ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2008年11月号目次

2008-11-30 | 目次


A table of contents:

2008-11-01 Spirit of the Marathon
2008-11-02 スタジアム、リニューアル
2008-11-03 日本と韓国、ランニングクラブ交流
2008-11-04 Joong Ang Seoul Marathon
2008-11-06 Hello from my hometown
2008-11-07 マイダーリンの来日予定
2008-11-09 ハーフの自己ワースト記録
2008-11-10 ブカレストの寒さ対策
2008-11-11 寒さ対策のおかげで・・・
2008-11-12 木枠の窓から
2008-11-13 WEATHER IS COLD, 7 DEGREES
2008-11-14 結婚式を陸上競技場で
2008-11-16 どこへ行ったか、遠い夢
2008-11-17 くじ運と42.195キロは平等
2008-11-18 花嫁を準備する
2008-11-19 ルーマニアから雪便り
2008-11-20 『マンマ・ミーア!』
2008-11-21 暖房を始めました
2008-11-22 ルーマニアワイン、発見
2008-11-24 マラソン翌日の雨
2008-11-26 ホノルルマラソン、招待選手
2008-11-27 まだ間に合う、ホノルルマラソン!
2008-11-28 クリスマスカードの年号は?
2008-11-29 親娘で紅葉狩り
2008-11-30 陸上競技場で結婚おめでとう


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陸上競技場で結婚おめでとう!

2008-11-30 | 日本でランニング

 
抜けるような青空、400mトラックの陸上競技場での結婚式。朝日も祝福してくれました。神父役のランの大先輩アイロンマンさんに導かれ、誓いの言葉を。
 


この式、10分もかからずに終わってしまいました、「さっさと済ませて七種競技に入りましょう!」~「陸上競技場で結婚式を挙げるのが夢」だったという新婦、本日の競技服装はミニ丈のウエディングドレス(ちょっと寒かったので黒タイツとコーディネートになってしまいましたが)。
 
そんな新婦の夢に、新郎も「普段出来ない競技をしよう。」と七種競技に賛成。きちんと陸上競技ルールブックに載っている得点方法で、七種目の点数を積み重ねていきます。そう、ここは公認の競技場、「パン食い競争」などは禁止、運動会ならグラウンドでやってください、という趣旨は当然のこと。
 


けれどもミニ丈の白装束で駆け回る新婦の姿を見て、不審(?)に思った競技場管理人の人が何度も見に来ます。大丈夫かな、怒られないかな・・・?「何をやっているのかと思ったよ、結婚式!ほほえましいね、そんなことなら事前に言ってくれたら何かこちらでも用意したのにね。」と暖かく見守ってくださいました。
 
午前中の2時間半で七種目をこなすのは時間的に難しいかな、と心配していましたが、新郎新婦の若い仲間たちは陸上競技経験者が多く、記録計測もてきぱきと交代しながらやってくれます。
 
走り幅跳びの記録を計測するとき、「記録、3m45!」などと、きちんと「記録」と先に読み上げる姿も審判らしく決まっています。私だったら、「え~っと、3m45くらいかなあ。」なんて言ってしまいそう。
 


短距離走(100mと400m)の計測も、少ない人数でどのレーンを計測する、と決めてちゃんととってくれます。20名以上が走った1500mでも、わずか4人で計測。学生時代に慣れている人たちでないと、こんなふうにはいかないです。上の写真、観覧席ではありません、ゴール横にある記録計測席。
 
計測をすっかり若い人たちに任せ、ワタクシ・マドモワゼル、七種目制覇。合計得点は1000点余り。ちなみに七種競技の日本記録は中田有紀選手、5962点(2004年6月)。いや、こんなところでトップ選手と張り合っているわけではありません、たとえヘタッピーでもおなじトラック&フィールドで楽しめる陸上競技、やっぱり大好き!

集まったみんなのおめでとうの気持ちと、陸上競技好きな気持ちが一つになった結婚式でした。末永くお幸せに!

(おまけの写真) 


上の写真、とても上手に撮っていただきました、マドモワゼルの槍投げシーン、photo by アイロンマンさん。投げているように見えるではありませんか!!


ご案内:
この結婚式の様子は、次の日曜日12月7日のKBS京都放送・毎週日曜日午後3時10分「Let’s Run !」(番組「みんながメダリスト」内)で紹介されます。番組担当のわかちゃんが直接取材に来てくださいました。

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親娘で紅葉狩り

2008-11-29 | 日本のいろいろ


夏に一時帰国したときには、体調不良を訴えていた母も、いまでは元気を取り戻しました。3年ぶりにどこか温泉旅行でも行きたいね、と言い出すほど、気力も回復。足元がふらつくと言っていたのでローズちゃんをプレゼントしましたが、この月帰宅してみると玄関先でカバーをかぶっています。そのうち、狭い玄関で邪魔になるから、と物入れにしまい込んでしまいました。
 


さあ、どこへ行こうかな?ひとまず大阪のもみじの名所、箕面公園までお出かけ。木枯らしが吹かないうちに、紅葉見物。

夏に精密検査したときには、海馬にごくわずかの異常が見られる、と診断された母ですが、今はその歳なりのすごし方をしています。そして「あと、10年くらいは生きたい。」と。10年先まで見るようになったこと、良かった良かった~です。



「うちのお母さん、あと10年くらいは行きたいって言い出した。夏には元気なかったのにね。」とマイダーリンに伝えたら、「良かったね、もっと生きてもらおう。100歳でもいいよ。」と。「ヒロコのお母さんは、人生の最後のとき。この期間、ヒロコのヘルプが必要。」と私が日本で過ごすことを認めてくれているダーリンです。
 
寒波のやってきたルーマニア、黄色に色づいていたブカレストの公園の木々も葉っぱを落としました。かの地の紅葉は、ほとんどが黄色の葉。ニッポンの赤い葉っぱ、ルーマニアへお届け~。

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クリスマスカードの年号は?

2008-11-28 | 日本のいろいろ


そろそろ恒例のクリスマスカードの準備を。船便の受付(クリスマスまでに届けるため、この時期だけ受付締め切りがあります)はほとんどが10月中に終わっているけれど、航空便なら1週間~10日で届きます。プレゼントの小包は、どこの郵便局でもごった返すので航空便でも1ヶ月近くかかったことあり、要注意。
 
もう一つ要注意なのが、クリスマスカードの年号。日本だと、今年のクリスマスは2008年のクリスマス、だから「Merry Christmas!2008」と書くのが普通ですが、海外宛には「Merry Christmas!2009」~外国ではクリスマスカードは新年のご挨拶も兼ねています。12月にはいる前から立てられるクリスマスツリーも、新年を迎えても飾られています。
 
というわけで「Merry Christmas and a Happy New Year!2009」、この書き方なら納得。私、最初気付かなくて日本式に書いていました。ところが海外から届くカードには次の年の年号が書かれていて、やっと気付いたのです。経験から学ぶクリスマスカードのマナーでした~。



 
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まだ間に合う、ホノルルマラソン!

2008-11-27 | 日本のいろいろ

 
ホノルルからの直メールを貰ったりしたので、気分はアロ~ハ~。エントリーは現地で前日まで出来ます。問題は交通の便。日本も島国、ホノルルも海の上、バスを乗り継いだり、とか、鉄道の旅はありえないのが玉にキズ。ツアーは完売だけど、日本から飛んでいく便は?
 
あれれ?JALでもけっこう直前まで空いています。今日調べたら、金曜日出発の便でも空席あり。ホテルは?まだ空いています。まさか、『予約にすすむ』ボタンをクリックしなかったでしょうね~勇気ある決断、しませんでした。第一、今、走れる状態ではないし。(もし走れる状態であれば、とんで行くかも?!)
 
2003年に実際に訪れてみるまでは、傲慢&モノ知らずで「ホノルルなんて・・」と思っていた節あり。行って見るとその名のとおり楽園でした。現地にロコの友達も出来て、ランニングって世界が広がっていくんだな~と思ったのがこの海外体験。



今年は無理だけど、今しばらくは無理そうだけど、またいつか訪ねてみたい!




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ホノルルマラソン、招待選手

2008-11-25 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


非公式ですが、来月のホノルルマラソンのエリートフィールド(招待選手)のリストをいただきました。昨年のホノルル女子4位(2時間43分21秒)だった日本の吉田香織がペースメーカーとして登録されています。今年の名古屋で2時間30分、これが彼女の自己ベスト。日本の選手も、海外の大会でペースメーカーを務めることもあるのですね~。
 
もちろんこのマラソンも、海外レースのご多分に漏れず賞金レース。エリート選手たちがしのぎを削っています。暑いところで行われるので、記録的には期待できないのが残念。
 
でも、一般参加ランナーは、あまりレースの動向は気にしないかな?12月、木枯らしの吹き始めた日本からひとっ飛び、誰もをアロハスピリットで迎えてくれるホノルル。マラソンブームに乗って、ツアーも完売。行きたくても行けないかなあ~。
 
今年の招待選手リストはこちら。

Men /Athlete /Country /PR /Place/Year

1 Jimmy Muindi /Kenya /2:07:50 /Rotterdam 2005
2 Stephen Njoroge Kinyanjui /Kenya /Debut
3 Joseph Mutiso Wambua /Kenya /2:10:33 Dubai 2007
4 Pius Muasa Mutuku /Kenya /Debut
5 Samuel Mwangi Gichohi /Kenya /(Pacesetter) /NA
6 Hailu Negussie /Ethiopia /2:08:16 /Hofu 2002
7 Halefom Abebe /Ethiopia /2:13:12 /Hofu 2004
8 Patrick Ivuti /Kenya /2:07:46 /Chicago 2005
9 Laban Moiben /Kenya /2:13:30 /San Diego 2008

Women /Athlete /Country /PR /Place/Year

1 Alevtina Biktimirova /Russia /2:25:12 /Frankfurt 2005
2 Kiyoko Shimahara /Japan /2:26:14 /Sapporo 2005
3 Lyubov Morgunova /Russia /2:25:12 /Rotterdam 2008
4 Olesya Nurgalieva /Russia /2:27:38 /Frankfurt 2008
5 Elena Nurgalieva /Russia /2:29:49 /Frankfurt 2004
6 Kaori Yoshida /Japan /(Pacesetter) /2:30:58 /Nagoya 2008
7 Olga Romanova /Russia /(Pacesetter)
8 Alice Timbilili /Kenya /2:26:45 /Paris 2008
9 Margaret Okayo /Kenya /2:20:43 /Boston 2002




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マラソン翌日の雨

2008-11-24 | 日本でランニング
今朝から冷たい雨が断続的に降りしきり、気温も下がってきています。今日がマラソンの日でなくて良かった、と、思うことしきり。そう、昨日はここらあたりでは一番人気の福知山マラソンの日。
 
自分が走らなくてもやっぱりコースコンディションは気になります。週末2日間が仕事だったので応援にも行けなかったけれど、きのうの天気はちょっと暖かいくらいかな、と思える快晴でした。
 
1万人のランナーに1万通りのストーリー。1万通りのフィニッシュ、といかないところが42キロのマラソン。そんな中でこの知らせ。

>この10年間で22回のタイムは全て3時間16分~3時間48分に納まっています。
すごいです、今年のシーズン中に還暦を迎える予定のこの方。

>ぼちぼちしかやらないから、速くならないけど、だから、いつまでもやっている。
と、この名言の方。

私の場合、この10年間でもうちょっとたくさん本数は走ったけれど、2時間54分~4時間24分。今年は4時間台を2連発。いつまでも走り続けたいけれど、制限時間内にゴールするためにはある程度の走力が必要。今はそれを維持するのが難しくなってきている状況。う~ん。
 
そんなふうなので、このシーズン、視覚障害者ランナーさんのレースでの伴走もお引き受けできなくなってしまいました。以前フルを伴走したことのある彼女ですが、ハーフで1時間50分切りを目指す彼女のレースでの伴走には、スピードも必要。

わたしの絶不調は長いです。今月、ハーフを2本走ったのですが、2本とも1時間48分。1本目は、長居で土曜日に5キロを走った翌日だったので、疲れているのかな、と思っていたのですが、その翌週も、1時間48分。

まったく脚が空回りして、走るフォームになっていかないのです。その場でもがいている感じ。ペースも定まらず、キロ5分で走り始めてもじりじりと落ちていくのです。ハーフで1時間30分を切るくらいでないと、レースで彼女の伴走は出来ないです。今年はとても無理なよう。

復調の兆し無し・・・長いトンネルです~体調、狂い始めるとなかなか戻りません。

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ルーマニアワイン、発見

2008-11-22 | ルーマニアを想うとき


ボジョレー・ヌーボーが解禁(11/20)になったこの週末、お気に入りの輸入食品のお店でルーマニアワインを初めて見かけました。棚の中で目立ちやすいように目の高さに陳列、ポップがついているのはいいけれど、この国旗~左から「黒・黄・赤」はベルギーですよぉ~。ルーマニア国旗は~左から「青・黄・赤」!
 
さっそく手にとって見てみました。ラベルの説明書きによると、ブカレスト北西140キロのワインの産地からのもの。お値段1227円。とても手頃です、飲んでみようかな?

が・・・ルーマニアでいつも飲んでいるテーブルワインは、ワンボトル10~15レイくらいのもの。今、100円=3レイ(ご多分に漏れずとても円高です)くらいなので、このワイン、いつものブカレストの食卓に並ぶワインの4倍以上します・・・、高級品かな?
 
ルーマニアでワンボトル330円、と言っても侮るなかれ、良質の天然水と自然栽培のぶどうに恵まれて、ルーマニアのワインは本当に美味しいです。ワイン飲むならルーマニアで~(というわけで、このボトルを持ってレジに並ぶことはありませんでした・・・)



クリスマス・デコレーションが街のあちこちに。私もそろそろクリスマスの準備。




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暖房を始めました

2008-11-21 | 日本のいろいろ
きゅうに寒波がやってきて、昨朝からファンヒーターを使い始めました。朝、起きたときのキッチンの気温、10℃。暖房を使っても許される温度。
 
昨日から寒くなってきていたのだけれど、例年大阪の実家で暖房具を使い始めるのは12月に入ってから。「まだ11月だし。」と昨夜は電気座布団だけで我慢していたのです。1月並みの冷え込みだそうで、今年は寒くなるのが早いな~。
 
ブカレストはもっと冷え込んでいます。週末には最高気温が5℃に満たない日がやってきそうです。でも家の中はカロリフェールでぽかぽか。

去年12月、我が家にホームスティにやってきたルーマニア人、「大阪はブカレストよりもずっと暖かいよ。でも、ヒロコの家は寒い。」~無理もないです、我が家は純和風、紙と木の家。和式の生活を体験してもらおうと畳の座敷へご案内、ここは襖と障子の部屋で、上部の欄間は透かし彫り。つまりすきま風だらけ。家を完璧に外気温から密封し、室内を暖かく保つルーマニア様式とは勝手が異なるようで。

それに日本の暖房は一部屋ごとに暖房具を使うのが普通。暖房してあるリビングから、奥座敷へすすむととても寒く感じるのです。ルーマニアではカロリフェールで全室暖房、一歩家の中に入ると、薄着でリラックスして過ごせます。
 
でも、あまりにも室内を暖かく保ちすぎると、外へ出たときがうんと寒い!この温度差が身体に悪そう。地球環境のためにもカーボンマネジメントを、などなど理由をつけて、我が家は暖房費を節約、かな。


 

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『マンマ・ミーア!』

2008-11-20 | 日本のいろいろ


見て来ました、『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)。全世界各地で上演され、観客動員数は3,000万人以上といわれる大ヒットミュージカル、日本でも今でも劇団四季によりロングラン公演中。そのブロードウェイ・ミュージカルの映画化。

ミュージカルのための書き下ろし曲ではなく、ABBAの既存のヒットナンバーを並べて構成されたストーリーがハッピーエンドにつながっていきます。主演のメリル・ストリープがとてもお茶目。「マディソン郡の橋」のイメージが強かったので、メリルがミュージカル?なんて思いましたが、メリル演じる母親ドナの二人の親友たちとトリオで歌とダンスは最高!



エーゲ海に浮かぶ小島でペンションを営む母親のドナ、女手一つで一人娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)を育ててきました。「わたしのお父さんは誰なの?一緒にバージンロードを歩くのは誰?」、ドナの若かりし頃の日記を垣間見たソフィは、お父さんである可能性のある3人の男性を結婚式に招待します。でもこのことはお母さんには内緒。

さあ、3人がやって来ました。ドナの親友の2人の女性もやってきます。明日は結婚式、独身最後の夜はどんなダンスパーティ?いつまでも一緒に踊り明かしたい気分になれる映画。文句なしに楽しめる、わたしはこんな映画が大好き!



写真はこちらからお借りしています。
公式サイトはこちら
私は国外で見ること出来ましたが、日本公開は来年1月から。




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