ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2016年8月号目次

2016-08-31 | 目次
A table of content:

2016-08-01
2016-08-02
2016-08-03
2016-08-04
2016-08-05
2016-08-06
2016-08-07
2016-08-08
2016-08-09
2016-08-10
2016-08-11 ルーマニア王宮を弔問
2016-08-12
2016-08-13
2016-08-14
2016-08-15 ルーマニア・ミニバスの旅~モロイエニ編
2016-08-16 ルーマニア・ミニバスの旅~ロシア・モンタナ往路編
2016-08-17
2016-08-18
2016-08-19
2016-08-20 日本から緊急輸入
2016-08-21 頼りになるサプリメントと基礎化粧品
2016-08-22
2016-08-23
2016-08-24
2016-08-25
2016-08-26
2016-08-27
2016-08-28
2016-08-29
2016-08-30
2016-08-31 2016年8月号目次


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頼りになるサプリメントと基礎化粧品

2016-08-21 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアに来た当初は、身の回りの消耗品をせっせと日本から運んでいたものです。基礎化粧品や医薬品、サプリメントの類など。ほどなくしてそれらはすべてルーマニアにあるもので賄えることを知り、今ではすべて現地調達です。
 
とくに基礎化粧品のジェロビタールは、日本でも知る人ぞ知るおすすめのハイクォリティー。日本の百貨店では1万円くらいの価格を付けて販売されているということは、品質の良さを物語っています。

「ヒロコ、年齢の割にはしわが少ないわね。基礎化粧品は何を使っているの?」
「クルージュ産のジェロビタールよ!」
 
ルーマニア女性たちは、国産品よりもヨーロッパ西側諸国やアメリカの化粧品がお好み。ブランド力というのか・・?看板に惑わされず、ルーマニアのものの実力を知ってほしい=。
 


サプリメントの類も、こちらの薬局ですべて入手。国産の『ダチア・プラント』をはじめ、USA製やドイツ製などが品ぞろえ豊富に出回っているし、含有量も多く、使いやすいです。
 
一番頼りになるのは、鉄剤。日本では医師の処方が必要なくらいの含有量の錠剤でも、こちらでは簡単に薬局で買うことができます。1粒100㎎というのは、相当な鉄欠乏性貧血の時に処方される量。貧血予防のために服用するので、これだけの量は多すぎます。というわけで、4分の一に分割して服用。

変形性膝関節症のため、日本ではグルコサミンを愛飲していましたが、こちらでは『サメ軟骨』が入手しやすく、グルコサミンに比べて続けやすい価格。ジョギングと並行して、欠かせません。
 
カルシウムも、成人の一日の摂取目安量が日本とは異なる水準に設定されているので、1200㎎入りのものがあります。これを服用してもすべて体内に吸収されることはないので、ほかのビタミン剤も併用。
 
エナジードリンクの類を「化学物質の塊だ!」と決めつけ、ほとんど飲用しませんが、習慣的にサプリメントは愛用。まあ、栄養補助食品ですから。


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日本から緊急輸入

2016-08-20 | ルーマニア・わたしの日常


日本から緊急輸入したもの、それは、コンタクトレンズ(ハードタイプ)の保存洗浄液=。
 
ワタクシ、マドモワゼル、高校時代からハードレンズのユーザー。当時もソフトレンズがありましたが、手入れの簡単なハードを使い続けて数十年。

ルーマニアに来た当初の10年前はコンタクトなど普及しておらず(=これは予想していたし、その通りだった)、ずっと日本から保存液を持参していたのですが、最近、眼鏡屋さんでそれらしきものを見かけるようになったので、今年からはこちらで買おうと思っていたのです。でもここではソフトレンズばかり。私の使っているハード用のものは、取り寄せだそうです。
 
取り寄せても、自分の思ったものが来なかったら困るので、日本に緊急発注。ちょうど友人がルーマニアに遊びに来るというので、日本から持ってきてもらうことにしました。

ネットで私の希望するコンタクト保存液を見つけて購入、配達先を日本の友人宅にして、それをスーツケースに詰めて持ってきてもらいました。合計4本、8か月分。助かりました。
 
今のコンタクトレンズの主流は世界的に、ソフトタイプ。ここ10年くらいでコンタクトが普及したルーマニア、当然ながらこの流れをくみ、ソフトタイプが流通しているのです。このことに気付かず、眼鏡屋さんの店頭にコンタクトの付属品が並んでいたとしても、それはソフトレンズ用。
 
おそらくこれからも、ハードタイプはルーマニアに普及しないでしょう。というわけで、私がハードレンズ・ユーザーである限り、レンズケア用品(保存洗浄液に限らず、保存用のケースなども)をせっせと日本から運んでこないといけない==。


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ルーマニア・ミニバスの旅~ロシア・モンタナ往路編

2016-08-16 | バカンス・山へお出かけ

 
つづいて、ルーマニア・ミニバスの旅はロシア・モンタナへ。ロシアは、「Rusia」ではありません、ルーマニア語の「rosu」は「赤い」。そこはヨーロッパでも有数の金山。山から流れ来る湧き水は、岩肌を赤く染めています。2000年以上も前から、ここでは金が掘り出されているのです。いざ、金山を走るマラソン大会へ。
 


ブカレストからアプセニ山系のロシア・モンタナまでは、かなり遠いです。休憩も含めると車でも8~9時間の旅。3年前はラン友の車に乗り合わせ、途中、アルセニエ・ボッカ(Arsenie Boca)の教会などにも立ち寄りながらのマラソン遠征でした。

ボッカの教会は、彼を偲んで年じゅう花束を携えた参拝者が絶えないことで有名。こういった立ち寄りができて、自家用車は便利だけれど、乗せてもらっている立場上、あまりグースカ寝込むわけにもいきません。
 
今年は大会主催者の計らいで、ブカレストからミニバスを1台、チャーターです。ランナー・ボランティア・応援を含め、先着19名の枠に潜り込み、朝8時の出発でいざ、一路ロシア・モンタナへ。
 
のはずが、朝8時前に集合場所に行っても、5~6名が集まっているだけで、主催者側の取りまとめの人も来ていません。バスは何台か止まっているけれど、どれだろう?自分たちで見つけて勝手に乗り込むわけにもいかないし。
 
バス係のボランティアが約10分遅れでやってきました。朝8時に集合で、出発は8時半、とのこと。これじゃあ、だれも8時を守らないよ==。
 
無事にバスを見つけ、運転手さんとも合流。バスを申し込んでいて、3名来ていない人がいます。利用者リストの携帯電話で連絡を取ると、2名はペアで、何を間違えたのか、ロシア・モンタナ方面行の公共のバスターミナルで待っているとのこと。私たちのチャーターバスは、バスターミナルではなく、都心の一般駐車場から出発すると、メールで連絡が来ていたのですが。
 
1名とは全く連絡取れず。往復のバス代金は、オンライン決済でもいいし銀行振り込みでもいいし、当日手渡しでもいい、という曖昧な集金方法なので、この1名は未入金・キャンセルのようです。
 
とにもかくにも総勢18名で出発==。三分の一は顔も名前も知っていて仲良しのラン友。三分の一はラン友の友達か顔見知り。残り三分の一が初めて出会う人たちです。
 


最初からワイワイ騒ぎながらのバス乗車。しかしながら、日本でのチャーターバスの旅のようなアルコール持ち込みはありません。バスの中の飲酒は禁止なのかな。みんなジュースや水を飲んでいます。スナック菓子もつまんでいるけれど、ビールを飲んでいる人も持っている人もいません。
 
チャーターバスの運転手さんによると「ブカレスト~ロシア・モンタナの往復、遠回りはしない(=遠回りとなる立ちよりは無し)。運転の規則上、4時間半に一度、45分の休憩をとる。」という契約だそうで、あとは何も決まっていません。
 


日本の長距離バスなら常識的な「1.5~2時間に一度のトイレ休憩」も決まっておらず、「トイレに行きたくなったら、どこかで止まるから申し出て。」と、主催者側の担当者。結局、お昼の休憩まで、ノンストップ。昼休憩の場所もバスに乗ってから、みんなでワイワイ決めたレストラン。そこからまた、目的地まで止まりませんでした。


 
運転手さんも大変、けれど連続運転に慣れているみたい。金山への最後の登りは急カーブの連続、無事に私たちを運んでくれました。~復路編に続く。 


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ルーマニア・ミニバスの旅~モロイエニ編

2016-08-15 | バカンス・山へお出かけ


ちょっと郊外へ行くのに、また地方都市へ行くのに、ルーマニアはミクロ・ブースと呼ばれるミニバスが発達しています。たいてい横3列で19席、運転手を含めて20人乗り。残念ながらトイレはついていません。

この7月、相次いでバスの旅をしました。それぞれ異なるエピソードが。時系列に従いご紹介。



まず、モロイエニ(Moroieni)行。大体において、モロイエニってどこ?今まで聞いたことのない地名。シナイア(Sinaia)とトルゴヴィシュテ(Targoviste)の間。



シナイアはルーマニア王国時代から栄えている夏のリゾート地。トルゴヴィシュテは、ブカレストに首都が定まる(=1459年)以前のルーマニアの古都。その間にあるだけで、特に足を止めることもない通過地点。


 
しかしながら、マラソン7500大会でペアを組むパートナーが、ここに宿を取りました。チームメイト7名も同宿、とのこと。では、私もそこへ合流して、一緒に寝泊まりし作戦会議をするのが常套。彼女のチームは、ビストリッツァから。つまり北からやってきます。南から来る私と合流するのはここしかありません。
 
遠方のマラソン大会に行くときには、たいていブカレストのラン友たちと車を乗り合わせていくのですが、今回ばかりはモロイエニに宿をとっているブカレストのラン仲間はいません。というわけで、私一人でたどり着かなければならない・・・。
 
宿と直接コンタクトを取って、「ブカレストから公共の交通機関で行くにはどうすればいいですか?」と聞いてみました。
「直行のバスがありますよ。」と、オートガラ(バスターミナル)を教えてもらいました。

時刻表を調べ、念のためバスターミナルに出向き、予約が必要かどうかを訊ねてみると、「大型バスだから大丈夫。15分前に来て。」とのこと(この時は横2×2の4席のバスでした)。
 
乗り場は確認できたものの、モロイエニといっても広いです、どこで降りると宿に近いのかな?~また宿に聞いてみました。「スコルピオンで降りて。」

降りる駅名は判ったけれど、こういった地方路線のバスには、途中の駅のバス停(銘板)がほぼ、ありません。バス車内でも「次は○○駅です。」というアナウンスも無いけれど、乗客たちは皆、常連のようで、自分の降りたいところでちゃんと降りていきます。
 
時計を見ながら(またはスマホのGPSを見ながら)、近づいてきたな、と思ったら運転手さんに「○○駅で降ろしてください。」と頼むしかないです。


 
作戦成功、ちゃんと降ろしてもらえました。私が運転手さんに頼むのを聞いていた前列席の乗客までもが、「あんた、次が降りる駅だからね。」と教えてくれる親切さ。
 
そしてバスを降りたら、二人のローティーンの女の子が待っていました。宿の姉妹だそうです。バスに乗ってやってくる日本人を、お父さんに言われて待っていてくれたのです。そこから宿は5分もかかりません。「まあ、ルーマニア語を話すんですね。」と言われつつ、短い自己紹介。
 
実際に出会った宿のご主人も奥さんも親切でした。私が事前に、ブカレスト発のバスの時刻を知らせていたので、わざわざ乗務員さんに電話をして「日本人が乗っていますか?乗っていたら、○○駅で降ろしてあげて。」と頼んでいてくれたそうです。


 
こういった地方路線は、乗客も乗務員も運転手さんもみんな顔見知り。乗った時から、「あなた、ここに座ったらいいから。」と前列の席を譲ってもらったり、と、なんとな~くみんなが親切っぽかったのは、そういったわけ。公共交通の旅も、良いものです。

追記:


この時の宿は、Casa Moroeni。予約を入れるとほどなくして宿のご主人からFBのフレンドリクエスト。ここからすでに会話が弾んでいました。

帰りのブカレスト行のバスに乗るときも、「日曜日はブカレストに戻る人(この地方都市から仕事に行っている人、または帰省していた学生たちが都会へ戻っていく)で混雑して、途中から乗ると正規の席に座れないことがあるから、始発のバス停まで送ってあげます。」と、数キロ余りを送ってもらいました。



前日走ったマラソン大会で非常に疲れていて、バスに乗り込んだらすぐに寝てしまい、宿のある付近を通過したときには熟睡していたのがちょっと申し訳ないかな=。


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ルーマニア王宮を弔問

2016-08-11 | ルーマニア・ブカレストの日常


今月1日にお亡くなりになったルーマニアのアナ女王のために王宮を弔問。



私はこの国では外国人ですが、ルーマニア王室は非常に身近に感じる存在です。というのも例年5月10日に開催されるルーマニア王室にちなんだ「ロイヤル・マラソン(Maratonul Regal)」により、マルガレータ王女の王宮やシナイアのペレシュ城で開催の王室園遊会に招待されています。

さらにマルガレータ王女が数年前にヘラストロウ公園で開催してくださった「世代間交流クロス(Crosul Generatilor)」の一人の参加者ニコラエ・ソアレくんは、今年リオ・オリンピックでマラソンを走る選手に成長しました。その時の様子はこちらから

王室への賛辞、感謝、敬意と哀悼の意をこめて。
 


弔問のために私が着て行ったのは、ロイヤル・マラソンのTシャツ。赤・黄・青のルーマニア国旗のトリコロールにルーマニア王室の紋章があしらわれたもの。こんな派手な色を着ている人はいないので、門のところで警察官に「Buna ziua.」と一瞬止められました。が、「アナ王女のために来ました。」と答え、このロイヤル・マラソンと書かれたTシャツを見てもらうと、もう怖いものなし。


 
王宮入り口では、予想していたような手荷物チェックもなく、長蛇の列もなく、すぐに階上へ上がることができました。ここでは少し待ったけれど、棺の前へ一人ずつ向かうことができました。広い宮殿に安置された棺は朝のテレビニュースで見たとおり、四隅を警護隊に守られ、ものすごく静かでした。もちろんここでは写真撮影や携帯電話の使用は禁止。列の反対側に報道のビデオカメラがたくさん並んでいたけれど、ごく静粛でした。

その後、地上階へ降りて、記帳テーブルがありました。しかしながら一か所だけで、テーブルに椅子がしつらえられており、一人ひとりがめいめい、長文を書き込んでいてまったく進まないので、残念ながらパスしてきました。
 
今朝の8時から一般人の弔問を受け付けている王宮、朝一番にすでに200名が列を作っていたそうです。が、35℃以上の猛暑日が予想されていたブカレスト、真昼間に弔問する人はやや少なかったようです。夕方以降は1時間以上の待ち時間、とのこと(テレビのライブニュースより)。

葬儀は土曜日、クルテア・デ・アルジェシュの新しい大聖堂にて執り行われますが、一般人はテレビにて最後のお別れとなります。記帳は喪が明けるまでの間、ペレシュ城・ブカレストの王宮とエリザベータ王宮で受け付けられます。




お断り:
ブログの記事の中で、アナ女王と表記していますが、これはルーマニア語名『レジナ・アナ・ア・ロムニエイ、Regina Ana a Romaniei』の直訳。正しく和訳すると、アナ王妃(ルーマニア国王の正室)となります。


Astazi am vizitat Palatul Regal pentru Regina Ana a Romaniei.
Eunt străina din Japonia, dar ma simt ca familia regal este apropiat de mine. Pentru ca am alergat Maratonul Regal (pe care face 10 mai fiecare an) cateva ori si avut invitatia la Garden Party in Palatul Elisabeta si Castel Peres.
In plus, Principesă Margareta a României a organizat Crosul Generatilor acum cateva de ani in Parcul Herastrau. Unul dintre participanți merge la Rio Olimpic acum, el va alerge maraton. Numele lui este Nicolae Soare, Îl cunosc el de la această Crosul.
Omagiu, recunostinta, respect si condoleanţele pentru familia regal.


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