ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ロシア領事館に出向く

2010-08-12 | 日本のいろいろ


ロシア観光ビザ申請に必要な書類がすべて揃ったので、いよいよ在大阪ロシア総領事館へ出向くことに。私の準備したものは、①ロシア側旅行社発行のインビテーション、②ビザ申請書(ロシア大使館のサイトからダウンロード)、③パスポート、④パスポートサイズの顔写真。
 
顔写真の大きさについては、写真を添付すべきビザ申請書の写真の枠の大きさが何となく微妙なので、それよりもやや大きめのパスポートサイズで持参。枠からはみ出た部分について、切り取るためのハサミも念のため持って行きました~。ハサミを貸してくれる、または、係員が余分な部分を切ってくれるというサービスが期待できなかったため。
 
ウエブサイトで見ると総領事館の執務時間は「午前中の9時30分から12時30分、土、日、ロシアの祝日、休日は休み」となっていたけれど、電話で確認するとビザの受け付けは開館日の14~16時とのこと、この案内にしたがって14時半ごろに到着。
 
領事館の入り口には、警察官が構えています。制服を見てびっくり、大阪府警の警官。身分確認のため、持っていたパスポートを提示している間に、「ここって、ロシア領事館なのに、大阪府警の方が守っているのですか?ロシアの警備員とか、いないのですか?」とおもわず四方山話。
 
お互いの国の間に条約があって、お互いの国で守ることになっているそうです。「大阪にあるアメリカ領事館も中国領事館も、大阪府警が守っています。」と。おまけに以前ここの領事館に反ロシア団体が攻撃を仕掛けたことあり、とのこと、これは一大事。お勤めご苦労さま。
 
ビザ申請の入り口は、正面に向かって右端、実に小さな普通の扉。何やら込み合っていました。たくさんの申請書類とパスポートを携えた旅行社のスタッフらしき人、1年の長期のビザを申請している人、そして中国人も2人いました(ちらりと目に入ったパスポートで確認)。日本国籍で2週間後の発給ならば無料だけれど、中国人にはほかに手数料がかかるらしく、説明を受けていました。
 
間違いがあっては大変、と余分にダウンロードをして持参していた申請書、これは窓口にも置いてありました。書類は自筆でなくてはならないけれど、自分が出向いてきているからには何度でも書きなおしができます♪
 
私の順番が来て、書類を提出、「写真、大きいです。」と言われたので持参のハサミでチョキチョキ。ミリ単位のきっちりとしたサイズでなくてもよいみたいで、適当に切って渡しました。係員、ここはサービスがよくて、糊を持ってきて書類に張ってくれました。電話の応対からサービスが良さそうではないと先入観があったので、糊で貼ってくれただけでも感激です!


 
「2週間後の受取で。」と言うとその日付を書いた紙切れをくれました。これが実に紙切れ。パスポートを預けなければならないというのに、この小さな紙切れだけで受取が出来るとは。
 
なにはともあれ実にあっけなく申請が済み、ちょっと拍子抜けするくらい。一般的に必要とされている「日本の旅行会社発行のバウチャー原本」って、なんだろう?ガイドブック等によると、どこに何日間滞在していて、どこからどこまでどの交通機関を使って移動するか。ロシアの旅行のすべての詳細を明らかにしないといけないのです。

そういったものをすべて証明するものがバウチャーで、旅行会社のみが発行できるもの。つまり「旅行者が自由気ままに旅行できない国」というイメージでとらえられ、どこを見ても旅行会社を通さなくてはならないように書いてあったけれど、わたしはこのバウチャーを持っていません。
 


もう一度書いておきます、私が提出したのは、ロシア側旅行社からのインビテーションと呼ばれる「招待状」。招待状をもらうのに必要なのは、まずホテルの予約、ロシアに入国する日付・出国する日付、私の名前とパスポート番号、生年月日だけでした。それとビザサポートの手数料として、オンライン決済した900ルーブル。

後で調べてみると、複数のホテルに泊まる場合でも、ロシア出入国の日付を申し出れば、最初のホテルで滞在期間分の招待状を発行してもらえるとのこと。出入国の航空券の予約を確認できるものや、交通手段の予約など、全く不要。
 
申請が出来たからには2週間後の同じ時間帯に出かけていくだけ。「必ずこの日に。」と言われたのがちょっと気にかかるけれど、言われたからには何があっても出向いて行かなければ~。


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