ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2013年6月号目次

2013-06-30 | 目次


A table of content:
2013-06-01
2013-06-02 ルーマニアの虹
2013-06-03
2013-06-04 観光ガイド、買って出ます!
2013-06-05
2013-06-06
2013-06-07 美味しいものは山積みに
2013-06-08
2013-06-09
2013-06-10
2013-06-11 ドアを開けて走る国鉄
2013-06-12
2013-06-13
2013-06-14 手書きの行き先表示板
2013-06-15 ブラショフ・チャリティーマラソン
2013-06-16
2013-06-17
2013-06-18
2013-06-19 飲んで、走って、ルーマニア周遊
2013-06-20 この夏一番・熱波到来、ブカレスト
2013-06-21
2013-06-22
2013-06-23 一皿で二度美味しい
2013-06-24 ダイソーJAPANの3レイ均一セール
2013-06-25 モンテネグロからの訃報
2013-06-26 ルーマニアの送電線
2013-06-27 愉快な仲間達とオリンポス
2013-06-28 マスター・シェフ in オリンポス
2013-06-29
2013-06-30 5回目のオリンポスマラソン
2013-06-30 2013年6月号目次


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5回目のオリンポスマラソン

2013-06-30 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


無事ゴール!5回目のオリンポスマラソン!



タフなトレイルレース、ゴール出来るだけで儲けもの。
 


年代別1位のおまけがつきました。予想もしていなかったのでびっくり。でも、毎年同じレースに参加していると、年々、登はん能力が落ちているのがはっきり判ります。年代別優勝できた理由はシンプル~私より速い人がエントリーしてきていなかっただけ。昨年は、実力ある女性ランナーがオーストリアから走りに来ていて、私は年代別2位に終わっていたのです。
 


過去2回、熱中症にやられてアフターレースは病院送り。元気にゴールした今年はちゃんと表彰式にも参加。名前を呼んでもらったときには本当に驚きました。そしてルーマニアのラン仲間達の声援~「ヒロコ、おめでとう==!」
 


仲間達もがんばりました。ルーマニアトレイルシーン第1人者のアディは、自己のコースベストには及ばなかったもの(毎年の気象条件がかなり左右するため)の自己最高位の4位。アディをエースとする「チーム・エコマラソン」は、登録ランナー3名の合計タイムで競うチーム部門で3位、表彰台へ。ルーマニア勢初の快挙。
 


クルージュから1200キロ以上の道のりを仲間と車でやって来たシュマラン、60歳以上の部で2位、7時間7分は初挑戦にして圧巻の記録。
 


そして総勢60名(+1名=ワタクシ、マドモワゼル)の参加で、外国勢としてはダントツの人数となったルーマニア、エコマラソンチームがアリーナへ。こんな仲間達と来れてよかった=。詳細は写真を整理した後、追って。

http://www.youtube.com/watch?v=L71EdOya_4U

http://www.youtube.com/watch?v=Ke64f2KYfF4

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マスター・シェフ in オリンポス

2013-06-28 | バカンス・ビーチへお出かけ

 
ルーマニア人の定宿オリンポス・ビーチ・キャンピング、十数棟のバンガローが立ち並び、レストラン・ミニショップ・プライベートビーチも揃うリゾートスポット。上のコテージは定員4名のファミリータイプ。この数棟を友達同士で借り切ります。
 
昨年ここで「マスター・シェフ」の大会が開かれ(=自分達だけの思いつき、みんなで料理を作っているうち、料理コンテストに昇格)、レース開けの月曜日、朝市で仕入れた新鮮な海老とサフランを使ってパエリアを作ったワタクシ、マドモワゼル、見事、マスターシェフに輝いたのでした!
 


フライパンがなくて、ありあわせのこのお鍋で炊きました。



これからシャンパンを授与されるマドモワゼル。



みんなでパエリアを食べているところ。器がまちまちなのは、めいめいが自分のものを持ち寄っているから。



ギリシャの強い太陽を受けてスイカも甘いので、冷やさなくてもそのまま切り分けて美味しい=。



実はこのパエリア、マドモワゼルの得意料理。これがいつの間にか自慢のレシピになったいきさつはこんな感じ~昨年春にマドリッドマラソンに行ったとき、マイダーリンがスペイン名物パエリアを食べたがり、レストランで賞味。

シーフードミックスのパエリア、ダーリンは美味しい、と言って食べていたけれど、私にとってはお米の炊き上がりがいまいち。中に芯が残っているのに外側はべちゃっとしていて、「きっと私のほうがうまく炊けると思うわ!お米の国出身だもの。」と宣言。
 
ルーアニアに戻ってきてからサフランを探したものの、高級香辛料のため一般スーパーでは見つからず。どうしてももう一度パエリアを食べたいダーリンが、同僚の奥さんから分けてもらってきたのです。

今まで日本でも作ったことが無かったけれど、ネットでレシピ検索、一番かんたんなフライパンで出来るパエリアに初挑戦。そして初回から大成功♪~マイダーリンがお替りするほど食べてくれ、友達が家に来たときも「これ美味しいから食べてみて。」と自ら勧めてくれる一品に。
 
マスター・シェフ in オリンポス、今年は第2回大会、昨年敗れたコルネリア(美しい双子の姉妹の妹)はなにやら特別なレシピを用意しているようです。お米の国出身の私は今年もお米で勝負、シーフード・ドライカレーの予定♪食材はすべて現地調達、マイダーリンはパエリアを食べたがっているけれどね~。

注:
ヨーロッパでは「マスターシェフ」というテレビ番組があって、三ツ星レストランのシェフたちが腕を競う大会。


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愉快な仲間達とオリンポス

2013-06-27 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


この週末は、ギリシャ・オリンポスマラソン。じつに5回目の参戦。今年はルーマニアから総勢60名のランナーが参加、「jumătate româncă」(=半分ルーマニア人)と言われて久しいワタクシ、マドモワゼルも加えると61名。ルーマニア人の初参加は2008年の3名から急増。私とマイダーリンは2009年から連続参加。
 


オリンプスマラソンの第1回大会は2004年、参加者は115人。トレイルランブームで人気を呼び、2012年・591名、今年は618名の参加者を集め、いまやギリシャ人枠はすぐに埋まってしまうそうな。外国人枠は100名。ギリシャ神話の神々が宿るオリンポス山を、一気に上って駆け下りてくるトレイルラン、43.7キロ・高低差3170m。
 
過去の完走記録はこちら。
2009年 7時間38分23秒(総合169位/女子 8位/時間内完走439名/エントリー507名)
2010年 7時間24分52秒(総合132位/女子 9位/時間内完走421名/エントリー482名)
2011年 7時間49分20秒(総合220位/女子17位/時間内完走448名/エントリー518名)
2012年 8時間06分03秒(総合158位/女子13位/時間内完走397名/エントリー481名)
 
このうち、直近の2大会でゴール後、熱中症でばったり倒れ、救急隊に担ぎ込まれているのです。1度ならずも2度も!一昨年のことがあったので昨年は「ゴールは笑顔の余裕を残しておくのよ!」とルーマニアのラン仲間、美しい双子の姉妹たちから言われていました。

なんとか作り笑顔でゴールしたものの、昨年もレース後に全身の痙攣が起こって救急隊のお世話になり、臨時の救護所では状態が回復せず救急車で病院に運び込まれました。点滴の量は2リットル。注射も2本。2回目のほうが症状が悪かったのです。
 
前年のミス(=乾燥している気候のため汗の量が把握できず、完全に給水不足)から学んだはずだけれど、また別のミスを犯していたのです。給水はしっかり摂っていて、摂り過ぎなのかレース中4度もトイレ。もちろんコース上に簡易トイレなど無いから、藪の中に駆け込み用を足しています。
 
救護所のドクターに指摘されました、「水ばかりを摂っていてもだめ。水分がお腹の中にたまるよう、ビスケットなどといっしょに摂るべき。フルーツやゼリーは水分を吸収しない。」と。たしかに私の補給は水分とジェルとフルーツのみでした。これでは水分が体内に廻らない。私がゴールしたときには気温34℃、木陰で休もうと思って歩き始めたら、倒れこみました。
 
高温下でのレースで男女の優勝記録が軒並み20分ほど遅くなっているし、なんと言っても完走率が過去最低の83%を記録しました。例年、6時間台でほぼ一桁順位となるところ、7時間一桁台でゴールしたルーマニアのラン友も、余裕の二桁順位。7時間半くらいまでが、二桁順位を確保しています。
 


結局、3時間以上を病院で過ごし、表彰式にも参加できず、タクシーで宿へ帰還。でも次の日にはすっかり回復し、レース後1週間滞在するなかで、もう一度オリンポス山系にも登ったし(三角の形の通称ピラミッド、ユリウスピーク)、近所の名所旧跡メテオラ・パンテリモナス・プラタモナスなども訪ね歩き、地元の友人にも再会。


 
一番上の人文字は「Litohoro」、リトホロ、オリンポス山への登山口となる町の名前。今年はどんなオリンポスマラソンになるかな。


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ルーマニアの送電線

2013-06-26 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


垂れ下がっているにもほどがある。



電柱ではなく、街路樹で支えてもらっている感じ。



先月の暴突風で木が倒れたのかもしれません、でもこの裂け口はこのままでいいの?
(⇔近所の大木がなぎ倒され道を完全にふさいでしまった暴突風、記事はこちらから)



こんがらがっているにもほどがある。電線の切れ端もそのまま。



よく見ると、街灯もぶら下がっています。

首都ブカレストをループ状に走る地下鉄路線の内側のとある道路。イメージ的には東京・山手線の内側、または大阪環状線の内側。ここから数百メートル北上すれば、ルーマニアの誇るサッカーチーム、ディナモの本拠地スタジアムがあるところ。

地域的には整備が行き届いているところも出てきました、でも、こんな送電線は何とかしてほしいです、危なっかしくて。


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モンテネグロからの訃報

2013-06-25 | ルーマニアの新聞記事より


23日(日曜日)午後6時すぎに起きたモンテネグロでのバス事故、乗っていた46人はすべてルーマニア人。18人が死亡し、怪我をした31人のほとんどが重傷、うち4人がいまだ危篤というこの事故、運転手はマイダーリンの警察官ラン仲間だったことが内々に伝わってきました。
 


首都ポドゴリツァから約30キロ、Grio(地名)あたりを走行中に、目撃者によると、バスはトンネルを出た後、濡れた橋の上でスリップして40m下の渓谷へと落下。モラカ川(Moraca)の深い渓谷に吸い込まれていったら、助かる見込みのほうが少ないに決まっています。
 
アドリア海に面した小さな国、モンテネグロ、自国内では国名を「ツルナゴーラ共和国」(Република Црна Гора, Republika Crna Gora,「黒い山」の意)と呼んでいて、山と渓谷の国。その国での最大の交通事故となってしまいました。バスの単独墜落事故ではなく、そのとき道を歩いていた12歳のモンテネグロの少年も巻き添えになり負傷、命にかかわるほどではなかったとのことですが、後遺症などが無ければいいけれど。
 
ルーマニアでは毎日テレビ等で報道され続けています。国道から50mも下まで落下したバス、その上にさらに岩が落ちたりして、救助は困難を極めていたのです。かけつけた家族によって確認された犠牲者もいます。生存者がいち早くルーマニアに戻ってこれるよう、政府から専用機が派遣されています。
 


渓谷美を誇るこのルート、ポドゴリツァマラソンのため、昨年モンテネグロを訪れたとき、ちょうどこのルートを通っていました。



隣国セルビアの首都ベオグラードを深夜に出発した夜行バスは、途中何度か休憩しながら、この渓谷の間を走っていったのです(うえの写真はそのときのドライブイン裏から渓谷を見たところ)。このときも断続的な強い雨で路面は濡れていました・・・。
 


そしてマイダーリンの警察官ラン仲間チョビさんには、6年前クルージュ、そして5年前ヤシに連れて行ってもらいました。全ルーマニア警察官対抗陸上競技選手権大会、毎年地方都市持ち回りで行われているこの大会、ブカレスト警察から大型バスを仕立てて総勢50名以上で参加、このときバスを運転してくれたのがチョビさんでした。首都警察でトランスポートの仕事、たくさんの人員を安全に運ぶのが彼の自慢でした。
 


もちろん首都警察の陸上競技選手でもあります、走り幅跳びや短距離を走っていました。夜の帳が下りれば、こんな色のシャツが似合って、ダンスも上手でした~「奥さんには内緒だよ。」とか言いながら美人婦人警官と二人で手を取り合って。チョビはもちろんニックネーム、こんな愛称の似合う愉快な人、そして“やる時にはやる”を地で行く人でした。まだ45歳。
Rest in peace・・・



6年前のクルージュ行き。このとき私はまだほとんどルーマニア語を話せませんでした、でも仲良くしてもらっていました。

追記:
この訃報、マイダーリンの早とちりとか、誤報であってほしいと思っていました。でも、哀悼の意をこめて名前を記載せずにFBにアップしたチョビさんの写真を、IPAルーマニアの元お偉いさんがシェアしてくださって、本当にもうチョビさんの笑顔には出会えないのだと・・・。今夜も涙です

追記(6/26):
新聞報道もありました(Click!、実名と顔写真も)。政府機が派遣された火曜日のうちに無言の帰国、水曜日に荼毘にふされたと。19歳の息子さんに支えられるようにして葬祭に望む奥さまの姿も。この日の正午、犠牲になった18名のために3分間の黙祷がありました。


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ダイソーJAPANの3レイ均一セール

2013-06-24 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニアにダイソーJAPANが上陸したのは2008年。そのときの均一価格は5レイ。しばらくして6レイと9レイの価格帯に、このときダイソー商品以外の中国製品も加わりました。その後、いったん閉店。そして同じ場所に、同じダイソーJAPANのロゴで再オープン。でもダイソー商品は半減以下、近所のオーシャン・チタン店では四分の一くらい。
 


それが今、3レイ均一セールをしています。3レイというと今の為替相場で約90円。日本で買うよりもお得。陶器の食器・台所用品・和紙の飾り物・ペット用品・ラッピング用品・パーティグッズ(ちょんまげのカツラなどもあります!誰か気に入って買うのかなあ?)などなど。ずらりと並んだ品揃え、写真に撮って知らせたかったけれど、店員さんに断られ、店内撮影できませんでした。
 


というわけで、ワタクシ、マドモワゼルのお買い上げ商品をご紹介。元のお値段9レイのバンダナはマイダーリンに。ランニング中の汗を拭くのに、綿100%のバンダナがお気に入り。元のお値段6レイの浴用タオル。このタイプはルーマニアはもとよりヨーロッパ諸国でも見かけないもの。この長さ(サイズ約20センチ×100センチ)で背中の汗を流すのに重宝しています。
 
よく見るともっとほしいものが出てくるかも。このお値段は魅力的。値段の安さに吊られて早急に要らなさそうなものでも買ってしまうのは、ダイソーさんの思うツボ。ブカレストのダイソー3店舗(オーシャンチタン店、ミリタリーショッピングセンター店、リバティセンターモール店)で開催中。
 
ワタクシ、マドモワゼルの危惧~おそらくDAISOから、ダイソーJAPANの商品が無くなり、DAISOはロゴだけになってしまうのかも。現にウェブサイトでは「JAPAN」のロゴは消え去っています。商品も中国製品ばかり。



ここのDAISOの店頭では「TOKYOTO」などという日本では見たこともないブランドの乾麺や醤油なども扱っています。お値段は9レイ以上。ダイソーJAPANとはまったく無関係。


関連記事:
☆2008年、初出店はこちらから。このときの為替によると、やっぱりひとつ150円くらい。ルーマニアの物価に比べると、ものすごくお高く感じました。

☆このときの気になる売れ行きはこちら。自分の買い物よりもルーマニア人の興味の対象が気になりました。ルーマニア人はどんなものを買って、どんなふうに利用するのだろう、と。

☆ここは懐かしい心のよりどころ、それは日本語があふれているから。見慣れた商品が並んでいるから。2009年のダイソーはこちら

☆だんだん行き慣れてくると、日本からそのまま持ってきてもこれはルーマニアでは売れないだろう物を発見したり・・・こちらから。

☆いったん閉店したのは2012年の春、こちら。このあと、中国ブランド製品を充実させて再び開店。


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一皿で二度美味しい

2013-06-23 | ルーマニアのご馳走

 
いつでもどこでも美味しいのがルーマニアのスープ、チョルバ(Corba)。具材をよく煮込み、「ボルシ(Borsi)」という穀物を発酵させた液体を加えるので穏やかな酸味があり、具沢山で食べ応え満点、チョルバとパンでお昼を済ますことも出来るほど。
 
具材によってチョルバ・デ・レグメ(野菜)、チョルバ・デ・プイ(鶏肉)、チョルバ・デ・ヴィタ(牛肉)、チョルバ・デ・ポルク(豚肉)、チョルバ・デ・ファッソーレ(豆)、チョルバ・デ・ペリショアーレ(肉団子)、ここらあたりはトマト系なので、赤い色をしています。チョルバ・デ・ツァラネスカとくると、田舎風チョルバ、いろんな具材が盛り沢山。
 


レストランでいただくと、たいていサワークリームもいっしょに供されます(別オーダーで別料金のときもあるのでご注意)。チョルバのお勧めの食べ方~最初はこのサワークリームを入れないで、チョルバそのものを味わいます。
 


少し食べ進んだところで、サワークリーム投入。するとまったく味が変わって、別のチョルバを食べているみたい。とろりとしたサワークリームでコクが出てまったりとするのです。好みによって赤いスープが白濁するほど入れても大丈夫。
 
レストランによっては、一人前を頼んでも大きなボウルで供されることがあります。個別のスープ皿に取り分けて食べるほどの量があるとき、「チョルバそのもの」→「サワークリーム入り」と、完全に二人前を楽しむことができます(それでも一人前なので、普通の一人前の料金)。
 


この大きな正方形ボウル、これで一人前。ここのレストランはボウルサービスであることを知っていたので、一人前を頼んで二人で取り分けていただきました。



このチョルバは白系、チョルバ・デ・ブルタ(牛の胃袋)。胃袋が煮込んであるからと言って驚くことなかれ、日本でもホルモン焼きで牛の臓物を食べる習慣があります。もともとまったりしているこのチョルバには、酢が合います~味が引き締まる感じ。少しずつ食べ進みながら酢を足していくのが正解。
 
これらのチョルバはルーマニア人の食生活にとって無くてはならないもの。酸味のもと、ボルシは発酵物質なので身体にも良し。どこのお宅やレストランで食べてもハズレがなく、日本のどんなスープにも無い味を出しています。

ただし、スーパーで売っているインスタント・チョルバ(顆粒をお湯で溶くだけ)とボルシ・マジック(顆粒になったボルシ)、これを加えるとチョルバの味になる、というけれど、これらだけはゴメンこうむります。化学製品の味がありあり。

日本の友人は「手作りのチョルバが食べた~い」と3度もルーマニア旅行に来てくれるほど。毎日食べても食べ飽きず、いつも食べたくなるルーマニアのチョルバ。ぜひルーマニアに来てご試食を。


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この夏一番・熱波到来、ブカレスト

2013-06-20 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
今週火曜日からこの夏一番の熱波(căniculă)がやってきて、初日は42℃。日本からルーマニア訪問中のラン仲間といっしょにブカレストを散策していた日。



友人たちは「経験したことのない暑さ」と言って、街角にあるデジタル温度計の「42℃」の電光掲示を記念撮影。
 
35℃くらいまでなら高温でも湿度が低い目なのでそれなりに凌げるけれど、ここまで来るとどこにいても暑いです。部屋内は熱気がこもって、暑い=(ルーマニアの家屋は冬の寒さを考えて作られているため、熱を逃がさない構造になっているため)。
 
おかげで洗濯物はものすごく早く乾きます。たとえば手絞りで干した分厚いめのバスタオル、3時間ほどでカラッカラ。
 


この熱波の到来で、急遽ブカレストの街角や公園に給水所が設置されました。熱波到来初日のお昼ごろには設置されていたというから、ブカレスト市の対応の早さに脱帽。



この給水所は午前9時から午後12時まで。つまり夜中まで。助かります~、公園内の給水所なら、ジョギング中に立ち寄ってもいいかな?


電光温度計で現場検証:


日付は6月18日。



時刻は16時24分。



このとき39℃。
あまりの暑さに、喫茶店に駆け込むことに。



でもクーラーは効いていなかったので、屋外の木陰のベンチ席に座ることになり、大きな扇風機を廻してもらいました。



お茶して出てきたら、18時05分。



そのとき、西日の当たるこの電光掲示板は42℃=!!!

 
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飲んで、走って、ルーマニア周遊

2013-06-19 | 友人のルーマニア訪問

 
週明けから熱波到来、ブカレスト。この日は43℃。飲んでも飲んでも汗になる~。
ガンちゃんご夫妻さま、お友達の飯田のセレブさま(自称は信州のサル、とおっしゃっていますがとてもチャーミングで上品なマダム)、来てくださってありがとう=。
 
日本からラン仲間3名を迎え、ルーマニア国内9泊10日の旅でした。
ガンちゃんご夫妻さまはこれで3度目のルーマニア。内容も濃くなって来ました~3泊4日でスチャバを基点に世界遺産にもなっている「5つの修道院」めぐり、ビカズ渓谷とトゥルグ・ニャムツの城塞・アガピア修道院・詩人のイオンクレアンガの生家を訪問。

2泊3日でブラショフでのマラソン大会参加、走った後はルーマニア人で初めてエベレストに登ったアルピニストが所有するヒマラヤ小屋を訪れ、トランスファガラシャンのドライブ(走行距離約580キロ)、ブチェジ山のスフィンクスと山上の十字架を再訪。ブカレストでゆっくりする日には、洋館レストランと邸宅カフェを訪れ、気温43℃にまで上がったこの日は緑深い公園のテラスでランチ。

ワタクシ、マドモワゼルのルーマニア語がそれなりに通じるようになったおかげで無事にガイドできました。団体ツアーでは決して出会えないサプライズが盛りだくさん♪~旅行記を時系列に並べるのは労力がいるので、かいつまんだものを折を見てご紹介。

 
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