ルーマニアで一番の老舗のピアトラ・クライウルイ)でも、かつてない寒さと氷雨に見舞われたそうです。もちろん足もとは雪、森の木々にも雪が積もり、冬の到来を思わせる気候だったのです。
 
ブカレストでは、その週にすでにカロリフェール(=工場で作られたお湯を各戸に巡回させ、集中的にに温める暖房システム)にお湯が流れ始めました。

とはいえ、カロリフェールにお湯を取り込むのは、各集合住宅(=ブロックハウス)の管理責任者の判断によります。管理者は、独断で決められないので、各戸を廻って、「カロリフェール循環開始同意書」に、住民の合意をもらいに回ります。住民が一致団結すれば、お湯が各戸に流れて来る、というわけ。
 
ブカレストのブロックに住む友達が、「僕のところはもう、カロリフェールが暖かくなっているよ。」というのに対して、別のブロックだと「私のところはまだ。」ということもあり得るのです。
 
しかしながら、こんなに暑さが戻った10月の中旬、暖かすぎるカロリフェールのおかげで、窓を全開したりするので、「エコ」という観点からすれば、マイナス評価です。
 
氷点下の真冬であっても、暖かすぎるカロリフェールでポカポカの室内、Tシャツ一枚で過ごすのも、「エコ」じゃないな==。


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黒猫に兄弟ができたよ!

2017-10-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


第10回記念ブカレスト国際マラソンで、4時間45分のペーサー仲間、フロリン・ゲツ君に、「猫耳と猫メイクで走る?」と誘いかけたら、快諾。というわけで、黒猫に兄弟ができました。

日本のラン友で、「猫耳と猫メイク」被害にあった人、たくさんいます♪~駅伝などでチーム参加するとき、たくさん猫耳を作って行って、「これが団結のしるしだから。」「みんなで一緒にネコになったほうが、楽しいから。」とかなんとか言って、「猫耳」をつけてもらい、ほぼ無理やり「猫メイク」を施したこと、何度かあります~♪



そして、その被害は、ついにルーマニアのラン友にも及びました==。フロリン・ゲツ君は、去年のアテネマラソンの時に、一緒にパルテノン神殿に上ったノリのいいラン仲間(上の写真はその時のものに落書き。「mib」は、「Maratonul International Bucuresti」。「僕、ピンクと黒の蝶ネクタイを持っているよ。」と言っていたけれど、当日までに見つけられなかったみたい、まだ小さい二人の男の子のパパでもあります。



マラソン当日、尻尾までつけてくれて、ノリノリでした♪~「4時間45分の電車が、駅に向かっています。今日に限り、乗車賃は無料。まだ、座席に余裕があります。どうぞご乗車ください。」と、周りのランナーを誘ってくれて、快調そのもの。

「ヒロコ、沿道に日本人がいるよ。応援してくれているよ。」と、周りを見る余裕もあるフロリン君。視線を横にやってびっくり、あの方は確かに日本人のVIP。

「今の、誰だと思う?」
「?」
「日本大使館の、日本大使。ガードマンもつけずに一人だけど。」
「!!!ヒロコの応援!?!」
・・・な、わけないでしょ==。スポーツ観戦、お好きなご様子。



おかげで3人いるペーサー仲間も元気に声を掛け合い、キロ6分40~43秒のイーブンペースを保ち、ハーフ地点を過ぎてからはどんどん落ちてくるランナーを拾い、さらに声をかけ、ネットで4時間43分25秒、グロスでは4時間46分を少し超えたところでフィニッシュ。

ペーサーの役割を担いながら、自分一人ではない、たくさんの人たちと走って、またマラソンの楽しさ・面白さ・難しさを発見。(レポートはまた後日)



Suntem soferi de trenul de 4:45 la maraton.
Avem experienta foarte frumoasa cu multi pasagerii .
Multumim, tuturor.




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