ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2008年10月号目次

2008-10-31 | 目次


A table of contents:

2008-10-02 ベルリンマラソン完走
2008-10-06 ディスカバー・ルーマニア
2008-10-07 どっこいしょっと~大正解
2008-10-08お医者さまにかかりました
2008-10-09 週末はブカレストマラソン:その1
2008-10-10 今年も雪予報
2008-10-10 週末はブカレストマラソン:チーム編成中止
2008-10-11 週末はブカレストマラソン:いざ、物申せ
2008-10-11 週末はブカレストマラソン:モルドヴァからオリンピック選手参戦
2008-10-12 ブカレストマラソン、大成功
2008-10-13 ブカレストマラソン
2008-10-13 ブカレストマラソン、メディアの反応
2008-10-14 ブカレストマラソン、私事
2008-10-14 ブカレストマラソン、応援団
2008-10-15 走り終わってもすぐに飲めないビール
2008-10-16 王妃様の童話
2008-10-17 王妃様の切手 
2008-10-18 春までお休み
2008-10-19 ルーマニアのお土産、いろいろ
2008-10-20 ルーマニア物産展から
2008-10-21手作りワイン
2008-10-22 週末はイスタンブールマラソン
2008-10-26 Hello from Istanbul with love
2008-10-29 Let it come by itself
2008-10-30 Let’s go!

 
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Let it come by itself

2008-10-29 | 日本でランニング
衝撃的に伝わってきた高橋尚子選手引退宣言。
Naoko Takahashi, the winner of women’s marathon in Sydney Olipic and the first woman who broke 2 hour 20 min in the world, had bumps in the road in her career as a marathoner.

> 精神的、肉体的にこれが限界なのかなと感じてきた。
> 初めからもう無理だという気持ちであれば、退いた方がいいのかなと思った。
> (北京五輪で38歳のルーマニア・トメスク選手が優勝したことで)自分を奮い立たせようとしたが、立て直すことはできなかった。

ひとつひとつの言葉がずっしりと響いてきます。だれにでもある精神的、肉体的な限界。プロアスリートとして笑顔で挑み続けたQちゃんに乾杯。みんなに多くの夢をありがとう。
 
ここで一つの言葉を、ハイレ・ゲブレセラシェから。先月ベルリンマラソンで、男子の世界最高記録を樹立、35歳という年齢での快挙。「いつまで走れると思いますか?」のイスタンブールマラソンに特別ゲストとして招かれたときのインタビューに笑顔で答えていたのが印象に残っています。 

「Let it come by itself.」
(=自然にやってくるのに任せるのさ。By Haile Gebrselassie)
 
・・・Qちゃんに今、そのときがやってきたのですね。
 
私事ですが、来月の東京国際女子マラソン、出場を断念しました。15キロを走るのに1時間8分もかかっているようでは、この大会、完走は出来ません。
 
ナンバーカードも決まっていて、参加資格記録による選考で落選者もいたはず。申し訳ない気持ちが一杯だけれども、最初から完走は無理だとわかっているのであれば、スタートラインに立っても仕方ないと思うようになりました。自分の走れるペースで通過できる関門まで行こう、という選択もありましたが、今はそういったレース内容に意味を感じません。
 
この大会を目標に頑張ってきたたくさんの女性ランナーの中で、いちばんわたしが頑張れなかったこと、不甲斐ないです。故障と休養、練習再開、また故障、を繰り返し、いつまでも以前のような速度では走れなくなってきているようです。

でも15キロに1時間8分かかっても、そのときは一生懸命走ることが出来たし、脚も動いてくれました。I am fighting against my age by running.~走ることで年齢と闘っているのだけれども、以前のような速度で走れていないだけ。

幸いなことにわたしは単なるアマチュア、ランニング愛好家。いつまでも好きなことをマイペースで続けて行けるのです。走りたいところはまだまだ、山ほどありますよ~世界中に!!


以下、nikkansports.comのサイトより転載させていただきます

高橋尚子引退会見、一問一答
陸上人生に悔いなし! 

高橋尚子(36=ファイテン)が28日、引退会見で「完全燃焼」を強調した。北京五輪出場の夢を失った後も、新たな目標に果敢に挑み続け、最後は燃え尽きた。97年の大阪国際でデビューして12年。国民的ヒロインは栄光と挫折のマラソン人生に笑顔で別れを告げた。
 
高橋 本日をもちまして現役引退を決意しました。中学から陸上を始めて多くの経験をする中で、いろんなことが台風のように過ぎ去って、今は台風の後のさわやかな風が吹いていると感じています。自分の中では完全燃焼して、さわやかな気持ちです。
 
--なぜ引退を決意したか
高橋 3月の名古屋国際後に、3大会連続出場を目標に掲げたころは、引退は思ってもいなかった。でも8月ぐらいから(米国)合宿で思うような走りができず、プロ高橋尚子として皆さんの前に自信を持って堂々と出場できるかというと不安で、10月になってもその気持ちは変わらなかった。ファンラン(楽しんで走る)のようになってしまうなら、いったん引退してから、再び楽しんで挑戦しようと思うようになった。
 
--きっかけは何か
高橋 足が痛いとか決定的な何かがあったわけではない。自分が納得いく走りができなくなった。精神的、肉体的にこれが限界なのかなと感じてきた。(レースに)出ればいいやという走りはしたくなかった。ただ(名古屋直後の)3月ごろに「そろそろ終わりかな」という感じでやめるよりも、「限界かな」というところまで挑戦できたことは、陸上人生に悔いなしと感じています。
 
--3大会全部でなければ、万全な状態でどこかで走れたのでは
高橋 大会に出場するには、気持ちも肉体もひとつステージを上げたところで練習し、そこから下がらないようにしなくてはならない。時間があっても東京は無理だった。それが大阪、名古屋と後に延ばしたとしても、その状態に自分を追い込んでいけるかと言えば、同じことの繰り返しになる。

--優勝しないとプロとしてダメという美学か
高橋 優勝を狙って、結果的に優勝じゃなかったというのはいいと思う。でもスタート地点に立つからには、やはり勝ちたいと思う。初めからもう無理だという気持ちであれば、退いた方がいいのかなと思った。
 
--チームQのスタッフにはどのように話したか
高橋 眠れない日が続いた8月の終わりに、ジョギングの最中に話したのが最初。その時は弱音を吐くような形で言った。その後、マネジャーに話した時に「もういいんじゃないの。良くやったよ」と声をかけていただき、ふっと体が軽くなった。チームのみんなからは、こういうふうにやってこられてうれしいと温かいメールをいただいた。
 
--アスリートの引き際をどう考えているか
高橋 引退は人それぞれだと思う。大きな偉業を達成して、華々しい中でやめられる方も素晴らしいと思うし、とことんやって完全燃焼で終わる人も、それぞれだと思う。自分としては、陸上が好きだということで続けてきた人生なので、こうやって完全燃焼できたことは納得がいっている。
 
--「40位でも走る」というのが完全燃焼では
高橋 私は試合も練習も同じ気持ちでやっている。今までは今日は完全燃焼、明日も完全燃焼としてやってきた。それが今日もダメ、明日もダメとなって、たまっていく。試合までの過程でも試合と同じような気持ちでやってきた。どこが完全燃焼なのかというのは、人それぞれの価値観や見解の違いだと思う。
 
--北京五輪は野口が欠場し、38歳のトメスクが優勝したが
高橋 野口さんの欠場はショックだった。ひと言声を掛けたいと思い、メールを書いたけど、アドレスが変わっていて、戻ってきてしまった。野口さんのことを考えると苦しい気持ちになった。38歳のトメスクさんが頑張ったことは素晴らしい。それで自分を奮い立たせようとしたが、立て直すことはできなかった。
 
--励みになった歌はあったか
高橋 支えてくれたのは、B’zの「UlTRA SOUL」。一番きつい練習の時、何回も聴いて、その歌詞に励まされました。
 
--小出義雄氏については
高橋 今あるのは小出監督が育ててくださったから。五輪で金メダルを取ったり、世界記録を出させてくださったりしたことは、とても大切な時間だったし、大切な方だった。でも、それ以降も自分のチームでたくさん学ぶことができた。自分の足で歩き、生きるという意味で、勉強させられた充実した3年間だった。たった4人のチームでもまとめていくのは難しいと思った。
 
--両親には話したか
高橋 一昨日、帰ってきてから夜に電話で話した。驚かないでほしいけどと言って話したら、本当に穏やかに「よく頑張ったね」と言ってくれた。
 
--一番の思い出は
高橋 振り返るとどこもいい思い出ばかり。アジア大会、五輪、ベルリンは大きな成果が出せて思い出深い。でも、自分の転機になったのは(マラソン)2回目の名古屋。成績を出せなかったらマラソンをやめようと思っていたので。
 
--マラソンをやって良かったことは
高橋 日本人として五輪に優勝することができて、女子選手でも2時間20分を切ることができるということを証明できた。それを機会に記録が伸びて、それを契機にプロではない多くのジョガーが増えてたことは良かったと思っている。
[2008年10月29日11時0分 紙面から]






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Hello from Istanbul with love

2008-10-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


There hold Istanbul Eurasia Marathon on 26th of Oct.

My darling dıd marathon very well,
finished by 2 hours 58 min and 29 seconds with 31st place of all male and 4th place of his age gruop(male of 35-39).
I am very proud of him.
He ran Belrin by 2 hours 54 mın on 28th of Sep,
ran Bucharest by 2 hours 46 mın on 12th of this month,
in total he ran 3 maratons in 4 weeks.

It rained very heavyly and was cold about 10 degrees during the all day long. Rain never stopped.
It continued raining until midnight....very hard condition to run.

I ran 15 km by 1 hour 8 min and 40 seconds.
It was not so good but my condition is like this.

One turkish guy helped me very well.
After passing 2 or 3 km, he ran with me and encouraged very much. He took some water and sponges for me and handed them.
I finished with him, then after finishing I found him without any numbers and chips.
He was a locul runner and just ran all the course like registered runners.



We met Haile, the world records holder of male by 2 hours 3 min and 59 sec, in Marathon Expo on Saturday. He was a special guest for Istanbul marathon.
We took photoes together,
My darling wore a tricou(=T-shirts) of Ro Club Marathon, shaked hands with him, and spoke of Ro Club Marathon.
We had his autograph on posters of Istanbul marathon.

Haile was always smiling and friendly inspıte of his hard schedule.
Many interviews were waiting him, many fans also were waiting him,
He really a star of all marathon runners!




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週末はイスタンブールマラソン

2008-10-22 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


今年で第30回記念大会、コースも一新されマラソンエキスポも新設。これをマイダーリンが見逃さないわけは無く、明日からイスタンブールに向かいます。イスタンブールはアジアとヨーロッパにまたがるトルコの玄関口、黒海からマルマラ海を経て地中海へと船出していく際の要所です。
 
上の写真はポストカードより、ボスフォラス海峡にかかる橋、アジアとヨーロッパを結んでいます。マラソンはアジア側をスタートし、直後にこの橋を渡ってヨーロッパ側の新市街・旧市街をくまなく廻り、そのまま中心部にゴール。

ブカレストからイスタンブールまで国際列車で20時間、こちらを正午に発つと翌朝に到着、寝台ワゴン車で行くととても快適な旅。3人用と6人用のコンパートメント、どちらも中から鍵がかかるので安心。いつも3人用のコンパートメント指定寝台を利用していますが、一人で独占できるときも多く、ちょっとしたホテル感覚です。個室には洗面台も電源もあるので、かなり快適。共同のシャワーも付いています。
 
それにしてもマイダーリン、マラソン遠征好き。今年だけでも、3月中旬に①フランス・クレルモンフェランでのベテランチャンピオンシップ、下旬に②モナコマラソン、4月中旬に③ブルガリアでバルカニック・クロスカントリー選手権、下旬から④ウィーン・シティマラソン、そして⑤フランス・ノルマンディーでのTPC。
 
5月中旬に⑥ハンガリーでの世界警察官対抗のマラソン選手権(これは職務免除で首都警察から派遣)、9月下旬に⑦ベルリン、かえって来てすぐにルーマニアの山へ遠征。で、10月下旬の⑧イスタンブール。国外遠征だけで8回。わたしは⑤・⑦と⑧に同行。
 
月末のイスタンブール遠征は、マイダーリン、労働組合から福利厚生費として100ユーロ支給を受けました。旅費にも足らないけれど、お小遣いです。食費かな。
 
そんなわけでマイダーリンの有給、年末まで後8日しか残っていません!今回のイスタンブール行きで少なくとも5日消化。というわけで、残3日。これでは年内日本訪問は無理です。行って帰るだけ、機中2泊現地ゼロ泊。う~ん・・・。




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新作、手作りワイン

2008-10-21 | ルーマニアのご馳走

 
我が家にもやって来ました、今年の新作、100%ナチュラルの手作りワイン。今の時期だけ味わうことの出来る「ムスト」(MUST)も一緒に。ムストとは、発酵前のワイン、ブドウの味がそのまま楽しめる葡萄ジュースのこと。ワインなどの自家醸造が認められているルーマニアならでは。
 
ラン仲間に何人か、田舎(出身地)でご両親が葡萄畑を持っていて、夏の間何度も帰省してしっかり葡萄の世話をし、9月中旬までに収穫し漬け込んだ、その産物をお友達ルートで味わうことが出来ます。
 
こちらのワイン&ムストはブカレスト市内に葡萄畑を持っている仲間から。リユースのペットボトル(DORNAは水のブランド)に入っているけど気にしない、気にしない~。みんな気軽にリユースしています。
 
どっちがムストでどっちがワイン?味わってみるともちろんすぐにわかります、ムストは自然の味でとっても甘い葡萄ジュース。右側のボトル、上のほうが少し泡立っています、これ発酵がこれから、という感じのムスト。
 
発酵が進むにつれ、「シュトルム」(発酵がすすみつつある濁り酒)と名を変えていきます。ムストもワインもワイン色で透明感がありますが、発酵しつつあるものは濁ってきます。この段階でも飲めるのですが、底のほうに沈殿物がたまり、その部分は飲まないほうがいいそうです。シュトルムは甘くて飲み易いけれど要注意、アルコールになりつつあるから。
 
葡萄を漬ける時期によって、ムスト・シュトルム・ワインを同時に味わうことが出来るのも、自家醸造ならでは。家内手作業で作っているのだから、大量の葡萄を一斉に漬け込むことのほうが大変。
 
100%ナチュラルの手作りワインはスーパーでは売っていないけれども、昔ながらの市場や田舎のロードサイドなどで農家の人が道端に並べて店出ししてくれています。いずれにせよ、リユースのペットボトルに入っていて、「ワシが作ったんだよ!」と胸を張っているおじちゃん&おばちゃんから買うのが一番。
 
保存料や添加物が一切入っていないので、だんだん味を変えていきます、次の年の葡萄の収穫が始まるころには、酸っぱくなってしまっていることも。美味しいものは美味しいときに味わうのが一番!それを届けてくれる友達にも感謝!!



ムストを手っ取り早く飲みたい方へ:
今の時期だけ、市内旧市街にある老舗レストラン「カル・ク・ベレ」のメニューにあるようです。赤ワインになる前のムスト。
「カル・ク・ベレ」Caru’cu Bere
Str.Stavropoleos 5, Bucuresti,
Tel (021)3137560
Open 8:00-24:00
Fri.Sat 8:00-2:00





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ルーマニア物産展から

2008-10-20 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
近くの公園での物産展。秋晴れに恵まれにぎわっていました。お散歩ジョギングでお出かけ、どれどれ。何があるかな?昨日のエントリーの続きです。
 


ルーマニア人に一番の人気はイコンかもしれません。ルーマニアの宗教、オルトドックス(=ルーマニア正教)はキリスト東方教会系、マリア像などの偶像崇拝ではなく宗教画を崇拝します。信心深いが多く、財布にミニサイズのイコン・カードを挟んでいたり、マイカーにも宗教画。オフィスや個人の部屋にも必ずと言っていいほど飾られているものです。
 


壁掛けサイズからこんなにアーティスティックな物まで。それぞれ聖書の教えが描かれているのです。卵の殻の中に描かれているふうですが、実際は両手に余るくらい大きいです。卵はイースターの象徴。
 
その季節には飾り卵がたくさん出回ります。本物の卵の殻に描かれたもの、または木製で卵形を作って外側に装飾したものなど。今回のイベントでは時期はずれなため出会いませんでした。
 


これも人気、ルーマニア民族衣装を着た人形。大小さまざま、顔の部分が塩ビ製と布製ではまったく表情が異なってくるけれども、衣装の可愛さは同じ。
 


男女ペアで、ルーマニアのフォークロアを演じてくれています。昨年春、日本からまたルーマニアに戻ってきたときにマイダーリンが買っておいてくれたわたしのお人形は、いまは日本に置いてあるので追って公開。

ほかに民族衣装やレース編みなど、手作り系の味のあるものが多いお土産です。呑み助の人にはまた追っていろんなアルコールを記事でご紹介!フードも。実際のところこの物産展で一番買い物客でにぎわっていたのは、フードコーナーでした。手作りナチュラル100%が一番美味しい!「食」もまたお土産のひとつ。
 
日本へのお土産は何がいいかなあ?旅先などで愛着を感じて自分のためにお土産を買うのと違って、何が喜ばれるかしら?いきなりふくろうのお面など、もらってもびっくりするだけだろうし。気に入ったものがあれば、早い目にお知らせくださいね! 
 
以前、記事にしていました、呑み助の人へのお土産はこちらかな?
女友達にはハーブティーやフルーツティ、ルーマニアの誇るアンチエンジング化粧品「ジェロビタール」や「アスラビタール」などなど。





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ルーマニアのお土産、いろいろ

2008-10-19 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
穏やかな秋晴れの続くブカレスト、市内の各地でイベント。中心部のピアッツア・ウニリ(=統一広場)では、大々的にフードフェスティバル(週末3日間開催)。食欲の秋ですでに胃袋いっぱい(=太り気味)のワタクシ、マドモワゼル、近くの公園をお散歩ジョギング、ルーマニアの物産展に出会いました。
 


昨夕のジョギングの時に、イブニング・コンサートの歌声に引き寄せられ見つけたこのイベント。日も暮れて少し肌寒い会場も若者・カップル・家族連れ・老夫婦など人で一杯。翌朝に再訪です。
 


観光地や地方都市のフェスティバルで見かけるようなルーマニアのお土産が所狭しと並んでいます。わたしが住む地区は観光客が訪れるところでもなく、外国人が多く住むところでもなく、地元の人向けのイベント。みんな手にとって楽しんでいます。
 


ルーマニアのお土産、代表格、陶器のお皿。「ceramică」といってワラキア地方(ルーマニア南部、ブカレストもここに属します)のホレズ焼をよく見かけます。
 


ハンガリー人の多く住むコロンド村由来の、「コロンド焼」はまた模様が異なります。
 


どこの家庭にもある大きな「木のスプーン」。お土産用には特に持ち手に彫り物。すべて手彫り。実用性も充分。日本の「しゃもじ」のような感じかなあ。
 


子供向けにはトルタ・ドルチェ、固焼きのクッキーでお土産に売っているものは可愛く模様が描かれています。



お菓子のお家のように仕上げられたものも。スーパーなどでは装飾なしの固焼きクッキーとして袋入りで並んでいます。
 


これは珍しい産物。ドナウ沿岸から、魚の燻製。わたしも初めて出会いました。かなり高価。ひとパック65レイ。
 


いろんな種類がある「Masca Populară」(=お面)、基本は麻糸で編まれています。カラフルな毛糸で色づけ。わたしの持っているフクロウは、自然の麻の香り。
 


手作り笛の種類もさまざま、シンプルな縦笛からオカリナ風のものまで。わたしの持っている縦笛、穴が4つしかありません。でもいろんな音が出ます。
 


織物も大小さまざま、ランチョンマット・サイズから脚拭きマットサイズ、お部屋に広げる大きなものまで。
 


少し長くなってきました、続きはまた次回。




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春までお休み

2008-10-18 | ルーマニア・ランニング事情


ブカレストでの大会は、12日のブカレストマラソンでシーズン終了。週末にヴァルチャでの大会があるはずでしたが、スポンサーが集まらず資金不足のため急遽中止になりました。昨年行われた第1回大会は、エントリー代からホテル宿泊費(3食付)まで無料の大判振る舞いでしたが、今年は残念!
 
後は、11月にナショナルチャンピオンシップのクロス。これは選手権なので、ルーマニア人のみです。個人戦と団体戦(4名)があります。クライオヴァにて。かの地には日本人ブロガーが居られるので、ぜひ一般人から見たルーマニアのマラソン大会をレポートしていただきたいです!
 
ほかに11月にアルバ・ユリアやブラショフで例年、クロスが開催されています。いずれにせよ電車なら泊りがけで行くことになります。これらの大会、ルーマニア陸連のサイトにも載っているけれども、近くになって急にキャンセルされる場合もあるので、要注意。
 
首都開催のランニング大会、次は、春になるようです。3月にインドアでの大会がありますがこれも選手権なので、ルーマニア人のみです。
 
というわけでブカレストのランニングシーンは、春までお休み。でも、ラン仲間は、雪が降ってもトレーニング!カルパチアン・ウルスのようにゆっくり冬眠できないようで。

昨夜、まとまった雨が降ったので今日の空気は冷たいです。天気はグー。そんなブカレストより。



追記(10/19):
>首都開催のランニング大会、次は、春になるようです。
とお伝えいたしましたが、今朝、マスターズ連盟の方に確認すると今年は12月に2大会、予定されています。
12月6日=Crosul Maş Nicorae(マスターズ連盟のラザール氏主催)
12月未定=Crosul Maş Craciun(Craciunはクリスマス、と言う意味です)


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王妃様の切手

2008-10-17 | ルーマニア・わたしの日常

 
昨日、王妃様の童話の作者として19世紀末にイギリスからルーマニア王室に嫁いだお姫さま、レジナ・マリアをご紹介したばかりで、今日はその方との出会いがありました!
 


たまたま郵便局に切手を買いに行ったら、窓口で出してくれたのがレジナ・マリアの肖像画の記念切手。ルーマニアの郵便切手記念日のもので、額面1レウです。「Regina Maria a României(1875-1938)」、切手の余白部分にも年代をたがえて肖像画がプリントされていて、その下には手書き文字の「Maria」、これってきっと、彼女自身のサイン!?
 
いま、ルーマニアの国内郵便は定形郵便、封書・はがきとも1レウ(現在約38円)。2006年は50バニ(1レウの半分)、昨年は80バニでした。2年間で実に倍に値上がり。ルーマニアのインフレを象徴しているかも。
 
でも、1レウ切手がこんなにきれいなお姫様なら、封書に貼って誰かに届けてみたいです。わたしはルーマニア国内宛のクリスマスカードに使う予定♪




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