ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2010年3月号目次

2010-03-31 | 目次


A table of content:
2010-03-01 「サクラサク」
2010-03-01 怖かったTsunami
2010-03-02 日本からのお土産リスト
2010-03-03 ダイソーさんでお土産選び
2010-03-04 もうひとつのお土産リスト
2010-03-05 幼少から親しむ日本のカルチャー、進化系
2010-03-06 ルーマニア発、5歳のマッチョ坊や
2010-03-07 Let’s ネコカラ!
2010-03-08 片足とびでエスカレーター
2010-03-09 1階損している!ブカレストの最高層マンション
2010-03-10 ババーヌ=メタボ、ルーマニアでも健康ブーム
2010-03-11 ルーマニア語をキャッチ!
2010-03-12 こんどはいくら?FORNETTI
2010-03-14 「小学生のテスト問題」
2010-03-16 7度目のフランス、TPC大会へ
2010-03-17 モルドヴァ共和国の首都キシナウのレース
2010-03-18 ルーマニアに行くならフィンランド航空
2010-03-19 やっぱり永遠の謎、ルーマニアの消毒液
2010-03-20 元祖・ニッポンの風景
2010-03-21 三連休のなか日
2010-03-22 Tets ohnari、個展とグループ展
2010-03-23 桜の緑葉染め
2010-03-24 春の雨は実りをもたらす雨
2010-03-25 ルーマニアでトレイルブーム
2010-03-26 富士登山競走、外国人参加枠
2010-03-27 1時間損する日
2010-03-28 サマータイムの手動作業
2010-03-29 マドモワゼルの天体観測日記
2010-03-30 ルーマニア正教、もうすぐ復活祭

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ルーマニア正教、もうすぐ復活祭

2010-03-30 | ルーマニアを想うとき


次の日曜日は復活祭、街中盛り上がってくるブカレスト。赤ワインを浴びるほど飲めるこの時期に、ルーマニアに居ないことが悔やまれます。いつもこの時期、ブカレストの我が家では5リットル、と言う単位でカントリー・ワイン(=田舎の手作りワイン)を調達し、それが何本も空いていくのです。

復活祭は十字架にかけられたキリストがその3日後に復活したことから。赤ワインを飲むのは、イエス・キリストが最期の日に流した血を悼んでの慣わし。時々お姑さんのいない日曜日に洗濯をしたりしている私は仏教徒、でも、復活祭前のこの習慣だけは大歓迎♪♪



さらに熱心なルーマニア正教(=キリスト教東方教会のひとつ、ルーマニア語でオルトドックス)信者であるお姑さんは、復活祭まで1ヶ月以上のあいだ、肉、乳製品、卵、魚をさけた食事。Postul Mare(お肉などを食べないポストのなかでも大きなもの)の期間。けれど、息子たちにはちゃんと栄養のあるものを、と普通の食事を作ってくださいます。私ももちろん、普通食。
 
都合のいいときだけオルトドックスの習慣に従い、赤ワインを堪能~。ブカレストに居ればお姑さんと二人のお昼ごはんのときにも、グラスワインが出てきます。
 


今年の私はニッポンの桜を愛でながら花見で一杯♪、例年よりも早くに開花宣言が出たけれど、花冷え以上の寒の戻りのおかげで野宴&夜宴は寒すぎ~。おかげで花が長持ちしています、次の日曜日くらいでやっと桜が満開に近いかな。

注:
今年の東方教会の復活祭は4月4日。
復活祭は移動祝日で、太陽暦で春分の日の直後の満月の次の日曜日となっています。

注:
ルーマニア正教オルトドックス(Biserica Ortodoxă Română)では、日曜日は宗教上の慣わしから洗濯の出来ない日。マラソン大会を走った後のランニング・ウェアーなどはその日のうちに洗濯したいのですが、お姑さんに見つかるとNG。「ヒロコは仏教徒だからいいだろうさ。僕の分も洗濯して。」と援護してくれるマイダーリンも、お姑さんの「ダメと言ったらダメ!」には逆らえないです。

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マドモワゼルの天体観測日記

2010-03-29 | ルーマニア・ブカレストの日常


いまさらながらの「日の出・日の入り時刻調べ」。小学生の宿題のよう。たとえば、夏至の前後に日の出・日の入り時刻を調べると、ある日を境に日の出が遅くなり、日の入りが早くなっているはず。冬至のあたりならば、ある日を境に日の出が早くなり、日の入りが遅くなっていくこと。但し、これは北半球の場合。南半球はその逆。夏至は、北半球では一年中で一番昼が長く夜が短い日。
 
「ある日」と表現したのは、1年で日の出の時刻が最も早い日・日の入りの時刻が最も遅い日と、夏至の日とは一致しないから。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろ。(Wikipediaより)
 
では、サマータイムを導入しているルーマニアでは?とても気になりながら、今まで観察したことありませんでした。今回はYAHOO NEWS Weatherさんの助けを借りて、サマータイムに切り替わる前後の日の出・日の入り時刻を調べてみました。すると・・・

ルーマニア・ブカレストの日の出・日の入り時刻
3/25 Sunrise: 6:10 AM Sunset: 6:33 PM
3/26 Sunrise: 6:08 AM Sunset: 6:34 PM
3/27 Sunrise: 6:06 AM Sunset: 6:35 PM
3/28 Sunrise: 7:04 AM Sunset: 7:37 PM
3/29 Sunrise: 7:03 AM Sunset: 7:37 PM
 
おお!サマータイム切り替わりを境に、ぐっと日の出時刻が遅くなっています。体験してみればそんなものだけど、数字で見るとちょっと違和感あり。なぜなら、サマータイムのない日本の場合、数字がきれいに並んでいくから。

日本・大阪の日の出・日の入り時刻
Osaka 3/25 Sunrise: 5:56 AM Sunset: 6:13 PM
Osaka 3/26 Sunrise: 5:54 AM Sunset: 6:14 PM
Osaka 3/27 Sunrise: 5:53 AM Sunset: 6:15 PM
Osaka 3/28 Sunrise: 5:52 AM Sunset: 6:15 PM
Osaka 3/29 Sunrise: 5:51 AM Sunset: 6:15 PM

春分を過ぎて夏至に向うこの時期、日が長くなっていくけれど、一日違いで日の出が一気に1時間近く遅くなるのは違和感いっぱい。どっちみちマイダーリンが早番で出勤していくときには、4時半に起きて5時過ぎに出て行くのだから、朝、暗いうちだけれども。
 
これから夏至にかけてどんどん日が長くなっていくルーマニア、夏至のころの日の入りは夜の9時をはるかに廻り、9時半を過ぎてもまだまだほの明るいという宵っ張りになっていきます。夏の夜といえば、7時でも太陽ははるかに高く、照りつける紫外線も気になってくるのです。
 
マドモワゼルの天体観測日記でした~。
(一番上の写真は、ルーマニアの西部都市ティミショアラの朝焼け)


お役立ちサイト:
「日の出・日の入り時刻」を調べるうち、こんなサイトを発見しました。
「旅行や出張に行くとき、目的地での日の出・日の入り時刻を知りたいと思ったことは
ありませんか?」~世界の日の出・日の入り時刻を任意の日付で計算するサイト、
「世界の日の出・日の入り」こちらから。

↑↑これ、すごく役立ちそうです。
以前、6月に北海道にマラソン遠征したとき、大会当日の朝、ホテルの部屋にさんさんと入ってくる余りにもまぶしすぎる太陽の光で目覚めました。
「え!!もう8時くらいなの??マラソン大会に遅刻だぁ!」
びっくりして飛び起き、目覚ましを確認するとまだ4時半。その時期、北海道の日の出は4時ごろ。ホテルの部屋の角度によって、太陽の直射光線が入ってきていたのです。
大阪の日の出時刻よりもうんと早い北海道の日の出にびっくり。日本列島の縦に細長さを実感した朝でした。


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サマータイムの手動作業

2010-03-28 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアでは3月最終日曜日午前1時に切り替わったサマータイム。これで日本との時差は-6時間(=ルーマニアが日本より6時間遅れている)に。

パソコンなどはOSがサマータイムに対応しているので、それぞれの地域で日付と時刻の設定ができます。ルーマニアなら[タイムゾーン]を(GMT +02:00 Athens, Bucharest, Istanbul)にし、[自動的に夏時間の調整をする]のチェックボックスをチェック。これで自動的に切り替わり。
 
では、一番身近な家の中の時計は?家中のいろいろな時計を手動で替えていかなければならないので、これはちょっと大変。目に付きやすい掛け時計や置時計、大事な目覚まし時計、これらは一番に変更操作。タイマー内蔵の電気製品もそれぞれ手動で替えます、CD付きラジオなど。

忘れやすいのがデジタルカメラの時刻の調整。時系列で整理するとき、やっと気付いたりするのです。これ、ヨーロッパ圏内1~2時間ほどの時差のある国々を移動するときも同じ。
 


さて、街中では?サマータイムが始まると、街区がいっせいに時間が切り替わるかというとそうでもないみたい。お店の中の掛け時計がそのままであったり、公園で見かける大時計も切り替わっていたりいなかったり。切り替わる以前の問題で、もともと止まっていたりする時計も多いのがブカレストの街区。

切り替わった日にサマータイムを忘れていて、約束の時間に遅れてくる人もいるくらいだし。周りの人もあまり気にしていなくて、のんびり行きましょ~ってことかな~。



一番上の写真は、リスボンで見かけたユーロ価格にゼロがいっぱい並んだ超高級置き時計。これもどう見ても手動で切り替えることになりそう。触るのだけでも気を遣う~。




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1時間損する日

2010-03-27 | ルーマニア・ブカレストの日常


日本には馴染みのない習慣、サマータイム。ルーマニアでは3月最終日曜日午前1時からサマータイム(ora de vară)に切り替わり、10月最終日曜日午前1時に元へ戻ります。英語ではDaylight Saving Time(DST)。
 
マイダーリンはいつも寝る前に、「時計を1時間進めておく」(=サマータイムに切り替わるとき)、「時計を1時間、遅らせておく」(=サマータイムが終了するとき)と、機械的に操作。

「えっと、明日からサマータイムだから、朝8時集合は、つまり今の時間では7時ってことかな?」などと考えていると、ややこしくなるだけ。まずはさっさと時計を切り替えること。
 
ルーマニア人でも時々、切り替わった日にサマータイムを忘れていて、約束の時間に遅れてくる人います。8時のつもりで集合してきたのに、9時だったというわけ。これが飛行機や電車の予約だったら、すっかり乗り遅れ。
 
サマータイムに切り替わる日は時計を1時間進めなくてはならないから、翌朝も1時早く起きなくてはいけない~、1時間損した気分になります。でもサマータイムが終わるときは、秋の夜長にさらに夜更かしが出来るので、これはとっても得した気分。1時間余分に寝ること出来るし。
 
ワタクシ、マドモワゼル、ここで自分の間違いに気付きました。来月のフライト、朝11時にKIX(関西空港)を出発し、同じ日の19時過ぎにはブカレスト到着。このときには時差が6時間になっているから、それを鑑みると所要時間14時間。これってやっぱり得した気分かな~?



サマータイムは旧社会主義時代にチャウシエスクが導入したものでした、こちらから。

一番上の写真は、関西空港でのマイダーリン。サマータイム実施国では、サマータイムに切り替わるとき、時計の合わせ忘れからくる飛行機の乗り遅れだけにはもっとも注意を。日本ではそんな心配は要らないけれど。




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富士登山競走、外国人参加枠

2010-03-26 | 外国から日本訪問


富士登山競走、今年から参加者に課せられた参加資格。
オフィシャルサイトより)

「山頂コースの資格については、過去3年間の大会において山頂コースは五合目関門通過タイム、五合目コースは五合目ゴールタイムが、それぞれ2時間30分以内の実績のあるランナーは参加可能とする。
上記の実績がないランナー、若しくは初参加の場合については、五合目コースでの参加可能とする。」


これ、ルーマニアのラン仲間に「なにそれ~!」と怒られてしまいました。「3年間に2度も日本へ行くなんて、不可能だよ。」と。かくいうマイダーリンも興味津々の富士登山競走。マイダーリンが毎年のように日本に来てくれると、私は嬉しいけれど。



日本の最高峰、3776mの富士山頂を目指すこの大会は、海外でも有名。昨年もルーマニアからラン仲間がこのために来日しています。ギリシャのオリンプス・マラソンを走ったときにも、地元ギリシャ人ランナーに尋ねられたのがこの富士登山競走。

この人気大会に、外国人参加枠はないものかとサイトを熟読。英語サイトには、「2時間30分以内の実績」の記載は無し。マイダーリンのためにも主催者に直接問い合わせてみました。

すると、外国からこの大会のために来日してくるランナーのためには、本大会での参加資格記録がなくても、外国でのトレイルランの実績を考慮するとのこと。アスファルトの上で行われるフルマラソンがたとえ3時間以内であっても、それは認めない。トレイル完走経験だけでもだめ、ある程度の実力が必要、とのこと。

ワタクシ、マドモワゼル、具体的に尋ねてみました。「全長40キロ、標高差2800m以上あるトレイルラン(=オリンプス・マラソンの場合)で、全体の3分の一程度の着順だと大丈夫ですか?」、英語を話す外国人担当者が全体を見て審査する、とのことですが、たぶん大丈夫、とのこと。ただし、山頂コースに申し込んでも、審査によって外国人でも5合目コースに振り分けられる場合あり、とのこと。
 
昨年のオリンプス・マラソン、507人が出走して439人が完走(最終ランナーは9時間58分59秒、制限時間10時間)した大会で、マイダーリンは119位。たぶん大丈夫。ちなみに私は全体の169位。これはちょっと危なっかしい。第一、私は日本人だし。審査の対象外、5合目コースから参加のこと。
 
申し込みにあたってWeb-siteや成績表を添付するそうです。が、ここで問題。マイダーリン、実力的には大丈夫でも、もはやお休みが取れないほど休暇の予定を申請しています。今でも、「秋にアテネマラソンとポルトガルのマラソンに行きたいんだけど、問題は僕のボス(=上司)。ヒロコ、お願いだから、ボスのために日本のお土産、買ってきて~。」、こんな具合。
 
アテネやポルトガルは2泊3日くらいで行って帰ってくることが出来るけれど、ユーラシア大陸の遥かなる東の端の端、ニッポンとなるとそうは行きません。と言うわけでマイダーリンの来日はしばらくお預け。いまは「ヨーロッパ中の国のフルマラソンを完走する」と目標を定めて驀進中。



写真は過去に一度だけ富士登山競走に参加した2004年当時のもの。山頂コースを3時間42分で完走。



その翌日に静岡県側から富士山麓を散策、山頂までいくつもりも無かったから、パラソルにUV手袋といういでたち。なんともミスマッチ~。オリンプス山の走路にも似ているけれど、オリンプスでは残雪の上を行くコースでした。



ギリシャ神話の山、オリンプスを舞台にしたオリンプス・マラソン参戦記はこちらにあります。

前日編 マラソン受付とパスタパーティ
レース編 オリンプス・マラソン
結果編  オリンプス・マラソン、男女とも外国勢の連覇




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ルーマニアでトレイルブーム

2010-03-25 | ルーマニア・ランニング事情

 
通常、ランニングビギナーが走ってみようとするならば、まず家の近所の公園などから。公園が無くても河川敷などの走路が整備されていて、走りやすいところから。ご多分に漏れずアスファルトの上から走り始めたわたしにとって、ルーマニアで不思議な現象、マラソンブームよりも先にトレイルランブーム到来。
 


その象徴が、2006年から開催されているピアトラ・クライウルイのレース。ファガラシ山中で全長41キロ、標高差2100mを駆け抜ける本格派トレイル。ロープを伝って降りなければならない難所があり、かなりの急勾配をよじ登ったり、何度も渓流を飛び越えたり。
 


このピアトラ・クライウルイ、2006年の第1回大会は50人に満たない参加者でした。が、4年間で参加者は実に8倍近くに。わたしは2008年&2009年と連続参加。余りの難コースに初回はひと山越えた28キロ地点で精根尽き果てリタイア。翌年は完走を強く念頭において小雨ながら果敢にスタート、女子総合8位でゴール。上の数枚の写真は天気の良かった2008年のレースより。サイトはこちら
 
そんなブームを受け、この春シーズン、ルーマニアでトレイルランの大会が続々。ルーマニアの山々は手付かずの自然が残っていて、サバイバル気分を楽しめます。もちろんレースとなればコースもしっかりガイドフラッグが置かれているから、よっぽどのことが無い限り、迷うことも無し。(とはいえ、過去に一度、山中でのレース中に迷ってコースアウト、二つも手前の村に降りてしまったことあり、2007年のトレイルレースinハリギタ地方、迷子の参戦記はこちらから)
 


エコ・マラソン、5月1日(土)開催。Moieciu de Susにて、全長42キロ、標高差2300mで、制限時間は9時間。マイダーリンはすでにエントリー済み、4/15までに申し込むと参加費50レイ(約1500円)、それ以降は100レイと倍額。私も申し込む予定。サイトはこちらから。



上は、コースプロフィール。6回も大きなアップダウンがある、足にタフなコース。



地図を見ると、スタート地点に何度も戻ってくることになっていて、これって、リタイアしやすいコース設定かも?マラソンの最初の部分と同じコースを利用して14.2キロのレースもあります、こちらの標高差は600m。スタート直後から5キロの間に400m以上の登り、これはタフ。



ヘラクレス・マラソン、5月23日(日)実施。バナット地方(banat county)にて、全長37.5km、標高差2030m。近くに有名な保養地、ヘルクラネ温泉(baile herculane)があります。参加費3/31まで45 LEI、4/30まで60 LEI、5/15まで75 LEI 。これも早く申し込むしかな~い。サイトはこちらから。
 


コースプロフィールは上の通り。ピアトラ・クライウルイと同じように二つの大きな山、ただしヘラクレス・マラソンは二つ目の方が大きい。
 


豊かな山林の中を駆け巡るコース。トレッキングで参加してみたいけれど、この日程はフランスTPC大会の直後。例年、TPC大会のあとはものすごく疲労感の残るわたし、レースを見物に行って、温泉につかっているのが正解かな~?


お断わり:
とても印象に残っているルーマニアでのトレイルレース、ピアトラ・クライウルイですが、このブログでレースの様子などをアップできていません。余りにも素晴しすぎて、全部をお伝えしきれないルーマニアの山々。ぜひ日本からもお越しいただき、実際にご体験を!
数枚の写真はこちらこちらから。

@Osaka


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春の雨は実りをもたらす雨

2010-03-24 | 日本のいろいろ
2日続けて冷たい雨が降り、春のお彼岸も今日まで。



春の雨は恵みの雨、実りをもたらす雨。そんな雨の日に、父はゆかりの深いご先祖様たちと一緒のところへ納まっていきました。父の俗名は「實」、新漢字で表すと「実」。生前は「実にいい男、そんな實さん」などと自分でジョークを言ったりしていた父。
 
父の名前・来し方行く末にふさわしい実りをもたらす雨。いろんなことを教わって、家族の私たちにもたくさん心豊かな実りをもたらしてくれました。

いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとう、お父さん。
(春のお彼岸にお骨納め、無事終了)

@Osaka


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桜の緑葉染め

2010-03-23 | 日本のいろいろ


大阪にも桜の開花宣言がやってきて、わたしのところにもこんなスカーフが届きました。桜の緑葉で染めたという世界でひとつの逸品。「期待していたほど桜の葉の香りがしないけれど。」と添え書きがあったけれど、まずこの色合いが気に入りました。手染めなので、毎回異なったふうに仕上がるそうです。
 
ほかに見せていただいたのは、栗の殻で染めたという木綿のマイバッグ。栗からの色づきらしく少し渋い目。殻と一緒に20分ほどグツグツ煮詰めるという手順だけ。わたしにもできるかな~ルーマニアの秋は栗にそっくりなカスターネ(栃の実)を、街区や公園、いたるところで拾うこと出来るのです。(カスターネを食べてみようとした私の悪戦苦闘はこちらから。)
 
手染めの趣味をお持ちのこのお友達は、同じランニングクラブで大阪国際女子マラソンを20回以上走っておられる大先輩(・・確か22回、とおっしゃっておられたような)。その間、二人のお子さんの出産&子育てをしながら。ランニング以外にもこのような趣味があって、心のゆとりを感じます。
 


長女さんは中学時代陸上部で、市町村対抗駅伝の代表メンバーでもありました。中学女子と一般の市町村代表のチームが同時スタートするこの駅伝で、奇しくも長女さん・そのおかあさん(=わたしの大先輩)、そしてわたしがそれぞれのチーム代表で第1走者として出走したときのこと。
 
たまたま調子の良かったわたしは、スタートダッシュで先行する長女さんを中盤で交わし、この3人の中では一番で次の走者にタスキリレー。続いて長女さん、そしてお母さんでした(わたしの大先輩は、長い距離を得意とされるから)。
 
走り終わって、わたしは長女さんに声をかけました。
「Mちゃん、お疲れさま。Mちゃんも頑張っていたけど、今日は私のほうが速く走れたね。」
「うん。」
「でも、先週の大阪国際女子マラソンで、Mちゃんのお母さんはわたしよりも速くゴールしたよ。」
「うん。」
「今日は私のほうがMちゃんより速く走って、先週、わたしよりも速かったのがMちゃんのお母さん。3人の中で、お母さんが一番すごいよね。うんと長い距離を走るフルマラソンだからね。」
「うん。」
長女さんもなんとな~く納得したような、そんな言葉を交わしていたことあり。
 
そしてMちゃんも頑張りました、この春、早稲田大学に進学。お母さんによると、誰も&本人すらも、合格するとは思っていなかったそうです。第1志望が早稲田、と堂々と言えるほどのレベルではなかったけれど、最後の最後で5分5分のところまできて、「本人が受けてみたい、と言うから、まあ行くだけ行っておいで、と送り出したら・・。」、晴れて合格。
 
仲の良いご家族から離れ、まもなく上京する長女さん、「おじいちゃんとおばあちゃんが大変なの、何回も送別会をするって。」とお母さんは言っておられたけれど、おそらくご自身が一番旅立たせたくない気持ちなのかも。(早稲田以外の受験校はすべて関西エリアだったそうです)
 
それでも、巣立ちの春に持たせようと、きっと草木染めも何点か選んでおられることでしょう。頑張りやのMちゃん、新天地に行ってうんと羽ばたいてください、あなたならきっと自分の道を切り開いていけるはず。

@Osaka


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Tets ohnari、個展とグループ展

2010-03-22 | 日本のいろいろ


日本のコンペで入賞し招聘金を勝ち取って、昨秋、ルーマニア・ブカレストに乗り込んできた大成哲さん。その「atelier 35」での作品が評価され、すでに今年10月にブカレストで個展が決まっています。次なる舞台は、ルーマニアで一番有名なギャラリー「H’art Gallery」

春の個展とグループ展は日本で行われます。活動の拠点は東京、チェコ留学時代の実績からチェコにも拠点があり、今回の個展はチェコ共和国大使館内、チェコセンター東京にて。
 
ワタクシ、マドモワゼル、芸術には程遠い生活をしているし、お金持ちでもないので彼のパトロンにはなれませんが、不思議なご縁で大成さんと知り合い、なにかわずかでも私に出来ることで応援したいな、Tets ohnariの名前を見知ってもらえたらな、と思っています。

大成さんと知り合ったきっかけはこちらから。
大成さんのお話はこちら裏話もあります。

 
【Solo Exhibition】 
■大成哲展「Glass Art from 07 to 10」
場所:チェコ共和国大使館内、チェコセンター東京
会期:2010年3月23日(火)—5月28日(金) 10時〜17時(最終日16:30)
平日のみ (直し、4月5日(月)はチェコの祝日のため休廊)
詳しくはこちらから。

■大成哲展開催記念 特別講演会および作品鑑賞会
講演タイトル:「留学—チェコー美術」
講師:大成哲
開催日:2010年3月24日(水) 
19時〜20時(会場18時30分)(開園後の入場はできませんのでご注意ください)
場所:チェコ大使館内映写室
作品鑑賞会:20〜21時(チェコセンター内)
入場:無料
お申し込みは、チェコセンター(cctokyo@czech.cz) までお名前と人数をお知らせください。

■大成哲「破美」展
場所:湘南くじら館
会期:2010年4月10日(土)〜4月25日(日) 10時〜18時  火曜日定休
オープニングパーティー 4月10日 16時〜
詳しくはこちらから。

【Group Exhibition】
■「N+N展2010 春の嵐:日藝美術出身の若手作家たちの今」
場所:練馬区立美術館 
会期:2010年4月3日(土)—4月13日(水)

■「池田の山の守り人」
場所:岐阜県揖斐郡池田町宮地 熊野神社
会期:2010年4月10日(土)−4月25日(日)
詳しくはこちらから。
 
大成哲さん、公式サイトはこちらから。


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