ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2009年12月号目次

2009-12-31 | 目次


A table of contents:
2009-12-01統一の日のブカレスト
2009-12-02ボジョレー・ヌーヴォーはどこ?
2009-12-03公園の小さなイルミネーションサンタたち
2009-12-04大統領決選投票前の時事ニュース
2009-12-05先生はお休みたっぷり、ルーマニアの師走
2009-12-06リスボン・マラソン in ポルトガル
2009-12-07ルーマニアの歳末商戦から
2009-12-08強かった現職、ルーマニア大統領選
2009-12-09ルーマニア式自転車の保管場所
2009-12-10ルーマニアの「白い妖精」~ナディア・コマネチ人形
2009-12-10ルーマニア版振り込め詐欺、一件被害額195,000ユーロ!
2009-12-11ナディア・コマネチ人形、大好評
2009-12-11ついに開通、空港までの鉄道線
2009-12-11接戦のルーマニア大統領選、その後
2009-12-12雪の舞うブカレスト、土曜の午前
2009-12-13ルーマニアのご機嫌♪『スポーツマガジン』
2009-12-15雪です雪、朝から積雪!
2009-12-15雪の公園をジョギング
2009-12-16油断大敵、ブカレストの積雪
2009-12-16さらに雪深く、首都ブカレスト
2009-12-17外は氷点下でも屋外スケートリンク
2009-12-17大統領選後、やっとのことで内閣組閣
2009-12-18降り始め4日目は猛吹雪
2009-12-18おとぎの国の門をくぐって散歩
2009-12-18雪に映えるイルミネーション
2009-12-19公園の湖も結氷
2009-12-19『冬が来た、来た』~A venit, a venit iarna
2009-12-19サンタがソリでやってくる、ヘラストロウ公園
2009-12-20さらに湖結氷、鴨たちの居場所は?
2009-12-21ルーマニア革命20年、見聞記その1・革命広場へ
2009-12-21ルーマニア革命20年、見聞記その2・犠牲者数
2009-12-21ルーマニア革命20年、見聞記その3・写真展
2009-12-21ルーマニア革命20年、見聞記クライマックス
2009-12-22我が家にやってきた少年聖歌隊
2009-12-22一週間連続氷点下
2009-12-23クレオパトラ・コリンダコンサート
2009-12-24大忙しのクリスマス・イブ
2009-12-24犬ぞりも活躍、ブカレスト
2009-12-25年末年始のルーマニアの風習~鳴り物とクマ・ダンス
2009-12-25ルーマニア革命・チャウシエスク没20年
2009-12-25寒くても外が楽しいブカレスト
2009-12-26年末のグループランニング
2009-12-27「外は寒いからカツラをかぶって行きなさい」
2009-12-28「click!model 2009」、結果発表
2009-12-29風邪&インフルエンザ対策の定番
2009-12-30一足お先に拝見、2010年の年賀状
2009-12-30まだまだ続く、豚一頭のご馳走
2009-12-30歳末のブカレスト
2009-12-31 Rivelion 2010
2009-12-31大晦日のルーマニア風景


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大晦日のルーマニア風景

2009-12-31 | ルーマニア・ブカレストの日常


もうすぐ年が明けようとしています。日本の友達とメールしたりしていたら、ブカレストの午後5時が日本の新年、すっかり「明けましておめでとうございます」の気分。

ルーマニアでは年末から「La Multi Ani」(=おめでとうございます)とご挨拶が続いています。ご近所さんに出会っても「La Multi Ani」、クマのダンスやカプラに出会っても「La Multi Ani」、友達のところに遊びに行っても「La Multi Ani」、お祝いの言葉は何度かけ合ってもいいものです。
 


クリスマス前から街区のあちこちに出没して楽しませてくれていた鳴り物とクマのダンス、カプラ(山羊)のダンスも大晦日でおしまい。最後の日に出会ったのは、カプラの楽隊。
 


「どこから来たのですか?」~「モルドヴァだよ。」、「私のお姑さんもモルドヴァ。」~「モルドヴァのどこ?僕たちはヴァスルイ(Vaslui)。」、Vasluiはお姑さん出身のBăcauよりももっと国境に近いところ。雪深い農村から、郷土芸能の贈り物。
 
ヤシでは「Bătaia De La Ruginoasa」(bătaia=暴力)といって、動物の毛皮で出来た被り物をかぶった男の人たちが、材木の棒で叩き合う伝統行事。かなりバシバシ叩きあっています、被り物は怪我をしないためのヘルメット代わり。ひとしきり叩き合った後は、みんな一緒に乾杯!新年を迎えるまで飲み続けます。
 
それぞれの国でそれぞれの伝統芸能とともに迎える新年。日本の年越しそばや紅白歌合戦・除夜の鐘は無いけれど、ルーマニアに居るのならルーマニアの新年を迎えます。いつもはニュース番組を中心に見ているマイダーリンもこの日は歌番組を流しながら、メールで各地の友達に「A Happy New Year!」
 
ヨーロッパ圏内では、ルーマニアは東のはずれ、新年をいち早く迎えます。フランスへ、ポーランドへ、マダガスカルへ、イスラエルへ、ポルトガルへ、新年のご挨拶。7時間進んでいる日本へは、遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。


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Rivelion 2010

2009-12-31 | ルーマニア・わたしの日常


日本より、7時間遅れているルーマニアです。もうじき、新年おめでとうございます。
 
ルーマニアではまだ日が高いです、でも午後4時をまわると、すぐに暮れていきます。大阪ではきれいな満月が出ていると、メールが届きました。今日は天気がよかったので、きっとブカレストでも真ん丸お月さまが見られると思います。
 
午後からはテレビで各地の新年を祝う様子が流れてきます。午後1時に、まずニュージーランドが2010年に。日本ももうすぐ新年を迎えるところ、ルーマニアの午後5時が日本の新年。
 
花火をあげて盛大にお祝いする2010年の瞬間、わたしたちもブカレストの市街地に出かけていきます。マイダーリン、ここ数年ずっと大晦日も仕事でしたが、今年の大晦日は非番になりました。ダーリン自身、新年の花火を長い間見に行っていないので、楽しみにしているようす。
 
今年一年、お世話になりました。来年も良い年になりますように。




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一足お先に拝見、2010年の年賀状

2009-12-31 | ルーマニア・わたしの日常
歳末をさらに忙しくする年賀状作り、いつも30日くらいになって慌てて準備していた年賀状、すでに実家から発送してもらうよう手配済み。年賀状貧乏(?)と思えるほど、200枚近く書いています。



外国でのご挨拶の定番、クリスマスカードは年始の挨拶も兼ねているけれど、12月上旬に発送済み。ルーマニア国内便も、中旬に発送済み。そんな年末年始のご挨拶から解放されてブカレストにいると、歳末、とか、師走という感じがしてこないです、習慣の違いかな?



と思っていると、一足先に年賀状が届きました。元旦にまとめて配達するなどと言うシステムがあるはずも無く、2010年の年賀状です、高校時代の恩師から。

陸上部でお世話になりました。先生ご自身も陸上経験あり、オールマイティの十種競技。教え子と結婚されて、「先生、やるな~!」と話題になっていたのが、ついこの間のよう。光陰矢のごとし、年男・還暦・ご定年を迎えられるそうです。

ずっと年賀状や季節の便りで、近況報告をしてきました。「初めてマラソンを走りました、4時間12分で完走!」~高校卒業からずいぶんと時間が経っていたけれど、先生をびっくりさせました。

「2回目のマラソンで、3時間27分、市民マラソン大会で入賞しました!」~アマチュアランナーでも参加資格タイムをクリアーすれば大阪国際女子マラソンに出場できると添え書きをして、すぐに返事をいただきました。先生ご自身、ずっとこの大会のアナウンサーをされているのです。

1998年、大阪国際女子マラソン初参加。長居競技場入りして一番に、フィールド内のアナウンサー席を訪ねました、先生にご挨拶。・・・号砲鳴ってスタート、2時間57分後、アナウンサー席の先生の目の前を通ってゴール。先生は持ち場を離れ、ゴール地点まで来てくださいました、「よく頑張ったね。」~審判員の帽子を被せてくださいました、マラソンのオリジナルグッズです。

翌年、我が妹も大阪国際女子マラソン初出場。ゴール後、同じように妹にも審判員の帽子を被せてくださいました。妹も、クラブは違えども私と同じ高校出身、先生も見知って下さっていたのです。

以来、毎年、競技場入りをしてすぐにアナウンサー席を訪ねるのが楽しみになっていました。が、アナウンサーもご引退。ちょっと寂しいです・・・。

しかしながら、子宝に恵まれた(2男2女)の先生のご長男、ポーランドで寿司レストラン開業、パートナーはポーランド人のお嫁さん!先生は昨年すでにポーランド訪問、来年からは晴れてご隠居様なり、ご子息のレストラン、再訪も!~これはもう、ポーランドにお寿司を食べに行くしかない~~。

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歳末のブカレスト

2009-12-30 | ルーマニア・わたしの日常


ルーマニアの人々は、すでに大晦日&新年を祝うムードでいっぱい。日本ならば、歳末は仕事納め&大掃除&迎春準備などで忙しいけれど、ここではそれらをすべてクリスマスまでに済ませているので、25~27日のクリスマス期間から延長してクリスマス休暇&お祝いムードに包まれているのです。

すでに大掃除は終わっています、簡単にもう一度、家の掃除。1月1日はたいていの商店・大型スーパーも休業日、年始にあわてないよう、食糧の買出し。近所のスーパー、30日は早朝7時~夜12時まで営業、でも経済恐慌の影響でみんな買い控え、それほどの混雑もなし。1年前はみんな浮かれていて、歳末のスーパーはものすごく混んでいたのです。



新年の特別な飾りはありません。クリスマス・デコレーションを、そのまま年明け10日くらいまで飾っておきます。でも、月が変わると、この月だけは、次に来るのは新しい年。もうすでに大晦日に鳴らす爆竹の練習が始まっていて、あちこちでパンパン!花火を上げてお祝いするのです。花火もすでに予行練習。



ルーマニアでは通常、クリスマスは家族と過ごし、大晦日~新年にかけては友達同士で遊びに行ったりして盛り上がります。こちらの弟さんはクリスマス前から、従兄弟同士5人で誘い合ってお母さんの田舎へ遊びに行きました。ブカレストに出てきている従兄弟の実家に当たるわけです。

お姑さんはBăcau出身、7人きょうだい。マイダーリンにいとこはたくさんいます。子供のころは休みのたびに田舎に帰り、みんなで転がりまわって遊んだそうです。
残念ながらマイダーリンはずっとお仕事、ポリスマンは24時間営業。無理もないこと。

公休はローテーションどおりポツリポツリと飛び石。マラソン遠征にたくさんのお休みをもらっていたので、年末年始のお休みも特になし。当たり前といえば当たり前かな~。


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まだまだ続く、豚一頭のご馳走

2009-12-30 | ルーマニアのご馳走


クリスマス休暇を田舎で過ごし、週明けに帰ってきた弟さん、故郷からのお土産どっさり。手作りワイン、ツイカ(プラムなどから作る蒸留酒)、パリンカ(ツイカをさらに蒸留して作るアルコール度数の高い蒸留酒)、そしてナチュラル100%(o suta la suta)の白チーズ、田舎で育ってきた豚の部位いろいろ。

ルーマニアのクリスマスは、田舎では伝統的に豚一頭解体するので、豚をいただくことが多いのです。しかも、脂身(slănină)と皮(sorici)が特にご馳走。寒いから、油をしっかりとって中から温まるのです。



上の写真は、日持ちがするように脂身を燻製にしたもの(slănină afumată)。いい香りがするのでこのままスライスして食べます。

腸をきれいに洗って、ミンチを詰めたソーセージも手作りそのもの。一頭を丸ごとすべて食べられるように加工して、無駄にしない工夫。燻製にするものもあります。

かんじんの豚肉の部分は、筋肉質の豚というのか、よく締まっていて硬いので、数種類のスパイスとともにしっかり油を降り注いでオーブンで焼きます、スライスしたお肉が油に隠れるくらい。これって天ぷらじゃないの~?と思えるくらいの量。でもじっくり時間をかけて焼くことで、スパイスも浸み込み美味しくいただけるようになるのです。



すでにブカレストの市場で豚の足を2本買ってきたお姑さん、スープで炊き込み、煮こごりゼリー(piftie)は賞味済み。冷蔵庫で冷やすと、表面に真っ白に油が分離。

カロリーが恐ろしくて最初は手が出ないけれど、美味しそうな香りで恐る恐る食べてみます。たくさんは食べられないけれど、ルーマニアの伝統料理だものね。


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風邪&インフルエンザ対策の定番

2009-12-29 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
風邪とインフルエンザが怖いです。毎日、新聞に発表される新型インフルエンザの罹患者数、11月下旬から12月上旬にかけては24時間で100名以上増加する日が続いていました。小・中学校~高校が冬休みに入った中旬からは、やや下火傾向に。

ルーマニアへの新型インフルエンザの上陸自体は6月、日本よりもかなり遅れてやってきました。初めての犠牲者が出たのは11月。最初の人だけは新聞で大きく取り上げられたけれど(糖尿病の合併症を持つ人でした)、その後、どんどん増えて現在40人突破。12月第1週に、子供も亡くなっています。



同じころ、生徒と、マイダーリンたちのような公職の人からワクチン接種が始まりました。これは義務ではなく、本人の自由意志を確認。家庭教師先の女子高生は拒否。ラン仲間の息子さんで高校ホッケーのスタープレーヤーのヴラッドも拒否。



「ワクチン接種も危険性が高い。」との認識。ヴラッドの弟さん、13歳のラドゥ君など、児童にはワクチン接種はありません。が、12月中旬から14~16歳を対象に、試験的にワクチン注射が始まっています。



マイダーリンも拒否。ダーリン、「あほは風邪ひかん♪」の典型だから、大丈夫だと思うけど。でも人ごみの中にいる仕事なので、拾い物には気をつけて。我が家の弟さんにいたっては「これがワクチンさ。」と毎日、ワインとビールで体内消毒(?)。



一番効果がありそうなのは、ホット・ツイカ、新聞紙上でお勧め済み。粒コショウをきかせ、少し砂糖を加えます。
 
「日本の罹患者数は17万人と書いてあるわ、私、日本に帰らないほうが安全かなあ?」、日本のニュースサイトで拾った数字を読み上げると、「ヒロコのお母さんが心配だよ。年寄りが一番危ないんだよ。」と心配してくれるマイダーリン。
 


クリスマス前から、薬局でも「ワクチン、あります」、一般販売も始まっています、お値段23レイ。得体の知れないワクチンよりも、私はうがい&手洗いを励行。うがい薬を買いました、300ml入り37(=約1200円)レイ。あれ、うがい薬のほうがはるかにお高いです。きっと効果絶大!



「熱、ありますか?咳が出ますか?のどが痛いですか?鼻水が出ますか?」と、薬局の店頭にて。まず売薬に頼るのがルーマニアの家庭医療。
 


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「click!model 2009」、結果発表

2009-12-28 | ルーマニアの新聞記事より

 
セクシー美女達のホットな戦いが続いていた「click!model 2009」、いよいよ大詰め。



持てる美しいものを披露するのは、世の慰めのため~?。



このブログで何度も「click!model 2009」候補の美女達を紹介してきたので、こうなれば、結果をお知らせするしかありません。



きまったのはこの方。お名前はルイーザさん。賞金3000ユーロと恋人と一緒のカリブ旅行ご招待。

つい最近、フランスから流れてきたニュース。「ミス・パリ」に選ばれた女性が、その後ヌードになり、「ミス・パリ」の王冠を剥奪されてしまったそうな。お国柄の違いと言うしかないです~。

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朝起きたらまた雪、午前中はみぞれ、昼からやっと止みました。

 
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「外は寒いからカツラをかぶって行きなさい」

2009-12-27 | ルーマニア語・いろいろ
冬になり始め、ルーマニアに寒気団が入り込んできたとき、一番にこう言われました。
「カツラ?知らないうちに髪の毛が薄くなってきたのかしら??」
 


「カツラ」と聞こえたのは「căciulă」(カチュゥラ)、すっぽりかぶるニット帽のこと。ジャケットについているフードだけでは覆いきれない時の、冬の必需品。特に子供や若者・男性が被っています。市場で安いものなら5レイくらいから(上の写真)。
 
マイダーリンも走りに行くとき、たいてい被っていきます。「寒気がするよ、風邪引いたみたい。」と言うときにも、カチュゥラをかぶって布団にもぐりこんでいました。でも寝相が悪いので、朝にはどこかへとんで行っていましたけど。
 
家の中でも、頭を冷やさないためスカーフ(eşarfă)を被っている我が家のお姑さん、でかける時にはニットのベレー帽(beretă)がお気に入り。
 


ほかに、つばありの帽子(英語で言うところのhat)は、「pălărie」(パラリエ)、ルーマニアの北部、マラムレシュ地方の男の人が被っている小さな麦藁帽子は「clop」。
 
野球帽(英語で言うところのcap)は、「şapcă」(シャプカ)、フランス語のシャポーに似ています。
 
英国紳士のイメージのシルクハット「joben」+黒のオーバーコートは、余り見かけません。冬に冷え込む雪国のルーマニア、ロシアのイメージ、毛皮の帽子を被った紳士がいっぱい。毛皮の帽子は、男女を問わずお歳を召した方に多いです。
 
寒さ対策はまず頭から、これがルーマニアの定番。

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年末のグループランニング

2009-12-26 | ルーマニア・ランニング事情


ルーマニアでわたしの所属するランニングクラブでは、週に3箇所でグループランニングを行っています。
その1)ヘラストロウ公園にて、毎週土曜日8時半スタート
その2)ティネレトルゥイ公園にて、毎週土曜日10時スタート
その3)チタン公園にて、毎週日曜日10時スタート
 
チタン公園はわたしのホームコース、毎週参加。ティネレトルゥイ公園へも地下鉄一本で行けるので、今日は少し遠出、公園の雪見ジョギングに。
 


朝から少し雲行きが怪しかったので、集まったのは男性2人・女性2人の4人だけ。クリスマスホリデーでもあるので、田舎へ帰っている人も多いはず。
 


ここも公園の中に湖があり、周回路をまわると1周約3キロ。今日の雪は重いです、気温が高くなり、かなり溶けていて、びしょびしょのシャーベット状。その下は凍っていて完全なるアイス。うっかり足を置くと、つるりと滑ります。
 
また、表面に氷が出ているところも多く、まったく持って走れる状態ではなし。でもそれを慰めてくれるのが雪景色。
 


仲間の一人もカメラを持ってきています。雪の無いところで生まれ育ったわたしのみならず、ブカレスト人でもこの美しい景色を楽しんでいるのです。最近の積雪はほぼ2年に一度、雪があったほうがきれいな冬であるのは言うまでもありません。
 


ここにも子供たちのそり遊びの跡が。何度も滑り降りるので、削られて土が見えてきています。子供たちもよく知っていて、今日のようなビショ雪のときには、もう、雪遊びはしません。
 


この湖は夏場、ボート遊びも楽しめるところ。それぞれの公園で、それぞれの楽しみがあるブカレストの湖。
 


わたしたち以外に走っている人に出会います、3人グループ、男女ペア、女性が1人、単独の男性が2人。わたしたちと逆向きに走っていた人たちです。同じ向きに走っている人もいるだろうから、雨予報の出ている中、シャーベット状のはしりにくいコースを走っている人、結構いるのです。
 


走っていれば寒さは感じません、1周するのに22分ほどかかる超スローペース。でもこれが精一杯。結局みんなで楽しんで走り4周。「走って、良かったね~。」と笑顔で分かれるのです。
 


「近くまで乗せていってあげるわよ。」というラン仲間の誘いをお断りし、わたしはさらにここからディンボビッツァ川沿いにジョギング、家まで約8キロ、走って帰ろうという魂胆。どっちみち足元はびしょびしょ、着込んだTシャツに汗もかいているし、動きを止めないほうが良いです。
 


川も凍っていました。ここ2~3日の気温上昇で大きく割れ目が入っているけれど、遠くを見やるとカモメが氷の上にたくさん立っています。
 


このカモメたち、黒海から飛んでくるそうです。約300キロ西の黒海、冬は風も強く波も荒れ、食べ物もありません。越冬のために都会にやってくるのだそうです。
 
まだ本格的な冬は始まったばかり、この雪や氷はいつまで残るのかなあ?




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