ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2010年4月号目次

2010-04-30 | 目次


A table of content:
2010-04-01 外国人に日本語を教える①~日本の外国人登録者数
2010-04-02 外国人に日本語を教える②~日本語教育の必要な人
2010-04-03 外国人に日本語を教える③~どこで日本語を勉強する?
2010-04-04 外国人に日本語を教える④~地域日本語教室とは
2010-04-05 外国人に日本語を教える⑤~日本語の特徴・音声編
2010-04-06 外国人に日本語を教える⑥~日本語の特徴・会話構造編
2010-04-06 外国人に日本語を教える⑦~日本語の特徴・語順編
2010-04-07 外国人に日本語を教える⑧~日本語の特徴・待遇表現編
2010-04-07 外国人に日本語を教える⑨~外国人に話しかけるとき
2010-04-08 外国人に日本語を教える⑩~これは困った、はてな?
2010-04-09 「トロイの木馬」でPC全損!!
2010-04-09 トロイの木馬・亜種、感染源
2010-04-10 ルーマニアからの留学生、日本へようこそ
2010-04-11 チャレンジ登山大会、スタート編
2010-04-11 チャレンジ登山大会、楽しかった編
2010-04-11 チャレンジ登山大会、「悪いクセ」編
2010-04-12 留学生を託すところ
2010-04-13 航空券を日付間違いで購入、キャンセル出来る?
2010-04-15 火山爆発で空のダイヤに乱れ
2010-04-16 異国の街区に咲く花々
2010-04-17 ヘラストロウ公園でバルカン競歩選手権
2010-04-17 日本人であることはかなり目立つことらしい
2010-04-18 女子大生に混じって5位
2010-04-18 80歳のお誕生日記念マラソン大会
2010-04-19 まだまだ運は尽きぬ
2010-04-20 新聞掲載で知れわたる年齢
2010-04-21 太陽に向かう花々
2010-04-22 飛行機が飛ばなかった強運
2010-04-23 ルーマニア名物、巨大カタツムリ
2010-04-24 草木染のたまご
2010-04-24 公園の新練習コース
2010-04-25 ルーマニアの大衆紙≒アダルトグラビア誌
2010-04-26 ルーマニアで活躍する日本人スポーツ選手
2010-04-27 重い!ネット接続
2010-04-28 亭主、元気でご機嫌がいい
2010-04-29 ブカレスト野良犬、受難の季節
2010-04-29 首都のシンボル、野良犬
2010-04-30 お金をドブに捨てている?


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お金をドブに捨てている?

2010-04-30 | ルーマニア・わたしの日常
「え~、マラソン大会って、お金がかかるの!ただ道路を走っているだけじゃない!!」、マイダーリンの従姉妹の驚き。ルーマニア国外だと参加費60~80ユーロがざら。11月のマルタ・マラソンはエントリー代だけで135ユーロ(超早割のエントリー、大会直前には300ユーロになる)。
 
「そんなの、お金をドブに捨てているようなものよ、宿代も飛行機代も。ほかのもっと有益なことにつかったら?」、いいえいいえ、自分達の好きなことにお金を費やすのは至福のこと~「これがもっとも有益なの!」
 
「この二人って、本当に趣味が一致していて良かったわね。」、そんな私達は、相変わらずスケジュール一杯。夏までのレース予定。



5月1日にブチェジ山麓Moieciuでトレイル42キロ、標高差2300mで3つ山を昇り降り。ダーリンはこの日、別のハーフマラソン。

5月12-15日にフランスTour du Pays de Caux、6レース合計92キロ、7年連続参加。どんなに体調の悪いシーズンでもこの大会ははずしたことなし。過去6回大会で、2位4回、3位2回。人に出会いレースを楽しむのが大好きな私にいちばん向いているのかも。

7日にルーマニアを出発し、マイダーリンは9日にモンサンミッシェル・マラソンを走ってからTPCに臨みます。ルーマニアに戻るのは18日。同じくルーマニアチームから参加のヴラッドは9日にプラハ・マラソンを走ってからノルマンディー入り。



5月23日にHercuraneでトレイル40キロ。これは2つ山を昇り降り。
 
トレイルレース2本はハイキング気分で、この間のダイトレみたいな感じで走ったり歩いたりするつもり。ダイトレは、全長36キロのコースで5時間51分かかっています。女子のトップは4時間23分(=今年の記録。同じ女性が昨年には4時間15分で完走している)でゴールするコースです。私は山を歩くのは好きだけれど、走るのは苦手。森林浴を楽しむのが第一。
 
次の週末はブカレストでクロスが2つ。Crosul Padurii(森林クロス・緑を守るため参加費がチャリティーとなる)とCrosul Fair Play Locomotiva(クロス・フェアプレイ・ロコモティヴァ)、マスターズ対象。
 
6月5日に、ストックホルム・マラソン、午後2時スタートで暑くなるらしいので、無理せずに行きます。そのころのスゥエーデンといえば白夜に近い日の長さ。日の出・日の入りを調べてみると6月5日の日の出時刻:3 時38分、日の入時刻:21 時54分、夜の時間は5時間半に満たず。
 
ストックホルムは魔女の宅急便に出てくる街並みのモデルとなったところ、ときいているので、とても楽しみ。当地には4~7日いっぱいまで滞在。8日にルーマニアに戻ります。
 
6月27日にオリンプス・マラソン、昨年に引き続き2度目の参加。高低差3000m、43.8キロのトレイル。昨年は後半ばてて走れなかったので(ペース配分の問題がおおきい)、今年は最後まで脚を動かせるよう、経験を活かしたいです。
 
マイダーリンはすでに8月14日のヘルシンキマラソンにもエントリー(航空券も購入済)。う~ん、似たもの同士といわれているけれど、ダーリンのほうが一枚も二枚も上手(うわて)のレースフリーク。いかにワタクシ、マドモワゼルといえど、追いつけないです~。

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首都のシンボル、野良犬

2010-04-29 | ルーマニアの新聞記事より

 
ブカレストのお偉いさんの「野良犬、殺処分を」の発言を受けて、「人間と犬」の共存問題が再燃しているブカレスト。昨日の夕刊紙には、「simbolul Capitalei」(=首都のシンボル)として、市内中心部大学広場に寝そべる野良ワンコ。後には5つ星ホテルのインターコンチネンタル。その向かって右側には国立劇場。
 
新聞はAdevărul、「安楽死ではなく、去勢手術を」。野良犬たちの処分に反対する立場で書かれています。この写真を掲載したカメラマンLucian Munteanさんもきっと犬好き。期間限定ですが、避妊手術を無償で行ってくれる市内14ヵ所のキャビネットも紹介。通常ならば120~200レイ(3700~6200円)かかるところ。 
 


そしてきょうまた、いつもの市場で里親探しの子猫たちに遭遇。ちょっと目カンチのこの子は、最後まで貰い手がつきません。「胃袋も小さいよ、あまり食べないよ(=食費がかからないよ)」なんて言われても、そういう問題じゃないんだけど~。
 


この子達2匹は色ブチだけれどすぐに貰い手がつき、キャットフードが投げ入れられた箱ごとお引越し。「いまなら避妊手術無料ですよ!」と教えてあげたかったけれど、こんなに小さくてはまだ手術も出来そうにないし。「命、健康に!」とだけ声をかけました。
 
野良犬もさることながら、野良猫も増える一方のブカレスト。2005年当時はあまり見かけなかったけれど、今では我が家のブロックの前庭にもいつも寝そべっています。野良猫にしろ飼い猫にしろ、彼らは発情期が来るとどうしても相手を求めるもの。家の中で飼っていても、無理やりにでも出て行こうとするもの。そうならないためには、去勢または避妊の手術しかないです。
 
今日も貰われていった子達、ちゃんと飼い主の元で大きくなってね。去勢・避妊手術は、費用の面から工面が難しいかも。飼い主のマナーに期待するしかないです。猫の意思に関係なく去勢・避妊も可愛そうだけれど、人間との共存にはこれが今のところ最良なのかも。まだ貰い手がつかない子、そのままだと街に放り出されるのかなあ?
 
どの国に産まれようが、犬も猫も命平等であって欲しい、愛玩動物となってしまった今、世界ルールが欲しいところ。

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ブカレスト野良犬、受難の季節

2010-04-29 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ブカレスト名物ともいえる野良犬たち。通りや街区、はたまた市場でもたむろしている様子が最初は怖かったけれど、今ではとても可愛い存在。彼らだってこちらが何もしなければやみ雲に吠えてくることもなし。時折吠えられたりするのは、かれらの領域に駆け入ってしまったから。
 
そしていつでも再燃し続けるのが、「Stăpâni sau Moarte」、「コントロールか死か」。動物調査管理局(Animal Survey Administration)による黄色の検疫済みピアスをしている野良ワンコも増えてきたけれど、今週火曜日になってまた、首都のお偉いさん(Prefectul Capitalel)のミハイAtănăsoaei氏が「野良犬の処分を!」と主張し始めました。
 
これを受けて動物愛護協会が猛反対。街行く人たちも反対の人が多いようす(テレビのインタビューより)。反面、毎日あとをたたない野良犬にかまれるという被害で、野良犬の駆除に賛成する人も堂々意見を述べています。たしかに首都の美観を損ねている部分もあります。「Oameni si câini」、人々と犬、共存か処分かで繰り返される議論。
 


けれども野良犬が増えてしまったのは人為的なもの。社会主義時代に戸建住宅を没収され、犬を飼えなくなった人たちがそのまま犬を町に放ったためとも、もっと昔に犬を町に放つことによって外敵の進入を防いでいたとも言われています。
 
捕獲されオリの中で不安そうな表情を見せるワンコたち。この子達の耳にはまだ黄色のピアスは付いていません。このままお偉いさんのミハイ氏の政策が通ると、みんな処分されてしまうのか?テレビのニュースを見ながら、やりきれない気持ちになってしまいました。
 

(屋外マーケットで飼い主を待つ子犬たち)

日本ではもっと残酷。以前は街角で見かけた野良犬たち、どこへ行ったの?ペットショップで売れ筋はやっぱり子犬・子猫。・・・じゃあ、売れ残った子達はどうなるの?家庭の事情でペットを飼えなくなったらどうなる?お友達のminorunさんのレポートはこちら
 
人は動物に対しても責任を持たなければならない、可愛がるだけではだめ、産まれさせるだけではだめ、捕獲して駆除するなんてとんでもない、どんなワンコだって命あるもの、生きとし生けるもの。私には具体的には何もできないけれど、こんなニュースが伝わってきたテレビの前でマイダーリンと「処分に反対!」を大合唱。


 
最初は野良ワンコを怖がっていた私も、このブログの中にたくさん記事をエントリーしてきました。ひとまずこちらから。ブカレストに野良犬が多いわけはこちらから。または右上隅の「検索」から「このブログ内で」を選んで検索していただければ幸いです。

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亭主、元気でご機嫌がいい

2010-04-28 | ルーマニア・わたしの日常

 
わたしが長い間日本に帰省することについて何も言わないマイダーリンも、やっぱりわたしが帰ってきたら嬉しそう。今回はいつになく特に嬉しそう。すでに2月から3本、国外でフルマラソンを走り、話題と言えばマラソン大会のことばかりだけれど。
 
ブカレストに戻ってきた日、我が家に到着は夜の9時すぎ。スーツケースからお土産を取り出しているうち、10時。瞼がくっつきそうになってきた夜の11時は、日本時間の朝7時。フライト中ほとんど貫徹状態だったので、とにかくベッドにもぐりこみ。
 
でもダーリンは「ヒロコ、寝たの?」、実際に揺さぶりをかけてくるほどではないけれど、聞いて聞いてコール。2月のリマソールマラソンはルーマニアのラン友(=昨年一緒に来日したヴラッド、今年7月に結婚予定、リマソールへはフィアンセと共に)も一緒だったけれど、3月バルセロナ、4月ミラノは一人で出かけたので、ちょっと寂しかったみたい。
 
大会の雰囲気&コースもさることながら前夜祭・さよならパーティともフリードリンク&フリーフードで盛り上がったリマソールマラソン、特にお気に入りで「来年はヒロコも一緒に行こう!」・・・例年その時期(=2月下旬)は、避寒をかねて日本に里帰りしているんだけど。
 
その後も変わらずご機嫌が続いています。ダーリンが何かに集中しているときに話しかけると「うるさい!」とはね返されるけれど、最近はギャースカ言ったあとすぐに「ごめん。それで何?」と聞き返してくれます。
 
自分のミスで足をクローゼットにぶつけ痛い思いをしたとき、今までならば「コンチクショウ!」といわんばかりに物に当たったりしていたけれど、最近は「アハハ~、ヒロコが居るからちょっと部屋が狭くなってるよ~。」と笑い飛ばします。
 
そんなダーリンが考えることと言えばマラソンのことばかり、しかも練習嫌いのイベント好き。あちこちのマラソン大会に参加するのが大好き。お気楽マイダーリンといっしょで、わたしもほんわかしています。
 
こんな私たちも5年目。わたしはダーリンが元気でご機嫌でいてくれたらいいです~。



写真は、その前の日に買ったアシックスのトレーニングスーツと、さらにその日に買ったオーストリア製のデイ・バッグを合わせ悦に入っているところ。たくさん物を持っているのに、買うのが大好き。

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重い!ネット接続

2010-04-27 | ルーマニア・わたしの日常
ここのネット接続はケーブル回線のはずなのに、遅いです、ダウンロード。これは往々にして受け手側の問題かな~。つまり私のラップトップが遅いってこと。2004年製。無理もないかなぁ。
 
マイダーリンのは購入してからまだ1年もたっていません。だからそれなりの速度で繋がっていきます。でもそのラップトップは日本語をインストールしてないので、日本語の読み書きできないのが困りごと。文章があるべき部分は、□□□□□□とこんな形が並んでいるだけ。または文字化け。日本語をインストールするにはWindowsのCD-ROMが必要。が、これがない~。
 
そんな困りごとのなか、ルーマニアの高速ブロードバンド接続率は世界第3位、49%だそうな。5Mbps以上の高速の接続率は、1位が韓国の68%、2位が日本の59%。たいへん優れているのに、モデルの古いPCのおかげで恩恵を受け切れていないみたい。
 
ほかの部分は特に問題なく作動するので、もうちょっと使ってみることにしているけれど、「重さ」との我慢比べになりそう~。

参照記事はこちらから:
ネット接続の平均速度、日本は7.6Mbpsで3位~アカマイ調査

アカマイは21日、世界各国のユーザー平均接続速度やインターネット普及率などをまとめた、2009年第4四半期(10月~12月)の「インターネットの現状」レポートの概要を公表した。レポートの日本語版は、5月25日にアカマイのサイトで公開される予定。

国および地域別のユーザー平均接続速度は、1位が韓国の11.7Mbps、2位が香港の8.6Mbps、3位が日本の7.6Mbpsなど。全世界平均は1.7Mbps。平均接続速度上位100都市のうち、日本が半分近く(48都市)を占め、アジアだけで62都市がトップ100にランクインした。5Mbps以上の高速ブロードバンド接続率は、1位が韓国の68%、2位が日本の59%、3位がルーマニアの49%など。

アカマイのネットワークに接続している固有IPアドレス数は約4億6502万件で、前四半期から4.7%増加。1位は米国の約1億2495万件、2位は中国の約5211万件、3位は日本の約3226万件となっている。

攻撃トラフィックについては、2009年第4四半期には世界198カ国を発生源とする攻撃トラフィックを観測。攻撃トラフィックの最大の発生源はロシアで、観測された攻撃トラフィックの13%を占めた。以下、2位は米国の12%、3位は中国の7.5%など。


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ルーマニアで活躍する日本人スポーツ選手

2010-04-26 | ルーマニア・ブカレストの日常
わたしの一番身近におられるのは、バレーボールの今村直美選手。チーム・ディナモ所属で、なんと言ってもブカレスト在住。そして先週末、ルーマニアバレーボールリーグの最終戦が行われました。会場はわたしの家からゆっくり歩いても10分とかからないところ、これはぜひ応援に行かなければ~。金曜日からの三連戦でリーグの最終順位が決まります。
 
金曜日は現在2位どうしのコンスタンツァと直接対決。相手はディナモよりもやや上背のあるアタッカーをそろえ、強力打線。ブロックをしてもはじかれていきます。逆にこちらが打ち込んでも次々ブロックではね返され、手ごわいです。1セットを先取したあと3連敗。セットごとの点差は1~2点とごく僅かのシーソーゲームが続いていたのですが、残念。
 


今村選手のポジションはレシーバー、15番。レシーブ専門の選手で、チームの中で一人だけ違う色のユニフォームを着ています。私服姿で出会ったときの今村選手と、レシーバーのユニフォームでコートに立つ今村選手はまるで別人のよう。表情が戦う顔になっています。
 


コンスタンツァには10名以上の男性ばかりのサポーターグループが来ていて、試合開始直後から立ち上がっての大声援。あまり騒ぎすぎるのか警備員とにらみ合いが続き、途中、サポーターの数名が退場させられるという盛り上がり。
 


土曜日は現在4位のバカウと対戦。余裕のストレート勝ち。わたしが日本から持参の鳴り物「よさこい・ぱちぱち」を使って応援していると、後ろ席の女の子たち、「これ、5分でいいから使わせて。」「どうぞどうぞ、最後までつかって。」~今村直美選手が好プレーをすると「ビネー(=good)、ナオミーー!」と声援する彼女らもディナモのサポーター。EvelinとAmeliaちゃん。


 
ディナモのサポーターであるということは、当然そのチームのレシーバーの名前も知っているわけで、日本から来ていることも知っています。ルーマニア人からも名前を呼んで応援してもらえるなんて、格好いいです!
 


さらにこの女の子達はわたしの前に座っていた子達。わたしが持参した鯉のぼりを使っての声援。この物珍しい飾り物は5月5日の子供の日のため、と説明すると私を囲むように話を聞いてくれました。ルーマニアの子供の日は6月1日。
 


日曜日は現在首位のガラチと対戦。大型選手が強い&速いのアタックをどんどん決め、残念ながらストレート負け。ディナモの最終成績は3位。
 


表彰式の後、日本人の大応援団の前に来てくれた今村選手。「皆さんのおかげで、初めてのヨーロッパで8ヶ月間、頑張ることができました。支えてもらってありがとう。」と挨拶をするその目には少し涙。今日は彼女のルーマニアでの最後の試合だったのです。
 


もちろんルーマニア人サポーターにも人気。多くの人に取り囲まれ、写真撮影。
 
このあとの所属先は未定、いったん日本に戻りますが、いくつかオファーが来ているそうなので代理人を通じての契約となります。8ヶ月間、お疲れ様でした、言葉も違うこの国で本当によく頑張られたと思います。新天地でのご活躍をお祈りいたします。

ルーマニアで現在活躍中のサッカー選手:
リーガ1(ルーマニア1部リーグ)、FCアストラ・プロイエシュティ(Astra Ploieşti)に所属する瀬戸貴幸選手、ご自身のブログはこちらから。ルーマニアにやって来た当初(2007年)、「自転車に乗って通勤するサッカー選手」と話題になり、その姿が新聞でも報道されました。

その後、チームもリーガ3から2、1へと昇格、自身も守備的ミッドフィールダーのポジションでリーガ2(ルーマニア2部)のベストイレブンに選出されるなど順調に活躍。先週金曜日の試合にもフル出場、チームは0-0で引き分け。

ルーマニアで活躍していたサッカー選手:
2005年当時、ディナモ・ブカレストに所属していた加藤慶明選手。当地で6ヶ月間プレーした後、帰国。プロ引退後指圧・鍼灸師となり、日本サッカー協会C級コーチ。スポーツトレーナーの道を歩み始められています。ご活躍をお祈りいたします。

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ルーマニアの大衆紙≒アダルトグラビア誌

2010-04-25 | ルーマニア・わたしの日常

 
こちら、ブカレスト市内の某公立高校の教室。あまり飾り物がなくて殺風景に見えるけれど、どの教室にもイコンが置いてあってルーマニア人の信仰を感じるところ。
 


が、同じ高校の同じ教室。生徒達が入れ替わったあと、机の上には「click!」。



これ、我が家ではおなじみの大衆紙。一面からルーマニア美女の花盛り。
 


中をめくってみても、オールカラーでアダルト誌さながら。年間企画、「click!model」も昨年に引き続き、素人女性の応募者で連日、賑わっています。この美女たち、今日は全員がelevă(=女子高生)またはstudentă(=女子大生)。昨年の応募者はこちらから。
 


天気予報コーナーでも、美女がサービス。これから夏に向かうので、期待度、さらに大!
 
我が家にはいつもこの新聞があるので、最近、お姑さんは「click!」を新聞置きの一番上に置かないよう、隠すような感じにしています。「クラウディウが時々やってくるからね。」、クラウディウ君は小学校低学年のころ、お姑さんがチャイルドシッターしたり、学校の送り迎えをしていた男の子。今ではもう12歳。
 
思春期に差しかかったクラウディウ君に満載のグラビアを見せてはいけない、との配慮から。でも、高校生になると自分で購入したりするのかな、「click!」。お値段も70バニ、約22円、これはお値打ち?
 


わたしも最初、ルーマニアに来たころには顔をしかめていました。でも見慣れていくうち、当たり前になってきた感じ。実際に美女が多いし。マイダーリンに言わせれば「プレイボーイ誌並みの美女達だよ、ロムンチェ(=ルーマニア女性)は。」とお気に入り。わたしも同感、今では特に何も思わなくなってしまいました、慣れとは恐ろしや~。
 
この美女達の競演、高校生達もすでに当たり前になってきているのかなあ?久しぶりに18歳以上限定エントリーでした~。

ルーマニアの大衆紙:
「click!」(クリック)、「LIBER TATEA」(りベル・タテア)、「CANCAN」(カンカン)が見ごたえのある写真が多いように思います。いずれも1レウまで、新聞スタンドで簡単に買うことできます、話の種にお試しあれ~。

アラブ人の友人には~:
アラブ人で厳しい戒律を持っている人たちは、結婚するまで女性の身体に触れてはいけません。逆に女性から触れられることもいけないそうです。

フランス・TPC大会に来ていたイスラエルチームのアラブ人ランナーがその戒律を持った独身男性で、レース中に膝を痛めてかなり辛そうだったとき、「膝、大丈夫?」と言いながら、わたし、彼の膝に触ってしまいました。そのときの彼の驚いた様子。あとでチームのコーチにその戒律を知らされ、びっくり仰天&ごめんなさい、知らなかったので。

そんな慣習をもつ人たちの日常にはまさかこのような大衆紙が存在するはずもなく、「つぎにTPC大会に来るときには、ルーマニアの新聞をお土産に持ってくるわ!」、「Oh, no!」、真剣に困惑されてしまいました・・・。

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公園の新練習コース

2010-04-24 | ルーマニア・ランニング事情

 
土曜の午前中は仲間と走る日。9時スタートのティネレトリウ公園にて。この公園も大きな湖をたたえていて、周りの遊歩道を走ると1周約3キロ。冬の間はここも雪と氷に覆われていたけれど、春になって仲間がとっておきのトレーニングコースを開拓。
 


大きな丘が湖の半周を取り囲むようなつくりになっているので、湖そばの遊歩道から上の遊歩道の間にはいたるところ階段があります。普通、みんなが走るのは湖すぐそばの遊歩道。でも私達は、階段を見つければ駆け上がり、上のコースから階段を見つければまた駆け下ります。
 
街なかの公園にある丘なので高低差は知れているけれど、走って上がると息も切れるし、階段の数が多いので2周目ともなると脚が重たくなって最後は歩いてしまいます。でもこんな練習、誰かと一緒だから楽しくできるというもの。
 


ここはティネレトリウの隣にあるカロル公園。階段を駆け上がってくる仲間達。この高台からこの方向を見ると、国民の館が遠くにそびえています。
 


1週間後は、ブチェジ山麓Moieciu(モィエチィウ)でのトレイルランのレース36キロ。公園を12周してもトレイルの練習には程遠いけれど、合言葉は「Hai,Moieciu!」(=モィエチィウ、頑張ろう!)。何度も言葉をかけてくれるフロレンティナはこの練習会の主催者。真ん中の赤のバンダナの女性。
 
走るのに本当にちょうどいい季節になりました。季節もよし、花もきれいし、仲間がいると練習も楽し。



ブチェジ山麓Moieciu(モィエチィウ)ってどこ?:
ちょうど観光名所ブラン城(吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとなったお城、中世の典型的な城砦)の近く。手ごろなペンションも多数あり、山麓でのんびり過ごすにはもってこい。

次の土曜日のマラソン大会参加のため、計8部屋あるペンションをラン仲間で借り切り(2泊3日)、私は女性ランナーと一緒にルームシェア。マイダーリンはお休みが取れないので、土曜日は日帰りで行くことのできるハーフマラソンに参加。わたしだけ、行ってくるね~。

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草木染のたまご

2010-04-23 | ルーマニア・わたしの日常


今日はサント・ゲオルゲの日。ルーマニア正教のカレンダーで赤丸印になっている祝日(=サルバトアレ)。と言っても、通常のカレンダーでは普通の日なので学校などはお休みではありません。(ここらあたりの公立学校は昨日丸一日お休みでした、先生方の賃上げ闘争ストライキのため)
 
サント・ゲオルゲはルーマニア正教の中の聖人。白い馬に乗って足元には仕留められたbalaur(=中国の伝説の中のドラゴンのようなもの)。たいていの宗教画でこのようなシーンで描かれています。
 


この日にお供えするのが、このたまご。4月始めのイースターでさんざん卵を食べているけれど、また卵を色付けしてお供えします。
 


今回お姑さんは赤玉ねぎの皮を利用。しっかり煮立たせたところへ卵を入れて10分ほど。ゆで卵ができる間に殻も色づきます。
 
「エコロジックな染料でしょ。」とお姑さん。卵がきれいな色に仕上がりました。これって卵の草木染。赤玉ねぎの皮でこんなに染まるなら、きっと身の回りのものにも応用できそう。
 


先月、草木染のスカーフをいただきすっかりその色合いが気に入ったわたし。手染めだったので、草木染の方法も教えてもらいました。栗の殻でも染まるそうです。ルーマニアの秋になったらそこらあたりの公園にたくさん落ちているカスターネ(=栃の実、みかけ栗にそっくり)を使ってやってみるつもり。
 
卵がこんなにきれいに染まるなら、赤玉ねぎの皮でもチャレンジしてみようかな~。カスターネがたくさん木になるのは秋のこと、秋までちょっと長いし。

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