ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2011年4月号目次

2011-04-30 | 目次


A table of content:
2011-4-01 ルーマニアのご長寿&健康アスリート女子編
2011-4-02 ルーマニアのご長寿&健康アスリート男子編
2011-4-03
2011-4-04 レンギョウの花と赤い自転車
2011-4-05 芥子の花通りのネコたち
2011-4-06 やっぱりどう見ても危ない?
2011-4-07 竹で組まれた足場
2011-4-08 こちら、マルタ島の現場
2011-4-09 春を迎える数行詩
2011-4-10 桜は咲けども
2011-4-11 震災から1ケ月
2011-4-12 アントワープで野宿する?
2011-4-13 微調整する電光時刻表
2011-4-14 地下鉄ドアは手動で開ける
2011-4-15 国際電話でインタビュー
2011-4-16
2011-4-17
2011-4-18
2011-4-19 「子供たちの給食袋づくり」ボランティア
2011-4-20 復活祭を準備する
2011-4-21 浴びるほど飲む赤ワイン
2011-4-22 グループランニング×「ProTV」
2011-4-23 復活祭前日の台所
2011-4-24
2011-4-25
2011-4-26
2011-4-27
2011-4-28 大阪マラソン、当落それぞれ
2011-4-29
2011-4-30 2011年4月号目次

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大阪マラソン、当落それぞれ

2011-04-28 | 日本でランニング


大阪マラソン、私の日本のラン仲間で落選のお知らせのほうがずっと多くて、やっぱり厳しいものがあります、大阪マラソン。エントリー人数からして当選する人のほうがずっと少ないのだから、そうなってしまうのは致し方ないかな。

ルーマニアでは、東京マラソンを知っている人はいても、大阪マラソンの情報を持っている人はいません。私がPRすべきだったのかなあ?(レインボーカラーにこだわっておらずに…→→偏狭っぽい記事はこちらから)

私は今年10月のその時期、帰省する予定はないので、記念すべき第1回大阪マラソンを見逃す事になります。とっても残念。2007年に大阪で開催された世界陸上のときにも大阪に居なくて、このときと同じくらい、ものすごく残念。

でも、どんなマラソンになるか楽しみです、残念ながら落選してしまった人のほうがずっと多いけれど、なんと言っても大阪のラン仲間にとってはお膝元!きっと皆さん、楽しんでくださると思います。地元開催のこのマラソン、どんな形であれ、何らかのかかわりを。

@Belfast


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復活祭前日の台所

2011-04-23 | ルーマニア・わたしの日常

 
復活祭を前に台所は大忙し、まるで新年を迎える大晦日のおせち料理作りのよう。この週末の前日に仕込むのは復活祭のための特別の料理。定番の赤いサルマーレ、これはルーマニア風のロールキャベツ、塩漬けしたキャベツに中身はミンチ肉+お米、一口サイズのものを100個以上丸めました。
 


ドロブと呼ばれるこちらは、レバーにスパイシーな野菜をあわせて焼き上げるオーブン料理。本来は羊(ひつじ)系を使うらしいけれど、お姑さんが羊系、余りお好きではないので、チキン(=ルーマニア語でプイ)系。材料を混ぜ合わせて型に入れ、オーブンに放り込めばいい香りがただよって来ます。
 



祝祭日には欠かせないコゾナック(=イタリアのパネトーネ風)、そしてモルドヴァ地方独自のパスカ(=白チーズを練りこんだ焼き菓子)、お姑さんはいつも手際よいです。



パスカを準備しているところ、レモンの皮を摩り下ろして効かせ味にします。


 
キリスト教の宗教上でクリスマスに次ぐ大事な祝祭日、復活祭。お姑さんはやっぱり余念がありません。



でもこの時期、気をつけないといけないのが、商店の営業時間、交通機関の特別ダイヤ。
 


たいていの商店が明日はお休み。上のスケジュールはハイパーマーケット・オーシャン。明日は休業。
 


が、コマーシャリズムに乗り、営業するところも増えてきました。上のカレンダーは、スーパーマーケット・ビラ、例年までは休業していたはずの復活祭当日も営業。
 


交通機関は、大晦日をなぞらえて~つまり終夜営業。この夜、深夜0時にキリストの復活を祝うミサが、すべての教会で行われています。檀家とも云うべきご近所の教会ならば居宅から徒歩圏内。でも中心街にある大きな教会に出向く人も多いので、交通機関はずっと動いています。
 


この日、教会へ詣でるのはやはり特別のならわし。キリストの復活を祝う3度の唱和、そしてともされたキャンドルの炎をそれぞれの居宅まで持ち帰ること。宗教的な行事ですが、異教徒であってもたいそう感じるところがあるものです。すべての準備を終えて、日没からはゆっくり過ごしています、そろそろ教会へ詣でる時刻かな。



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グループランニング×「ProTV」

2011-04-22 | ルーマニア・ランニング事情

 
日中の気温が20℃近くにまで上がり、まさに陽光まぶしい、という言葉がぴったりの最近のブカレスト。風はまだ冷たく感じる午前中が、走るのにちょうどいい時間帯。今週、ウィークディの水曜日に「グループランニング開催」の知らせを受け取り、非番のマイダーリンと出かけていくと。
 


「ProTV」さんがお待ちかね。健康づくりのためのランニング、それを推進する団体として「RO CLUB MARATON」がテレビ取材を受けることになっていたのです。「RO CLUB」はルーマニアでの私の所属ランニングクラブ、栄養学を専門とするドクター・シェルバンによって設立されたのが2008年のこと。これはルーマニアで第1号の市民ランナーのクラブ。
 
このクラブに日本人参加者は私だけ、珍しがられてインタビューのマイクが廻って来ました。「走ったあとはどんな感じですか?」~「とてもすっきりします、リラックスできるし。たまにはハードトレーニングがあったりして、走ることがストレスになることもあります。でも、一生懸命走り終えた後は、身体は疲れていても、気持ちは充実しています。」

「走暦は?」~「14年くらい走っています。」、これはルーマニアではかなりキャリアのあるほう。マイダーリンやルーマニア・マスターズN0.1のステファンなどは、若かりし頃、つまり先の共産主義時代から走り続けているけれど、今ルーマニアで起こりつつあるランニングブームから見れば、また別世界の存在(共産主義時代に走っているということは、走る能力を認められて国家養成的に走ることになるから)。


 
「最初はどんなふうに走り始めましたか?」~「始めた時は2キロも続けて走ることができませんでした。やっと2キロを走れるようになったのは2週間くらいたってから。でも、ものすごく脚が疲れていて重たかったです。1ヶ月くらいたつと、脚も身体も軽く感じるようになって、5キロくらい走り続けることができるようになりました。それからはどんどん距離を走れるようになりました。」、ビギナー時の感覚はまだとても新鮮に残っています。始めたてのころは、なんでもとっても新鮮!
 
「でも、そのとき、走る用のシューズを持っていなくて、普通の街歩き用のスニーカーで走り始めました。少し重たかったし、すぐに膝を痛めたりしたので、ランニング用のシューズを使うことをお勧めします。」~私にはいろんな失敗経験があるので、話は尽きないところ。
 


次にインタビューを受けたのはアンドレア。ハーフマラソン完走経験あるものの、フルは未挑戦。でも、すでにインターバルトレーニングなどを単独でこなし、初フルでサブフォーどころか3時間45分以内を目指すちょっと頑張るランナー。単独練習は二人の子供を学校に送り届けたあとの午前中に、SOHOで仕事をしていて、生活時間の配分が上手。
 


今回の番組は、健康づくりを主眼とするもの。主宰者のドクター・シェルバンもインタビューを受け、しばしの取材の後、私たちは公園の周回コースへ。
 


この日のようすは、今週土曜日午前10時からの「ProTV」番組で紹介されるそうです。私のルーマニア語まじりの英語、はたまた英語まじりのルーマニア語、披露されるのかな?



@Bucuresti


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復活祭を準備する

2011-04-21 | ルーマニア・ブカレストの日常
 

次の日曜は、東方教会の復活祭。キリスト教でクリスマスに並ぶ重要な年中行事。文字通り、イエス・キリストの復活を祝うもの。十字架にかけられたイエス様が3日目に復活を遂げるのは聖書の中でも余りにも有名なくだり。
 


とはいえ復活祭もコマーシャリズムに乗り、色付けし装飾したイースターエッグ(装飾卵、“ouă decorate”オウア デコラーテ)やイースターバニー(兎)でお祝い。イエス様が葬られていたはずのお墓から復活されたことを、ヒナが卵から生まれることに結び付けています。さらに復活祭が祝われる日付は、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」~この時期は、厳しかった冬に終わりを告げ野山や草木が萌え出すころ、その生命力を祝うものでもあるのです。
 


あちこちで兎が見られるのは、多産の象徴としてのウサギ。ぴょんぴょんと飛び跳ねるようすが躍動感をもたらすといわれ、いまやイースターの看板動物!



卵やウサギをかたどったチョコレートが売り出されているのは、日本のバレンタイン商戦に近いものを感じます~。
 


我が家では例年のごとく30個を越えるイースターエッグを準備(上の写真はほんの一部)。これは調理方法で言えばゆで卵。それに色付けしたり模様を描いたりするのですが、化学染料を使わないで赤玉ねぎの皮といっしょに湯がくと、自然派の染色が出来ます。自然の葉っぱを卵に沿わせておくと、こんなにきれいなデコレーションに。お姑さんの手腕にいつもびっくり。
 


チョコレート会社の商戦にのっとり、必ずイースターバニーのチョコレートも飾ります。これって、イースターが終わって食べるときに、頭からかじるか、尻尾からかぶりつくか、いつも悩むのです==。
 


街角に復活祭のための飾り物を扱う露店が立ち並ぶようになり、スーパーの広告にウサギやイースターエッグのイラストが見られるようになって、近づく復活祭を感じます。



日本には無い習慣なので、いつ見ても興味深くて新鮮。



復活祭の日付:
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。2011年の復活祭は西方教会も東方教会も同日であり4月24日であるが、年によっては東西教会で復活祭を祝う日は異なる事も多い。
wikipediaより。



近況報告:
先のアントワープ10マイルを無事完走し、元気に帰って来ています。またまた出会いがあったり(ラン友達、という同族ですが)。レポートは準備中、近日大公開♪


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浴びるほど飲む赤ワイン

2011-04-20 | ルーマニア・わたしの日常

 
いつまでも続いてほしい、復活祭までの準備期間。飾り付けをしたり、イースター用の料理を準備したり、はたまた家中を大掃除したり、といろいろ忙しいのですが、宗教的な云われから、ワインを浴びるほど飲めるのがこの時期♪
 
イエス・キリスト様が十字架の上で流された血を悼んで、その血の赤さから赤ワインを飲むのが伝統的習慣。イースターの前にはポストと呼ばれる断食の期間があって、長くてそれは2ヶ月間、肉、乳製品、卵、魚肉を食べることが出来ません。

もちろんそれは熱心な信者か、または年長の信者によって守られている習慣で、我が家ではお姑さんだけが遵守。息子ども(マイダーリンを含む)と異教徒のマドモワゼルはまったくかかわりのない断食。でも、今の時期のワイン飲み放題(←と言ってもよいのだろうか??!)だけには賛同、ワインの買出しも何のその、ワインを堂々、飲みまくり~~。
 


こちらのワイン量り売りお店では、この時期にスペシャルセール、6リットルお買い上げで4リットルおまけ(=gratis)、これもまたイースター商戦。すっかり乗りまくり、先週10リットル仕入れたはずがまたたくになくなり、今週は20リットルの買出し。

上の写真、チョーク書きの今週の売り出し広告の下、たくさん蛇口が並んでいるのにご注目!ここから、赤&白ワインの甘口・辛口、各種の飲み心地がじゃぶじゃぶ!出てくるのです!!
 


このボックスは10リットル入り。これを2箱。20キロを運ぶのはマイダーリン。こんな作業だけはいとわない~♪


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「子供たちの給食袋づくり」ボランティア

2011-04-19 | 日本のいろいろ
 

日本を出発する前に大慌てで仕上げてきたのが「子供たちへの給食袋作りボランティア」、被害に遭った人たちの何かしら力になれそうかな、と思ってはりきりました。元記事はこちらから。




アップリケは洗濯に耐えられるフエルト生地を選び、ハート型をジグザクミシンで縫いつけたので手早かったです。紐もほとんど共布で作り、せっせと通しました。少しだけ手縫いの部分を出したかったので、紐の端にワンポイントでカラフルなボタンを縫い留め。23種類の柄で187枚、作成!

 
 
でも、その後の報道を見ていると、全校児童の7割が亡くなったり行方不明になったりという小学校があったり、また、新学年を迎えるにあたって、多くの児童たちが地元を離れ県外の学校に転入・進学したり。「給食をまた、みんなそろって食べることが出来ますよう。」と言うには余りにも厳しい状況。
 
袋の中に一枚ずつメッセージカードを入れることになっているので、この時期、お花見などで出会うラン仲間みんなにもたくさん書いてもらって、気持ちが届くかな~と。頑張って、とは安易には言えないけれど、子供たちの笑顔が戻りますように。

作成枚数:
当初は、108枚が目標でした。除夜の鐘で撞かれる108つ。この「108」という数の由来についてはいろいろな説があるそうですが、ちょうどいまの贈る気持ちに近いです。煩悩に打ち勝ち、四苦八苦を取り払い、歳月を元気に過ごしてほしいです。

「108」という数:
1. 煩悩の数を表す
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。

2. 一年間を表す
月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。

3. 四苦八苦を表す
四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。
(wikipediaより)

@Bucureşti

 
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国際電話でインタビュー

2011-04-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


週明けに突然舞い込んだメール、アドレスの最後が「.be」、これはどこから?迷惑フォルダにも分類されず、受信トレイに着信。「Antwerp 10 Miles 」とタイトルがあるので、次のマラソン大会かららしい?でも、いままで連絡が来ていた主催者団体からではなく差出人が個人名。
 
え~い、ままよ、と開いてみると、アントワープ地元の記者さんから。アントワープマラソンのメディア・パートナーになっている『Gazet van Antwerpen』、「gazette」はルーマニア語で報じるものを意味しているので、判りやすいネーミング。 
 
「何か話題を探していたら、10マイルに日本人参加者の名前を見つけたので。」とインタビューの申し入れ。しかも直接電話で話をしたいとのこと。え~い、これも、ままよ、ここで電話番号を教えても、国際いたずら電話をかけてくるほど、暇な人はいないだろう~。家の電話番号を知らせました。
 


すぐ次の日に電話がかかって来て、「なぜ、アントワープマラソンに来るの?」~「昨秋のブリュッセルのマラソンで、案内チラシをもらって、アントワープに興味を持って調べているうち、行きたくなったから。」、わたしのランニング・スタイル=マラソン遠征が大好きなことを説明。マラソン遠征なしに外国旅行は考えられません♪
 
「なぜ、10マイルを選んだの?」~「昨今、調子がよくなくて、あまり練習も出来ていないから。ほんとうはマラソンを走りたいです。次の機会にアントワープでマラソンを走るために、下見です。」と言ってしまったけれど、そんなに何度もアントワープに行く機会があるんだろうか?
 
「君はマラソンも走るの?マラソンのベストタイムは?」、あ==来た、これを尋ねられるのはあまり好きではありません、ベストタイムといまのパフォーマンスがあまりにも乖離(かいり=かけ離れていること)しているから。「long, long time ago~」、まるで昔話の最初の語りだしのよう。
 
そんなわけで、「人は毎年一つずつ歳をとるけれど、わたしは走ることで加齢と戦っています。」といまのランが健康目標であることを強調。ここでまた来た==、「君はいくつ?歳を尋ねてもいいのだったら。」~エントリーに際して年齢公開は必須、いま私がここで答えなくても、かんたんに判ります。
 
「ホテルはどこ?」~「いやぁ、ホテルではなくて、ホステルです。ドミトリー形式の。西洋スタイルのホテルだと、チェックインして部屋キーをもらったら、あとは誰とも出会うことがないけれど、ホステルならたくさんの人たちに出会うことができるから。多くの人に出会い、街歩きを楽しむのが、私の旅のスタイル。」、まさか、安宿のバンドルームに泊めてもらうとは、ちょっと恥ずかしくて言えないです。(いきさつはこちらから。)
 
「アントワープの後はどこかへ行くの?」~「ルーマニアで数日間滞在してから、次の日曜日に北アイルランド・ベルファストまで行きます、日本の親友がアイルランド人と結婚してそこで住んでいるから。そして、5月のバンクホリデーに行われるベルファストマラソン、走ります。」~「それは良い機会だね。」
 
新聞記事にするためのインタビューなのに、こんな雑談でいいのかなあ?特に珍しくもない、旅好きのランナーのひとり。
 
「10マイルレースの後で、会いましょう!」と言ってもらったけれど、ゴールでわたしを取材すべく、待っているのかなあ?また日の丸ワッペンを付けて走ろう!~「10マイルは午後3時半スタートで、1時間30分くらいかかると思いますけど。」、やや夕方に近づいているかも。ここで当日の日の入り時刻を調べると午後7時40分、5時前ならまだ太陽は高い。
 
そんな事前取材があったので、ちょっと楽しみになりました、週末のアントワープマラソン♪



旅行に便利、「世界の日の出・日の入り」調べはこちらから。

『Gazet van Antwerpen』は、こんな紙面、こちらから。
wikipediaにも記述あります、こちら


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地下鉄ドアは手動で開ける

2011-04-14 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ブカレスト地下鉄の場合、正しくはドアに付いているボタンを押して開ける~。外側からも内側からも、同じ場所にボタンが付いているので、どちらから押してもドアは連動してあきます。

上の写真は外側から見た地下鉄ドア。この一瞬後に内側に居る人がボタンを押してくれて、ドアは開きました。乗客の視線がボタンに向かっています。「この子、写真を撮っているひまがあるんだったら、ボタンを押したらいいのに。」と思われていそう。
 


こちらは地下鉄車内から見たドアのボタン。センサー式なので強く押す必要はないのですが、ときどきセンサーがうまく働いていないのか or 押し方が上手くなかったのか、ドアがなかなか開かないことあり。ブカレストっ子に横からさっと押してもらって、開け、ゴマ!
 
最初はボタンを押すという作業に慣れなくて&ドアは自動で開くものだと思い込んでいるから、ドアの前でぼーっと待っていたりすることしばしば。「ほら、ここを押すのよ。」みたいな感じで、ブカレストっ子に押してもらっていました。最近では日本に帰った時、ドアを開ける押ボタンを探している自分がいたりして、ひとりで苦笑・・・。
 


ボタン感知式なので、誰も乗り降りしないドアは開いていないこともあります、上の写真の例。ただしこれらは新型車両の場合。
 


地下鉄東西線ともいえるM3号線で現役で走っている旧式車両には、押ボタンは無し。車両がホームに停止したのを確認して、車掌さんが開けてくれます。でもときどき、半分しか開かないドアがあるけど。こんな時はどうする?え~い、ブカレストっ子は足にモノを言わせ、蹴っ飛ばし!!もちろんこれでちゃんと開くのだから、正しい開け方。
 


何せこんな見事なペイント&落書きばかり。最近では掃除して消す努力もしていないみたい、でも外側なんぞ、かなりのアートなので、古びてすすけた車両よりもペイントのあるほうが楽しいかも。らくがきは消してもまた、いたちごっこだし。



半手動の開閉方法:
半手動ともいえるこの開閉方法、これ、ヨーロッパの地下鉄では珍しくないです。大きなレバーをぐんと押し上げて開けるドアもあったし、手前に引くことによって開くドアもあります。かなり力がいる場合もあり、慣れないと「うんしょ!」と一仕事。へたをすると自力で開くことができず、大慌てで隣のドアから乗り降りしたことも。

押しボタン式の開閉ドア、乗降客の少ない地方のローカル線なら冬場の車内保温に役立つけれど、大都会では必ず人が乗り降りする幹線地下鉄。自動で開く日本の地下鉄のドアは素晴らしい、と、あらためて思うようになりました。日本に居ると当たり前のことなのですが。


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微調整する電光時刻表

2011-04-13 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストの公共交通機関で、進歩してきたな、と思えるのがこの電光の到着時刻案内。ここ1年くらいの間に各駅にどんどん設置されてきたもの。
 


もともと、時刻表を見かけることはありませんでした。が、M3号線の東西直通運転が始まったころから、タッチパネル式の地下鉄案内モニターがお目見えし、その中には始発時刻・終発時刻がちゃんと明記されています。つまり、時刻表ができたってこと?
 


が、駅ホームにあるこちらの電光案内標識、最初は「お!すごい!ついに時刻表ができて、ブカレスト地下鉄も時刻に正確になってきた!」と思ったりしたのですが・・・、毎日見ていると、判ります。この電光案内板、なかなかのやり手。列車の接近具合を感知し、列車の出発時刻を微調整するのです。
 


こちら、地下鉄ドリストル1駅の案内電光表示。まず、1枚目の写真で、現在時刻「13:21」を確認。次にこのホームに来るのはAnghel Saligny行き、13:23発。
 


ところが、2枚目の写真、現在時刻「13:22」と1分経過しています。次に来るAnghel Saligny行きが13:24発になっているではありませんか。次発のREPUBLICA行きは、13:29発で、表示に変化なし。
 


さらに3枚目で検証を。現在時刻「13:23」とさらに1分経過、先発のAnghel Saligny行きは13:24発のままの表示、次発のREPUBLICA行きは、13:30発となり、接近具合に応じて微調整されています。う~ん、すごいではありませんか。
 
ときとして、どんどん表示時刻が遅らされ、表示時刻になっても電車がやってこなかったりすることも、多々あります。でもみんな、怒ったりしません~「あれ、来ないんだってさ。」みたいな感じで、一瞬ざわめくけれど、そのまま待っているだけの人が多いです。「どうなっているんだ、電車はいつ来るんだ?」と駅員に詰め寄る人など、皆無
 


地下鉄駅ホームには、この電光行き先案内のほかに大型ディスプレイが随所に設置されていて、ニュースやCMを流しています。「次の電車はいつ来るのかな~。」と電車待ち時間にふと見上げたりすることでき、気が紛れます。あんまりきっちり時刻表がなくても、まあ、良いかな~。

日本の場合だったら:
1~2分でも列車の到着が遅れたら、「○○の影響で、列車の到着が遅れております、ご迷惑をおかけいたしますが、いましばらくお待ちください。」のアナウンスが鳴り響きます。「○○の影響」のその理由は、「前の電車がまだ前の駅を出ておりません。」というごくありふれた理由でも、きちんと理由を説明してくれたりするところ、これもまたすごいな~と。

時刻表、無かった時代の関連記事はこちらから:
2006.06「時刻表のないブカレスト市民生活」、ただじっと待っているだけの乗客たち。

2007.07「ブカレストの出勤風景」、時刻表がないのでみんな余裕を持って出勤しているいるみたい?

2009.05「すべてピカピカ、地下鉄新線、時刻表つき」、ここらあたりから時刻表、お目見え。

2009.07「スタイリッシュなトラム駅舎」、駅舎や駅ホームも改良されるようになりました。

2009.07「ブカレスト市民の足、市バスとトラム」、新型車両も多くなっています。


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