ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ロシアビザ取得

2010-08-13 | 日本のいろいろ

 
ビザ申請から待つこと2週間、再びロシア総領事館に出向きました。いよいよビザが発給されるのです。パスポートを預けてあるので、そこにビザが作成されて返却されるはず。ビザの受け付け時間帯の終わりの頃に行くと、誰もいなくて待たされることもなくすんなり。申請の時にもらっていた預かり証のような紙切れを渡すとすぐにパスポートを出してくれました。内容確認もオッケー。にっこり笑って「スパシーバ」、これ、私が唯一知っているロシア語、「ありがとう」。
 


気を良くしたワタクシ、マドモワゼル、すっかり観光旅行気分になり記念撮影をしたくなりました。敷地内は絶対にダメそうなので、領事館の門を出たところで警備にあたっている大阪府警の警察官さんに確認、「ここって、写真をとってもいいですか?」~「別にかまいませんよ、外からなら。」、せっかくなので国旗の掲げられている建物を撮影。
 


「看板も撮ってもいいですか。」~「別にいいですよ。」、そしてこのロシア語で書かれた看板を撮影。
 


「執務時間の案内も撮ってもいいですか。」~「別にいいですよ。でもその時間、変わっていますよ。」、この看板によると査証受付時間は午前中の9時30分から12時30分、実際は午後2時から4時。電話で確認済みなので、私も間違えません。

警察官さん、さらに説明してくれました、午前中の9時30分から12時30分というのは在日ロシア人のパスポート切り替え申請など、在日ロシア人の時間に充てられているとのこと。混み合っていなければビザの受け付けもしてくれるときがあるけれど、たいていは混んでいて「午後2時から来て下さい。」と追い返されることも多いそうで。大阪府警の警察官さん、こんな説明もしてくれるなんて、丁寧な方でした。もちろんお仕事中ですので、彼が気に入ったからと言って彼の写真を撮らせてもらうことはありません。
 


用事を済ませて総領事館を後に。角を曲がろうとしたところで、こんな看板発見。『静穏保持法指定地域~「外国公館等周辺地域」につき違法な拡声器等の使用は法律により罰せられます。外務省』、初めて知りました、このような法律。でもあってしかるべきかな。
 

(ロシア総領事館が見えるところの角にあるポリボックス)

が、この看板を撮ったりしてうろうろしていると、その向かいの交番からお巡りさんが出てきて「どうされましたか?」と声を掛けられてしまいました。別にこちとら怪しいものじゃありません、ビザを申請に来てこの法律を初めて知ったので、覚えておきたいから写真に撮っていると説明。
 
「ロシアに行かれるんですか?」と今度はお巡りさんから四方山話。「9月にマラソンを走りに行きます。」、「何というマラソンですか?」~「Moscow International Peace Marathon、モスクワ国際平和マラソンと言います。」、「日本からたくさん行くんですか?」~「いやあ?よくわからないけれど、団体ツアーは無いんじゃないでしょうか?私は個人で行きます。」、「お一人ですか?」~「いいえ、ルーマニアから友人たちと一緒です。」、「はあ??ルーマニアですか??」といよいよ話せば長くなりそうな立ち話。
 
「総領事館の警備まで大阪府警がやっているなんて、お勤めご苦労さまです。うちの主人も警察官ですが、こんな仕事があるなんて知りませんでした。」~「え?大阪府警ですか?」、「いいえ、ルーマニアの警察官です。」、あ~しまったぁ~、余計に話が長くなる==。暑い中、職務に忠実な警察官に最敬礼をして、その場を後にしました、とさ。
 
モスクワ国際平和マラソン:
モスクワ赤の広場・ポクロフスキー聖堂をはじめとする聖ワシリー寺院(タマネギ形で有名な屋根の建物)の裏手、モスクヴォレツ橋をスタート地点に、現地時間9月12日12:00(正午)にスタート。


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑