ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2011年7月号目次

2011-07-31 | 目次


A table of content:
2011-7-01
2011-7-02 トランス・ルーマニア・フットレース無事ゴール
2011-7-03 少し肌寒いブカレスト
2011-7-04
2011-7-05
2011-7-06
2011-7-07
2011-7-08
2011-7-09 マラソン7500
2011-7-10
2011-7-11 3.1レイでルーマニア⇔日本、往復
2011-7-12
2011-7-13 伸長するブカレスト地下鉄
2011-7-14
2011-7-15 「1年間に何キロ走れるか」の世界記録

2011-7-16
2011-7-17 悠久のバカンス、ノルマンディー
2011-7-18 プライベートペンション『海の窓』
2011-7-19 『海の窓』、青の部屋
2011-7-20 『海の窓』、赤の部屋
2011-7-21
2011-7-22
2011-7-23
2011-7-24
2011-7-25
2011-7-26
2011-7-27 夏の暮らしむき
2011-7-28 馬車に乗ってエコロジー
2011-7-29 馬車が大活躍、ルーマニアの田舎
2011-7-30
2011-7-31 2011年7月号目次


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馬車が大活躍、ルーマニアの田舎

2011-07-29 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ローコストでエコロジー、これを使わない手はない、と、ルーマニアの田舎では馬車が大活躍。
 


国道での馬車走行が禁止になって久しいけれど、田舎のおじさんたちにとってはお構いなし(禁止になったのはこのころだったかな)。



車でドライブするときに、のどかな風景を楽しませてくれます。



走っていたのはブカレストから南廻りで西行き、クライオヴァを過ぎてドナウ川沿岸都市オルショワを目指すロード。



ここらあたりは一面の菜の花畑。これは菜種オイルの原料に。



ぽっかり浮かんだ雲も夏の空。



車と進行方向が同じ、または反対サイドから、どんどん馬車がやってきます。車は国道をそれなりのスピードで走っているので、写真をとろうとしても、行き過ぎていたりブレていたり。それでも馬車を発見するごとにカメラを向け、シャッターチャンスを狙い続け、撮ることができた何枚かの写真(by 助手席に乗っていたマイダーリン)。

単調な田舎の道でも、馬車を見つけるために目を凝らしていたら、眠たくもならないし~長距離ドライブの眠気覚ましにも一役買っている田舎の馬車♪


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馬車に乗ってエコロジー

2011-07-28 | ルーマニア・ブカレストの日常


日本や先進国の都市部では全く見かけなくなった馬車。あるとすればそれは観光用。乗車料金お高い馬車観光だけれど、カッポカッポと揺られながらのんびり街を観光するのもまた良し。上の写真はギリシャ・テッサロニキの海辺の観光馬車。
 
こんなふうに馬車は特別なもの、というイメージなので、都市部で維持するには場所をとる厩舎に餌代・飼育員などかなりの経費がかかるだろう、と思っているので、「馬は餌代だけだから、車よりもずっと安上がり。だから貧乏なジプシーたちが使っているのさ。」(by マイダーリン)と首都ブカレストでの馬車事情を聞いてもピンときません。
 
が、EU本部の置かれているベルギーの首都ブリュッセルで、ゴミ収集車の替わりに馬車が使われるようになったというニュース。この国で馬車が移動手段として使われていたのは1960年ごろまで。趣きのある馬車のゴミ収集風景を、写真に収める人も多いとか。

この記事によると、圧倒的に維持費が少なくて済むのは馬車。試算によると、自動車の場合、ガソリン代や維持費、保険料など年間約3600ユーロかかるところ、馬なら2頭のエサ代など約2000ユーロ。
 


やっぱりそうなんだ、馬車はエコロジー、そして風情あり。上の写真は、ルーマニアの首都ブカレストのティネレトルイ公園の騎馬隊。民間の警備会社ですが、公園のたたずまいにあわせて馬で廻っています。たいてい2頭が並んで。その後ろに自転車で馬の落とし物を集めていく人もいて、きちんとしています。ヘラストロウ公園でも騎馬隊活躍、記事はこちらから。

 

ジプシーたちは馬車を乗りまわしても馬の落とし物は放置なので、我が家のあるブロックハウスの街区には時々、落し物が残されたまま。この地は空気が乾燥しているので、すぐにカラカラに干からびて臭うこともなし、ここらあたりは日本の高温多湿とは異なるところ。(上の写真は我が家の街区に停車中の馬車、落とし物、しないでね~)
 
日本で馬車を持とうとすれば、ベルギーの試算以上にコストがかかりそう。日本で馬車は全く身近な乗り物ではありません。英国でもスゥエーデンでも、ロイヤルパレードは馬車でした。日本の皇室パレードは黒塗りの自動車。やっぱり日本では馬車でエコ、はちょっと方向が違うかな~。

参考記事:ブリュッセル、馬車でゴミ収集
ベルギーの首都ブリュッセル北部のスカルビーク区が、昔ながらの2頭立ての馬車を使ったゴミ収集を始めた。温室効果ガスを排出する自動車の使用を避けながら、愛嬌(あいきょう)たっぷりの馬をマスコットに仕立て、横行するポイ捨ての防止もアピールしている。(ブリュッセル 工藤武人)
 
区は、隣国フランスの事例を参考に、ゴミ収集トラックを新調する代わりに馬車導入を決定。馬小屋の建設費も含め5万ユーロ(約560万円)を投じ、6月下旬に試験運用が始まった。
 
自動車ならガソリン代や維持費、保険料など年間約3600ユーロがかかるが、馬なら2頭のエサ代など約2000ユーロで済む。
 
馬にはポイ捨て防止を啓発する役目も期待される。区は、空き缶ポイ捨てに罰金90ユーロ(約1万円)を科すなど厳罰で臨んでいるが、なかなか減らない。馬車導入を働きかけたミシェル・デエルデ区議(46)は「ポイ捨ての原因は、街をきれいにしている人への無関心だ」と嘆く。
 
馬に乗せてもらい収集作業に同行した。
「カッポ、カッポ」 
自動車が往来する通りに出ると、ゴミ収集用の荷車を引く茶色い馬の、のんびりしたひづめの音が響く。ベルギー南東部原産とされるアルデンヌ種の雄2頭は、足腰が強く、重さ約800キロもある荷車を涼しい顔で引いていく。
 
2頭の仕事は、トラックと手分けして主要道路沿いの約800か所のゴミ箱からゴミを集めること。フンは区職員が直ちに片づける。
 
収集作業中は、馬車が移動手段として使われた1960年代ごろまでを知っているのか、当時のような風景を懐かしい面持ちでながめる中高年者や写真撮影をする市民もいる。
 
ハンドルを手綱に持ちかえた区職員のジエド・シャバンさん(38)は「今までは我々の仕事に注意を払う人はほとんどいなかった。でも、2頭のおかげでずいぶん変わった。街も少しはきれいになったと思う」と笑顔を見せた。
(2011年7月25日 読売新聞サイトより、こちらから。)

 
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夏の暮らしむき

2011-07-27 | ルーマニア・ブカレストの日常


ため息が出るばかり、この夏の暮らしむき。昨年からの給与削減政策で、公務員のお給料は3~5割減。一般企業もそれにならい、たいていの人で2~4割減になっている手取。これじゃあ、買いたいものも買えず、買うべきものすら買えない、と庶民の財布。
 


7月からガス・電気代も10%アップ、そして上昇を続けてきた食料品の価格もさらに10%ほどアップ。パンやお肉・ハム・ソーセージなど軒並み値上がり。
 


野菜類はもっと値上がり幅が大きく、その筆頭はじゃがいもで90%の値上がり、ほとんど倍増。
 


有機栽培でとても美味しいルーマニアのスイカも、ちょっと前は夏の盛りになると1キロ当たり1レイ以下が相場だったのに、最盛期を迎えても2レイを下りません。これでは買えない・・・。以前は1週間に2個も3個も消費していた特大スイカ。
 


おまけにまだまだ油断ならないリストラ。もうすでに数年前からリストラが進んでいるルーマニア国鉄でもさらに1000名の削減予定。警察官はルーマニア全土で1万名の削減実施中。そして郵便局員も。日本では国鉄も郵便局も民営化されているけれど、ルーマニアではこれらすべて公務員。公務員のリストラって、日本ではほぼないそうです、けれどルーマニアではザクザク切っていきます。
 
リストラされないまでも、7月は公務員に7日間の特別休暇がありました。喜んでいてはいけません、これ、無休。つまり、単純計算してもお給料がほぼ4分の3に減らされるのです。そして、今月はつながっている「首」も、いつ切られるかわからない現況。
 
お給料カット・リストラの危機・物価上昇、なんともいえず三重苦。「社会主義の時代は、ポケットにいっぱいお金があった、でも町に買うものがなかった。いまは店に行けば何でも売っている、でも財布にお金がないよ。」、EU加盟前後の好景気には、こんなふうに言っていたのは年金生活者くらいでした。いまや、社会主義時代を知るほとんどの人たちがこう言うようになっています。
 


上の写真は、ブカレスト市歴史博物館に屋外展示してあった「ブカレストの今昔」。これを見ると白黒写真のの社会主義時代にも店にいっぱい商品が並んでいて、その割には、買っているお客さんはほとんどいません。カラー写真で撮影されている現代、たくさんのお客さんが買って行っているように見えるけれど・・・、「真実を写す」はずの写真でも、良いとこ撮りをしているのです。
 
いまや一番上の新聞記事写真のように、スーパーはがら~ん。街中の個人商店でも閉じられていくところも多いです。なんともはや、閉塞的な夏。

我が家的には:
マイダーリンは警察官、7日間の無給休暇をまたまたランニング遠征に充てています(以前の無給特別休暇もマラソン遠征に使いました、記事はこちらから、このときはリスボンマラソンへ)。ただしこの夏は、ルーマニア国内の山のレース。

7月は3週末に、マウンテンマラソンやらトレイルクロスがあり、遠征に忙しいです。いくら無給休暇とはいえ、こんなに週末に続けて休暇をとっていてもいいのかなあ~?地下鉄警察隊なので、24時間3交代制、ファミリーを持っている同僚など、週末を休みたい人は多いはず。

 
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『海の窓』、赤の部屋

2011-07-20 | お出かけ先のナイススポット

 
のどかなノルマンディーの敷地に、ゆったりと建てられたペンション『海の窓』、戸外の雄大さをプライベート空間から楽しめます。
 


室内テーブルに置かれた小物類もナタリーさんのアレンジ。



縦長の赤透明の手提げ袋には、ティッシュのボックスが入ります。プラスチックの横置きの陳腐なティッシュケースなど、ここにはありません。ペットボトルもこのような入れ物に入れてさりげなく置かれているので、空間の配色を乱しません。
 


こちらも大きなベッドルームに広々としたベッド。



赤基調の部屋でもそっくり同じ大きさの手洗い鉢(bason)がふたつ。パウダールームとしては最高の造り。
 


ジャグジーも完備。
 


壁面に置かれたタイタニックの本。フランス北西部旅行を予定しているのは在ベルファストの友人。ベルファストといえばタイタニック号が造船されたところ。トヨ子さ~ん、ノルマンディーのプチホテルが呼んでいますよ~。


 
 
ナタリー&フィリップ夫妻のプライベートペンション『 FENETRES SUR MER 』(海の窓):
オフィシャルサイトはこちらから。LE FIGARO MAGAZINE にも紹介されています。サイトで「photo」をクリックすると、さらにいろいろなアレンジのインテリアが見れます。このお宿で一室90ユーロから、というのは決してお高くない悠久のバカンス。

ナタリーさんのブログ「Changez de rythme, decouvrez de nouveaux horizons」(リズムを変えて、新しい地平線を探そう、私訳)はこちら



すっかり夜も更けて、ナタリーさんとのショット。後ろの古時計はすでに11時半を回っています~。私たちはマラソン遠征中、ありのままのスポーツウェアーで失礼!
 

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『海の窓』、青の部屋

2011-07-19 | お出かけ先のナイススポット


フランス北西部ノルマンディーの海岸線沿いにあるプライベートペンション『海の窓』、そのインテリアを拝見中。



オーナーご夫妻のナタリーさんによるもの。 



ブルー基調の部屋には、プライベートジャグジー(写真の右下に浴槽のふちが見えます)。子の大きさたるや、そこらあたりの間借りをしているフィットネスのジャグジーなどよりもずっと大きく、大人が5~6人でもゆったり入れるほど。ウッドサウナとシャワーも完備した特別浴室。



その名も「Coooool」。
 


「海のバカンス、浜辺のバカンス」。
 


かなり大きめのベッド。3人家族でも十分休めそう。



同じ大きさの手洗い鉢(bason)がふたつ、しつらえられています。カップルで泊まりに来て、朝の歯磨きが同時に出来るなんて、新鮮。

 

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プライベートペンション『海の窓』

2011-07-18 | お出かけ先のナイススポット


フランス北西部ノルマンディーの海岸線沿いにある『海の窓』、昨年オープンしたばかりのプライベートペンション。オーナーご夫妻ナタリー&フィリップの、カジュアルだけれども質の高い、そんな日々が垣間見れるような空間づくりがなされています。
 


玄関先のキッチュ(kitsch)な人形。季節ごとにお着替え。



コモンスペースのバーカウンター。





「コ」の字型で十分なスペース。
 


見せるキッチン。



さらにその奥にナタリーさんが料理を作ってくださる台所兼収納庫、丸窓から採光も十分。
 


大きなダイニングテーブルもあります。左奥がナタリーさん、その向かいにフィリップさん。いろんな種類の貝を夢中で食べているのはマイダーリン。
 


半屋外でバーベキューも。この日はシーフード、魚のグリル。焼いてくださっているのはフィリップさん。
 


ゆっくりくつろげるソファーコーナーの真ん中に空中暖炉。
 


火花やススが飛び散る心配なく、このカプセルの中に材木をくべることができ、冬には暖をとることができます。



最後に失礼、コモンスペースのお手洗い。まるでお部屋にいるようなくつろぎ感。
 


フランスのバカンス情報誌『100% week-end』にも紹介されているナタリー&フィリップ(Nathalie et Philippe Legrand)夫妻のこの宿です。




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悠久のバカンス、ノルマンディー

2011-07-17 | お出かけ先のナイススポット

 
バカンスを先取りしてしまい、ひと夏おとなしく過ごすことにしているワタクシ、マドモワゼル。そんなところへ友人から楽しげな知らせ、>パリからレンタカーでロワールの古城巡り、>モンサンミッシェルからノルマンディーの海岸辺り、>そしてルーアン。
 
ノルマンディーは毎年マラソン大会で走りに行っているところ、もう8年も続けて。4日間連続6レース、というツール形式のウルトラマラソン、外国からのランナーはみな選手村に8日間滞在し、ステージレースが始まるまでの調整機関にあちこち観光に連れて行ってもらったりしています。だからノルマンディーの見どころはお任せあれ~。


 
断崖の白い海岸線と内陸部の牧草地帯でみどりをついばむ牛たちがノルマンディーの美しさ。これらを同時に満喫できるのが海岸沿い。たくさんある観光名所はガイドブックに任せるとして、私のお勧め宿はプライベート感覚で宿泊できるナタリーさんのペンション『海の窓』。
 


室内からの風景。牛たちの向こうにノルマンディーの海岸。
 


窓越しにテラスを望む。
 


テラスからの実風景。
 


玄関脇にもノルマンディーの牛たちがお出迎え。
 


そこからも遠く海岸線を望むこと出来ます。周りは緑に囲まれ、ほんの数軒の家があるだけ。


 
丁寧に手作りされたプライベートペンションは全3室。私たちが訪れたこの日、1室はすでに宿泊客がいて、見せてもらえたのは2室。次のエントリーでご紹介。


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「1年間に何キロ走れるか」の世界記録

2011-07-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
ただいま開催中のトランス・アメリカ・フットレース、6月19日LA西海岸のハンティントンビーチをスタートし、文字通りアメリカ横断、8月27日NYゴール、3200マイルを70ステージで走る超ウルトラマラソン。3200はマイル表示、キロ換算すると5148.8キロ。日本からも4名のランナーと、そのサポーターが参加中。公式サイトはこちら
 


これで驚いているわけではありません、このレースに参加中のGirard Serge(ジラール・セルジュ)さん、「1年間に何キロ走れるか」の世界記録をお持ち、なんと27011.88km、365日間一日も休まず、フルマラソンに換算すると640レース以上。



一日平均74.01キロ、「Around the EU Footrace2009.10/17-2010.10/17」でEU諸国内25カ国を駆け巡り、快挙達成。従前の記録は22581キロ、インド人Thitra Kumar Phaniさんによるもの(2006.6/30-2007.6/30)。
 
「Race across 5 continents」(5大陸横断レース)というのもあって、セルジュさんは551日間に40979kmを走破。このレースを完走後、「1年間に何キロ走れるか」の記録更新に挑んだとのこと。
 
「信じられないランナーだよ、ノルマンディー在住なんだ!ヒロコに紹介したいよ。」と、フランスのラン友からもらった写真集とDVDが一番上の写真。右側の写真集はトランス・オーストラリア・フットレース(パース~シドニー)、3755キロを46日間23時間12分で完走したときのもの。
 


1953年パリ生まれで、現在はノルマンディー・ルハーブル近郊に居を構えているそうですが(DVDの解説より)、こんなにあちこち走り続けていたら、家に居る時間がなさそう。賛同者と会社も設立していて、スポンサーもしっかり獲得しています。 
 


とにかく世の中にはすごい長距離ランナーがいるもので。写真集より、セルジュさんの走る姿を。



ちゃんとスポンサー名の入ったTシャツを着て、フランス国旗を掲げてシドニー、ハーバーブリッジにゴール。フィニッシュは誰もが誇らしく思う瞬間。



ワタクシ、マドモワゼル的には・・・:
100キロのウルトラマラソンも走ったことがなく、一日にレースで走った最長距離はダブル・フルマラソン、84.4キロ、しかもこれは前世紀の出来事。走って旅するジャーニーラン、トランス・フットレースは全く別世界の存在だけれど、その強靭な脚と身体と精神にただただ敬服。

セルジュさん、ルーマニア語でも紹介されています、こちらRo Club MaratonのHPから。
DVD購入はこちらから。
フランス語のサイトはこちらから。


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伸長するブカレスト地下鉄

2011-07-13 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ラッシュ時は車であふれるルーマニアの首都、ブカレスト。公共の交通機関は地下鉄・市バス・トラム。 



EUなどから多大の資金援助を受けながら、市バスには新型車両が導入され、私が利用する路線はほぼ100%、エアコン装備、結構エアコンもきいているので、夏の暑さの中、助かります♪

 

トラムは線路付け替え工事があちこちで行われているけれど、エアコン搭載車両はまだお目にかかりません。そして、地下鉄も伸長工事中。
 


3年前のM3号線(黄色ライン)新線開通(ブカレスト東部、ニコラエ・グリゴレスク駅からリニア・デ・チェントゥーラ駅、4.7キロメートル、3駅)に引き続き、この夏M4号線(緑ライン、ブカレスト北西部)で2駅伸長、ウヌ・マイ駅からバズィェスク駅。





おかげでバズィェスクからM4号線の始発であるノルド駅まで12分で行けるようになりました。
 


この路線沿線で、ノルド駅からウヌ・マイを経由して、オトぺニ空港まで行く空港新線が計画されているのです。完成すると、空港までバスを使わずに行くことができるようになり、路上の交通渋滞が気にならなくなります。
 
この地下鉄空港線には、日本のODAとして315百万ユーロの出資があり、EU加盟を果たしたルーマニアに対して、最後のODA。日本も頑張っているけれど、ルーマニアにも頑張ってもらって、一日も早い空港線開通を。



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