ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2009年3月号目次

2009-03-31 | 目次


A table of contents:
2009-03-01 ルーマニアでも胴体着陸、死傷者無し!
2009-03-02 柳川のおひなまつり
2009-03-03 ルーマニアカラーのお雛さま
2009-03-04 ホームスティの献立づくり
2009-03-05 なんでも手作り、スローフードの国
2009-03-06 マイダーリン、明日来日
2009-03-07 マイダーリン無事来日~空輸したものは?
2009-03-08 京都シティハーフマラソン、無事完走
2009-03-11 ダーリンたち、ノリノリ・わたしは風邪でダウン
2009-03-12 お風呂で要るものは?
2009-03-14 イヌ、ネコ、シカ
2009-03-15 マイダーリン、分別収集を実践
2009-03-17 ルーマニア人のお土産スポット
2009-03-18 日本で困ったことといえば?
2009-03-19 日帰り弾丸ツアーで東京へ
2009-03-19 マイダーリン、顔見世興行
2009-03-20 東京マラソン・エキスポでお買い物
2009-03-20 つながった、神戸⇔大阪⇔奈良
2009-03-21 マイダーリン、代替便で離日
2009-03-23 ファッショナブルな日本の女の子に苦言
2009-03-24 叱られちゃった、マイダーリンたち
2009-03-25 口に合うもの、合わないもの
2009-03-26 ダーリンたちの滞在、とりまとめ
2009-03-27 18日間の連続休暇
2009-03-28 奈良、再訪
2009-03-29
2009-03-30 出発まであと2日




いつもご声援ありがとうございますm(__)m

出発まであと2日

2009-03-30 | 外国から日本訪問

 
マイダーリンがやってきてワイワイがやがや、大忙しで過ぎていった3月。「日本のお酒を飲んでもらってね。」とたくさんの差し入れをいただき、はしゃぎすぎて風邪を引き込み、いまだにガラガラ声。
 


「マイダーリン、奈良の鹿がお気に入り。」と言っていると、「はい、これ。お土産に。」と差し出してもらったのは本物の鹿の角。奈良の奥山をマラニック(マラソン&ピクニック)途中、「道端で拾った!」、ってこんなのが落ちているとびっくり。

でもこれ、個人でルーマニアには持って帰ること出来ないかも?見つかったら税関で没収されるかも?(未確認ですが)取り上げられたら余りにももったいないので、やっぱり持ち主のお家にて飾っておいていただくことにしました。差し入れのさつまいも焼酎一升瓶、ご馳走さま!
 


声を嗄らしているとこんな差し入れもいただき~温もります、うどんや風一夜薬本舗のしょうが湯。辛口度がいろいろあって、自分の好みを選ぶこと出来ます。



季節のお花を抱えきれないくらい送ってくれる遠方の花農家のお友達もいて(この写真の20倍くらいありました!)~お花はご近所でお世話になっているラン仲間におすそ分け。ダーリン来日中に、東京から会いに来てくれる女友達もいて~たくさんのニッポンのお友達、ありがたいです~。
 


そうこうしているうちにこんなものが出来上がり~「いえぷり」、ルーマニア語でウサギ。iepure - iepurii、rabbit hutchesが語源ではないです、父の生まれが兎年。
 


ルーマニアの警察学校にて、「ジャパン」のプレゼンの機会をいただいたので、今回はこんな荷物も運んで行きます。初めて持っていく着物。華やかなもののほうが良さそうなので、これ、ウン十年前の振袖。しっかりしたものなのでまだまだ着ること出来ます、でも、着物のマナーではミセスは着ること出来ないのですよね~。ここらあたりもご紹介、しなくちゃ。

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奈良、再訪

2009-03-28 | 外国から日本訪問


桜開花したというのにこの冷え込み、帰国後のマイダーリンの言いつけで週末、再び奈良へ出かけてきました。何を言い付かったのかというと「第2次世界大戦のときの日本海軍の模様の旗が欲しい。」「お土産用のペーパーランタン(=提灯)が欲しい。」
 
日の出マークのその旗、「旭日旗」といいます。歴史好きなダーリンは日本史もよく知っていて、戦争物の映画でこの旗を覚えたのです。普通の日章旗なら、いまや100円ショップにも売っています。「でも、この旗がカッコいいから、この旗が欲しい。」~なにやらこだわりがあるようで。
 


自分自身もすでに、旭日旗模様のハチマキを買って帰りました~300円。おなじく普通の日の丸模様なら、そこらあたりの100円ショップにも売っています。「神風」と添え書きされたものも購入。これもちゃんと意味を知っているので、漢字を確かめて購入、100円ショップには売っていない種類のものなので、300円。
 
お友達のヴラッドは、「お土産としてたくさん買うから安いほうが良い。」と100円ショップで日の丸のハチマキを買占め。和服美人のお猪口も買占め。おなじく日の丸扇子も二人で買占め。100円ショップが外国人に人気のお土産スポットということ、納得。
 


ついでに春日山原始林を登って若草山のてっぺんへ。一生懸命急ぎ足で登り、半時間余り。距離にして2.7キロ。この距離でも今では走れる状態ではないです、さっそく軽い筋肉痛。以前はここらあたりをぐるりと周回するコース10キロを登ったり下ったり、2周位していたのにな~。
 


桜の咲き始めた奈良、今日は太陽の輝きがあったものの空気がぴーんと張っていて早足で歩いていないと冷たさを感じる一日でした。上の写真、奈良に春を告げるという見事な枝垂桜、氷室神社。

「旭日旗」について~こちらより抜粋させていただきました:
旭日旗はその名の通り「朝日の旗」です。この旗は1889(明治22)年に日本の海軍旗として採用され,入港中の軍艦の船尾には必ずこの旗がつけられました。16 条の光線のデザインは,「天皇家の菊紋を模した」とも言われています。
敗戦後のサンフランシスコ講和条約により,日本に再軍備をさせないため,この旗の使用は禁止されました。
使用が禁止された「旭日旗」は,1954(昭和29)年に海上自衛隊の「海軍旗」として再び採用になりました。

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18日間の連続休暇

2009-03-27 | 外国から日本訪問
 
 
これ、今回マイダーリンが使った休暇です。「え~、そんなに休みが取れるの??」、ニッポンのお勤め人、みんなからそんな声が上がっています。3/6(金)ルーマニアを出発して、3/22(日)ブカレスト帰着、もう一日休んで仕事は火曜日から。合計18日間。
 
はい、年初に予定を申し出ていれば、ほとんど問題なく連続休暇が取れます。マイダーリンの有給休暇は年間38日+特別休暇8日(昨年まで6日、今年から2日プラス)で、46日。これをすべて使い切り、秋の終わり頃になると「もう休みがない~~。」って、シフト上のお休みはもちろんあります。長期休暇を事前に申請しておくのは、人員の配置のため。

以前の連続休暇の取り方はこちらから。
 
上司でも夏のバカンス2週間、当たり前。家族と過ごす時間が一番大切なのです。ダーリンは警察官、初任当時は年間32日。そこから年次を重ねるにつれ増えていき、特別休暇も加算。ヴラッドも警察官、まだ4年目なので少し日数は少ないです。
 
おまけに「メディカル休暇」というのがあって、ちょっと具合が悪いとき警察病院のドクターを受診して診断書を書いてもらえば、4~5日のお休みを取ることが出来ます。

具合が悪くなくても自分の都合で休みたいとき、メディカル休暇、取る人もいます、ここらあたりはドクターと仲良くしておくと得するそうで。要は付け届け、らしいです。ありゃりゃりゃ、ちょっとびっくり。

そしてルーマニア警察には、労働組合があります。今回の日本旅行、個人的なものですが、労働組合から福利厚生費として100ユーロ支給してもらい、ヴラッドはさらに所属の警察学校からTシャツ・ポロシャツなどを支給してもらってやって来ました。
  
一般の会社では?わたしのお友達の例、30歳前の建築士、企業に勤めて有給は年間28日。50歳代半ばの女性、一般企業で有給は年間30日余り。それでもみんな1週間くらいは普通に連続休暇を取ります。ちなみにマイダーリンの弟さん、国立博物館にお勤め、夏休みは5週間くらい連続休暇。学生のように夏休み、家でごろごろ・・・。
 
マイダーリンに言わせると、内勤職でない限り、警察官の現場は24時間365日の仕事。クリスマスも復活祭の休暇もなく、夜勤も廻ってきます。

ダーリンは現在、地下鉄に配属されていますが、地下鉄構内では何があっても拳銃の発砲は禁止。流れ弾の危険性があるから。警察官の立場は余り法律で守られていないのです。ナイフを持って歯向かってくる凶悪犯相手にでも、警棒だけで対応しなくてはならない職務。でもダーリンは「僕は怯えたりしない。」と堂々、言い切っています。



ルーマニアでは街角に配置された交番はありません。巡回しているパトカーはよく見かけます。

一番上の写真、手錠の写真があるポスターを見つけて「これ、なんて書いてあるの?」~「知らない女の人の身体にわざと触ると、それは犯罪、ってこと。」、「日本人もそんなこと、するのかぁ。」



ダーリンたち、制服フェチでした、あちこちで私設ガードマンを見つけては「制服がかっこいい!」と一緒に記念撮影。「これは警察官じゃないのよ。」とたしなめても「かっこいい!!」

京都御所で皇宮警察の警察官を見つけ、「これは本物だぁ!」、自分たちの持っている警察手帳を見せて、「ルーマニアの警察官です。」と申し出、友好の記念撮影となりました。任務中で断られると思ったので、わたしも感謝です。



あげくに街角で見つけたこのポスターを欲しがりますが・・・もちろん却下。でも関係者のご厚意で大阪府警のカレンダーをいただいて、にっこりお持ち帰り。いろいろお世話になりありがとうございます。 


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ダーリンたちの滞在、とりまとめ

2009-03-26 | 外国から日本訪問


15日間の滞在の間、かかりきりでした~でも大人なんだから、自分たちでもっと行動してもらってもよかったかな?東京弾丸ツアーも、案ずるより産むが易し、ちゃんと自分たちで大満足にて帰ってきたし。


(サンタマリア号、クルーズ)

ただ、彼らの行動はとってものんびり。朝は9時過ぎまで寝ていて、ゆっくり朝ごはん食べて、お昼前から出かけるパターン。「だって僕たち、バカンスだもん。ゆっくりしたいよ。」


(梅田・スカイビル空中庭園)

せっかく旅行に行ったら、朝早く起きて一日を目いっぱい使いたい、というのが日本人的発想。あちこちへガイドするつもりだったわたしが、もったいないような気になり、「いつまで寝てるの==。」と起こしに行ったものです。


(むかって左がヴラッド、右がマイダーリン)

おまけにルーマニア人二人とも、ランのトレーニングすること、考えていなかったみたい。ユニフォームは決めているのにね。日本で走ったのは、京都シティハーフと15日の摂津淀川マラソン、つまり大会だけ。土曜日にラン仲間が企画してくれたマラニックも、雨でくじけてしまったし・・・(=このマラニックは雨天決行されました)。おかげでわたしも、まったく走ってないのですよ~困ったね。
 
家で食べるわたしの手料理は?「ヒロコ、さっさと手早く美味しく作るね。」、特にビーフシチューがお気に入り。朝に煮込んでおいて保温袋に入れて味を馴染ませたもの。ママリガともよく合います。

「僕のお母さんはもっと長時間、台所にいるよ。」、ルーマニア料理は煮込みに時間がかかります、ブカレストではわたしは家事手伝い。主になって台所を采配することはないので、日本で手料理を褒めてもらうと嬉しいです!



ママリガも、美味しく作るね。」、やった==!!でもチャウン(ママリガ用の丸底の鉄鍋)があったほうがいいかも。わたしが作るママリガは、テフロン加工のお鍋で作るので、焦げ付くことはありません。すき焼きも鉄鍋で作るのが美味しいように、ママリガもこのチャウンで作るのが正統派。



ブカレストの家ではいつもお姑さんが作ってくださるので、わたしがママリガを作ることはないのですが、何度か水加減をしながら、うまい具合に仕上がるようになりました。上の写真は、お姑さんがお嫁にくるときに持ってきたというチャウン。
 
もうじきまた、お姑さんが作ってくださるママリガ、食べられるのです(嬉しいな、はぁと♡)~4月に入ってすぐにルーマニア復帰。

一番上の写真、マイダーリンが街角で気に入ったのがこの提灯。提げた店の前でたくさん記念撮影。自分もお土産用に買って帰りました。こんなのです。



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口に合うもの、合わないもの

2009-03-25 | 外国から日本訪問

 
人が好んで食べているものにまずいものはないと思います。(手作り料理でたまに調味料を間違えてものすごい味のものが出来てしまいますが・・・)

それは、不味い、のではなく、口に合わないだけ。食べ慣れていない、とか、初めて食べるもの、などの理由で、口に合わないものはあります。

日本国内でさえ、各地に旅行に行ったときに各地の料理をいただいて、「この地方のおいしい料理ですよ。」と出してもらっても、食べ慣れていないから「口に合わないな。」と感じることがあります。もちろん、初めて食べるものでもおいしい、と思えるものもたくさんあります。

今回、外国から客人を迎えて、日本食で彼らの口に合わないもの、たくさんありました、ちょっと残念だけど。彼らの食べたい味ではなかったようです。彼らも心得ていて、「不味い」とは言いません、「僕、これ、食べられない。」「これ、とっても変わっている。」と言います。

マイダーリンが「美味しい」と言って食べてくれたもの、カレー・ビーフシチュー・クリームシチュー・ミネストローネ・スパゲティミートソース・ジンギスカン(焼肉)・オリーブオイルたっぷりで揚げるようにして焼いた目玉焼き(=ルーマニア式の調理で)。



和食ではにゅうめん。少し寒い日に奈良に出かけて、イベント会場の屋台で食べたもの。「ネギがいっぱい、これ、気に入ったよ。」と2杯目もおかわり。でも、家で作ったときには、かまぼこを残しました。噛み心地が不思議なようで。「これって魚から出来ているのよ。」~「??そういえば魚の味??」



豪快に食べたのは、白身魚のフライ。お惣菜やさんで買ってきたもの。ルーマニアでも同じような味があります。こんなに大きなフライ、小骨もあるけれど手でうまくはずしながらお友達のヴラッドも完食。ルーマニアの家庭では、魚のフライや骨付きチキンは手で食べるのが一般的。



牛丼もお気に入り。お風呂屋さんの後の夜食に、自分たちから食べてみたい、と言い出しこの笑顔。お箸を使えないのでフォークを頼んで完食。残念ながらマイダーリンたち、お箸を覚えようという気はなく、どこのレストランでもフォークをお借りしました。ヴラッドはキャンプ用のフォークセットをいつでも持参。 
 


日本では生魚を乗せた「SUSHI」がある、と楽しみに出かけたSUSHIショップ。少しずつ食べてみたけれど、トライしただけ。途中で間違って、わさびを小指大くらいストレートでぱくついてしまいました~ものすごい顔になったかな。
 


SUSHIショップ・マスターが「揚げ物なら大丈夫でしょ、ぜひ、どうぞ。」と揚げてくれたタコ天も、ぐにゅっとした噛み心地がだめだったようで。おなじく噛み心地で「たこ焼き」もだめでした。お好み焼き・焼きそばは、お腹がすいていれば大丈夫。ほかにお気に入りの食べ物があるとき、焼きそばの具だけ食べて、麺を全部残したのはマイダーリン。こりゃ~~、子供みたいな食べ方だぁ~。
 
和ダイニングバーにて、菜の花のおひたし・土筆の和え物、旬の味も「これ、食べたことない・・・。」、銀杏は「これって薬?」、大きな黒豆が出てきたときには「これってオリーブ?」、ママさんが次は気を利かせて、オリーブをたくさん載せたサラダを作ってくださいました。 
 
日本にはいろんな種類の食べ物があるけれど、マイダーリンにとってほとんどが初めて食べるもの。和食・日本の洋食、食べ物の種類が多くて中華料理まで案内できませんでした。でも彼らにとっては、食べ慣れたものがいちばん美味しいのかな。

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叱られちゃった、マイダーリンたち

2009-03-24 | 外国から日本訪問


コメントでいただいたこの風景。
>(日本では)二人連れの女の子でも互いに携帯に夢中で、ロクに話もせず・・・
マイダーリンたちも夜行バスで東京に行くとき、この様子に出くわしたそうです。

「僕たち、バスの一番後ろ、5列シートでね、となりは女の子さ。僕が真ん中だったんで、ニッポンの女の子に話しかけたよ。」とヴラッド。「バスは若い子たちで一杯、それぞれみんな携帯をさわっていて、誰も話しをしないのさ。」と、相手にされなかったとのこと。
 
仕方ないので窓側のマイダーリンとルーマニア人同士二人でしゃべっていると、隣の女の子がすっと立ち上がってバスの運転手さんのところに何か言いに行ったそうです。「てっきり、気分が悪い、とか、トイレにいきたくなったから近くで止めてくれ、とか、そんなことを言いに行ったと思ったよ。」
 
ところが次に運転手さんが、ルーマニア人二人のところにやってきて「静かにしてください。お隣から苦情が来ています。」とお叱りを受けたそうな。
 
これにはさすがの押しの強いヴラッドもびっくり。「僕たちの声が騒がしかったら、なぜ直接言わないんだい?」~「きっと変な外人さん、と思ったんじゃない?だから直接言うことが、いやだったのよ。」
 
観光地などで女の子に「ピクチャー、ピクチャー」と声をかけるのはもっぱらヴラッド(=ヴラッドはほとんど英語を話しません、かんたんな単語くらい)。たいてい女の子たちも喜んで、外人さんと一緒に写真撮影に応じてくれるのですが、たまに嫌がる人もいます。

「なぜなんだい?」~「日本では顔写真はいちばんの個人情報、法律で守られているの。勝手に写真を撮ることは出来ないの。公共の場であっても、本人の許しを得てからカメラを向けてね。女の子に付きまとうのも、ストーカーといって、犯罪になるの。」
 
女の子が嫌がれば、それは立派なセクハラ。「ちょっとした楽しみなのに。」と不満げなヴラッドですが、ここらあたりはマナーの問題もあります。外人さんなので大目に見てもらえる部分は多大にあるかもしれないけれど、郷に入っては郷に従え、マナーを守ってね。
 
一番上の写真はマイダーリン撮影のゲームセンター内。面白がって撮っていただけですが、顔写真が写っていたら問題になるかも??第一、ゲームセンター内は撮影禁止かも?

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ファッショナブルな日本の女の子に苦言

2009-03-23 | 外国から日本訪問


マイダーリンが日本滞在中に驚いたこと。ファッションを決めた日本の女の子たち。おしゃれして、自転車に乗っていること。ルーマニアではミニサイクルは一般的ではなく、ちょいのり感覚の自転車はありません~残念ながら治安の問題。ブカレストでそこらあたりに止めておけば、またたく間になくなってしまいます。これ、確実。
 


街を歩いている女の子たちもみんな、ファッショナブル。「ブーツを履いた女の子が多いね~。」と流行を分析。「でも、どうして多くの女の子が、立ち姿勢・歩き姿勢が悪いの?脚が曲がっているように見えるよ。」ヒールのあるブーツを履いている女の子たちが、内股であったり、ぺたぺたと足音をたてて歩いていることが気になり、「履きこなせなければ、自分にあった靴を履けば良いのに。」と
 
確かにこのあたり、ルーマニア女性たちは心得ていて歩き方も含めてトータルコーディネート。ハイヒールでもカツカツと軽妙な音を立てて颯爽と歩いている人ばかり。老いも若きもしかり。
 


公園で親子連れ2組に出会いました。「日本の若いお母さんは、これまたファッショナブル。」驚きながらも苦言。「ファッションを決めて、ヒールの高いブーツを履いているけれど、あの活動的でない靴で子供に万が一のことがあった場合に、走って行って守ってあげることが出来るの?」
 


なんとなく気になって拡大写真をこちらへ。言われるまでもなく、確かにその通り。男性であるダーリンの目にもTPOを考えていない過剰なファッションに写ったのかも。
 
滞在中、何度も女の子達の観光客に出会い、声をかけて一緒に写真を撮ってもらったりして「日本の女の子のコレクションだよ。」と喜んでいたダーリンたち。でも、楽しんでいるだけでなく、よく観察しています。
 
え?わたし?ランニングシューズという快適な履物に慣れてしまい、パンプスなど履かなくなりました。自分の履きこなせるローヒール。これが楽チンだぁ~って、おばちゃんかなぁ~。




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マイダーリン、代替便で離日

2009-03-21 | 外国から日本訪問


ダーリンたちは今日、離日。日本在住のルーマニア人女性(=職業は通訳で、大阪弁ぺらぺら)のご厚意で、ホームステイ先の我が家から空港まで車で送っていただきました。十分余裕を持って到着した空港で待っていたのは・・・。 



予定していた便がまた欠航(パリからやってくるはずの飛行機が、フライト途中の急病人のためモスクワに緊急着陸、そのままパリに引き返してしまったため)になって、チェックインカウンターで代替便の手配を受けます。旅慣れたお友達のヴラッドが「航空会社の都合による欠航は航空会社の非100%。僕たちはなんとでも交渉できるのさ。」と強気の姿勢。

自己主張の強いルーマニア人がさらに自分の都合をまじえ、アリタリア航空でローマ経由の便を取り付けます。しかもこの便だとブカレスト乗り継ぎ便の到着が深夜0時半になり、それでは公共の交通機関で帰宅できない、と申し出て、翌日の乗り継ぎ便を指定し、ローマで一泊、ホテル代・ローマでの交通費・食費すべてを要求して受け入れられました。

彼らは大喜び。ローマ一泊旅行までおまけについてきたのです。実際のところ、彼らのもともとの予定便で乗り継いでブカレスト到着は22時50分。この時刻でも公共の交通機関はありません。タクシーで帰宅しなければならなかったのですが、そこらあたりの現地事情はカウンター係員の知るところではなく、ほぼ言いなりの交渉成立。強気でした。

マイダーリンは初めてのヨーロッパ圏外への旅行。同行してきたヴラッドは南アメリカ・オーストラリアなど遠方へ何度も飛んでいます。飛行機の利用の仕方も心得ているのです。心強い同行者を得て、マイダーリンも安心。



交渉の一切がっさいをそばで見ていただけのマイダーリン、降って湧いた珍道中にすっかり気を良くして、空港でこんな記念撮影。滞在中にSEIKOの腕時計を2つも買い、シチズンの置時計も買っていました。「日本へ来たからには、日本製の時計を買わなくっちゃね。」~すっかり気に入った二つの腕時計を両手首にしっかりはめて、帰国となりました。無事、到着してね。



上の写真、お世話になったルーマニア人女性。この方、マラソン関係者ではちょっと顔が知られているかた。わたしは2006年に大阪で知り合ったのですが、今回来日していたヴラッドの勤務地が彼女の出身地ということで、「日本へ行くならこの人に連絡を取るように。」と言われヴラッドもこの方の電話番号を携えてやってきたのです。

彼女にとっては懐かしいふるさとの味、ルーマニアのソーセージや豚肉のサラミをお土産に持ってきたヴラッドたちに、とても親切にしてくださいました。わたしもお世話になりました。

注)ヨーロッパ産のソーセージやサラミは、たとえお土産であっても日本の持ち込み、厳禁。法律違反。税関で見つかると即、没収されてしまうもの。よくぞ隠して持ち込んできました。見つかったりして面倒なことにならなくて良かったです、ここも強気、かな。

来日中のマイダーリンにかかりきりで、PCに向う時間なくって、ダーリン滞在記をアップできていませんが追ってぼちぼち。




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つながった、神戸⇔大阪⇔奈良

2009-03-20 | 外国から日本訪問


阪神なんば線開業で、三都市がつながりました、乗り換えなしで一直線。それぞれすべての見所をマイダーリン、滞在中に訪問済み。(上の写真、新聞折込チラシより)

「この3つがつながって、乗り換えなしで直通運転しているのよ。」
「いつから?」
「今日!」
「じゃあ、今から神戸へ行こう!」
ってなわけには行かないです、明日の離日に備え、荷物のパッキングが待っています。
 
「3月20日に開業」と予告していて、予定どおりに開通すること、素晴しい、さすがニッポンだ、とマイダーリン、絶賛。ルーマニアでは?
「2007年中に開業、といっても工事は終わらない。予定変更して2008年中に開通、といっても、工事は進まず。2009年中に完成、といってももう誰も信用していないよ。」
 
確かにそうかも。社会主義時代に着工したブカレスト地下鉄の伸張工事、資金が調達できなくなり頓挫したまま。2007年ユーロ加盟した当時、いったん工事再開されたけれども、昨年はまた封鎖され、工事中断。いつ開通するのか、誰も当てにしていません。
 
なぜそんなことになるの?ダーリンの解説によると、工事発注者による資金の横取り、横流し、横行する賄賂。腐敗しきった政治家と工事受注者のなせる業。それが20年以上もつついてきているのが今のルーマニア。市民レベルで何とかしてほしい、と訴える力も無し。  

マイダーリンは自虐的に言うけれども、困りものです。




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