ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2016年7月号目次

2016-07-31 | 目次
A table of content:

2016-07-01
2016-07-02
2016-07-03
2016-07-04 ブカレストの泉
2016-07-05
2016-07-06
2016-07-07 折り紙で祝う七夕
2016-07-08 階下のご近所さん
2016-07-09 日本語サマースクールでマドモワゼル流『福笑い』
2016-07-10 「日本人はどうやって子供を作るの?」
2016-07-11 ギフトショップ『匠』、再訪
2016-07-12 海外のトラックレースに参加するには
2016-07-13
2016-07-14 日本語サマースクールで巻き寿司講座
2016-07-15
2016-07-16
2016-07-17
2016-07-18
2016-07-19 イリエさんの誕生日にしてはいけないこと
2016-07-20 いざ、脱出、ブカレスト
2016-07-21 国際郵便料金、高い?安い?
2016-07-22
2016-07-23
2016-07-24
2016-07-25 待ちかねて90歳、いざ世界大会へ
2016-07-26
2016-07-27 ブカレストに夕立
2016-07-28 学食も夏休み
2016-07-29
2016-07-30
2016-07-31 2016年7月号目次


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学食も夏休み

2016-07-28 | ルーマニアのご馳走


ルーマニアの就学制度は、秋始まりの夏終わり。小学校~高校は9月が新学年で6月が年度末。大学が始まるのは10月で、学年末と卒業のシーズンは6月末~7月。幅があるのは、6月中の本試験に合格できなかった学生たちのために7月に追試が行われるから。
 
というわけで、大学も7月になるとやってくる学生もめっきり減ります。学生寮も入寮者が減るので、居残る学生たちには割高の入寮費になったりします。そして、寮に併設されている学食も、7月16日~9月25日まで、長~い夏休みに入りました。
 


学生寮併設の学食は、国立大学であるからか消費税(TVA)も免除(0%)のありがたい存在、食いしん坊の私がどれだけ食べても、7レイ(=約200円)を超えることはありません。


 
野菜中心のメニューを選んだら、支払いが5レイに満たないこともしばしば。肉類(ポークやチキンのグリル、牛肉のスープ)を選んでも、スープ・サラダを添えて6レイ余り。
 
大きな食堂に厨房、たくさんのおばさんたちが毎日調理し、手早くショーケースに並べ、そこから好きなものを選んで自分のトレーに取っていくカフェテリア形式。
 
2か月以上の休業で、おばさんたちもお休み、お給料が入ってこないのでは、とちょっと心配。
 


そして私の胃袋は、どこで満たされるの?~大丈夫、寮併設の学食は夏休みがありますが、学舎にある学食は、先生方や事務職員も多く利用するので通年営業。
 
ここは、大学の直営ではなく業者が入っていて、消費税(TVA)が課税(9%)されます。そして、レジで注文したものがウェイトレスによって運ばれてくるので、ランチ代は少々割高。それでも、6~8レイぐらいで、3品(スープ・サラダ・メインと付け合わせ)のメニューが食べられます。
 
というわけで、大学で仕事がなくても、学舎から半径1.5キロくらいのところに私用がある場合、大学まで足を延ばして学食ランチを食べに行くこと、しばしば。一人でも気軽に利用できるし、何といっても「早い、安い、旨い」~♪

追記:
私の行っている学食は、「学生・教職員に限る」としっかり明記されています。寮併設の学食は「身分証掲示の上、購入のこと」・学舎の地上階にある学食は注文票に、1.学生、2.教員、3.職員、の区別を書かなければなりません。

でも、身分証を見せたことはないし、何も言われたことがありません。明らかに目立つアジア人ですが。日本から友人が来たら、ぜひ一緒に食べに行きたいです==。ビールが無いのが玉に瑕!!

追記、その2:


マイダーリンは警察官、そして警察官とその家族や関係者だけが利用できるレストランが市内にあります。同じように安価で、ワインやビールもあります。ハウスワインは1リットル頼んでも6レイ、でもビールは定価を割り込んで販売するわけにはいかないので、小売店で購入するくらいの価格、やっぱり食事には、アルコールがなくっちゃね==。

ダーリンの警察手帳提示で入場できるこのレストラン、私一人で行くわけにはいかないのが、これまた玉に瑕。


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ブカレストに夕立

2016-07-27 | ルーマニア・ブカレストの日常


熱波が続いています、ブカレスト。そしてルーマニアの全土にも。それにしても昨今の夏はちょっとトロピカル、亜熱帯的。というのも湿度が高い!
 
30℃を超えても、湿度が低ければ木陰に入って涼むことができたのが今までの夏。しかしながら、最近の夏は湿度も高く、はっきり温暖化(または亜熱帯化)しているのを実感します。
 


そんなブカレストに夕立。小一時間ほど、ザーッと降ってくれました。降っている間は涼しげな風も吹いていたけれど、雨が小やみになるにつれて蒸し暑さがぶり返してきます。


(一気に降りすぎて、水はけの悪さを露呈。ブロックハウスの間の近道。靴を濡らしたくなかったので、結局回り道をすることに)
 


このべたべた感は、何だ=。いずれにせよシャワーを浴びないといけないので、その前にひとっ走り。いつものイオレ公園も爽やかさの微塵もなく、どよーん。
 
無理もないです、ここ数年で冷房の普及率はぐんと上がりました。大きなショッピングモールも出来て、館内はききすぎるほど冷房が効いている、ということはどこかで室外機が、熱風を吐き出している。
 
歩道や公園も整備されるにつれ、無造作に生えていた草木が刈られアスファルトで覆われるように。また、公園内の雑木林のようなところも見通しよくすっきりし、人造タイル張りの遊歩道が通りました。ということは、土だったところが人工物に様変わりしたということ。つまり蓄熱素材に成り代わったのです。
 


地球温暖化は、人間の仕業。これを実感できる昨今のブカレストの夏です。夕立が来ても、焼け石に水。来週には、38℃予想。百葉箱で38℃になるのなら、日向の温度計は限りなく50℃に近づくはず・・・。


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待ちかねて90歳、いざ世界大会へ

2016-07-25 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニア・マスターズ陸上のご長寿&健康アスリート女子編、エレナさん(Elena Pagu)。1926年7月25日生まれで、本日、90歳になられました。La multi ani!(=お誕生日おめでとう)

「90歳になるのを待っているのよ。90歳になって、南半球オーストラリアで開催のマスターズ陸上世界選手権に行くの!」と、1年以上も前から楽しみにされていました。スポンサー探しもうまくいったようです。
 
種目はトラックで行われる5キロウォーク(競歩)。上の写真は今月2‐3日に行われた全ルーマニア・マスターズ陸上選手権大会での雄姿。90歳を目前にしたこの日の記録は、44分22秒65。F85(女子85-89歳の部)のバルカン新記録。1キロを9分以内でカバーしています、そのペースで5キロ歩き続けるのです。
 
昨年、フランスのリヨンで行われた世界選手権では、45分18秒。F85クラスで銀メダル獲得。年代が一つ上がると、金メダル間違いなし。こう言ってはいけませんが、ライバルもぐんと少なくなっているはずです。
 
90歳のご長寿で健康であることがまず素晴らしいです。そしてスポーツを続けておられてすらりと伸びた背筋。ルーマニアからは地球の反対側ともいえるオーストラリアへ、何度か乗り継ぎのある空の旅。これを90歳で!きっと飛行機会社から特別のエスコートがあるかも。逆に、「健康診断書」の提出が求められているかも。

「ちょっと前に主人が他界したの。でも、いまボーイフレンドができたのよ。」と、チャーミングに話してくださったのは、近所のイオレ公園で出会った時。「エレナの活躍を見るのが楽しみなんだ。」といつも杖をつきながらも付き添っておられた御姿が偲ばれます。
 
9年前の2007年、同じ種目のシーズンベストは41分16秒70で、わずか3分の落ち込みだけ。80歳を超えると、だれもが何があってもおかしくない、と、多くの人が辞世の覚悟を決めるところ。

このお元気の秘訣は何だろう~笑顔と日々動くのがお好きな活発なところ。お手本はこんなに身近なところにいらっしゃるのです♪


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国際郵便料金、高い?安い?

2016-07-21 | ルーマニア・わたしの日常

 
貰うのも送るのも楽しい、手書きの郵便物。今日は日本から一気に2通も。7月15日の消印だから、なか4日でルーマニアまで旅してきました。もちろん航空便。
 

(イースター記念の1レウ切手)

さて返事を書こうかな。でも、国際郵便料金、3月から値上がっています。ルーマニアからヨーロッパ圏内への普通定形郵便(ハガキも含む)、2.1レイだったのが、4レイに。ヨーロッパ圏内4レイというのは、ユーロに換算すると0.9ユーロくらい。

倍値上げに近いじゃないか、と憤慨することなかれ、これはほぼ、ユーロ圏各国からルーマニアなどのユーロ圏内国へ送るときの郵便料金と同じ。
 
日本へ送るのも、3.1レイだったのが4レイに~これは許容範囲。日本からの普通定形郵便(20gまで)が110円であることからも納得。

おまけに日本発のハガキは、全世界あて70円均一~これはうれしい料金設定。先の消費税値上がり(5%→8%)の時に、国内郵便料金は値上がったけれど、国際郵便料金は据え置きでした。 
 

(1レウ切手、描かれているのはコンスタンティン・ブランクーシ~ルーマニア出身の20世紀を代表する独創的な彫刻家)

ルーマニア国内郵便料金は据え置かれていて、封書(20gまで)・ハガキとも、1レウ。ブカレストから600キロ以上離れたオラデアの友人にはがきを送っても、1レウ。ブカレストから南へ80キロのルセへ送るなら、国境を越えてブルガリアになるので4レイ。なんだか割に合わないなあ~?



ちょっと高いかなと思ったのは、カズベジ・マラソン(Kazbegi Marathon)を走りに行ったジョージア(旧称グルジア)から日本へ送った時。グリーティングカードを含む封書で5グルジア・ラリ (GEL)、当時の為替が50円ほどだったことから、250円の航空郵便料金。約2ユーロ。かの国の国内公共交通機関などの料金を鑑みると、外国人向け料金設定、という感じ。もちろんこれはぼったくりではなく、正規の料金。
 
しかしながら、旅先で選んだハガキや、記念日のグリーティングカードを、コインでも支払えるくらいの料金で、地球の裏側でも運んでくれるのです。インターネットがいくら発達しているとはいえ、手書きのカードに勝るものなし。こんなにわずかな料金で気持ちを届けてくれる国際郵便、決して高いとは思いません。


追記:


私の知る限り、アジア発の国際郵便料金は、割安感あり。例えば、

香港から封書・ハガキ20gまで(航空便でヨーロッパまで)HK$3.70(現在の為替で約52円)
台湾から封書・ハガキ20gまで(航空便でヨーロッパまで)TWD$12(現在の為替で約40円)

これらもじわじわ値上がってきているとはいえ、日本の国内郵便料金よりもお安いじゃありませんか==。


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いざ、脱出、ブカレスト

2016-07-20 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


いよいよ夏のバカンスシーズンも本格的に。一番感じるのは、日曜日の夕方に地下鉄に乗った時。とんでもなくガラ~ンと空いているのです。夏が始まれば、ブカレストっ子たちはブカレストなどに居ません。みんな、週末は海へ、山へ。

私はのんびり過ごすバカンスではないけれど、ほぼ週末ごとに遠征を伴うトレイルラン大会。


 
先週16日はマラソン7500。ルーマニアの最高峰オムを含むブチェジ山系が舞台、エリートの部90キロで延べ標高差7500mからこの名称に。私はホビーの部45キロ・延べ標高差3500m(⇔これって、ホビーって言える??)に参加。

非常に危険な岩場もあるため、ペアで参加が条件。先月のウルトラブッグ100㎞(トレイル)で私は2位入賞、そこで4位の女性とペアを組んで参戦したけれど、私がペースを乱し、残念ながら入賞を逃す。
http://http://www.marathon7500.ro/




今週の土曜日は、ルーマニアの金山、ロシア・モンタナへ。こちらも43キロで延べ標高差1700m。ルーマニア政府が自国での保存・開発を放棄し、カナダ籍の発掘会社に利権をほぼ売り渡してしまった問題の金山。これに物申す意義あるマラソン大会。
http://www.rosiamontanamarathon.ro



7月最後の土曜日は、トライアスロン大会のボランティア。マラソンと同じ持久系スポーツ、ランも含んでいるけれど、自分ではそこまで挑戦する気持ちが持てないです。

泳げるけれど水の中で競争は怖いし。ママチャリに乗れるけれど下りのスピードは怖いし。興味はあるけどしり込み中、というわけで応援を兼ねて大会運営をお手伝いします。種目はオリンピックディスタンスとスプリント。

私がボランティアに抜擢されたのは、3歳~12歳までの子供のクロス(年齢別に100mから800mを走る)があるから。盛り上げ隊かな。
http://www.triatlonbuftea.ro/



そして8月6日。例年参加しているのが、マラセシュティ・マラシュテイの大会(Maratonul Pe aici nu se trece)。

第1次世界大戦の時にドイツ軍との大激戦となったのがこの地、Marasestiから Marastiの一帯。自分たちの国を守るため農民たちも立ち上がり、装備も十分に持てず、標的になりやすい白いシャツのままで戦った暑い夏。

指揮官の「この地を通すな。」の指令通り死守し、ルーマニアは戦勝国になりました。1916年の決戦からちょうど100年。マラセシュティ・マラシュテイ、双方に記念慰霊碑があり、その二つをつなぐ46キロのウルトラマラソンに出走予定。英雄たちをたたえて。

同じ日は広島原爆記念日。原爆死没者の霊に祈り、戦争の犠牲となった人たちへの慰霊の気持ちは同じ。

「ヒロコは、日本の英雄たちをたたえて走れ(tu vei alerga pentru eroii japonezi!)。」と主催者のボスの弁。
「日本は負けたのだから、‶英雄‶とは言わないのでは?(Noi am pierdut, deci nu putem spune ca eroii.)」と複雑な気持ちをいうと、
「日本の英雄だ。(eroi pentru japonia)」とキッパリ。

ここでは、戦争に反対する気持ちは同じなのです(toti suntem impotriva razboiului)。
http://www.ilierosu.ro/maratonul-pe-aici-nu-se-trece-editia-vi-06-08-2016/



そして翌週13日は、ビストリッツァ近郊で、Via-Maria-Theresiaのスポーツイベント。80キロのトレイル・ウルトラマラソンからトライアスロン・ハイキングまで兼ね備え、順位表彰もある競技会。

非常にユニークなのは、参加料がない代わりに、「ボランティア証明書」が必要なこと。どこかのボランティア団体でボランティアしていることが参加条件なのです。
 
ボランティアといえば、お任せあれ♪、活動証明書もちゃんとあります。イベント会場は、ドラキュラ・ホテル。何年ぶりだろう、あのお化け屋敷みたいなホテルに行くのは。

ビストリッツァ現地にラン仲間も出来、市内から一緒に車で連れて行ってもらいます。ありがたや、ランつながり。
http://via-maria-theresia.ro/



さらに8月下旬には、事前ボランティアも兼ねて1週間の日程でマラソン・ダチロル(Maratonul Dacilor)。ルーマニアの原住民はダチア人。それにちなんだ4つのユネスコ世界遺産をコースに含むトレイルラン44㎞(Aleargă pe urmele străbunilor la singurul maraton din lume care trece prin 4 situri aflate în patrimoniul cultural mondial UNESCO.)。
http://www.corporeanima.ro/maratonuldacilor/

夏場は暑いブカレストを脱出だ==。



・・・で、仕事は?
大学は夏休み。個人教授の日本語レッスンはウィークデイなので問題なし。


追記:
トライアスロンの距離を、おさらい。

オリンピック・ディスタンス:
スイム 1,5 km + Ciclism 40 km + ラン 10 km

SPRINT:
スイム 750 m + Ciclism 20 km + ラン 5 km


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イリエさんの誕生日にしてはいけないこと

2016-07-19 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
明日は、聖イリエの日。ルーマニア正教の聖人の日で、宗教上の祝祭日になっています。オルトドックス教会では特別のミサがあり、朝早くから人々が集まります。我が家のお姑さんも出かけること、間違いなし。
 
して、聖イリエにちなんで、同じ名前を持っている人の『名前の誕生日』となり、友達にイリエさんがいたら「La multi ani!」(=お誕生日おめでとう)のメッセージを送るのです。
 


このような大きな宗教上の祝祭日は年に何回かあって、『オルトドックス・カレンダー』に赤文字で記されています。このうち、聖人の祝祭日が一般的な祝日になっているのは、8月15日の聖マリアの日と11月30日の聖アンドレイの日。学校や銀行などが休みになります。
 
明日の聖イリエの日は国民的な祝日ではないけれど、宗教上の大きな祝日なので、してはいけないことがあります。掃除に洗濯、縫物やハンドワークなど。これらの決め事は、通常の日曜日も同様。オルトドックス信者であるお姑さんは、これらのことを忠実に守っておられます。
 
よって、今日中にしておかなければならないのは、洗濯。夏場なので洗濯は毎日、ちょこちょこするのです。一番困るのは、毎週の日曜日も祝祭日なので洗濯ができないこと。

日曜日のマラソン大会の後、どうする?会場で着替えたらその場で水洗い、それだけで異臭はかなり違います。土曜日に走るマラソン大会で、走った後泊まって翌日帰ってくるのであれば、宿泊先で洗濯。きれいな衣類を持って帰れます。
 
明日、近所の公園を走って汗をかいたら、仕方ない、すぐに干して乾かして、次の日に洗濯です。面倒だけれど、宗教上のしてはいけないことを尊重。
 
・・・しかしながら、パンツと靴下だけは毎日洗いたいタイプ。小さなものなので、部屋干し。夏場は良いな~、洗濯物が早く乾くから♪


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日本語サマースクールで巻き寿司講座

2016-07-14 | ルーマニア・わたしの日常

 
日本語サマースクールで、巻き寿司作り。



用意した材料(酢飯・スモークサーモン・卵焼き・きゅうり・茹で人参、焼き海苔は日本から)をみんな上手に巻いてくれました。お寿司が初めての学生もいて、緊張しどおし!



最初に海苔の上にご飯を広げるとき、「端っこまでちゃんとご飯を載せてね。」と言い続けた結果、このようにきれいに巻けました。



私が巻く様子を見て、「これって、シャオルマみたいね。」という人も。(シャオルマはバルカン半島で人気の、トルコの「ドネルケバブ」の亜流。トルコ語で、「ドネル」は「回る」 「ケバブ」は「肉」、大きな円錐形に形作られた肉が、バーナーで熱せられながらぐるぐる回っていて、それを外側からナイフで削って、サラダやソースとともに「ピタ」と呼ばれる薄焼きパンに挟んでくれるのがシャオルマ。)



巻き寿司を食べるのも初めての学生たち、みんな、巻くときも食べる時も、真剣==。というのも、何せ初めて食べる人がほとんどだったので、とても緊張していたみたい。一人だけ、2切れほど残して家に持って帰ったけれど(お母さんにも食べてもらう、と)、ほかのひとたちは完食。



残念ながら、一人だけ口に合わない人がいたけれど、あとは皆、美味しい、と。「美味しい」の否定形は「美味しくない」、同義語は「まずい」、でも、このとき、学生たちには、「まずい」という言葉を教えなませんでした。みんなが美味しい、と言っているものを、「まずい」と言い切るのは、日本人同士でもあまりいい気がしません。だから、「口に合わない」という言葉を教えました。

初体験のお寿司を食べながらも、日本語学習、学生たちは本当に熱心で、こちらが「はっ」とさせられることのほうが多いです。


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海外のトラックレースに参加するには

2016-07-12 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

(ルーマニアマスターズ、M50クラスの5000m)

日本のラン友から、問い合わせをもらっていました~
『海外のトラックレースって出ることは可能なんでしょうか?』

(トラックレースとは、陸上競技や自転車競技において、競技場のトラックを周回する レース(競走・競争競技)のこと。ここでは、陸上競技についての質問です)


(ルーマニアマスターズ、W40・W45クラスの5000m)

私にとって身近な、マスターズ陸上競技連盟のほうで調べてみました。
(記事中の写真は、7月上旬に行われた全ルーマニア・マスターズ選手権の時のもの)



ルーマニアマスターズ陸上競技連盟主催のトラックレースに参加する方法は二つ。
(ルーマニアでは、「マスターズ」と言わず、正確には「ベテランズ」という呼称)

その1:
加盟登録せずに、順位関係なしのオープン参加する。この場合、記録は計測され、一覧表に発表されるが公認されない。したがって記録証も出ない。参加権を得るために、「推薦状」や「健康診断書」の提出が必要。

その2:
ルーマニアに居住権がある場合、ルーマニアマスターズ連盟登録可能。この場合、記録は公認され、順位にも反映される。しかしルーマニア選手権者にはならない。

注意事項:
ルーマニアマスターズ連盟に登録して、その資格で対外試合(バルカン選手権やヨーロッパ選手権)に出場は可能、この場合、ルーマニア代表なので、公認される記録保持者の所属国はルーマニア。

また、いったんルーマニア代表として対外試合に出場した場合、二度と日本マスターズ連盟には戻れない。二度と日本代表として、アジア選手権や世界選手権に出ることは出来ない。

基本的に、日本陸連とルーマニア陸連の双方に登録することは認められない。マスターズ陸連も同様。


(W50、ダニエラの走り幅跳び。W50クラスだが、今年54歳になるので5歳刻みクラス内では年上のほう)

わたしもルーマニアへ来たとき(2006年当時)、ルーマニア陸連に登録してトラックレースにも出たいな、と思ったけれど、その当時、日本陸連に登録しており(1998~2011年まで大阪国際女子マラソン等に参加していたため)、2カ国に同時登録することは出来ない、といわれました。


(W50、ダニエラの棒高跳び。この日2m45の自己記録・バルカン記録を跳び、ヨーロッパ選手権参加標準記録の2m20をクリア。もともと跳躍の選手だが、棒高跳びは50歳を超えてから始めたもの)

フランスなど、陸上競技先進国では、選手権大会だけではなく、「クラブ対抗」という大会もありますが、陸連に登録しているクラブに所属していることが参加条件です。


(髭が暑そうだが、速かった!M60クラスの200m)

日本陸上競技連盟登録選手としてヨーロッパのトラックレースに参加することは可能、この場合、日本陸連からの「一筆」があれば、手早いのではないでしょうか?各種大会によって、参加条件が異なると思われるので、下調べが必要です。

どんな身分でも、登録選手には変わりありません。参加する方法はあると思います=。


関連サイト:
ルーマニアマスターズ陸上競技連盟のサイトはこちら
ルーマニア陸上競技連盟のサイトはこちら


この日の私:


オープン参加も申し込んでいなかったので、自宅から競技場までの15キロほどをジョギングして応援に。みんなに「今日は何を走るの?」「え?なぜ走らないの?」と言われたけれど、走らない日もありますよ~。

 
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ギフトショップ『匠』、再訪

2016-07-11 | ルーマニア・わたしの日常


日本語サマースクールの合間に、学生たちと一緒にギフトショップ『匠』を訪れてみました。

ブカレストの目抜き通り、ビクトリア通りに4月下旬にできたばかりのセレクトショップ。その名前の通り、日本のもの・日本に関する質の高いものが集められています。
 
日本人の私から見ても品質が良い、となるとお値段も張るので、そのルーマニアでの売れ行きが気になります。

前回訪れたときはオープン直後でたくさんのアルバイトさんが店内の品出しなどに駆り出されていましたが、今日はレジカウンターに女性が一人だけ。思い切って売れ行き動向をたずねてみると。



「招き猫やこけしがよく売れています。夏なので、浴衣も出ます。」
ここに置いてある招き猫は、今の流行りのちょっとお茶目さんのタイプ。寝そべっていたり、立ち上がっていたり。

ルーマニア人の日本語の先生、こけし人形の形をした消しゴムをご購入、よく頑張った学生へのプレゼントに。



「ショーケース3台分ある、包丁はどうですか?」
普段家庭で使わないような細長い包丁や、大型の包丁なども並んでいて、かなりの高額、売れているのかなあ~?

店員さんはオープンからずっといるようで(~あなたのこと、覚えています、と言われてしまった!)、これとそれとあれが売れましたよ、と教えてくれました。さすが、売れているのです、このプロ仕様と思える包丁が。



「そういえば、折り紙も置いていましたよね。」
「最初に置いていた折り紙は、全部売れました。」

私の家の近所のスーパーでも、カラーコピー用紙がよく売れています。コピー用紙はA4サイズだけれど、これを正方形に切り取り折り紙として使っている人、いるみたいです。

私も実はそれを利用する派。折り紙も売っているけれど、割高。カラーコピー用紙は色もとりどり、しっかりした品質で十分間に合います。千代紙模様を手に入れられないのがちょっと残念。

日本にいると折り紙作品を作る機会もなかったと思いますが、海外だとプレゼントしても喜ばれます=。

というわけで、日本文化や伝統に関する質の良いものが、評価高いのはうれしいことです。

外務省のサイトより:
【Japan Video Topics】ORIGAMIが切り開く先端技術

世界から愛される日本の折り紙。その技法は、遊びという枠を超えて、数々の技術開発に応用されている。

血管の手術に使用する医療器具には、「なまこ折り」が、飲料用の缶製造や、地図制作には「ミウラ折り」の技法が使われている。
 
そして折り紙は、宇宙工学の分野にまで広がりを見せている。最先端科学の分野に活かされている折り紙技術を紹介する。
 
英語版はこちら


 
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