ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2014年7月号目次

2014-07-31 | 目次


A table of content:
2014-07-01
2014-07-02 バケツに山積み、サクランボ
2014-07-03
2014-07-04
2014-07-05
2014-07-06 週末はジャズ・フェスティバル
2014-07-07 使い続けるウィンドウズXP、しかも海賊版
2014-07-08
2014-07-09
2014-07-10
2014-07-11 美白クリームのない国
2014-07-12
2014-07-13
2014-07-14 コンスタンティナ・ディツァ、引退表明、そして親善大使に
2014-07-15
2014-07-16
2014-07-17
2014-07-18
2014-07-19
2014-07-20
2014-07-21
2014-07-22
2014-07-23
2014-07-24
2014-07-25
2014-07-26
2014-07-27
2014-07-28
2014-07-29
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2014-07-31 2014年7月号目次


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コンスタンティナ・ディツァ、引退表明、そして親善大使に

2014-07-14 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
7回目の開催となるブカレスト国際マラソン、今年の親善大使はコンスタンティナ・ディツァ、ついにこの人が来てくれることになりました。いわずと知れた、北京五輪女子マラソンの金メダリスト。



真夏開催の北京五輪、みんなが暑さを恐れスローペースでレースが進むなか一人果敢に飛び出し(これが彼女の従来からの持ち味)、そのまま誰をも寄せ付けずスタジアムに帰ってきたのです。
 


中国で開催されたこの五輪、ルーマニア時間では未明のテレビ放映、誰もが女子マラソンに期待しておらず、「朝起きてテレビをつけたら、ロムンカ(=ルーマニア女性)が金メダルを獲得していた!」と誰もがびっくりした快挙。

第1回ブカレストマラソン開催は同じ年の10月。第1回大会のメインスポンサーは{TOYOTA(=日本のトヨタ自動車)」でしたが、その後の経済危機とメリカでのリコール問題で撤退、第2回からはドイツ系のライファイゼン銀行がメインスポンサーとなり、開催が続いています。
 


このプレス発表は、コンスタンティナさんの引退表明でもありました。ルーマニアのオリンピックチャンピオン、コンスタンティナ・ディツァさん。ご自身が愛し、誇りに思う祖国ルーマニアで来る10月開催のブカレスト国際マラソンを最後の舞台に選ばれました。実際のところ、マラソントレーニングは継続して行っておらず、どの種目を走るかは未定。
 


オリンピックランナーの最後の走りが、母国の首都ブカレスト。コンスタンティナさんの現役時代はボルダー在住で、なかなか本国には戻ってこられなかったため、その姿をルーマニアで見ること自体、とても貴重なのです。彼女の金メダル獲得後、ルーマニアでもマラソンブームとなったのですが、彼女の活躍が直接ブームを呼んだのではなく、マラソンを始めてから「オリンピックで活躍したロムンカが居た」ことを知ったという人が多いです。
 


プレス発表は、ブカレストの五つ星ホテル、アテネ・ヒルトンにて。ルーマニアでの所属クラブRo Club Maratonの幹部メンバーとともに、ワタクシ、マドモワゼルも日本代表として紛れ込み(!?)、主催者のビッグボス、ロス五輪カヌー競技金メダリストのヴァレリアさん(長身の女性)、コンスタンティナ・ディツァさんとの一枚。



その後の歓談で、「ヒロコ、あなたはルーマニアのあちこちの大会で走っているわね、あなたのことをフェイスブックで知っているわよ。」と言ってもらって、感激のワタクシ、マドモワゼル!



思い出の一枚:


2008年1月、彼女が北京を走る半年前。このサイン入りのルーマニア国旗は我が家の家宝に!@大阪国際女子マラソンのさよならパーティにて。

コンスタンティナ・ディツァさんの記録:
ハーフマラソン(1H:09min:07sec)
マラソン(2H:21分:30秒)
20キロ(1:03min23sec1H)
すべてルーマニア記録。

ブカレスト国際マラソン:
サイトはこちら
現地時間の7月14日中にエントリーすれば、マラソンの参加費は33ユーロ。15日からは38ユーロ。開催日が近づくにつれ、エントリー料金が少しずつ高くなっていく仕組み。今年は8000人の参加を見込んでいて、まだまだエントリーは受付中。ぜひブカレストマラソンにお越しあれ~。


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美白クリームのない国

2014-07-11 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


本来色黒でも、日焼け防止にはちょっと気を使っているワタクシ、マドモワゼル。ルーマニアには国家プロジェクトで開発されたジェロビタール化粧品があります、このシリーズのサンスクリーン剤を愛用。
 
しかしながらマラソンのパフォーマンスには代えがたく、夏場の大会のときはいつも最小限・最軽量のユニフォームで出走。まぶしいので日差し防止のためキャップ帽は被るけれど、これだけではまったく不十分、というより、大会に出過ぎ(5月はのべ15レース、6月はフルマラソンを3本)、というわけで日焼けしてきました=。
 


昨秋に、マラソン大会入賞副賞でいただいたYves Rocher(イヴロシェ)のファンデーション(向かって右)、かなり濃いオークル系で「いくら私が東洋人で色黒でも、この色は濃すぎるわ!ルーマニア人は色白だし、きっと売れ残りの化粧品を袋詰めにして副賞にしたのに違いない。」と、ちょっと憤慨していたのです。
 
が!今になって、顔に塗ってみるとこれがちょうど。明るい色のパウダーをはたくと、ちょうど肌の上に落ち着いて見えます。う~ん、ここまで日焼けしてしまうとは・・・。(ファンデはほぼ写真どおりのお色)
 
日焼けしてしまったら、次は美白に乗り出さねば。と、化粧品売り場をめぐってみても、どこの棚にも『美白クリーム』はありません。気になって友人のルーマニア人女性に尋ねてみると。

「ホワイトニング・クリーム?日本にはそんなのがあるのですか?ルーマニアにはありません。売り出しても、たぶん誰も買わないでしょう。」

その理由はかんたん、欧米では夏は小麦色の肌が好まれます。バカンスに出かけしっかり肌を焼いてくること~これがゆったりと夏休みを過ごしてきた証拠。バカンスも取らずあくせく働くことは、「そんなにお金に困っているの?」となるそうです。小麦色の肌は、ゆとりのある証拠になるのです。
 
日本では、色白なほどリッチな感じ。肌の色を白く美しく保つためにエステに通い、どれだけ美肌にお金をかけているか、がゆとり度のバロメーター。

「顔に塗るホワイトニング・クリーム?歯を白くするのじゃなくって?ルーマニアにはそれは無いわ。日本で存在するとしたら、ヒロコ、ぜひ使ってみてどれくらい白くなるか、私に検証して見せて!」
 
ここで勘違いしてはいけません、美白クリームとは「紫外線でダメージを受けた肌から、肌本来の色を取り戻す」ことを目的にして作られており、「色黒」の肌を「色白」にしてくれるわけではないのです。
 
ここらあたりは百も承知ですが、日焼けを一日でも早く戻したい、ワタクシ、マドモワゼルに今一番必要なものは『美白クリーム』。どれだけ日に焼けても秋口になるとすっと白く戻っていくマイダーリンがうらやましい=。

ジェロビタールは愛用品、過去にキャンペーンで銀メダルゲット♪:
こちらから。

日焼けする?しない?、関連記事:
「バカンスは小麦色の肌」はこちらから。
焼かない作戦、「夏でも手袋」はこちらから。


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使い続けるウィンドウズXP、しかも海賊版

2014-07-07 | ルーマニア&あちこちで・びっくり

 
日本では大騒ぎして迎えたウィンドウズXPのサポートとセキュリティーアップデート終了、それから早3ヶ月。マイダーリンは何も気にせず、海賊版のXPを使い続けています。ウィルス対策も不完全なはずだけれど、いまだ、何も起こっていません。起こってから大騒ぎしても遅いけれど、バックアップもほとんどせず・・・。
 
もともとが海賊版だから更新プログラムの提供も受けられないし(インストールしようとすると、ここに海賊版がありますよ、とウィンドウズ側に知らせることになるからご法度なのです)、それでも何年も問題なく使っています。ルーマニアでは、OSは「海賊版」、これ当たり前。
 


「XP」のみならず「Windows 7」の海賊版も当たり前に流通。この写真のラップトップは友人所有のもの、右下隅「This copy of Windows is not genuine」が、すべてを物語っています。「WindowsのOSなんて、高価で僕達には買えないよ。買えなかったら、工夫するしかないでしょ。」が、ルーマニア人をしてITに長けさせた!
 
ちなみに私は完全にIT音痴。でも、私に輪をかけて音痴なのがダーリン。PCデスク周りにいっぱいケーブルが置いてあって、「どれが僕のカメラのリチャージャーなんだ?ITは嫌いだ=」と叫んでいます。自分のケーブルくらい、自分で見つけて=。それはITじゃなくて、整理が悪いだけ==!


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週末はジャズ・フェスティバル

2014-07-06 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアのほぼ全土に大雨警報が出ているものの、ブカレストはかろうじてはずれています。というわけで、週明けから晴天。こんなときにはやっぱりお出かけしたい~。
 


アテネ音楽堂前広場で、2日から週末にかけてジャズ・フェスティバル開催中。
 


これは、ビール会社のウルススがスポンサー、うれしいことに入場料無料、夕刻からのジャズ演奏があるならば、ビールも進むだろうという趣向。ビールとジャズ、これって合うのかな?
 


大きなステージの前に仮設の椅子がたくさん並び、入場口は2箇所。夏の花で飾られたフラワーポーチ。私はたまたま真っ昼間にこの場所を歩いていてこのフェスティバル会場に遭遇。



ルーマニアらしいな、と思ったのは、音楽演奏のない昼間でもこの会場は開放されていて、つまり、2箇所の入場口から入ったならば通り抜け自由。そして、空いているいすに座ってくつろぐのも自由。
 


営業時間外なので、ビールの販売はありません。でも、準備中らしい係員が、カウンターの辺りでちょっと手持ち無沙汰に。



つまり、ビールを頼まなくてもずっとここで座っていることも出来るらしい~日陰になるテントの下で、お二方ほどお年を召した方が、読書に没頭されていました。
 


この広場は、南に旧大学図書館、北東に国立博物館、そしてさらに南には革命広場が続きます。メインストリートのビクトリア通りにあって観光客も多そうですが、おそらく貸切バス利用の団体旅行客は車窓からの観光となるところ。観光スポットとなる建物が続く割には、意外と徒歩で訪れる人が少ないかも。
 
そんな中心街で、昼間に入り込むことの出来るジャズ・フェスティバルの会場、こんなところで場所を忘れて自分のことに没頭できるような時間の過ごし方、それを垣間見ることが出来ました。演奏のある時間帯とはまったく異なる空間、ゆったりまったり。


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バケツに山積み、サクランボ

2014-07-02 | ルーマニアのご馳走


これだけあるのだから、どんなにたくさんでも食べることが出来ます、サクランボ。



ルーマニアではサクランボは高級品ではなく、季節にたくさん出回ってくる旬の果物。



田舎へ行けば、こんなふうに枝を手折ってほおばることが出来ます(昨年訪れたスチャバにて)。



今の時期、どの市場でもとにかく山積み。



今年の価格は、1キロあたり6~9レイ(185~280円くらい)、少し大粒でも15レイくらい。間違ってはいけません、キロ当たりの単価です。袋いっぱいに詰めても、財布から出て行くのは小額。



ぷりっとしていて少し酸っぱいめ、でもしっかりサクランボの味がします。ちゃんと熟すまで枝についているから。



美味しいものをその季節にいただく、ルーマニアはスローフードの国。

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