ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2007年7月号目次

2007-07-31 | 目次


A table of contents:

アンティーク・グラス~野外マーケット探索 2007-07-01
WANTED~この少年に注意!  2007-07-02
女子マラソンの新星 2007-07-03
週末は黒海マラソン 2007-07-04
フルマラソン前のペース走 2007-07-04
スイカ大漁 2007-07-04

走るか走らないか?① 2007-07-05
走るか走らないか?② 2007-07-05
黒海沿岸マンガリアへ  2007-07-06
ナンバーカード交付 2007-07-06
完走すれば入賞! 2007-07-07

ブルガリア・プチ旅行①~実にシンプル国境越え 2007-07-08
ブルガリア・プチ旅行②~110キロのバスの旅 2007-07-08
ブルガリア・プチ旅行③~港町ヴァルナ 2007-07-08
ブルガリア・プチ旅行④~ヴァルナで見つける日本 2007-07-08
ブルガリア・プチ旅行⑤~クイーン・マリアの家 2007-07-08
黒海沿岸のビーチスポット 2007-07-09

日本語サポート成功 2007-07-11
クリーンアップ・ブカレスト~ゴミ箱編 2007-07-14
ルーマニア障害物競走 2007-07-15
電気製品の価格調査 2007-07-16
付加価値税19% 2007-07-16

初夏の午後には 2007-07-17
日本から地震の映像 2007-07-17
巨大都市・東京 2007-07-18
桃まるかじり 2007-07-20
クリーンアップ・ブカレスト~清掃員さん編 2007-07-21

ヤシの七夕祭り 2007-07-22
大会中止 2007-07-22
アンテーィーク・パラソル 2007-07-22
街かど給水所 2007-07-23
ドイツ風ビアホール 2007-07-23
¥生ビール=¥コーヒー 2007-07-24
ルーマニアの朝ごはん 2007-07-25
クリーンアップ・ブカレスト~チャイナマーケット編 2007-07-26

中国産の梨 2007-07-27
連日の熱波 2007-07-27

サン・ジョルジュ・ハーフマラソン 2007-07-28
表彰式とインタビュー 2007-07-28
賞金レースの逆転現象 2007-07-29
長丁場レースの日射対策 2007-07-30

西の空に向かって 2007-07-30
ブカレストの出勤風景 2007-07-31
地下鉄はメトロウ 2007-07-31


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地下鉄はメトロウ

2007-07-31 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニアの地下鉄は「メトロウ」と言います。共産主義の時代に発達しそのままの設備を使っているので、少し古びてレトロな駅構内です。
 


地上から地下へもぐる階段入り口には白地に青で「M」のマーク。上の写真は地下鉄オボール駅。近くに大きな市場があるので、いつも人でごったがえしています。



こちらは大学広場駅。「M」のマークがありますが、赤字に黄色のこの派手なマークは世界共通マクドナルド。地下の駅構内にマクドナルドがあるのです。



地下構内は雑貨店・本屋さん・食べ物やさんなど取り囲むようにぐるりと店が並んでいます。でも人通りがなければちょっと怖いくらいの薄暗さです。



エスカレーターが階段の真ん中を陣取っていますが、残念ながらここしばらくout of orderが続いていて、なかなか再運行されません。



どこの国の地下鉄もそうであるように路線別に色分けされ、わかりやすくなっています。ブカレストでは現在4路線、うち2路線に伸長工事中、の点線表示です。自宅から歩いて5分のところに赤色路線の新駅が出来る予定なのですが・・・下の写真は工事中の地下鉄への進入口。



マイダーリンによると、「伸長工事ハ、共産主義ノ時代ニ計画サレ、着工サレタ。デモ、途中デ資金ガ無クナリ頓挫、社会主義ガ崩壊シテ20年以上モ、ソノママサ。」、ダーリン、新駅がいつできるのかまったく当てにしていません。
 
そういえば、工事が滞っているこの進入口を覗き込んで耳を澄ましてみても、工事の音は聞こえてきません???
 
新型地下鉄車両も増えてきました、でも旧式車両には見事はアート(=落書きペイント)。地下鉄車両アート特集はまた後日~Talk to you later.


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ブカレストの出勤風景

2007-07-31 | ルーマニア・ブカレストの日常
先月の上旬のことですが、自宅からトラム→地下鉄→バスを乗り継いで1時間余りかけて陸上競技場での合同練習に通うこと2週間。朝の通勤時間帯に公共の交通機関を利用しているので、ブカレスト市民の通勤風景を垣間見ることが出来ます。
 


まず、市内の交通機関には時刻表が無いので、○時○分の電車に乗る、という感覚はありません。てきと~に家を出て、トラムの駅で待ちます。駅にたくさん人が待っていれば、もうじきトラムが来るだろうし、駅に人がほとんど居なければトラムは行ったところ、しばらく待つことになります。地下鉄もバスも同じ。
 
バス停でバスを待つ短い間にもタバコを吸う人がいます。ルーマニアは喫煙天国、1箱3.5レイくらいから買えるし、分煙も皆無、愛煙家が多いです。バス停は当然、吸殻のポイ捨ていっぱい。喫煙家のマナーも洋の東西、徹底しません。



宅配の新聞はほとんど普及していない(宅配料金が加算される)ので、毎朝新聞スタンドで新聞を買います。ほぼオールカラー版0.5~0.7レイで、これを読みながら待ち時間などをつぶします。下の写真はすいているトラムで、新聞を読んでいるダーリン。



地下鉄の駅では日刊のフリーペーパーが置かれていて、部数に限りあり、朝早くだとゲットできます。我が家の最寄の地下鉄駅では、8時過ぎくらいに無くなってしまいます。みんな素早くブースからとって行くのですが、素早すぎて新聞が散らかっていることも良くあります。車内でこれを読みながら通勤、また、新聞スタンドで買った新聞を読んでいる人も居ます。ぎゅうぎゅうのすし詰め状態ではなく、我慢の出来るくらいの込み具合です。
 


駅の改札では、いったん立ち止まって改札機に回数券や切符を通し、3本バーの開錠を待って自分でバーを押して進みます。パリのメトロも同じ。日本のような、立ち止まらずにすむスピーディな自動改札に慣れているわたしにとって最初は面倒でした。料金はどこまで乗っても均一(2回券2レイ・10回券7レイ・月間パス22レイ・2ヶ月以上のパスはありません)なので、出口ではバーを押して出て行くだけ、再度の改札はありません。
 


駅構内にはかんたんなサンドイッチやパンを売っているお店あり。ここで朝食、または昼食を仕入れて、出勤していくようです。安いものなら0.5レイくらいから売っています。たいてい1~2レイ位で済むようです。食べながら出勤している人もいます。



トラムや市バスは時刻表が無いので、運転速度はドライバーさん任せ。といっても、自家用車急増中のブカレスト、朝夕のラッシュはものすごく、片側3車線の幅の広い道路も車で埋め尽くされ、みんな縦横無尽に車線変更して先を急いでいます。トラムと市バスは安全運転第一、ゆっくりでも文句は言えません。

地下鉄も時刻表なし、でもホームの前方に先の電車が発車してから何分経過したかを示す電光表示があるので、次の電車を待つ目安になります。時として、「ココデ、2分、止マリマス。」のアナウンスがあることもあり~前の電車が詰まっていたりするのかしら、と想像しています。 
 


乗り換え駅で観察すると、先を急ぐ人あり、ゆっくり移動している人あり、込んでいる列車を見送り次を待つ人もあり。そんななかで私は大阪人、移動速度は誰よりも速い自信はありますが(!?!)、こちらでは人の流れに任せています。



 数は多くありませんが、交差点にはこんな信号機も。せっかちが多い大阪では見慣れた秒単位で表示してくれる信号機です。これを見ると安心して渡ることが出来るし、いらいらせずに待つことが出来ます。あ~、わたしって大阪人!



 追伸:視覚障害者用の音の出る信号機や点字ブロックは残念ながらこちらではまったく見かけません。
車椅子用のバリアフリーもほとんど進んでいませんが、大きな乗換駅では階段に増設された車椅子用のエレベーターを見かけます。・・・ルーマニアでは今でも共産主義時代からの古い設備をそのまま使っていて、日本のように地下鉄駅構内をくり抜いてエレベーター増設、という改良工事はありません。


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長丁場レースの日射対策

2007-07-30 | ルーマニア・ランニング事情
来週の46キロスーパーマラソンに向けて、問題はコース上の日射。遠くに丘陵地帯を見ながらもほぼフラットな農道を廻る46キロのコースにはほとんど日陰がありません。昨年は暑さを心配してノースリーブ+帽子+サングラスで出走しましたが、太陽の強さにやられて帽子をかぶっていたものの頭がふらふら、日射病直前でした。

日射対策として長袖Tシャツを土曜日のハーフのレースで試してみました。給水の水を衣類にかけると衣類が水を含んでその瞬間は重たくなるものの、気化熱を奪ってくれるので意外と涼しく感じます。肌に直接水をかけたのではすぐに蒸発してしまい、皮膚がジリジリ日焼けするだけ。余計に暑く感じます
 
Tシャツはもちろんスポーツ素材の薄手・軽量・速乾性のあるもの。風通しの良い農道のコースなので、うまく気化熱を利用できるといいのですが。
 
夏場の練習で日中に走るときに日焼け対策で長袖Tシャツを着ていますが、レースでそれを着るのは初めて。夏場の日中練習はごくゆっくり走るスロージョギングで、何度も止まって給水したりするお気楽練習。

ある程度のスピードで走り続ける実戦とはまったく体内温度上昇率が異なってくるし、身体の動く大きさも違います、腕にまとわり付く長袖、うっとうしいと感じるかも?

さて、私の作戦、吉と出るか凶と出るか??


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賞金レースの逆転現象

2007-07-29 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


場所を移動して宿を取り、あくる日曜日はサロニック・プラホバで4キロのクロス。スピードレースで賞金も出るとあって、若い選手がたくさん来ています。年代別クラスわけもあり、ベテランにもチャンスがあるので79歳のマスターズ連盟の秘書の方にも出会いました。
 
カテゴリーはジュニア13歳以下2キロ、別スタート。
メインレースの4キロは、14~17歳ジュニア、18~39歳一般の部、40歳以上は5歳刻みで年代別クラスわけがあります。
 
ここで賞金レースの逆転現象発生。

男子の部総合順位=1位19歳、2位36歳、3位40歳、4位24歳。男子総合3位40歳のステファンは40歳以上の部のクラスわけ、このカテゴリーで優勝・優勝賞金80レイ(=約4000円)。男子総合4位のフローリンが男子一般の部の3位入賞となり賞金200レイ。実力に応じてもらえるはずの賞金、ステファンよりも遅く走った若い選手が、ステファンよりも多くの賞金をもらっています。
 
女子の部総合順位=1~3位20歳代、4位40歳代、5位14歳。女子総合4位の選手は、40歳代のクラスわけ、このカテゴリーで優勝・優勝賞金80レイ。女子総合5位の14歳の選手はジュニアのクラスわけ、このカテゴリーで優勝・優勝賞金200レイ。
 
カテゴリー別に賞金が設定されていて、一般に厚く、次にジュニアに厚く、40歳以上のベテランには広く浅く、の賞金額です。ベテランのエリート陣は、これがこの大会のルールとわかっていても腑に落ちず。「僕達ハズット走リ続ケテイテ、健康ノ象徴ダヨネ。モウチョット、ベテランメンバーヲ、大事ニシテ欲シイヨネ。」・・・う~ん、ベテランを大事にしているから、年代を細分化しより多くにチャンスがあるようにしてあるのですが・・・。
 
そうだ、男女別の総合(=オープン)の表彰があればいいのです、そうすれば男子総合3位のステファンは賞金額で正当に着順を評価されます。オッケー、問題解決。でも、女子総合の4位40歳代の選手と女子総合5位ジュニアの選手の賞金額の逆転現象は?自分の子供みたいな若い伸び盛りのジュニアと戦っているのですから、何とかならないかしら?
 


私の結論は、走ることが好きで走っているのだから、入賞や賞金は本当のおまけ。大会ルールとして年代別クラスわけが設定されていて、クラス別に賞金額が異なるのも、大会ルール。これが不服ならば、最初から参加しなければいいのです。私はこんなふうに考えて自分で納得しています。
 
「デモネ、理不尽ヲ感ジルコトハ、ドンドン主催者ニ伝エタホウガイイヨ。」という意見もあります。「イロンナ意見ヲ吸イ上ゲテクレテ、来年ハマタ、モット良クナッテ行クノサ。」、年代別ではトップクラスのビクター、たとえばクロス・ロッテリーの入賞の常連ですが、このクロスで優勝賞品に車がもらえるのはジュニアと一般の部だけ。「ベテランノ部ニモ、車ヲ出シテ!」と、毎年主催者とバトルしています!?!
 
そういえば日本でも、少し以前の話ですが、とあるマラソンの優勝商品、男子にはお米1年分、女子の優勝者にはそれがありませんでした。「同じ距離を努力して走ってこの違いはおかしいわ!」と訴えた女子の優勝者、翌年にはお米1年分をゲットしていました。自分の主張をし、そして翌年にきちんと連覇を果たしお米を持って帰るところ、なんと潔し!
 


写真はルーマニアマスターズ連盟のお役員ラザール氏、御歳77歳、彼のおかげでリア・マノリウ・スタジアムヘの入場許可を得ました。いまだに私の名前をうまく発音してくださらないのですが(失礼)、いつも会うたび笑顔を見せてくださいます。彼も今日のレースで入賞。

一番上の写真は、表彰式のアシスタント、ハイスクールの生徒さんたち。


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表彰式とインタビュー

2007-07-28 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
サン・ジョルジュ・ハーフマラソン完走レポート、えらそうに書いてきましたがハーフの女子の参加人数は少なく、3名のみ出走。ほかにハーフの距離を3人でつなぐ駅伝、ローラーブレード部門、小さな子供には421.95mのミクロマラソン(=フルマラソンの100分の一ですね!)が用意されていました。
 


はい、今日もまた女子は完走すれば入賞。しかも年代別クラスわけもあり、20歳代女子1名=年代別優勝、30歳代女子1名=年代別優勝、40歳代女子1名=年代別優勝で全員年代別優勝。そして女子総合の部では全員が3位内入賞となりました。
 


男子もほぼ同様、たくさんの人がカップと賞状をいただきました。黒海マラソンで出会ったふさふさおひげの55歳のコンスタンティネスクさんも、年代別優勝。
 
わたしは小さなカップを2ついただきました、「コレ、アイスクリームノカップダヨ。」とマイダーリン。ダーリンもハーフの部男子総合3位、年代別優勝、駅伝の第1区走者も兼ねて走りチーム優勝。3つカップをゲット。ふたりで5つのカップです。
 


さいごに地元ラジオ局のインタビューを受けました。「去年モ参加シテイマシタネ、私達ノ街ハ好キデスカ?」~「小サイケレドモ、トテモ可愛ラシイ街並ミ、大好キデス。野良犬モ居ナイシ、ゴミモ落チテイマセン。」・・・ついブカレストと比較してしまいます。
 
そして年齢を尋ねられます、「私ノ年齢ハ、スポーツデ最高ノパフォーマンスガ出来ル年齢カラハカケ離レテイマス。デモ、全テノ人ガ、毎年同ジヨウニ、一ツズツ、歳ヲトッテイキマス。私ハ、走ルコトガ大好キ、走ルコトデ、I’m fighting against my age、年齢ト戦ッテイマス。」
 
ルーマニアで走っている日本人はごくめずらしいので、こちらで走り始めた昨年以来あちこちの大会で何度もインタビューを受けました、「ルーマニア語ヲ話シマスカ?英語デスカ?」、残念ながらインタビューを受けられるほどのルーマニア語はわかりません。片言でも現地の言葉で受け答えできればもっと世界は広がるでしょうが・・・。

写真はインタビューしてくださったラジオ局のアナウンサー。彼も駅伝の第一走者を走っていました。そして彼の手にもチーム入賞のカップ、Fericit!(=オメデトウ)


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サン・ジョルジュ・ハーフマラソン

2007-07-28 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


昨年に続いて2度目の参加、ブカレストから北方へ約200キロ、スフィントゥ・ギョルゲ(=サン・ジョルジュ、は英語式の発音)という街でのハーフマラソン。ハリギタ地方の小さな街ですが、街をあげてゴミと野良犬を排除、とてもきれいな街並みを誇っています。

ハリギタ地方はハンガリー人が多く住んでいることから、ハンガリー語(マギャル)スピーカーも多く、看板にはルーマニア語とハンガリー語が併記されています。マラソン大会でいただいたチラシもハンガリー語。これはまったく判りません??
 
距離的には約200キロですがルーマニアの国鉄事情により直通電車で3時間半以上かかります、というわけで前日入り。宿舎は主催者手配のハイスクール。夏休み中の高校の空き教室にベットを並べ、宿泊所として開放されています。昨年泊まったハイスクールはルーマニア式の高校。今年の宿はハンガリー式の高校。書いてある文字、これもわかりません??
 


写真は高校内廊下のキャビネット。数々の賞状(=ディプロマ)・メダルとカップ、写真、高校生達の栄光の軌跡です。
 


レースは当日受付のみ、参加費5レイ(=約250円、保険代と諸経費に充当、とのこと)、それと宿泊費の15レイを一緒に支払ってナンバーカードをもらいます。写真は受付テーブルの前に下げられた完走者メダル。

コースは街の中心部を使っての周回コース、周りは丘に囲まれていますがここらあたりはフラット。昨年の7キロ余のコースを3周回するハーフマラソンからコース変更、3.5キロ余のコースを6周回となっていました。



・・・出走前にコース説明があったのですがルーマニア語とハンガリー語、どっちみち判らないのでよく聞いておらず、スタートしてから「あれ、折り返し点、昨年よりもずっと手前?」、と思っていたらスタート地点に戻ってきて1周回約16分余り、「ああ、これを6周するんだ。」と納得。
 
とまあ、のんびりスタートしたハーフマラソン。今日の目標は「目一杯走らないこと。」、順位に気をとられずにペース走に徹すること。というのは来週に46キロスーパーマラソンを予定していて、今日、全力で走ってしまうと疲れが残るだろうからです。
 
う~ん、でも二十歳代前半の若いランナーが飛び出していきました、すらりと脚も長く、一緒のチームなのか男性ランナーとしゃべりながら1キロ4分半のペースです。わたしにとってこれ以上速く走ることは出来ません、今日の目標は1時間35分。昨年、身体の動くままに走り始め後半失速、1時間32分で走り終えたものの疲れが残ってしまいました。
 
1周回を終え、脚は動きます。スロースタートしたので呼吸も楽です。2周目に入ったところで若いランナーに追いついてしまいました、しばらく追走、でも、体が動いてしまいます、前へ出てしまいました。前へ出たところで、意外と彼女の呼吸が荒いことを確認、しゃべりながら走っていた男性ランナーも3周回目に入る前にどこかへ消えてしまい、前に私、後ろに若い彼女、そのまま3周回目を終えました。
 
4周回目に入った直後、距離的には道中半ば、10キロあまり、勝負どころを感じた私は少しだけスピードアップ。これで彼女が付いてくれば私に勝機はありません、目標は1キロ4分半よりも速く走らないことなのです。ほどなくして彼女の気配を感じなくなり、安心して自分のペースで走ることが出来るようになりました。
 
折り返しのあるコースなので後続との差を確認できます、5周回目で独走態勢を確認したわたしは、少し足も重たくなってきた6周目をクーリングダウンに徹しました。1時間36分、来週の46キロマラソンに向けていい練習が出来たようです。


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連日の熱波

2007-07-27 | ルーマニアの新聞記事より


先週明けからもう2週間近くも続いている熱波。連日、新聞・テレビで今年の異常な暑さが報道されています。40℃を下回ると、少ししのぎやすいかしら、と暑さにも慣れてきたかもしれません。



でも深刻なのは農村部の状況です。この日照りと水不足のため農地は干上がり、干ばつの被害は10億ユーロともいわれています。EU加盟したもののただでさえ、農村部の立ち遅れ、EU基準を満たさない農作物の流通が難しくなり、また、関税が安くなったためより安い農作物が輸入されてくるなど、問題山積みの農業。
 
そして秋には農作物の高騰が予想されています。ブカレストにいると農村部の状況を実際に目の当たりにすることは無いのですが、野菜や果物などが市場に並ぶとき、そのお値段を見て夏の異常高温の被害を知ることになるのでしょう。
 


この暑さの中、私は・・・あす土曜日にハーフマラソン、日曜日に4キロのクロス、そして来週日曜日に45キロスーパーマラソンを予定しています!しっかり野菜を食べてビタミン補給。


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中国産の梨

2007-07-27 | ルーマニアのご馳走


お気に入りの桃のほかに、梨を見つけました。スーパーでの表示も「NASI」、ピラミッドの絵の付いたシールが貼ってあります、エジプト製かな?

家に帰ってさっそく皮ごとまるかじり。お味は、長十郎に似た感じ。でも、ジューシーさが足りないです。ん!!良く見るとシールに「龍皮」の文字。これは中国製かしら?

日本では今、中国製食品の安全性が問われているそうです、 今月30日の土用の丑をまえに、中国製の鰻の安全性確保できず、輸入中断のニュースが入ってきました。私の大阪のラン仲間に鰻屋さんがいます、国産のものだけを扱っています、きっと今年は忙しいんだろうなあ。
 
この梨も中国製、ということは2個目以降を食べる時には、皮をむいたほうが良さそう。そして次からは産地を良く見て買いましょう。


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