ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

貼り出された、トラムの運行時刻表

2017-10-07 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


市内中心部、ウニリ広場(=統一広場)から、市内交通を乗り継いでいるとき、初めて見つけました~停留所にトラムの運行時刻表が貼ってある!!バスでもトラムでも、停留所に時刻表が貼ってあること、今までは、ありませんでした。「貼り出してある」ことが、こうやってビッグニュースになるくらい、初めてのことなのです。

これは、32番トラム。ウニリ広場とラホバ地域を結ぶ幹線。
日中は本数も非常に多いです。ほとんど待たなくてもすぐに次のトラムが来るほどの煩雑さ。つまり、時刻表を見るのが不要な路線。4~5分間隔で運行しているトラム、案の定、分刻みの時刻表とは関係なく、煩雑に運行されているだけ。

同じ停留所に泊まるもう一つの路線は、23番。これは20分以上も待つことのある、レアな路線。このような路線こそ、時刻表掲示が欲しいし、時刻表どおりに運行してほしいです!!(ワタクシ、マドモワゼルが小児結核病院に訪問ボランティアに行くときに使っている路線です=♪)



実際のところ、あらゆる市内交通には時刻表があり、web-siteで確認できます。時刻表をほぼ守っているのは、783番と780番の空港バス。あとは、2時間に1本くらいの超レアな路線。

日中の運行が始まれば、時刻表は在って無いようなもの、それだけブカレストの市内交通は混雑しています。大事なのは始発と終電の時刻ぐらい。バスや地下鉄の終電を逃しても、ウニリ広場始発のナイトバスは、市内各方面へ終夜運転。こちらもほぼ時刻表を守っているようです。

ルールや規則があっても、守らなくてもいいと思っているルーマニア人、多し(こちらから)、子供ですら!~この国で、すべての公共交通が時刻表を遵守して運行されるのは、いつのことか・・・??


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お酒、タバコは何歳から?

2017-09-26 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
日本語レッスンからの話題です。助数詞の一つ、年齢の数え方を教えていたとき~「20歳は、特別に『はたち』と言うのよ。日本では、二十歳から大人とみなして、お酒もたばこも許されます。」と、熱弁をふるい~♪

「ルーマニアでは、18歳が大人の仲間入りの年齢ね、パーティをして盛大に祝うわね。」と、これまでに見知ったルーマニアに関する知識も加え。
「だから、ルーマニアでは、18歳からお酒とたばこが許されるのかな?」と、逆に生徒に振ってみると。

「??、そんなルールは無いと思う。クラスの友達だって、タバコを吸っている子もいるし。第一、ルールがあっても、だれも守らないと思う。」と、返答してくれたのは11歳、5年生のロキシーちゃん。

はあ? この地、ルーマニアでは、未成年でもたばこ&アルコール、公認なの!?!



そういえばブカレストで、ドイツ人家族のバーベキューに招かれたとき、そのお宅の子供さんがソーセージを焼いてくれていました、ビール片手に。

「そうか、ドイツ人は、バーベキューと言えば、ソーセージを焼くのか=!」と、次々BBQ網の上に乗せられる、多種多様のソーセージに目を見開らいたものです。(=始めから終わりまで、ソーセージづくしだった!!)

と同時に、どう見てもまだローティーンの少年が、瓶ビール(たぶん330ml)を一本明け、二本明け、三本目を手にしていても、(火のそばだから暑かったに違いなし)、何も言わないご両親と大人たちに驚いたものです。さすが、ビール王国、ドイツ、と逆に感心!



『お酒、タバコは何歳から?』という疑問を胸に抱いたワタクシ、マドモワゼル、次の家庭教師先は13歳のアディナちゃん。ご両親も大の日本ファンで、レッスンが終わってから、ご両親も交えて四方山話が続きます。

ここで尋ねてみよう、タバコは何歳から?~お父さまは警察官、こういった規則に詳しいし、遵守を世間に説いておられるに違いない。

まず、日本の事情から説明を始めて~「日本では、例えば高校生がタバコを吸っているところが見つかると、教師はそれを戒め、学校から何日間かの謹慎処分をもらいます。」

「やっぱり、日本はきっちりしているね。」と返答してくれたお父さま、続けてこの地での事情を~「生徒がタバコを吸っていて、教師がそれを取り上げたりすると、警察沙汰になる。」~なるほど?

「親が出てきて、『なぜ、うちの子のタバコを取り上げるんだ。教師が子供のタバコを取った。』と、警察に通報することもある。」~はあ?教師がタバコを盗んだ??

そんな訳はないと思われますが、教師の立場でこのような指導をすると、『取り上げた』=『盗んだ』と、クレームをつける親もいるそうです。

「これがルーマニア人のメンタリティー。」と、完全にあきらめムード。例えば、スピード違反を取り締まっても、「なぜ、お前が俺の運転にケチをつけるんだ!?」と、逆切れする人、多いそうです。

「警察官」とは人々のあら捜しをして取り締まる、「くそ食らえ!」の奴ら、と、思っている人が多いのです。(これは、警察官であるマイダーリンも同じ意見、「警察官なんて、誰も尊敬していない。」と。))

あら捜し、じゃないですよ、法律違反・規則違反・ルール違反は、やっぱり駄目だと思うけれど=。

(そう思っていないルーマニア人、結構多いから、規則遵守を人に説くと、「お前に何の関係があるんだ、くそ食らえ!」となるわけで==。)


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アフガニスタンからの訃報

2017-09-24 | ルーマニア&あちこちで・びっくり

 
また一人、ルーマニアからの派遣兵がアフガニスタンで命を落としました。ルーマニアは親米政策で、イスラム原理主義組織タリバンを圧倒するため、という北大西洋条約機構(NATO)軍に協力し、2002年から兵士を派遣していました。その後、オバマ前政権が現地からの撤収を進めていた2014年、その政策に従ってルーマニア兵も派遣打ち切り、と報道されていたのですが・・・(ブログ内、記事はこちらから。)

そのあと、新たに駐留していたルーマニア兵が、アフガニスタン軍の装束をまとったタリバンからの刺客テロに命を落としたのは2016年、2人が犠牲になりました。

(2015年秋に知り合ったラン仲間のご主人が、アフガニスタンの首都カブール駐在の国際警察官なので、この事件は鮮明に覚えています。ラン仲間のご主人はオフィス勤務の警察チーフですが、何が起こるかわからないアフガニスタン。1~1カ月半の駐在 + 2~3週間の休暇でルーマニア帰省を繰り返しておられます。)

そしてこの9月、アフガニスタンでの任務に就いていたルーマニア兵が、戦闘状態ではないところでしたが、任務遂行中に命を落としました。

NATO軍をリードするのはトランプ政権、持論として早期撤収方針だったはずが、先月21日、「拙速な米軍撤退は過激派がつけ込む力の空白を生み出す」として、方針転換。
 
亡くなったルーマニア兵は、初めてのアフガニスタン派遣。41歳の働きどころで、12歳の娘さんもいます。トランプ政権の方針転換後に派遣されたのかどうか、任務に就いた時期はつかめていませんが、それらは今となっては問題ではありません、失われた命は決して戻ってこないから。


 
このニュースが伝わってきた翌日、たまたまその近くを通りかかったので、ふと思い出して、ルーマニア軍隊英雄の慰霊碑を訪れてみました。ブカレスト市内ティネレトルイ公園の近くにあるこの慰霊碑には、現在のルーマニアになってからのルーマニア軍として、任務中に命を落とした兵士たちの名前が刻まれています。
 


今回犠牲になった兵士のために、既に慰霊の花飾りが供えられていました、彼の顔写真と共に。写真は、テレビニュースで見たのと同じ、軍帽を被らない制服姿でした。「英雄よ、あなたを決して忘れない。」と添え書きされた花飾り。地方出身であった兵士、ブカレストに花飾りの供え主となる縁者がいるのか、または関係者なのか。彼の死を悼んだ有志なのか。

(記事内の写真は、すべて直近のルーマニア軍隊英雄の慰霊碑。碑を守るため、昼夜を問わず2名の兵士が詰めています)

ご参考に:
慶應義塾大学 経済学部 延近研究会共同研究「イラク戦争を考える」より、【アフガニスタン戦争における犠牲者数】はこちらから:

膨大な数のアメリカ兵が、アフガニスタンで命を落としています。半端な数ではありません、悲しむ家族はもっと多いはず。
多い時には、アフガニスタンには平和維持のため、北大西洋条約機構(NATO)軍の主力部隊として最盛期には10万人の米軍が駐留していたといいます。

オバマ前政権が撤収を進め、今年の夏現在、8400人の駐留。しかしながら、トランプ政権による約4000人の米軍の追加派遣決定(先月21日の戦略発表による)・・・。テロとの戦いは泥沼化、混迷の一途をたどっているのです。


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まだまだ油断できない空港バス

2017-09-23 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


マイダーリンをオトぺ二空港で、ポーランド・マラソン遠征に見送っての帰り。市内中心部に向かう空港バス783番に乗っていた時の出来事。

ちょうど正午すぎだったので、空港バスはたくさんの到着客で一杯。おもに外国からのお客様、車内は聞いてもわからない言語が飛び交っています。

4人掛けの一席にワタクシ、マドモワゼル、向かいのカップルはイタリア人らしい、この地に友人がいるらしく「ボンジョルノ~、僕たち来たよ=」と電話でしゃべっています。

私の隣の一人客も、宿泊ホテルのバウチャーを取り出し、地図を見ながらどこでバスを降りたらいいか、ナビ片手に検討中。

市街地に入って、気づきました。このバス、次の停留所案内が、一つずれている~一つずつ、遅れてアナウンスしているし、車内の電工案内板もそれにリンクして一つ遅れて表示しています。

外国からのお客様たち、大丈夫かなあ~?普段はたくさんの人が降りるヴィクトリア広場で、あまり降りませんでした。次は、ロマーナ広場。

そういえば、前に座っているイタリア人カップル、ロマーナ広場の近くのホテルだと電話で喋っていたけれど(イタリア語の会話でしたが、なんとなくニュアンスで判りました、聞くとは無しに電話の会話が耳に入ってきていたのです)、降りる気配なし。

「ここ、ロマーナ広場です!」~「でも、ヴィクトリア広場、と電光で案内表示しているよ?」~「間違っています、ここはロマーナ広場!」

私が強く言うので、慌てて降りていきました、そこでバス停名称を確認して、一安心したのか、外から私にニッコリ笑顔で手を振ってくれました。良かった、よかった。

ついでに、私の隣に座っていた一人客も、このやり取りを聞いていて大慌てで降りていきました。これまた、良かった、よかった。



オトぺ二空港からの空港バスと言えば、大勢の外国人客も利用する幹線。オトぺ二空港の正式名称は、ヘンリーコアンダ空港、ブカレストの国際空港。つまり、ルーマニアへの玄関口。

このバスが、こんなふうにきちんとした案内ができていなければ、はじめてこの地に降り立った観光客は路頭に迷うではありませんか==。

ルーマニア人でも、地方から来た人には道案内が必要。バスの中では、ルーマニア人同士でルーマニア語で確認の声掛けが聞かれました。こんな時ルーマニア人は、知らない者同士でも馴染みのように、よく声を掛け合います。

というわけで、まだまだ油断できないです、ブカレストの空港バス。これから学ぶのは、私が外国に行った時でも、バスの停留所案内を鵜吞みにせず、しっかり確認しながら行動すべし、ということ。


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これがクマの足跡だ!

2017-09-02 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


ルーマニアの山々には、野生の熊が珍しからず生息しています。私が出会ったこの足跡は、車も通る道の脇の土の上。民家も数メートルしか離れていないところ。土の上のこの足跡、すでに乾いています。ということは、夜露の降りているうちに活動していた熊が残したもの。



地元Tarsa(ツゥルサ)の子供たちが、いとも簡単に見つけてくれました。熊の通り道を知っているらしく、何も珍しがらず、何も怖がらず。熊が活動するのは夜中だし、こちらから手出しをしなければ襲ってくることもないのを、知っているのです。



道の真ん中にたくさん転がっている小さな丸い粒の糞を、「これは羊たちのもの。」と教えてくれるのも子供たち。



ルーマニア一番の山の観光地、ブシュテニあたりでは、熊が人間慣れして、観光客の前に現れてカメラのシャッターに納まったりしているけれど、熊にしてみればサービス精神でカメラの前に登場しているわけではないので、フラッシュでもたかれた時には驚いて人間を攻撃してしまうこともあります。柵で囲まれたキャンプ場以外のところでテントを張っていて、テントの中に食料を置いていたりして襲われることもあります。毎年のように熊による殺傷事故が起こっているけれど、人間のほうが熊と共存するルールを守らず、近寄りすぎたため。

民家のごみの中から食べ物くずをあさったりするのも、ブシュテニの熊。彼らの餌となる森のフルーツや木の実を、観光客に販売目的で採取してしまうので、お腹を空かせた熊が民家の食べ物のにおいに引き寄せられてくるのです。

何年か前には、民家の窓から家の中に転がり込む熊の様子がビデオに収められ、何度もテレビニュースに流れてそのユーモラスな姿に家族中で大笑いしていましたが、熊に入られた家の人はそれは仰天だったことでしょう。幸いにしてその瞬間は、民家に人はいなかったそうです。窓を開けたまま家を空ける、というのも、のどかな田舎の風景なのですが、正しく共存することを忘れてはいけないです。



(記事中の写真は、フネドアラ県オラシュティエの山々。ルーマニア人の祖先であるダチア人が築いたダチア王国の首都サルミゲゼトゥーサなどの遺跡が残っており、そのうち6か所の要塞群がユネスコ世界遺産に指定されています。追ってご紹介。)

追記:
ヨーロッパで一番多く、野生の熊が生息しているのはルーマニア。実際にまだ出会ったことがないのが幸い。

しかしながら、日本で、窓ガラス越しですが野生の熊を間近で見ました。北海道をバスツアーで旅行しているとき、知床あたりで一般道を横切るクマに遭遇。バスガイドさんが、「あっ、クマ!!」と大きく叫び、乗客皆がその姿にくぎ付け。

私は前のほうに座っていたので、かなり大きな熊がドデンドデンと余裕たっぷりに横断していく熊を、フロントガラス越しに見ました。大型バスに乗っていてよかった==。歩いて観光中だったら、みんな恐怖で凍ってしまったことでしょう=。

残念ながら北海道では、人間に近づきすぎて殺処分される熊が、毎年少なからずいるそうです。


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ルーマニア・ミニバスの旅~ロシア・モンタナ復路編

2017-08-29 | ルーマニア&あちこちで・びっくり

 
ルーマニアの金山、ロシア・モンタナでのマラソン大会を無事に走り終え、翌朝。ブカレストへ、主催者手配のチャーターバスでブカレストへ帰る日。
 
当初の予定では、午前中フリータイム、正午出発予定でしたが、急遽9時半出発に変更。金鉱博物館まで少し距離がある(約2キロ)ので、みんなでバスで行こうという作戦になったから。
 
ところが、博物館前まで来てみると、見学は出発時間の決められたグループツアー(=少人数のグループにガイドがついて説明を受けながらまわる)のみ、次回の出発は11時とのこと。待ち時間が1時間以上あります。
 
見学するか、このまま出発するか、みんなで多数決となりました。他に特に立ち寄るところのないこの場所、私は前回来た時にすでに金鉱博物館を見学しているし、余裕をもって早く帰りたいな=。ほかの人も早い目に帰りたいという意見の人がほとんどで、博物館見学を取り止め、即出発することに。
 
きちんと事前に金鉱博物館のグループツアーの時間を調べていれば、こんな無駄はなかったけれど。その場で物事を決めるのに慣れているルーマニア人、下準備は無し。
 
ブカレストに向けて出発してからは、途中立ち寄り休憩地をどこにするかで、さらにもめました。所要2時間ほどで到着するアラドに立ち寄り、時間をとって遺跡見物をし、その後一路ブカレストに戻る、という案。

これには運転手からクレームが付きました。4時間に一度、45分間の休憩をとることを義務付けられているので、アラド~ブカレスト間でもう一度45分間の休憩が必要だ、というのです。


 
ロシア・モンタナ~ブカレスト間の時間的なほぼ中間と言えば、コジアあたり。湖畔にはレストランもあるし、ちょうどいい休憩場所はここ。ここで1時間ほどゆっくりしても、ロスなく進んでいくはず。



「アラドを見物しコジアでも休憩」派と「コジアでゆっくりしたい」派に分かれて、意見交換。もめたけれど、主催者側のバス係が取りまとめてくれました。

「これは観光ツアーのバスではない。マラソン大会往復のランナー輸送のためのバスだ。」とのことで、アラド観光は無し、時間的に都合よく運行できるコジアでの一度の大休憩となりました。

団体行動でバスで移動するとき、休憩ポイントが事前に決まっていないというのは、私にとっては不慣れなことでびっくり。日本のバスツアーだと、1.5~2時間おきに、きっちり休憩するためのドライブインが決まっているものです。

休憩ポイントがこんな調子だから、トイレポイントは誰かが「トイレに行きたい!」と言い出してから探すというもの。ちゃんと間に合ったからいいものの、もしかして「野原で用を足してください。」なんてこともあるのかな。

とにもかくにも、早く出発し無駄なくバスが走ったおかげで、まだ日の高いうちにブカレスト帰着。みんなでワイワイガヤガヤ、楽しかったバスツアー、終わり良ければ総て良し♪


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国際返送されたDVD

2017-08-03 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


6月末に日本のラン友から発送されたDVD入りのエアメール、私の手元に届かなかったことで「未着・紛失」と勝手に断定していましたが、実は、私の最寄りの郵便局まで来ていたのに、発信元の日本のラン友宅まで、返送されていました。



どういうこと?時系列でもう一度整理すると、ラン友が日本の郵便局から発送してくれたのが、6月30日。エアメールなので、1週間くらいで届いたはず。ところが、8月1日に「保管期間経過との理由で返送されました。」との理由書きと共にDVDが返送されたのです。



ブカレストの私の近くまで来ていたのです、受取ができず、本当に残念!!でも、どうして受け取りができなかったの?



ここルーマニアでは、個別住宅のポストに入りきらない郵便物のために、「配達お知らせ票」が投函されます。

日本でいうところの、「不在者票」みたいなものです。アパート住まいなので、在宅・不在にかかわらず、個別に家の玄関口まで届けてくれるシステムはありません。

「配達お知らせ票」には、「郵便物が届いているから、この票と身分証明書をもって、郵便局で受け取りのこと。保管期間は2週間」と書かれています。

その表は、ザラ半紙でA7判くらい。ちょっと郵便受けが開いていて、風でも吹き込んだら、飛んでいきそうな小さなもの。そして、それが床に落ちていても、紙くずのように見えてしまうかも。

私の推測では、郵便受けに投函された「配達お知らせ票」が、何かのはずみで紛失してしまったのではないか、と。
同じブロックに住む居住人が「配達お知らせ票」を抜き取ったとしても、受取には身分証明書がいるので、その人が受け取ることは出来ません。



日本からルーマニアに届くまでに1週間、保管期間が2週間、そして返送にかかったのが1週間。合計で約1か月。国際郵便の返送システムがきちんと機能しているではありませんか!

それにしても、郵便料金240円で投函された普通定形外郵便が、日本からルーマニアを往復してくるとは大したもの。こんなエアチケットがあったら良いな==。

(個人情報のため、郵便物の画像を一部加工しています)

追記:
以前、ルーマニアから日本の友人にあてた手紙、これも「住所に尋ねあたりません」と、ルーマニアの私のところまで返送されてきたことがあります。

その時は普通定形郵便だったので、日本円にして120円くらい。120円で日本旅行してくるとは、すごいことだ!といたく感動したものです。

この時は、私のミスで、友人の旧住所に送ってしまったのです。引越しをしても、一定期間は新住所に転送してくれるけれど、その期間も経過していたようです。

 
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届かなかったエアメール、日本から

2017-07-25 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
届くことが普通のはずの郵便物が、届かないこと、この春から頻発しています。

実は、先月に日本の友人が投函してくれたCD入りの封筒がまだ届いていません。こちらの郵便受けは小さく(なんと定形サイズでぎりぎり、大きな封書は二つ折りにされます)、入りきらず出っ張っていたのを誰かが持ち去ったか??



DVDは、6月に日本のNHKBSプレミアムで放映されたという『一本の道』を録画したもの。ルーマニアのトランシルバニア(森のかなたの国)を歩いて紹介されていて、撮影は、4月30日から6日間、一本の道を歩く内容とのこと。

今年の4月と言えば、下旬に入って数日間の猛吹雪で、トランシルバニアの中心都市ブラショフの市街地にまで積雪~4月22日のブラショフ近郊のトレイルランの大会で、コース全体が積雪、時には膝まで潜る雪の中を走ったのを鮮明に覚えています。

日本でテレビ放映を見た友人は、3年連続でルーマニアを訪れてくれ、ブカレストだけではなくブラショフ近郊の山々、クルージュナポカ、マラムレシュ、スチャバの教会群を一緒に回り、郷土料理や特産のプラム酒を楽しんだラン仲間。

放映の内容は、残雪が多いブチェジ山頂からスタートして、スフィンクス岩やカラマインクロスを巡り、カバナ・パディナで一泊。

二日目からは、モイエチュウ・デ・ススから、ブラン城やルシュノフの要塞を巡り、ルシュノフ・ブラショフ・ボイアナを経由。

最終日は、ブラショフ市内に入り、黒の教会を見てトゥンパ山に登り看板の裏側の展望台とのこと。

私たちが一緒に廻ったところが満載(上に記載したところはすべて一緒にたどったところ)、テレビでその景色を見て「もう一度訪れて見たいなあ。」とご令室も同じようにため息をついていたそうです。

もう一人、一緒にルーマニアに来てくれた飯田のセレブ嬢も、同じテレビ放映を見て感激してくれたとのこと。自分が訪れたことのある外国の絶景が日本のテレビで放映されていたら、それはそれは感動もの!

(普通はその逆で、テレビで見た風景を実際に見てみたい、と旅に出る人が多いはず)

追記:
記事中の写真は、ルーマニアのラン友が見つけた『一本の道』のダイジェスト版。これを見つけて私に送ってきてくれた彼もトレイルランナーで、日本でルーマニアの山々が放映されたのを喜んでくれているに違いありません。ちなみにその彼のところ(モイエチュウ・デ・ススのペンション)に、私たち日本人の一行は宿をとったのでした♪

 
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日本から送った船便

2016-10-02 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
昨日の記事にあるように、EMSへの課税があることを知ったけれど、ここからは私の体験談です。日本からルーマニアへ船便は何度も送ったことがあります。

ルーマニア人に頼まれた専門書で、なかなか入手しにくいものなので保険をかけて船便で送りました

万が一紛失した場合、保険をかけていると保証があるからです。内容物の合計金額はいつも10万円近くになります。書留扱いの小包にするよりも、普通小包に保険を掛けるほうが、送料と保険の合計でも支払いが少なくて済みます。

保険付きの船便小包ですが、受け取りの時に手数料や関税を 支払ったとは聞いていません。

日本の家族から、ルーマニアの私宛に小型包装物(航空便)を送ってもらったことがあります。マイダーリンと一緒に受け取りに行き、一度目はほんのわずかな手数料を払いました。

内容物は『日本の漢方薬』(1万円相当)、その場で開封検査がありました。2度目は支払い無し、送ってもらったのは『晴雨兼用パラソル』、開封検査は無し。ルーマニアには存在しない漢方薬やパラソルです。

ちなみに、受け取る前の開封検査は、「ある時」と「ない時」があり。係員の気分次第なのか?と思ってしまいます。


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日本からルーマニアへのEMS

2016-10-01 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
私のところにメールで寄せられた質問です。差出人は、日本で生活されている日本人男性、奥様はルーマニア人。
質問の要約は、「ルーマニアではEMSで日本から届いたものに対して、受取人がお金を支払わないといけないのでしょうか?」

詳細は、奥様のお友だち(=ルーマニア在住のルーマニア人)にEMSで洋服やお菓子などを送り、受取人の彼女は、重量とラベル記載の金額に応じて、郵便局から1万円相当ほどを請求され、支払ったと言うのです。
ラベルに送付するものの金額を記入する欄には、2万円と記載していたたそうです。

日本からすでに6000円程も送料を支払って送っておられるとのことので、「受取りで支払いが必要な上に、その額が1万円相当って本当か!?と疑問に思いました。」との内容。

私もこの質問メールを受け取って、驚きました、1万円とは法外な請求!
日本からルーマニアへEMSは送ったことがないので、そんな請求があるのにはびっくりしました。

何のための支払いなのか、しっかり郵便局で確認してからお支払いされることをお勧めしたいのですが、もうすでに支払った後のようです。支払った後受け取ったレシートには、金額だけが記載されていて、特に詳細の記載はなし、とのこと。

言葉がたどたどしい日本人が受取人ならば、ぼったくりもあるかもしれませんが、ルーマニア人が受け取って、その場ですんなり1万円も支払うとは、考えられません。

何に支払ったのか、私も非常に疑問に思うところ。確認してもらったのですが、送り主がルーマニア郵便局にwebで問い合わせたところ、やっぱり正規な手続きとして必要だったようです。引取にかかる費用は、重さと、送付物の金額(EMSのラベルに自己申告で記載)とのこと。

>知っていれば、EMSラベルには合計100円とでも書いてましたが(笑)
とは、送り主の談。

すべてのEMSがこのような扱いになっているとは思えず、税関なのか郵便局なのか、その課税を疑問に思うばかり。

追記:
海外から日本へのEMSは何度も受け取りましたが、日本ではなにも支払わないのが普通です♪

そういえば海外の友人たちは私宛に送ってくれる時、ラベルに「gift」・「handmade」・「no value」などと記載してくれているときが多かったです。贈り物だから、金額を記載しないのがマナーかな、と思っていました。


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