ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2006年6月号目次

2006-06-30 | 目次


A table of contents:

蚤の市で見つけたピカチュー 2006-06-04
近くのパブ 2006-06-04
エジプト米で炊飯 2006-06-05
マイダーリンのお仕事 2006-06-05
当地の気候 2006-06-06
チャイルドシッター 2006-06-06
一人でcity centerへ 2006-06-07
city centerで激安店発見! 2006-06-07
再びエジプト米で炊飯 2006-06-09 ルーの物価事情 2006-06-09
オリンピックデーランinブカレストに参加 2006-06-10
ショッピングセンター・コーラへ~お醤油を買いました 2006-06-14
黒海沿岸リゾート・ママイアへ 2006-06-17
ママイアでの休日 2006-06-17
ビーチでジョグ 2006-06-17
ママイアの夜 2006-06-17
オリンピックデーランinコンスタンツァに参加 2006-06-18
オリンピックデーランinコンスタンツァのお楽しみイベント 2006-06-18
胃がストライキ! 2006-06-21
ルーマニアのビール・スコール 2006-06-22
DHLマラソン 2006-06-24
暑くなってきました 2006-06-28
ラビニアの祝賀会に合流 2006-06-29
太ったおばさんは親切かな 2006-06-30
ブカで「えなりかずき」君に遭遇! 2006-06-30
旧市街地のアンティークショップ 2006-06-30


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旧市街地のアンティークショップ

2006-06-30 | ルーマニア・ブカレストの日常
 ブカレストの旧市街、中心地には骨董品を扱う店舗が多く、骨董ストリートと呼ばれています。でも、さすがにシティ・センター、店を構えておられるだけあって、品物も古めかしそうなものや骨董品が多く、お値段も高く、マイダーリンと目の保養に出かけてきました。街区も旧社会主義以前からのもの、ブカレストが「バルカンの小パリ」と称された頃の華やかな時代を偲ぶことができる一帯です。

 マイダーリン、そのあたりで目を肥やし、青空アンティークマーケットにて掘り出し物を探すのが好きなようで、ひとつひとつのお店を熱心に見て廻ります。毎週日曜日に開催されている青空市とは、もちろんショップの人も出展していますが、素人の人も多く、また、いわゆるフリーマーケットの様相も呈しており、とりあえず、「なんでもあり~」なのです。とはいえ、わたしも少しずつ、アンティークの目が肥えてくるかしら?

太ったおばさんは親切かな

2006-06-30 | ルーマニア・ブカレストの日常
 今週に入ってルーは熱波に襲われ、36~37度くらいに上がる毎日が続いています。出好きの私は市内見物に公共バスを乗り継いでよく出かけるのですが、余りの暑さに家の最寄りのバス停を降りたところでソフトクリームを買い食い。

 歩きくたびれて歩道にしゃがみこんでいると、「アンタ、ドウシタノ?」と太ったおばさんが人のよさそうな笑顔で話しかけてくれました。
「疲レタノ。」
「疲レタノダッタラ、アソコニベンチガアルカラ、ソコデ休ミナサイヨ。」とベンチを指差してくれます。

「ドウモアリガトウ、デモ、大丈夫ダカラ。」
「アンタ、ココニ住ンデイルノ?」「ハイ。」
「ドコニ住ンデイルノ?」最寄りのバス停を降りたところなので、「ブカレスト」と答えるわけにも行かず、「オザナ」と、地域の名前を答えるとおばさんは「ソウナノ、私ハ、ドコソコ。」とニコニコしています。

「私ハ真直グ行クカラ、アンタ、気ヲツケテネ。」「ドウモアリガトウ。」と左折しておばさんと別れました。(なお、おばさんとの会話はルーマニア語、私はまだほとんど単語くらいしかわからないので、おばさんの話しかけてくれた内容は推測です。)

 こちらへ来てから、しょっちゅう「チャイナ!」と中国人に間違われて「ニーハオ!」と興味本位で声をかけられてばかりだったので、こんなおばさんに出会うととても嬉しいです。かっぷくよく太って、とても明るい笑顔です。中年以上の人たちはほとんど良く太っています。太っている人の笑顔はさらに人がよさそうに見えますね。

 そういえば、近くの新聞スタンドのおばさんも私のことを覚えてくれていて(マイダーリンと一緒に出かけるとき、彼はよくそのスタンドで新聞を買っていました)、その前を通りかかるたびに「オハヨー。」「コンニチハ。」と声をかけてくれます。私も嬉しくなって、きちんと挨拶しています。早朝ジョグに出かける際にサングラスをして足早に走りぬけたときも背後から「オハヨー、オハヨー。」と、おばさん、ニコニコして手を振ってくれています。私も振り返って大きく手を振りました。このおばさんももれなくよく太っています。

ラビニアの祝賀会に合流

2006-06-29 | ルーマニア・ランニング事情
DHLマラソン女子3位のラビニアとメール交換をし、早速翌週に彼女のクラブの祝賀会(ラビニアの個人3位入賞=初マラソンと、女子チームの優勝)によんでいただきました。

 彼女はルーマニア人ですが英語を自在に操り、ランニング仲間は西ヨーロッパ企業から派遣されてきている外国人ばかりです。共通語は英語、ルーマニア語よりもコミュニケーションが取りやすいので、みんなとすぐに意気投合しました!

暑くなってきました

2006-06-28 | ルーマニア・ブカレストの日常
 それにしても暑いです、日本で言うところの梅雨明けの暑さ!!日中は36~7度くらいまで上がって、雨は無くかんかん照りです。夜も暑く、部屋の中は熱帯夜です。一昨夜なんぞ、夜11時を廻っても、外気温30度、室内31度でした。マイダーリンは、裸ン坊で寝ております。一緒にいると暑いので、私はフローリングの床の上に転がっております。ルーは一足早く夏ですね~これからまだまだ暑くなるそうです。

 日本の夏は24時間リレーの季節ですね、暑いけど何で24時間も走れるのかしら?と思いつつ、懐かしいです。週末には大阪城七夕駅伝もあるし、チームリレーって盛り上がりますよね。

 走ることって個人競技だけれども、チームリレーとか人と一緒に走るともっと楽しいですよね。そういった意味で伴走しながらブラインドランナーと一緒に走るのも、私にとっては、伴走する側からもとても楽しみも意気込みも感じていました。伴走って言うけど、ほんと、一緒の競技者ですよね。

DHLマラソン

2006-06-24 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
 私の6月は3週連続でレースに出かけていました(=日本でやっているのとまったく同じ!!)。先々週ブカレストでオリンピックデー・ラン2キロ、先週黒海沿岸でデー・ラン5キロに続き、今度は山岳地帯でのフルマラソン!これがどえらいコースでした!!

 標高1012mからスタートして最初の4キロあまりを緩やかに上り、その後13キロ地点くらいまで400mほど一気に下ります。兵庫・千種高原マラソンのような下りでした。そして20キロ過ぎまで街を通過しながら走るのでほぼ平坦、と思ったらまだ下っていて高低差マイナス60m、きっと京都シティハーフのようなくだりかたでしょうか。

 ハーフ手前で最低標高地点589mを通過し、そこからぐんと上り始め、30キロ地点少し前から土道に入り、さらに緑の牧草地帯をアップダウンしながらループ状に走り、土道に戻り、34キロ手前からもう一度舗装道に入るのですがここからの2.5キロののぼりが半端じゃなかったです。岐阜の御嶽マラソンの一番きついのぼりのまだきつい感じで、何度も足がつりそうになりました。

 36キロ地点・最高標高1030mで折り返し、今来たきつい坂を下ります。38キロからまた土道、39キロ手前から牧草地帯に入りそのまま上ったり下ったりしながらゴールです。

 この土道と牧草地帯が・・・・馬糞との戦いでした。レース中に降ったシャワー(にわか雨)のため、道はぬかるんでおり、わだちには泥水がたまっています。このわだちは自動車で出来たものではありません、農耕用の馬車で出来たものです。真ん中の土の盛り上がったところを走ろうとすると、当然馬は真ん中を進んでいるから、真ん中に馬糞を落としていく~泥と馬糞が一緒になってぐちゃぐちゃです。

 これでたじろいでいてはいけません、次は牧草地帯の道なき道を張り巡らされたテープに沿って走ります。芝生のクロカンコースではなく、本物の牧草地帯、牛や馬が自由に草を食べる、その牧草地です。草はところどころ腰丈くらいまで生い茂り、足元はフラットではありません。

 生い茂った草むらに今度は牛の落し物がどっさり隠れています。もしこれが整地されたところにふかふかの草が茂っていたら、とても気持ちよくくだりを走ることが出来ると思うのですが、でこぼこの上に草が生えているので、足元本当に危なかったです。ここで脚をくじいては、と、慎重に進まざるをえません。ところどころ水が流れていたりして、泥たまりも出来ているので、渡る箇所を見つけるにもいったん立ち止まらなければならないくらいです。



 まあこんなアドベンチャーなコースを野生に戻って楽しんで走り、ゴールしてみると3時間10分。これは無いでしょ?!?~1キロごとの距離表示もあってハーフ通過1時間31分までは距離は正しいと思われますが、その後ののぼりと足元の悪い牧草地帯を考えるとかなり距離が短いかも??

 ちなみに男子優勝は2連勝で2時間58分、ついで3時間2分、3時間4分、私は男女総合4位でした。男子3位の人をいったん上り坂の26キロ地点過ぎで追い越したのですが、32キロ過ぎの草むらで馬糞にたじろいでいるうちにあっという間に抜き返され、その後の坂でどんどん差は開き、結局6分も差をつけられてしまいました。脚が動いていなかったんですね~。

 上ったり下ったり草むらを走ったり、と、あらゆる筋肉を使っているので何とかゴールできましたが、これがスーパーフラットなコースだとすると、同じ筋肉ばかりを使うので、きっと脚はもたなかったと思います。

 ブカレストに戻ると、見渡す限り平地ばかりで真夏の気温は40度にまで上がるというので、どうやってマラソン練習しようかなぁ、と考えるところです。次は8月第1日曜に45キロレース、これは賞金レースで優勝すると200ユーロだそうです。賞金がかかってくると、それなりの実力者が参戦してきます。私はいつも、「running just for fun、for myself」と答えています。こちらではみんな目的がはっきりしているので、「running for money」と堂々としている人もいます。

 だからたとえば今回のDHLマラソン、主催者(=DHLという国際宅配便の会社、日本でも時々見かけるようになりました、ド派手な黄色に赤のロゴです)の趣旨が「参加者からの参加料の一切を恵まれない子供たちのために寄付します。」とのことで、上位3位まで表彰がありますが、授与されるのはカップとメダルだけ。商品も無く、そんなレースで山岳フルを走るのはリスクが大きすぎるというかのように、女子の実力者は6名でフルマラソンの距離をつなぐチームリレーのほうに参戦していました。

 フル女子の2位はアメリカ人(=アメリカ人も多くの人が「running for fun」)、3位にルーマニア女性でした。チームリレーでは仲間同士でfun runの人が多く、レース後にBBQなど楽しんでいました。



 このレースで優勝したので、たくさんの人に声をかけてもらえるようになりました。「アナタ、先週、コンスタンツァデ走ッテイタ人デショ、偶然ラジオ放送ヲ聴イテイタラ貴女ノコトヲ言ッテイタワ。」~「君、ブカレストデ走ッテイルネ。」~決してランニング人口は多いとはいえないこの国で、熱心な人は熱心に走っているのです。

 ちなみにルーマニアの人口は約2,170万人(日本の約5分の1)、そのうちの235万人がブカに集中しています。ランニング人口は?不明です。それくらいメジャーではないと言うことですが、家の近くの公園(1周3.3キロの池の周りを走るコース)を走っていると結構たくさん走っている人はいます。そのうちどれくらいの人が競技嗜好か、と言うとこれまた不明です(調べておきます)。



 女子3位のラビニアとはメール交換をし、早速翌週に彼女のクラブの祝賀会(ラビニアの個人3位入賞=初マラソンと、女子チームの優勝)によんでいただきました。彼女のクラブの練習会は毎週日曜日とのこと、ゆっくりランナーが多いそうなので、こちらの練習会に混ぜてもらえればとてもありがたいものです。

 マイダーリンは仲間と一緒にいつも速く走っているので、とても付いていけません。練習拠点となっているスタジアム(アンツーカーの変形400mトラック)まで走っていく5キロ弱の距離も、キロ5分くらいで行ってしまいます。ジョグといえばキロ7分と思っている私にとって、「ハヤク、ハヤク!!」とばかり言われるので、スタジアムに走っていくだけで疲れてしまっているのです(最近では別行動ですけど)。

 マイダーリンたちのジョグといえばキロ5分。「チョット走ルヨ。」と言えばキロ4分くらいで走っています。中心となっているスピード練習は、400mのインターバル。これを100mのジョグでつないでいます。これをスピードによって5本~30本以上、こなすのです。LSDという言葉は存在すらせず、ペース走、と言う言葉もありません。ジョグや「チョット走ルヨ。」くらいの時には2~3人でしゃべりながら走っていますが、いざとなるとほとんど個人でスピード練習しています。

 マラソン練習で3時間ゆっくり走る、と言えば、その練習時間を聞いただけで「クレイジー!」と言われています。「2時間デ充分、2時間デモ多イヨ。リミット1時間半!」などとコーチしてきます。「ユックリ走ッテモ、速クナラナイ。」、でも彼らは確かに結構速い部類(=入賞の常連)なので、それなりの練習方法なのかしら、と思ったりします。400mのインターバルを30本以上、平均75秒でこなす実力ナンバーワンの仲間、ステファンは35歳以上の3000mルーマニア・マスターズ記録をこの3月に塗り替えました。ただし、この数年、マラソンは走っていないそうです。ちなみに彼のマラソンベストは1992年に2時間23分で走っています。

 話はDHLマラソンから少しそれてしまいました。私のほかに日本人が3名も参加していたこのマラソン、ブカレストから車で北へ3時間ほどのカルパチア山脈の中のブラショフという街の近郊で開催されます。

 ルーマニアと言えばドラキュラ伝説、と思い浮かべることの出来る人はちょっとしたルーマニア識者でしょう(私は、首都のブカレストが、ハンガリーの首都ブダペストと一緒くたになって、「アア、知ッテイルワ、ブダペストデショ。」と勘違いをしてしまっていました~つまり何も知らなかったのです。)、そのドラキュラ伝説の元となった公爵のブラン城への拠点でもあります。



 滞在したのは、ポアナ・ブラショフという標高約1000mの高原にある国内有数のリゾート地。標高約1800mの山のふもとになっているので、夏は避暑地、冬はスキー場として賑わっているそうです。マラソン翌日にリハビリウォークで散策してみると、ゴンドラ乗り場までたどり着きました。夏も営業しているゴンドラで山頂へあがることも出来ます。ほかに4人乗りくらいのリフトもありましたがこちらは夏季休業中。カラフルなレンタルスキーショップやプチホテル・ペンションが立ち並び、夏の緑の山々を前にしながら、真っ白な雪景色を思い浮かべました。足が筋肉痛でなければ、あたりをひとっ走りしてくるのにな~と残念です。



 そんなリゾート地に「ホテル・オリンピック」と言う看板のホテルも。ルーのプロ選手たちが合宿をするところだそうです。ゴンドラ近くの一等地に400mの全天候型トラックもあり。1500mオリンピック・チャンピオンのガブリエル・サボー選手もここで鍛えたそうで、一般人は使えないとのこと。そのホテルの前で、合宿中の女子選手2人に出会いました。日本での駅伝を走ったこともあると言う彼女ら、「コンニチハ。」「私ハ一年間、群馬ノ前橋デ走ッテイマシタ。」とちゃんと挨拶してくれます。ネットでルーの陸上競技協会の年鑑を探ってみると、彼女たち、立派に名前が載っています。国家プロジェクトの一端を見ました!!



 帰路にドラキュラ伝説のブラン城を訪ね、写真をぱちり。「世界ホラー名所」ナンバーワンに輝く由緒あるお城です。ガイドブックの写真などから想像していたよりもコンパクトなお城で、観光名所というのはそういうものだと納得。ちなみに日本の観光名所の「三大がっかり(=想像していたよりも小ぶり)」は、①札幌の時計台、②沖縄の守礼の門、③土佐のはりまや橋、だそうです。まだありました、こちらへ来てから知り合ったデンマーク出身の人の話によると、デンマークと言えばコペンハーゲン、コペンハーゲンには有名なアンデルセンの人魚姫の像がありますが、「アレッテ、有名ダケド、皆、ガッカリスルノヨ。小サナ石ノ上ニチョコント乗ッカッテイルダケダカラ。」世界にも、「がっかり名所」はあるんですね~。ブラン城は14世紀末の建造物とのこと、どっしりした中世の趣をたたえていますが、個人の所有だそうで、「Now On Sale」となっているそうです。お値段は?~調べておきます。~おしまい。

*DHLマラソンの写真帳はこちら

*うずらさんからコメントいただきました。
世界3大がっかり名所」は、デンマーク人も認める「コペンハーゲンの人魚姫」の他に、「シンガポールのマーライオン」、「ブリュッセルの小便小僧」だそうです。やっぱり、どこにでも「がっかり名所」はあるんですね。

ルーマニアのビール・スコール

2006-06-22 | ルーマニアのご馳走
 ルーマニアのビールは現地産の良質のお水のおかげで美味しいです。種類も豊富、お値段もお安く、スーパーでは2リットル入りが1ユーロ位から購入できます。

 街のテラスで飲んでも、中ジョッキが100~200円くらい、だんだん暑くなって来たのでビールは欠かせません。テラスのウエイターのお兄さん、ルーマニアブランドのビール・スコールのTシャツがお似合い。「写真ヲ撮ッテモイイデスカ?」「OK」「デモ、後ロ向キデオ願イシマス。」

胃がストライキ!

2006-06-21 | ルーマニア・わたしの日常
 昼と夜の寒暖の差が大きいためか先週は風邪を引き、熱が出て2日ほど寝込んでしまいました。それでも週末には何とか回復して黒海へビーチリゾート。続いて今週、ついに胃がストライキを起こして、夜に食べたものを戻したりして、3日ほどきちんと食べること出来ませんでした。何もしてないのに、疲れているのでしょうか??週末はフルマラソンを走るというのに、エネルギー切れが心配です。

 風邪を引いたときにはこちらのお姑さん、レモンスライスを持ってきてくださったりいろいろ心配かけてしまいました。食べられなくなったときには、仕方ないからヨーグルトとか、自分であっさりしたもの作って食べました。日本から持参の「だらにすけ」(=奈良県天川村の胃腸薬)だけが頼りです。でも、フランスのレースでも毎日お世話になっていたし、残り少なくなってきたので、ついに日本に発注しました。いやいや、たいしたことはない、メールで家族に「だらにすけ送って。ほかのものはいらないから。」とお願いしました。

 近くのスーパーにはないけれどもバスに乗って出かける大きなスーパーで売っているしょうゆを買って来て、「ねぎやき」を作って食べました。独特の香りで、こちらの家族、ほかの誰も食べないみたいですけど・・・。「焼きおにぎり」もグーでした。2ヶ月たって、さすがに食べ物に困るようになってきました。

 こちらの食事はひまわり油をたくさん使っているから、最初は口においしいけど、飽きてくるみたいですね~。味付けもほとんどがトマト味。肉類(チキンや豚肉)のトマト煮込み、トマト味の野菜スープ、トマト乗せのピザ。トマト味のパスタ。

 近いうち、チャイナマーケットに行って、アジア食材を仕入れてくる予定。とんかつソースがあれば、お好み焼き、作れるのにな~と思います。しょうゆは少し大きなスーパーに売っているけど、とんかつソースは在りませんでした。チャイナマーケットに期待しているところです。冷奴食べたいな~。あんこも食べたいです。あんこがあればこちらの小麦粉で小さなパンケーキを作ってどら焼きに出来るのにな~。

オリンピックデーランinコンスタンツァのお楽しみイベント

2006-06-18 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
 このレースのスポンサーは地元のFM局ラジオ・バカンス、そのイメージどおりに局の前のステージでは賑やかにDJが音楽を流しています。ここにゴールしてそのまま皆、ステージでのイベントの観客になるのです。

 ダンスのショータイムあり、合間にレースの表彰あり、日本人がこのレースを走るのは初めてとのことで、インタビューまでありました。「ルーマニアニハコンナニ素敵ナ海岸ガアルノニ、黒海リゾートノ情報ガホトンド日本ニ届イテイナイノハ残念デス。私ガ情報ヲ日本ノ友達ニ伝エマス。」と優等生の答えをすると、スタッフが着用しているラジオ・バカンス局のポロシャツをいただいてしまいました。

 着順3位までの表彰だけでなく、ファミリーで参加した人の表彰、最高齢者賞・最年少完走賞など商品盛りだくさんです。もちろんマリアン一家も完走、家族全員での参加は彼らだけで、5歳のアンドレィは最年少完走賞ももらっていました。

 またショータイムが続き、続いてカラオケタイムです。みんなルーマニア語で歌っています。少々へたくそでも、「ブラボー」と声援が飛び、聞いている人は踊っているというノリはさすがです。そこらあたりをうろうろしていると先ほどの主催者がやってきて、日本語の歌を歌えと私に言います。「エ?カラオケ?日本ノ曲、アルノ?」と聞くと、無いからアカペラで歌え、とステージに引っ張り上げます。真ん中に立ってしまった私は、マイクを渡され、ついに歌い始めました!

 普段、日本でもカラオケ、ほとんど歌わないのですが、とっさに思いついたのは「鉄腕アトムの歌」~空を越えて、ラララ星のかなた、行くぞ~アトム~ジェットの限り~と言う子供時代のアニメの曲です。テンポが良いのでみんな頭の上で手拍子をしてくれ、歌詞を忘れてしまったところは適当にごまかし(誰も日本語を知らないので大丈夫!)、ノリノリで踊りながら一番を歌い切ってしまいました!!~ブラボー!!私にもラテンの血が流れている?!?

 昼からはまたビーチに出て、のんびりと過ごします。目も慣れてトップレスの女性を見ても驚きません。気持ち良さそうだな~と思いながら、何もしないで横たわっているビーチ、久しぶりの開放感でした。日焼けだけがちょっと心配です。~おしまい。