ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2015年11月号目次

2015-11-30 | 目次
A table of content:

2015-11-01 ルーマニアのクラブ火災・原因究明
2015-11-02 チャリティーランナーからのお願い
2015-11-03 一路、ソフィアへ
2015-11-04
2015-11-05 HOW TO MAKE ドネーション for Balkan Charity Challenge 2015
2015-11-06
2015-11-07
2015-11-08
2015-11-09
2015-11-10
2015-11-11
2015-11-12
2015-11-13
2015-11-14
2015-11-15 確かな目標を持つということ
2015-11-16 ルーマニアから愛をこめて
2015-11-17
2015-11-18
2015-11-19
2015-11-20
2015-11-21
2015-11-22
2015-11-23
2015-11-24
2015-11-25
2015-11-26
2015-11-27
2015-11-28
2015-11-29
2015-11-30 2015年11月号目次


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ルーマニアから愛をこめて

2015-11-15 | ルーマニア・わたしの日常
バルカンチャレンジ、無事完走。感じたことを書いてみました。

*人はなぜ、助け合えるの?*(Why people can help each other?)

電車の中で誰かに座席を譲ってあげたとき、たとえ自分の脚が疲れていたとしても、すっくと立ち上がった自分にちょっと嬉しくなること、ありませんか?

つい昨日のこと、スーパーの大きな駐車場で、ママに連れられた小さな男の子が風船を逃がしてしまいました。宙に飛びあがらなかった風船は風に追われ地を這ってどんどん遠ざかっていきました。男の子は大変小さいので、ママはその子を置いて風船を追いかけることは出来ません。

私はランニングで足を痛めていて速く走れなかったけれど一生懸命風船を追いかけ、捕まえました。男の子のところに風船を戻してあげたとき、ママもその子もニコニコしていたけれど、私が一番ニコニコしていました。男の子を手助けしてあげたことが嬉しかったからです。

困っている誰かを助けてあげようとするとき、ちょっと優しくなれる自分を感じます。

自分の中に悩みや困りごとがあるとしても、もっと困っている人を目の前に見たとき、何とかしてあげたい、と言う気持ちが働き、自分の中の悩みなどがどこかへ小さくなっていきます。

「僕たちは動物じゃない、人間だ。だから助け合うんだ。」と、ルーマニアのラン友から教わりました。人間だけが持つことの出来る喜び・嬉しさがそこにあります。

バルカンチャレンジで募金活動をしていた私を助けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

4年連続で寄付してくださっている方々もいます、本当に感謝です。事情があってほかのところで募金している方々(=ネパールに友人がいるから、そちらのほうを支援したい、とメールいただいた方もいらっしゃいます)もおられると思います、私の活動を知ってくださってありがとうございます。

(ブログをごらんいただいて、募金いただいたのでしょうか?~FB友でもなく、ラン友でもなく、その名前に見覚えの無い方々からも寄付をいただきました。本当にありがとうございます!)


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確かな目標を持つということ

2015-11-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
バルカンチャレンジで痛めた腱(前頚骨筋から足首に続く腱)の腫れがようやく引き始め、早くも走り出したい気分でいっぱいのマドモワゼル・ヒロコです。(でも軟骨が磨り減ってきている膝はまだ腫れている、あせらない、あせらない・・・)

このイベントは、個人のチャレンジに応援する形で寄付を集めると言うチャリティイベントで、4度目参加の今年は、非常に明確な募金目標(=私がボランティアに行っている小児結核病院の屋根を補修するための資金集め)があり、気持ちを強く持つことが出来ました。

過去3回参加したときも、もちろん募金目標がありました。このイベントの意義が余り良くわかっていなかった初年度と2年目は、主催者のビッグボスが支援していた団体を、私も支援。とくに初年度はただ単に自分が走りたいから、参加してみた、と言う感じだったからです。

個人のチャレンジに寄付をする、と言う形が日本ではほとんど浸透しておらず、それでも、FBでつながった小中学校の同窓生達が支援してくれました。ラン友も、酒練仲間(ブラインドランナーのラン友を中心に集まっている仲間達)が初回からずっと支援してくれています。

3年目となった昨年は、体調が整わずエントリーしていなかったのですが、先にスタートするバイク部門の出発を見送った日に、4日後からスタートするラン部門への参加を決意。この年は、「Help Ausism」(自閉症の子供たちを支援する団体)を市募金対象団体に選びました。自分自身がルーマニアへ来る前に、ガイドヘルパーとして知的障害者たちと活動していたこと・ルーマニアで仲良くしているラン友の子供が自閉症と診断された矢先だったことなどから、です。

412キロを走りきりブカレストにゴールしたとき、「Help Ausism」の団体代表の人たちが出迎えてくれました。「ヒロコ、あなたが自閉症の子供たちと日本で活動していたことを聞いたわ、私たちの団体にも是非来てちょうだい。」と言われたけれど、私のルーマニア語は自閉症の子供たちに語りかけるにははなはだ不十分。そんな理由で、団体に活動先に出向くことはありませんでした。

またこの年、「Hospice Casa」の支援している難病と戦う子供たちの病院から、子供たちが大事にしているぬいぐるみをお借りして、バイカー・ランナーともずっとそれらを腰につけて走っていました。

病床にいる子供たちが出かけていって見ることの出来ないルーマニアの田園風景・ブルガリアの山岳風景を、ぬいぐるみたちが見てくれます、そして、ぬいぐるみたちを病院の子供たちのところへ戻すとき、私たちの冒険を話してあげるのです。ですが、私のルーマニア語はやっぱりここでも不足。病院を訪問することはありませんでした。

初年度~3年目の去年まで、走って募金を集めてはいたけれど、チャリティー先がよく見えていなかったのです。

が、今年は違いました。非常に具体的な目標ができたのです。この秋から小児結核病棟訪問のボランティアを始め、子供たちとレクリエーションをしています。病院設備の惨状もこの目で見ています。これは何とかしなければ!子供たちが待っている!!、

バルカンチャレンジで募金活動をしていた私を助けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。


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HOW TO MAKE ドネーション for Balkan Charity Challenge 2015

2015-11-05 | 海外&ルーマニア・マラソン大会
1000kmバルカンチャリティーチャレンジに参加中のマドモワゼル、ヒロコより。FBやメーリングリストなどを通じてチャリティーへの参加をお願いしているところ、たくさんの方々からドネーションをいただいています。

日本を離れて7年半、それでも私のことを覚えてくださっているラン仲間、そしてFBを通じて旧交を温めている小中学校の同級生からもいただいて嬉しい限り。
 
オフィシャルサイトからオンラインで寄付できますが、英語なのでちょっと判りづらいところもあるところ、日本語解説をつけてみました。以下の方法です、よろしくお願いいたします。

まず、クリックするページはこちら

①寄付額を10Ron(=現在の為替で約225円)、50Ron、100Ron、200Ronからクリックして選びます。 
その他の金額もその隣の欄から入力可能です。
②サポートする機関を選ぶことができますが、特に選択をしなければ自動的に私が応援している「Asociatia Faborisa」になります。
③UniCredit(=ユニ・クレジット、このイベントのメインスポンサー)の社員?かどうかの欄にはYesにチェックが入っているので、皆さん社員だとは思わないのでNoにチェックを入れましょう。
⑤名前(ローマ字・ハンドルネーム可)、苗字(ローマ字・ハンドル可)、メッセージ(日本語可)を入力して「Send Donation」をクリックします。
⑥Ordered Products/Servicesが上にある画面に移ります。(ここでは寄付金額が日本円で表示される場合もあります。)10Ronであれば約310円です。 ここではなにもする必要はありません。
⑦その下にBilling Informationがあるので、CountryではJapan(選択)、State or provinceでは都道府県(ローマ字で)、Cityでは市を(ローマ字で)、そして電話番号を入力します。 姓名とEmail(このアドレスに寄付の明細が送られてきます)姓名は前項で入力した内容がそのまま反映されます。前項でハンドルネームを入力していれば、ここではクレジットカードに直結する情報を入力してください。
⑧Payment options ではルーマニア・RON、US$、ユーロの通貨選択がありますが、RONのままの方が判りやすいと思います。
⑨Next Stepをクリックすると支払い画面に移ります。 後はクレジットカードを用意して必要事項を入力するだけです。 クレジットカードの裏面の三桁のナンバーを入力する所もあります。

寄付していただいた方のお名前とメッセージはオフィシャルサイトに掲載されます。ハンドルネームも可。
オンライン支払いは、信頼のできるサイトで安全に守られていますのでご安心ください。
(私も過去に利用していますが、問題はありませんでした)

オンラインに個人情報を書き込むのにためらう方はどうぞ、直接、ワタクシ、マドモワゼルまでお知らせくださいませ♪
マドモワゼルの日本帰省時の“ある時払い”も受け付けています♪


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一路、ソフィアへ

2015-11-03 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

(川向こうは、ブルガリア)

Hai sa trecem Dunaea. Acum asteptam bacul.
Drumul spre Sofia, de maine, inapoi spre Bucuresti cu alergare.
Hai la 1000 de Balkan!
 
1000kmバルカンチャリティーチャレンジ、復路ラン部門に参加のユリアンと一緒に、陸路ソフィアへ移動。便乗させてもらっているのは、往路自転車部門に参加バイカーの、自転車を搬送するための車。
 
12名のバイカーたちがブカレストを出たのが、11月1日、4日かけて640キロを走り今日、ソフィアへ到着。そのまま翌日からラン部門に引き続き出走する人もいるし、ここで終了する人もいるので、自転車を運ぶ車が必要なのです。
 

(ルーマニア側の国境、ルーマニア国旗・ブルガリア国旗とEU旗)

ブカレストからブルガリア入りするには、通常はまっすぐ南下し、ルーマニア側ジュルジュウから、フレンドシップ橋を渡り、ブルガリア側ルセへ向かうのが一般的。


(簡単なつくりだけれど、ここでパスポートを提示、まるで駐車場の料金所のよう?)

でも、道路も整備されてきているので、南西へ進路をとり、アレクサンドリア経由ツゥルヌ・マグレレ(Turnu Magrele)から船でドナウ河を渡りました。
 


船待ちの時間に、ちょっと休憩。天気に恵まれ、いいドライブだったかな。



明日からいよいよランニング。初参加のユリアンも、4度目参加の私も、二人ともドキドキしています。何が起こるかわからない長丁場。旅の安全を祈ってください!!


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チャリティーランナーからのお願い

2015-11-02 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
いよいよ明日(4日)午前8時スタート、ソフィアからブカレストまで復路410キロのラン。
 


このイベントはその名の通りのチャリティー大会。市民ランナーがチャリティーランナーとして登録して、それぞれが呼びかけてドネーション(=寄付)を集める形式、日本では見かけないタイプのチャリティーイベント。日本では、ノーベル賞博士やタレント・芸能人がチャリティーアンバサダーとなり、寄付を募る形式が、やっと認知されてきたところ。
 


私がチャリティーランナーとしてサポートするのはルーマニアの『アソシアティア・ファボリサ』、結核病棟の子供達を支援する団体です。この秋から、病棟の子供たちと一緒にレクリエーションをするボランティアを始めました。さらに今必要なのは、病棟の改修。その資金集めに走ります。
 


そして、チャリティーランナーとして走る私に一口を投じてくださる方を募集しています。私のところに寄付をいただいた全額がそのまま、『ファボリサ』へ寄付されます。団体に寄付したり義捐金を送るのは得意な日本人でも、個人の名前を通じて、となるとちょっと二の足を踏む人も多いかも知れませんが、ヨーロッパではよく行われている形式。
 


寄付は一口10RONから、これはルーマニアの通貨で日本円に換算すると約310円、ビールのロング缶一本分。気分は日本代表!~数多くの日本の仲間から寄付を集めたいです。お一人さま一口、大歓迎。ロング缶一本分をルーマニアの『ファボリサ』へ。出来るだけたくさんの人に参加していただきたいです。



ファボリサのレクリエーションでは、寄付していただいた皆さんに贈るグリーティングカードを手作りしています。日本へたくさんのエアメールを送りたいな。
 
チャリティランナーの私のページはこちら
http://1000balkan.com/en/challengers/view?hash=614a8465688d769c4fdb4fa402d659badd6ab76d

寄付していただいた方のお名前とメッセージはオフィシャルサイトに掲載されます。ハンドルネームも可。日本語も表記されます。オンライン支払いは、信頼のできるサイトで安全に守られていますのでご安心ください。
(私も過去に利用していますが、問題はありませんでした)

オンラインに個人情報を書き込むのにためらう方はどうぞ、直接、ワタクシ、マドモワゼルまで個人メッセージでお知らせくださいませ♪私が立替ドネーションいたします。~マドモワゼルの日本帰省時の“ある時日本円払い”も大歓迎、同じく、ワタクシ、マドモワゼルまで直接ご連絡いただければ幸いです。


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ルーマニアのクラブ火災・原因究明

2015-11-01 | ルーマニア・ブカレストの日常


>クラブ火災はNHKのトップニュース
とのこと(日本から情報をいただきました)。



ルーマニアでも、日本のハロウィンの様子が、テレビニュースで流れています。一般的な様相のもの。

その逆が、まさかこんな大惨事の報道になるとは・・・・。チャウシエスク時代に靴工場だった古い建物の地下で、400名を集めてロックバンドの花火演出パーティとは、誰が考えても危ないです。

 

テレビニュースではこの話題が続いています。事故から2夜あけて、日曜日の朝、また2人が亡くなり、の数は29名となりました(すべて身元判明)。140人が続けて病院で手当てを受けていて、重体の人が少なくとも35人います。そのうちの一人の男性は、まだ身元がわかっていません。
 


チャウシエスク時代に靴工場だった古い建物の地下を改造したパーティスペース、室内の装飾品は燃えやすいスポンジ、そして木造の柱など。ブカレストの旧市街(繁華街)に近いところで、独立した場所でした。
 


400名がひとつのホールでロックコンサートを楽しんでいたけれど、出入りの出来るドアは1メートル余りの幅で一箇所だけ。花火から瞬く間に火災が発生し、煙が充満してみんなパニックになり、押し合って倒れ、あらゆるものが散乱し、ハロウィンの仮装とあいまって、見たことの無い惨状だったと、救出に入った消防員がインタビューに答えていました。
 
パーティ主催者のルールを無視した演出・クラブ管理者の基準をはずれた内装のおかげで、ルーマニアの過去に無い惨事となりました。ブカレスト4区の管理体制も問われています。
 
犠牲者を悼んで、事故の翌日(土曜日)に予定されてたハロウィンパーティを取り消したクラブも、たくさんあります(もしかすると、基準を満たさない営業をしていたのか?・・と私は推測)。少ししんみりしたブカレスト・旧市街のハロウィンとなりました。でも、地方ではさにあらず。ビストリッツア近郊のホラーホテルとして有名なドラキュラホテルには、外国から「これを楽しみにしてきたのよ!」と200人もの観光客が押し寄せているとのこと。

いずれにせよ、徹底した原因追求・再発防止とともに、亡くなった若い命のご冥福をお祈りいたします。

なお、犠牲者を追悼して、今日午後5時から統一広場から「サイレント・ウォーク(Silent walk-Colectiv)」が行われます。また午後2時大学広場から出発し現地に集う追悼ウォークもあります。


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